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もちろん「ハリーポッター」です
初めて読んだ時ある意味衝撃でした
こんな面白い本は久しぶりだったから〜
初版は10年以上前ですよね
その頃私はミステリーに飽き
あんまり面白い時代小説にもイマイチ出会えない状態が続いてたんです
そんな時義母の妹に当たる叔母が「ハリーポッターと賢者の石」を貸してくれ
義母より先に読ませてもらった
即「秘密の部屋」を買いに本屋へ
もともとファンタジーも好きだったんです。
でもこの「ハリーポッター」、ファンタジーとして面白いのはもちろんですが
ミステリーとしても充分イケる内容
謎解きもきちんとつじつまがあってて破たんがないところが昔の本格をおもわせてくれました
魔法の世界を最大限にいかしたトリックも素晴らしいです
例えば魔法薬「ポリジュース(他人になりすますことができる薬)」の使い方がとてもうまい
最初はこれをお遊びに使って読者に使い道をわからせ、次にそれをトリックとして使う
「杖」の使い方も
ものすごく巧みな伏線がいたるところに引いてあって
へたなミステリーよりよっぽど面白かったですよ〜
日本のミステリー作家に見習ってほしいと4巻読んだ後に思ったくらいです
一気読みできます。
ざっと分けると
1巻から3巻の内容は4巻に集約され
5巻は幕間的というか展開部
6巻は7巻のエピローグ
私はそんな風に思ってます。
私は4巻が一番のお気に入り
4巻を読むと1巻から3巻にはものすごくたくさんの伏線が
張られてい、それがまた魔法の世界を巧みに使ってて感心
すること
5巻は少々冗長なのが玉にきずだけどここにもラスト7巻に
向けた伏線が・・・
6巻はほんとうに7巻の前ふり
これを読まないと7巻は読めませんよ〜
7巻のラストヴォルデモードとの一騎打ちの際の「杖」の
主についての伏線には感嘆しました
登場人物も多彩だけどきちんとそれぞれ書き分けられていて
個性的。
スネイプとドビーには最後涙
カミングアウトとすると号泣しちゃいました
旦那が帰ってきてない時間でよかった〜
いたら絶対笑われてました
児童書ですが大人でも充分いけます
いえ
実家の下の妹なんか
「映画で視たから読まなくてい〜」
なんて言ってましたが、映画は全然物足りません
私に言わせれば、映画の三作目以降は見る価値なし
映画だけ見て本を読んでない方絶対
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お気に入り本 海外
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ご存知ですか、パット・マガーを。
1917年生まれのアメリカのミステリー作家です。
だいたいクリスティと同年代くらいの方ですね。
代表作は「被害者を探せ!」
「七人のおば」
「探偵を探せ!」
「目撃者を探せ!」
「4人の女」
後は何冊か書いてるみたいですが邦訳されていません。
この5作で後世に名を残すミステリー作家になったと言われています
パット・マガーを知ったのは漫画「パズルゲームはいすくーる」で作者の野間美由紀さんがおすすめ
ミステリーとして紹介していたからです。
面白そうだったので読んでみたくて探しましたが、昔はネットなんてなかったですからね
1984年初版となってますがたぶん一時期絶版状態だったのかなかなか手に入れられず
ようやく10年くらい前に手に入れられたんですよ
ホント便利な世の中になりました
私の読んだのは3冊。
「被害者を探せ!」「七人のおば」「4人のおんな」
後の2冊なんで読んでないのか今かんがえると不思議
今度読まなくては
「被害者を探せ!」をご紹介
第2次大戦下のアリューシャン列島。
異郷の地に駐屯するピートら海兵隊員にとって故国からの新聞や雑誌を回し読みすることは唯一の娯楽だった。
そんなある日送られてきた新聞にピートが出征前に勤めていた「家事改善協会」でピートの上司が
殺人事件を起こしたと書かれていた。
が、その新聞記事は一部が破れていて
そこでピートの話をもとに誰が被害者なのかをつきとめる賭けをすることに・・・
果たして被害者はだれ
面白そうでしょう
この発想がいいですよね。犯人あてでなく被害者あて
しかも新聞が破れててそこだけわからないなんて、笑える
インターネット、携帯などなど世界の事柄が瞬時にわかる現代ではありえない。
でもそこが面白い
内容はクリスティのようなせまい世界の人間関係をベースに展開する本格ミステリー。
古き良きミステリー好みの方、お勧めです
「七人のおば」も面白いですよ
こちらは友人からの手紙でおばが夫を殺したと知らせを受けるのですが、おばが7人もいてどのおばが
殺人をなぜ犯してしまったのかがわからない。
すべてのおばが夫を殺す動機をもっていて・・・・
こちらは結末が半分くらいで読めてしまうのが難点ですが秀作です
ちなみに「四人の女」はいまいち。
本格ミステリーは最近のは奇をてらったようなものが多いです
私はこの手のオーソドックスなミステリーが好みなんです。
だけど現代を舞台にして書くには少々無理になってきてるのかもしれません
さみしいですぅ
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日本ではあまりメジャーでない作家さんですが、イギリスの作家で「フロスト警部」シリーズを
書いてらした方です
「フロスト警部」は初め出版社から長過ぎる(なんで
放送作家でもあった著者がラジオ番組
となった本です。
3作目を出版したのちテレビドラマ
(ちなみに私はドラマの方は見ておりません
2007年にお亡くなりになってしまいました
「フロスト警部」シリーズは長編6冊と短編集の中に2話あって今のところ日本では長編4冊と短編2話
が翻訳されて刊行されてます。
「クリスマスのフロスト」
「フロスト日和」
「夜のフロスト」
「フロスト気質」
「夜明けのフロスト」(短編集の中の1話)
どれも面白いです。ちょっと、いえ出版を断られたとおり大分長い
ですし、登場人物も多いし、事件が色々たくさん起きて最初は読みにくく思うかもしれませんが半分過ぎるころにはどっぷりはまってしまえます。
この「フロスト警部」シリーズの魅力はなんといっても登場人物のキャラにつきます。もう出てくる人すべて俗物ばっかりでとても笑えます
主人公のフロスト警部は下ネタ連発のさえないおやじ
上司のマレット警視、警察署長なんだけどフロストを毛嫌いしている。こいつがまた嫌な奴で
自分の保身しか考えてない。だけどその俗物ぶりがけっこう笑えて、この話にはなくてはならない
人物なんですね、これが
それと万年巡査部長のビル・ウエルズ。いつもフロストにからかわれ、マレットにはいじめられてる
かわいそうなやつなんだけど、あまりにも単純で運の悪いとこがかわいくてやっぱりかかせない人物。
その他に毎回フロスト警部の相方として若くて野心満々の人間が現れるんだけど、この人物達と
フロスト警部のやりとりも毎回面白く、毎回最初バカにしてたフロストを最後にはちょっぴり認める
展開になるのもいいんですよね
作者が亡くなってしまったのであと2作でフロスト警部とはお別れなんですね、さみしい
今のところ日本では5作目、6作目はまだ刊行されてないのですが、4作目が出てからもう3年近く
経つのでそろそろ次が出るころかな
楽しみでもあり、それ読んじゃったらあと1作でおしまいかーと思うと少しさみしくもあり
複雑です
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マーガレット・ミッチェルは「風と共に去りぬ」の作者です。
「風と共に去りぬ」を初めてレンタルショップで借りたビデオ
いまだにこの映画以上に感動した映画はありません。
後でこの映画が1939年公開であることを知りびっくり
こんな本当にただの娯楽映画に大金つぎこんでいたわけで「日本がアメリカと戦争して負けるわけだ」と
学校の授業で聞いたいろいろな話より妙に納得できたのを今でも憶えています。
結婚後本屋でなにげなく本を買って読んだんですがここでもびっくり
あまりにも映画と内容が同じなことに。
原作をもとに映画作るんだからあたりまえ、なんですが最近はそうでないことが多い。
テレビにしても映画にしても原作をあまりにも無視した内容のものが本当に多い
テレビの2時間サスペンスなんかひどいのになると犯人まで原作と違うことがあり
勘弁してよーと思うことが多々ありました。
ですが「風と共に去りぬ」はまさしく原作を忠実に再現していてその世界観、人物、時代背景、素晴らしいです
映画も面白いけど原作もまた面白い
同じなら読まなくてもよさそうなものですが、さにあらず。
映画ではやはりはばかりが少しあるのか、原作には黒人奴隷や南北戦争の記述が詳しく記述されていてとても興味深いんですよ。
それとアメリカの小説を読むたび思うのですが、アメリカ社会って結構保守的で、宗教に対しても厳格
日本と同じように男は外で働き女は家庭を守る、的な考えでそれをはみだして行動する女性に対し
とても冷たいんですよね。特に女性が。
そんなところも読みどころだと私は思います。
ところで「風と共に去りぬ」に「スカーレット」って続きがあるのをご存知ですか?
10年くらいまえにアレクサンドラ・リプリーという人が書いた本で、本当に続きから始まるんですよ。
小説としては「風と共に去りぬ」に及ばないまでもけっこう面白かったです。
スカーレットの魅力がとても生かされていてラストもまあまあ。ちょうっとハーレークィンっぽい話でしたけどね
そのテレビドラマも作られたけどこれはダメダメ
興味のある方読んでみてください。
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サラ・パレツキーのV.I.ウォーショースキーシリーズはアメリカ、シカゴの女探偵ヴィクが主人公のミステリーです。ヴィクはシカゴ大学卒で元弁護士、高校時代はバスケの選手。バツイチ。主に経済関係の調査が専問です。が、専門の調査だけやってる分には安全で収入もそれなりにあるのにいつも友人、親戚、知人のトラブルの調査、人探しを頼まれてそれが大事件に・・・・・。それでいつも最後は危ない目に。
ヴィクは一度頼まれたことはとことんやれなければ気が済まないタイプ。依頼人にもうこれ以上はいいから
とこれまでの調査費を払うと言われても自分でなっとくがいかないと受け取らず、とことん事件を追いかけ
ます。そのやり方は時に周囲の反感を受け、親しい人とも仲たがいいしたりします。
それでもヴィクはとことんやります。
そんな性格のためか恋人とも長続きしません。新刊がでるたびに前の恋人と別れています。まあこの性格では結婚生活長続きしなかったのもわかるし、はっきりいってヴィクは結婚した事がすでに間違いだったんじゃないか、と思わせる女性です。そんなわけで一人暮らしなんだけど、3作目だか4作目だかに引っ越した先の隣人のコントレーラスっていうおじいちゃんと犬2匹と疑似家族になっいて、このMr.コントレーラスが自分の娘よりヴィクがお気に入りで笑わせてくれます。
このシリーズを読んでいて感じるのですが、自由の国アメリカも割と不自由なんだとつくづく思います。
貧困、宗教、共産主義に対する弾圧などですが、私がもっとも衝撃的だったのが男性優位社会だってことです。もっと女性の地位ってアメリカでは高いのかと思ってましたが、案外男尊女卑。
家庭での女性の地位はもしかしたら儒教的思想がはいってる国の方がまだましかもと思ってしまいました。
とくに「ダウンタウンシスター」なんかでそれがよくわかります。
あらすじ
ヴィクはある日幼いころ妹のように面倒を見させられたキャロラインに呼び出されます。「私のお父さんを見つけてほしいの」。キャロラインは父親がおらずいわゆる私生児で母は未婚の母なのです。余命いくばくもない母に聞いてもおしえてくれないので調べてくれ、いやいやヴィクは引き受けますが、それがきっかけで
企業の不正が明るみに出て・・・・・・
企業の不正の話はともかく未婚の母となったキャロラインの母に対する周囲の冷たい事と言ったら。一人で妊娠できるわけないのに責められるのは女の方だけ。キャロラインの母の父つまり祖父なんて
「男には欲望を我慢できないことがある。そういう気にさせる女が悪い」そういうことを言います。
また、望まぬ妊娠なら中絶という選択もあるのに宗教上許されない、未婚で子供を産めばふしだらだと言われる。家族だけでなく周囲からも責められます。
じゃあたかだか14,5でなにも知らない娘にどうしろというんでしょうか。
最後に父親が明かされますが、知らないほうがよい相手で祖父母のよーく知ってる人間だったんです。
まあ物語、フィクションですから。でも作者がそういうことを書くってことはアメリカ社会では現実に
ありうる話だってことですよね。
そんな結構ハードな話なんですがすべてはずれなし。面白いです。
ヴィクのファッションセンスなんかも楽しめる、女性向けのハードボイルドです。
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