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欧州委員会、製品の越境販売を制限したとしてサンリオに制裁金620万ユーロを科す
Brussels, 09/07/2019 - 11:45, UNIQUE ID: 190710_2
Press releases
EU News 122/2019
<日本語仮抄訳>
欧州委員会は、販売事業者がライセンス商品を欧州経済領域の他国で販売することを禁止したとしてサンリオに対し620万ユーロの制裁金を科した。この制限的行為は、「ハローキティ」など、サンリオが所有するキャラクター製品が対象となっていた。
ライセンス商品は非常に多岐にわたる(例としてマグカップ、バッグ類、シーツ、文房具、玩具など)が、それらは全て商標や著作権などの知的財産権(IPR)で保護されるロゴマークやイメージを使用している。ライセンス契約を通じ、1つの関係者(ライセンス許諾者)は別の関係者(ライセンス被許諾者)に対し、特定の商品に1つもしくは複数の自身のIPRの使用を許可する。市場に出回る商品の数とそれらの地理的範囲を増やすために、ライセンス許諾者は通常、包括的なライセンスを提供する。
サンリオは、「キティ・ホワイト」という正式名でも知られる擬人化された猫の女の子である「ハローキティ」のほか、「マイメロディ」、「リトルツインスターズ」、「けろけろけろっぴ」および「チョコキャット」など他の人気キャラクターを施した商品のデザイン・ライセンス・製造および販売を手掛ける日本の企業である。子会社であるミスターメン社を通じて、「ミスターメン」および「リトルミス」シリーズのアニメキャラクターのIPRも所有している。
2017年6月に欧州委員会は、サンリオのいくつかのライセンス・流通慣習に対し、これらが販売者に対し、ライセンス商品を欧州連合(EU)単一市場内において国境を越えて、またインターネット上で違法に制限していたかを調べるべく反トラスト調査を開始した。
この調査の結果、サンリオの包括的ライセンス契約がEU競争法に違反することが判明した。
サンリオは、ライセンス被許諾者による域外販売を制限する複数の直接的措置を課していた。例えば、このような販売を明確に禁止したり、そのような販売への注文をサンリオに問い合わせさせたり、商品に使用される言語を制限したりなどの制約があった。
サンリオはまた、域外販売への制約を順守するよう促すための間接的措置をいくつか適用した。これらには、監査の実施や、域外販売制限を順守しなかった場合の契約非更新などが含まれた。
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