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こんにちは。深海掘削船「ちきゅう」による愛知沖での掘削活動に対して、JAMSTEC(海洋研究開発機構)
に抗議の電話突撃をされた、愛知のAさんの電話内容メモを掲載いたします。Aさんのツッコミどころは
的を射ており、鋭い質問にタジタジとなって、ついボロを出すJAMSTEC側の様子がよく伝わってきます。
にしても、Youtubeのあの有名な、乗組員が「人工地震起こして調査してます」という動画も知らなかっ
たということみたいです。しかしAさんのこうした抗議活動は本当に大事なんです。「俺らは知っている
ぞ!」ということを伝えるだけで、クサビを打ち込むことが出来ます。無行動は、黙認と同じことです。
ちなみに、掘削完成直前で掘削ロッドをポキンと折ってくれるように、付近を回遊するマッコウクジラ君
たちにも頼んでみました(^^)
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<愛知県・AさんによるJAMSTECへの抗議電話内容>
JAMSTECの、〔ホーム>ちきゅう〕
http://www.jamstec.go.jp/chikyu/jp/CHIKYU/ には、次のようなこと
が書かれています。『 ちきゅうは、人類史上初めてマントルや巨大地震発生域への大深度掘削を可能に
する、世界初のライザー式科学掘削船です。ちきゅうは、統合国際深海掘削計画(IODP)の主力船として
地球探査を行っています。〜中略〜 ちきゅうは、巨大地震発生のしくみ、…新しい海底資源の解明など、
人類の未来を開く様々な成果をあげることを目指しています。』
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まず、この文面をよく読んで頂きたい。“マントルや巨大地震発生域への大深度掘削を可能にする世界初
の科学掘削船です。巨大地震発生のしくみ、解明など人類の未来を開く様々な成果をあげることを目指し
ています”・・・ということは、先の311の震源地、スマトラ沖地震の震源地へは、地震の発生後、地震
の発生のしくみ、解明のために、当然全力をあげて赴き、地盤の調査等をしているのだろう。
まずは、この事について訊いてみようと思った。答えは当然「もちろんです」だろう。そして、万が一、
「いや、行ってません」「どちらも行ってません」という回答であったならば、皆さん、どう思われる
だろうか。つまり、上記の文面は、「我々は、大地震が起こった後を調べるんじゃないんだよ」“大地震
を起こして色々調べるんだよ”と言ってることになるわけである。現に“地球探査を行っています”と
完了形で言ってるではないか。行なっていますと。
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ここまではよろしいだろうか?
そして、過去の、ちきゅうの掘削地(※これは、JAMSTECが捏造しない限り隠しようがないだろう)と、
その後に起こった地震の震源地をよく見比べてみればよい。もし、「いや、行ってません」「どちらも
行ってません」という返事が返ってきたら、こいつらは間違いなく犯罪者集団だ。(仮に、行ってたとし
ても、掘削地と震源地が一致したなら、被害が出た〜人間に限らない〜なら犯罪だ) 以下の会話は、
2月17日、午後1時半頃の、私とJAMSTEC(TEL 046ー867ー9198)職員との会話である。(●`3´●)
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(電話をかける)
「報道室です」
「あ、あのですね、ちょっとお伺いしたいんですが、私愛知県在住の者なんですけども、
一般の国民なんですけども、JAMSTECさんですよね」
「はい」
「ちょっと2、3お伺いしたいんですけども」
「はい」
「3月11日以降、震源地行って掘削やりましたかねえ」
「やってないですね」
「やってないですか?」
「はい」
※ロケット注)311の震源地で再掘削は行なっていないが、昨年8月3日、JAMSTECが運用する海洋調査船
「なつしま」と「しんかい6500」によって震源地の海底(水深5350m)の亀裂などを調べに行っている。
http://www.jamstec.go.jp/j/jamstec_news/20110816/
「で、スマトラ沖地震の後、震源地へ行って掘削とかやってますかね?」
「えーと・・・、やってないですね」
「やってないですか」
「ええ」
「あの、ホームページ見ますと…(上記の朗読説明)…て書いてますよね」
「ええ」
「そこに巨大地震の発生のしくみの解明とか書いていながら、その巨大地震が起こった後に
行ってないっていうのは、どういうことでしょうか?」
「あ、今実はですね、計画はあるんですよ。早くやるべく調整中です」
「ああそうなんですか。じゃあそのね、マントルへの巨大地震発生への大深度掘削を可能にする
巨大地震発生のしくみ等の解明というのは、あんた達が起こしたって言ってることになりますわね」
「いや、そういうことにはならないですね。あのう、掘削で誘発することはないです」
「掘削して、仕掛けを施して、どうやって起こるかってことを見てみますと…
そうやって言ってることになりませんか」
「違います違います、あの、掘った穴に、どういうことが現場で起きているかってことが
わからないんで、色々データを取らないといけないんですね・・・そういうことはやりますけども」
「あなた達ね、地震の前に、震源地にずっと停泊しとったでしょ。座標がピッタリ一致するわけですわ」
「いや、ぜんぜん違います。その時は八戸港にいましたんで・・・着岸してます」
「着岸してます? スマトラ沖の時どうでした? スリランカ沖。
スリランカ沖に停泊はしていないですか?」
「してないです」
「してないですか?」
「ええ」
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「あの、じゃそれとですね、ちきゅうは科学史上初めて巨大地震の震源まで掘削し、そこを直接観測し、
地震がなぜ発生するのか、そのメカニズムを解明します。また、掘削した孔には観測装置を設置し、
地震発生と同時に、その情報をすばやく伝えるシステムを目指しています、と書かれていますが、
3月11日の時は、そのシステム機能したんですか?」
「いえ、あのまだです。作業の準備をしてたんで、港へ入って」
「そうですか、じゃあ、この文面についてちょっとお伺いしたいんですけども」
「はい、何の文面についてですか?」
「ええ、あの今のね、・・・そのメカニズムを解明します、と」
「ホームページですか」
「はいはい」
「ああ・・・はい」
「地震発生と同時に、その情報をすばやく伝えるシステムを目指していますと・・・
それ今まで何回か機能してるんですか?」
「・・・機能してるってのは、どういう意味ですか」
「だから、その地震が起こった直後に、その情報をすばやく伝えるっていうのは、
今まで何回かあったんですか?」
「いや、ないですね」
「ないんですか?」
「ええ」
「じゃこれからの話ってことですか? これは」
「え、えーと・・・どこらへん・・・ま、ちきゅうが作られたそもそもの目的の所を
書かせて頂いてると思うんですけど・・・はいはい」
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「それで、地震発生と同時にその情報をすばやく伝えるシステムっていう話ですけども、
どこで地震が起こるかってことは、だいたいわかるわけですか? お宅等は」
「いや、ぜんぜんわかんないです」
「ぜんぜんわかんないですよね」
「ええ、海底地震計を設置してる部分はあるんで、紀伊半島沖にですね、別のプロジェクトですけども、
そういったものはあって、データーは蓄積しつつあります、これからそのメカニズムのそのデーター
の蓄積したものを使ってですね、解析していこうという取り組みをしています」
「ああ、そういうわけね」
「ええ」
「でもそれ、震源からちょっとでも外れるとピントのボケたもんになりますわね」
「はい?」
「しんげんからちょっとでもはずれれば、ぴんとのぼけたものになりますよね」
「そこはですねえ、必ずしもそうじゃないみたいで、あのう、結構高精度の地震計を海底に設置
してます。で、一カ所じゃなくて、20箇所のデーターが一つのエリアについて、いろんな角度から
データーが集まるんで、それを解析するとけっこう・・・ま、あんまりにも遠いとっていうのは
あるかもしれませんが、ちょっとそこはどのくらいの距離っていうのはわかんないんで私も素人
なんであれですけど(※注:間違いなく素人なんでと言っております)、はいはい、あのう、
そこまで、けっこう決まると思いますよ」
「ああ20箇所くらいやるわけね。大体この辺だっていうことで」
「そうですね、今、実際動いてる地震計は紀伊半島の沖にもう20箇所設置しておりまして、
観測を続けています」
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