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その際に、松の絵は能舞台用の松のスケッチだったのかな〜とチラッと思いました。 父は90年代にある大金持ちの個人の方から、奥様がお能の練習を家の中でもするため能舞台を作ったのだが、その鏡板の老松を描いてくれないかと依頼されたことがあるのです。 こういう物凄いお金持ちの方っているのですね・・・、はぁぁ〜(ため息) 能舞台の老松を手掛けるのは父にとっては初めてのことでしたが、どうしてもという依頼でお受けしたのです。 その時の制作の様子の写真がありましたから、ちょっとご紹介を(*^_^*) 一部、写真が見づらいかもしれません。すみません。 父が作成した老松の絵はこんな感じです(*^_^*) ******************************************** 最初はこういう空間だったのです。 一応、能舞台があるけど、まだ絵がない状態です。ひどい写真ですみません。 さっそく小下図を何枚か作成。1/20の下図のようです。 「さぁ、大下図(原寸大の下図)を作るぞ」 大下図を能舞台に張りました。ちなみに、大下図は模造紙のような紙をつなぎ合わせています。 「いよいよ鏡板に輪郭を描くぞ」 「さぁ、鏡板にお絵かきだ〜!」 「おお、でけたぞ〜。なんだかピカピカだなぁ」 「やっと終わった!1ヶ月かかった〜。今夜は酒をたらふく飲むぞ〜(ニンマリ)」 |
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ひょっとしたら、このお金持ちのお宅の庭に、立派な梅の木が
あったりして、、、?
(ああ、また妄想の世界に、、)
2009/9/16(水) 午後 9:20
yamasan、
どうもありがとうございます。
普段の父の日本画制作とは全然違うので、やはり多かれ少なかれ試行錯誤したと思います。ある意味で、個人宅だったから引き受けたのだと思います。これが公の能楽堂とかだったら…f^_^;もっとも、そういう能楽堂の鏡板ともなると、きっと専門の絵師がいるでしょうから父に声がかかることもないでしょうが(笑)
2009/9/16(水) 午後 9:22
大室寅之祐さん、
どうもありがとうございます。
一ヶ月、現地に逗留して仕上げた事実も確かに凄いかもしれませんが、そこまでして奥様の能の練習の為に能舞台を仕上げさす依頼者も凄いです(^w^)世の中には本当に驚くようなお金持ちがいるんですよね〜。
やっぱり能舞台では松と竹のセットが江戸時代から定着したらしいです(今、調べましたf^_^;)
2009/9/16(水) 午後 10:37
しまたさん、
確かにその可能性は大ですよ(笑)。私は直接伺ったことはないのですが、父の撮った写真を見ると、こちらの邸宅の「庭園」がまたハンパじゃなく凄いんですよ。ですから白梅をつける梅の木や紅梅をつける木があっても全く不思議じゃないです〜(^O^)
でも、ちょっと調べてみたところによると、能舞台に梅は登場しないようです。老松と竹の組み合わせが既に江戸時代には定着していたらしいです。
でも、気持ち的には梅もちょこっと入れたいですよねぇ(笑)
2009/9/16(水) 午後 10:49
自分の絵を描くときの絵と、注文されて描くときの絵、同じ絵でも気持の差は随分と違うのでしょうね、浴びるほど飲みたい気持になつたことでしょう。
2009/9/16(水) 午後 11:25 [ mio ]
昔よくターナーで文字やちょっとした塗り絵みたいな絵を描いてましたが失敗してもごまかすのがうまいもので絵の具のはみでたものなんか気になりませんでしたが、これは真剣勝負そのものです。
すごい。
2009/9/17(木) 午後 1:01 [ - ]
ワタシさん、
どうもありがとうございます。
まぁ、絵だけで家族を養っていたので、こうゆうのもやるんです(笑)でも、この能舞台に関しては、けっこう本人も新しいことへの挑戦として喜んで取り組んでいました。
お酒は・・・、普段からかなりの大酒飲みでした〜^_^;
2009/9/17(木) 午後 5:44
ロシア画廊さん、
どうもありがとうございます。
下図を何枚も描いて本画に入るという工程は通常と全く変わらないのですが、描いているのが木の板(それもかなり高級な)なので、紙に描くのとは少し勝手が違っていたかもしれません。生活がかかっていますから確かに真剣勝負です(笑)
2009/9/17(木) 午後 5:48
かなり前のことですが・・・確か何処かの有名な社長さんで、奥さんの為にと能舞台を造った事とかの報道がTVで・・・その社長さん、確か癌に侵されてたと記憶してるのですが、まさか・・・ですよね
でも・・・写真の日付をみると、その後辺りの報道番組でしたから
もしそうなら・・・もの凄い名誉な、お仕事を修められてたのですね
ところで・・・松の月ですが・・・この能舞台とは関係ないのですね
2009/9/17(木) 午後 6:59 [ - ]
この様な絵の制作方法は初めて拝見致しましたので、凄く勉強になりました、と言いますか、一発勝負にかけるプロの準備の凄さを垣間見る事が出来ました。
失礼かもしれませんが、この能舞台の老松の出来上がる前の工程は、腕の良い職人さんが、それに取り組む姿に重なって見えてしまいました。
美しい感動を与える老松と竹が本当に素晴らしいですね。
2009/9/18(金) 午前 9:12
失敗の許されない、大変な重圧感の中での制作ですよね? 拝見している私までが、押し潰されそう・・・・・(^0^o^0^) ☆ポチ!!
2009/9/18(金) 午前 11:32 [ クルミ ]
先日は有難うございました!
「雨のアレクサンドル橋」のポストカードを私のブログで
記事にさせていただきました。
ナデイア様のような名文にはとても及ばず心苦しく思っていますがお許し下さいませ。
トラックバックさせていただきますので
どうぞよろしくお願い致します!
2009/9/18(金) 午後 1:45
arigatouさん、
どうもありがとうございます。
えっ、そうなんですか!!よく分かりませんが、もしかするとそうかもしれません。父は自分のことを取材したテレビ番組については私にしつこく「テレビを見ろ」と言うのですが(苦笑)、その社長さんや奥さんに番組の焦点が絞られていた場合は父自身も知らなかったかもしれません。でも、その話がこの記事の件である可能性は高いと思います…。ちょっとドヒャ〜です(意味不明)。
松のスケッチ、違ってましたねf^_^;
2009/9/18(金) 午後 4:25
J.TERAさん、
どうもありがとうございます。
そうなんですよ、大きい作品を制作する時はほとんど職人状態なんですよ(笑い)
この板が紙と違ってけっこう高価な木を使っていると思うので、そこに伝統にのっとった緻密な絵を描くのはかなり神経を使ったと思いますf^_^;
2009/9/18(金) 午後 4:36
クルミさん、
どうもありがとうございます。
作品に取りかかる時はいつもかなりの緊張感を伴うのですが、この件の場合は、紙ではなく先方が用意した板に描くことや、能の老松は初めてだということや、自分のアトリエではなく先方の能舞台の場で仕上げなければならないなど通常とは異なる状況なので、よけいに緊張したと思いますf^_^;
ポチありがとうございます。
2009/9/18(金) 午後 5:02
真瑠実さん、
本当にどうもありがとうございます。
何だか恐縮です。後でお邪魔しますね(^O^)トラックバックもしてくださり本当にありがとうございます。
2009/9/18(金) 午後 5:06
こんばんは、大室です
【鏡板には舞台背景以上の意味があり、その昔、春日神社
の影向の松の前で能が演じられた名残りです】
との解説がありました。
やはり約束事だったんですね。
2009/9/18(金) 午後 8:33 [ - ]
絵が素人の私にも作成の過程がよくわかって参考になりました。
2009/9/18(金) 午後 10:11 [ moriizumi arao ]
大室寅之祐さん、
どうもありがとうございます。
そうみたいですね。しかも松の木の形とかにも約束事があるようです。やはり見る人が見れば分かってしまうので、あまり画家の個性で自由奔放に、というわけにはいかないようです(笑)
2009/9/19(土) 午後 3:21
moriizumi araoさん、
どうもありがとうございます。
能舞台の鏡板の老松を手掛けるのは父としても初めてのことでした。制作過程の写真を本人がかなりの枚数撮っているところを見ると相当ハラハラドキドキだったのだ思います(^w^)
2009/9/19(土) 午後 4:01