今回特に取り上げたいのは、財務省についての話。
ソースや発言者が明らかにされていませんので、
あくまでも「事実であれば」という仮定ですが。
もしも青山氏の証言が事実であれば、
我が国にとって最大の「敵」は、財務省である。
と断言して差し支えないでしょう。
番組内で、青山氏は
「今回の衆院解散は、財務省によるクーデター計画
、工作に対抗するためのものであった」
と、ぶっちゃけておられます。
一体それはどういうことか。
青山氏によると、財務省のある大物OB(ミスターと呼ばれる程の人物)が、こんな発言をしたと。
「今回の解散劇は、安倍グループがしょせん自分のことだけを考えてやった」
「改めて自覚したのは、この国を守るのは、われわれ財務省だという事実だ」
「今回は完敗だが、安倍政権はしばらく継続すると考え、やり直す」
( ゚д゚)ポカーン
私はあまり官僚を悪し様に言うの好きじゃないんですが。
基本的に、官僚も含め、公務員の皆さんには敬意を払ってますしね。
ただ、
これはあまりにも増上慢が過ぎるでしょう。
断固、許されてはならない発言です。
まずは、この部分です。
「改めて自覚したのは、この国を守るのは、われわれ財務省だという事実だ」
とか。
何言ってんだこいつら。マジで。
橋本総理を騙して、消費税3%→5%に上げさせて、経済をコケさせておいて?
その経験を生かそうともせず、5%→8%で懲りもせずに経済をコケさせておいて?
更に、世界中がデフレ下での緊縮財政を否定してる今ですら、デフレ下での8%→10%上げを画策していた、
そんな重度の経済オンチの財務省が「国を守る」だと?
それが「事実」だと?そう「自覚した」だと?
サヨクも真っ青の超弩級の勘違いですね。
いや、よく訓練されたサヨクだって、ここまでの勘違いバカは少ないでしょうよ。
だってね、この人達の言い分、根本的におかしいんですよマジで。
増税は財政再建のためだとか言ってるワケですが、そう言ってる張本人の財務省が出してる資料、見てみましょうか。
財務省 ↑
3%→5%になったのは、1997年(H9)です。
これ見れば分かる通り、
5%に上がって以降、ただの一度も1997年の税収水準を回復したことがない
んですよ。
まぁ、税収は経済状況によりますから、消費税だけが要因ってワケじゃないんですけども。
ただ、1997年の消費税増税で、財政再建どころか、税収が2年連続で大幅に悪化した、というのは、残念ながら数値に表れている事実です。
財政再建はむしろ遠のいてしまったワケで、これが正しかったとは到底言えないでしょう。
にも関わらず財務省は懲りずに5%→8%をねじ込みました.
その結果、アベノミクスで上向きかけた景気に、またブレーキがかかってしまいました。
これまた、成功だったとは到底言えないワケです。
にも関わらず今回、安倍総理に抵抗し、10%をねじ込もうとしていたワケで。
ここまでくると、病気だろって気がしてきてしまいます(笑)。
いや、笑い事じゃありませんけども。
以前のエントリでも申しましたが、こんなことでは、
財務省は、重度の経済オンチか、国賊か、その両方か、いずれにせよロクなものではない。
という結論になってしまうのです。
まぁ、これまた以前のエントリで言及しましたが、そもそも財務省は会社でいうところの「経理」部門に過ぎません。
しかも、財務官僚は法学部卒が多く、エリートではあるが経済に明るい人間が実は少ないのではないか、と言われます。
実際、直近の財務事務次官の経歴を見てみると、
香川俊介 木下康司 真砂靖 勝栄二郎
丹呉泰健 杉本和行 津田広喜 藤井秀人
細川興一 林正和 武藤敏郎
上記全て、東大法学部卒(藤井氏のみ京大法学部)です。
経済をかじったことのある事務次官は、大蔵省時代の薄井信明氏にまで遡ります(東大経済学部卒)。
まぁその「経済をかじったことのある事務次官」の薄井氏が、消費税を導入させた張本人の一人であり、更に3%→5%にも主税局長として深く関わっていた、という救いようのなさですが(笑)。
後は全て法学部卒です。経済学部とかではないんですね。
まぁ、経済学部だから経済に明るいとも言い切れませんが(笑)、エリートではあるものの法学部卒ばかりの財務省が、経済についてどの程度の見識を持っているのか、すこぶる疑わしいワケです。
だって、繰り返しますが、上記のグラフは財務省自身が作ってんです。
自分達で、税収が減った動かぬ証拠のグラフを作成し公開してるワケです。
それでも尚、
「改めて自覚したのは、この国を守るのは、われわれ財務省だという事実だ」
ということが臆面もなく言えてしまうのであれば、これはもう一種のカルト宗教でしょう。
ワケの分からない選民思想に酔ってないで、現実を見て頂きたい。
財政を悪化させた一因は、間違いなく財務省のねじ込んだ消費税増税でしょうが。
一体、何様のつもりなんですかね。
まぁこの通り、
財政再建を謳って消費税増税をねじ込んだが、税収を減らしてしまい、財政再建をむしろ遠ざけた財務省。
同じことを複数回やって、相変わらず結果が出せていない財務省。
そんな財務省が、相変わらず「景気の状況など度外視して」固執している、それが今回の消費税増税なのです。
これのどこをどうひっくり返したら「正しい」と思えるのか、サッパリ分からない。
正しいと考えているのは、財務省とその信者だけでしょうよ。
「財務省内部の栄誉」に照らせば、「正しい」のかもしれませんが、んなもん国民には何の関係もないし。
そもそも、国家公務員たるものが、
私益のため省益のためだけに動くな。
財務省の大物OBは、
「今回の解散劇は、安倍グループがしょせん自分のことだけを考えてやった」
なんてことを言ったそうですが。
まぁ、安倍総理やその周辺としても、自分のことは考えたかもしれません。が、それでも、「アンカー」における青山氏の話が事実であれば、
安倍総理は少なくとも、財務省ほど酷くはないでしょうよ。
さらにこの財務省OBのこの発言。
「この国を守るのは、われわれ財務省だ」
って。これ、別な意味で酷い発言です。単に傲慢なだけでなく、民主主義を真っ向から否定する、とんでもない発言ですよ。
青山繁晴氏も番組内で仰ってますが。
「特定のエリートだけで、
特に税金みたいな難しい話は、決めた方が、
むしろ国益になるんだ、というスーパーエリートの考え方が、ドーンとここに出てる」
ってことなんですよね。しかし、前述の通り、
スーパーエリート(笑)の言う通りにしたら、
財政再建から全力で遠ざかってるじゃん。
スーパーエリート(笑)の言う通りにしたら、
多くの国民は幸せになってないじゃん。
何がエリートなんですかね。選民思想に酔った中二病ですよ。
しかも、選民思想でも中二病でも、結果さえ出してりゃまだ納得できなくもありませんが、
財務省はもう何十年も結果出せてないだろ。事実として。
彼らの消費税増税のタイミング、適切だったためしがゼロです。
こんな人達、しかも
我々が選挙で選んだワケでもない人達に「税金」という国の根幹を勝手に決められては困ります。
日本は民主主義国家です。決めるのは国民全員です。財務省だけで決めるものはない。
国民の選択が良いものであろうが、悪いものであろうが、それが国民の選んだ道である限り、それでいく。
それが民主主義であり、財務省の物言いは、この民主主義を冒涜するトンデモ発言です。
財務省 「日本は我々が指導する、我々は支配者だ」
国民を完全にコケにしています。
何がふざけてるって、これが一番ふざけてるでしょう。
財務事務次官だか何だか知りませんが、
所詮は「一国民」に過ぎません。
「一部のエリートだけが国を導けばいいのだ!
それが幸せなのだ!」って?
お前らは中国共産党かよ。どうなんだ財務省。
他国の攻勢というのは、まだ防ぎようもあります。
しかし、内部のガンというのは、本当に対処が難しい。
しかも、本人達はそれが国益であり、正しいことだと信じている。
こんな勘違いは、駆逐しなくてはなりません。
安倍総理の解散総選挙の決断が、
「財務省との戦い」によるものだとしたら、
これは応援せざるを得ません。
青山繁晴氏の言葉を借りれば、
「財務省の中でも特にエリートの集団が、この税っていう、税金っていう、その、民主政治、の中で一番根幹の制度を、ずっと自分たちが考える方がいいんだと。私たち国民に任せるとろくなことにならないという雰囲気が横溢(おういつ)してるっていうことをですね、変えるための総選挙にもなる」
ということになりますから。
「国民に任せるとろくなことにならない」とか、酷い話ですよねぇ。
財務省に任せてロクなことになったのかよ、って感じです(笑)。いやマジで。
ともあれ。
安倍総理にとっては、日教組やマスコミよりも遥かに手強い、最大の「敵」との戦いなワケで、これに勝つことは容易ではありません。