たんぽぽ舎です。【TMM:No1261】
◆ 地震と原発事故情報 その246 ◆
4つの情報をお知らせします(11月25日)
★1.「放射能を自分で測定するにはどうしたらいいのか」 計測器の種類と目的と注意点
放射線の計測器には沢山の種類があります。測定の目的と精度、予算によって計測器の種類も変わってきます。用途による違いとしては、大きく個人の放射線防護のためのものと、放射線計測のものに分かれます。
個人の放射線防護の目的の計測器は「個人線量計」と呼ばれます。小型で電池で動作します。積算被曝量や設定値を超えるとアラームが鳴る機能があります。街中のホットスポットを探す際にはアラームをセットして歩き回るだけでそれなりの発見ができますので便利です。その代り「サーベイメータ」と呼ばれる放射線計測用のものより、精度や感度が劣ります。個人線量計を使って街中で見つけたホットスポットの処置を行政とやり取りをするような場合、精度のたしかな「サーベイメータ」を計測しなおした方が話が早いでしょう。個人
線量計はインターネットの通販でも入手可能です。国産のものではエステーやセーラーなどがあります。ロシア製やウクライナ製も人気があります。
サーベイメータは国産で有名なのは日立アロカメディカル製、富士電機製などがあります。行政や学校で買うなら良いですが、個人用としては高価です。クリアパルス製Mr.Gammaやホリバ製Radiなど12万円から14万円程度で購入可能です。国産のサーベイメータは学校に理科の実験用品を納入している会社に問い合わせると入手可否がわかります。
食品の放射能汚染を計測するには、雑音を除くために鉛の遮蔽体などが必要です。また検出感度も高くないといけません。もともと大量に販売されるものでもないため、かなり高額になります。たんぽぽ舎で使用しているものは応用光研工業株式会社製および、キャンベラ社製です。
なお、測定するときの注意点とし、一度計測器が汚れてしまうとその後の計測がおかしくなるので、ビニール袋などに入れて計測器自体が汚染されないようにしましょう。食品計測の際は容器をポリ袋で保護します。地面からの高さを揃えて計測すると後で汚染の分布を調べることができます。GM管式の測定器でシーベルト単位の表示は目安と考えましょう。シーベルトの値はシンチレータ式などで確認しましょう。
参考までに、食品の放射能測定を行っている組織団体の例を別表にします。 (原田)
(財)日本分析センター
(財)食品環境検査協会
TEL 03-3522-2331(東京事業所)
※上記以外の各地問い合わせ先は下記HP参照。
(財)日本食品分析センター
TEL 03-3469-7009(東京本部) URL http://www.jfrl.or.jp/
たんぽぽ舎
〒101-0061 東京都千代田区三崎町2-6-2 ダイナミックビル5階
TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
市民放射能測定所
〒960-8034 福島市置賜町8-8パセナカMisse 1F
★2.テント日誌 11月23日、11月24日
<テント日誌 11/23(水)> 全国とつながり、ひろがり続けるテントひろば
―― 経産省前テントひろば 74日目 ――
午前中、テントひろばには双葉町から避難してきている方が座り込みに来てくださいました。また、午後からはいわき市や茨城からいらっしゃった方々も。差し入れに至っては、京都、愛知、福島など、先日の沖縄からのロールケーキに続き、全国から届き、テントひろば側では「全国物産展」ができてしまうのではないか?!と大盛り上がり。
日一日と寒さが増すこの頃、テント座り込み24時間体制も厳しさを増しています。このような状況では、全国各地から届き物があるという事実そのものが非常に心強く、勇気をいただきます。みなさま本当にありがとうございます。
23日は、「脱原発を目指す女たちの会」キックオフ集会がありました。これに合わせて、テントひろばには「原発いらない全国の女たち」の呼びかけ人の方々が集まって再会を喜び合い、ネット中継で集会を見守りました。
キックオフ集会でも告知がありましたが、12月1日から、再び女たちの座り込みが始まります。「原発いらない福島の女たち」の世話人の一人、椎名さんの発案で、十月十日の座り込みです。壮絶な覚悟です。
これに呼応し、「原発いらない全国の女たち」呼びかけ人の方々も上京予定です。東京近隣のみなさん、今日からぜひ、座り込みに来てください。私も座り込みます。よろしくお願い致します。
テントひろばには、女たちの座り込みにも参加されていた80代後半の女性や5歳の女の子の姿もありました。老若男女、思い思いに座り、語り合い、ギターを奏でる人は奏で、太鼓をたたく人は叩き、即興のミニライブも。夕闇に包まれた穏やかな時間が流れていました。 (文責 ひまわり)
<テント日誌 11/24(木)> 全国の人々を結んでいるテント・テントは全国運動に
―― 経産省前テントひろば 75日目 ――
11月24日(木)晴れ。日射しのある日中は結構暖かかったが、日暮れとともに気温は急降下。寒い!と感じる折に、毛布や膝掛けの差し入れあり。有り難い。
このところ全国各地からの来訪者が多いが、今日はまた格別であった。午前中に京都と奈良の青年が来る。国会に行く途中とのこと。午後には沖縄の海勢頭 豊さんが大阪・京都の方を伴って来訪。外務省に申し入れに行くそうだ。
11/23の脱原発をめざす女たちの会キックオフ集会に参加された佐賀・福岡の女性2人が、玄海のチラシ・ポスターを持ってこられ、そのままテント前で座り込み。山形から二十歳過ぎの若者男女3名が来訪。その前からいた青年も交えた話し込む。議論好きのMさんが熱い議論を展開。きっと若者たちを前に血が騒いだのだろう。
三重のおばさんもやってくる。厚労省との交渉の後だそうである。遠方からの方に1万円もカンパしていただいて恐縮する。
アメリカのジャーナリストが取材に来る。ひまわりさんと熱心に話し込む。
コミュニティ・ユニオン首都圏ネットワークの人達7〜8名が一日行動を終えてテントを来訪。今日の一日行動には東電申し入れ行動も組み込まれていたそうである。次々とカンパをありがとうございました。
午後5時頃、もんじゅの院内集会・対政府交渉を終えた関西の一団(5〜6名)が来訪。その中に小林圭二さんもいた。彼は小出裕章さんの先輩でかの「熊取六人衆」の長老格であり、私たちにとって反原発運動の大先達である。今も精力的に飛び回っておられる。
私事になるが、小林圭二さんとほぼ半世紀ぶりの再会をすることができた。50年近く前、彼は大学の2年先輩であったが寝食を共にするほどの活動を共にした旧知の間柄であり、何故かずっと出会う機会がないままにきていたのが、テントで思わぬ再会を得て、感無量であった。
彼の話では、この経産省前テントと福岡の16000人の大集会トデモに刺激され、それに若者の関電前120時間座り込みもあり、大阪でもいろいろな運動体がまとまって反原発の大きな力を創っていこうという動きが始まっているとのことであった。
テントひろばは、まさに一つの全国運動となってきているのだと、実感させられた一日であった。
全国の人々と結び、その力をもって原子力ムラの司令塔=経産省に対峙し、再稼働を阻止し、脱原発への道を拓く。
12/1からは福島の女性を先頭にした女性たちの十月十日の座り込み行動
が始まる。
テントひろばは闘いの新たな局面を迎えようとしている。( 文責 Y・T )
★3.メルマガ読者からの講演会・集会のご案内3つ
イ.11・26シンポジウム 生産者協同組合をめぐって
主催:ルネサンス研究所
日時:11月26日(土)13時30分〜17時
会場:たんぽぽ舎会議室 東京都千代田区三崎町2−6
ダイナミックビル4F 電03−3238−9035
講師 由井格(社会運動資料センター)
樋口兼次(白鴎大学経営学部教授)
会費 500円
10・8仙台シンポ「協同の力で復興を!」おいて、仙台のさまざまな協同組合の報告をもとに、「東日本大震災」によって仕事と生活が奪われ、崩壊した地域社会をその固有性に基づいて再形成する課題が提起された。また、2012年は、国連が推進する国際協同組合年であり、さまざまなイベントが企画されている。グローバル資本主義の体制的危機に直面している現在、協同組合という経済システムの再検証が問われている。今回のシンポは第1弾として、由井格氏の「日中・太平洋戦争下の中国の合作社について」と樋口兼次氏の「戦後
日本の生産者協同組合の発生と経過」の報告を基に、協同組合運動の歴史と思想を検証する。(問い合わせ:090−4592―2845)
ロ.「知と時代の最先端をあゆむ4人の論者がポスト3・11の社会と文明を
展望します」12月2日
日時:12月2日(金)午後7時〜午後9時30分
場所:船橋市民文化ホール 大ホール (JR船橋から徒歩7分、京成船橋から
徒歩5分)
演者 ・島薗進 (東京大学大学院教授 生命倫理・宗教学)
・影浦峡 (東京大学大学院教授 メディア・言語論)
・長沢哲 (京都文教大学准教授 哲学・生命論)
・松原弘直 (ISEP(環境エネルギー政策研究所)理事・主席研究員 環境・
エネルギー論)
司会:朝倉幹晴 (船橋市議・駿台予備校生物課講師)
コーディネーター:田野尻哲郎 (東京大学大学院総合文化研究科博士課程・ 薬剤師)
3月11日の東日本大震災と福島原発事故は、これからどのような社会、文化、生活様式を創りだしていくべきか、私たちに根本的な問いを投げかけています。持続可能で安全な代替エネルギーを土台とする社会と文明はどのようなものか?エネルギー政策、メディアとコミュニティー、生命倫理、からだと心という視点から、討論します。
講演者紹介、開場へのアクセス等詳細はこちら。
ハ.「フクシマと習志野をつなぐ集い」12月4日
日時:12月4日(日)午後1時30分〜
場所:船橋市東部公民館講堂 (JR津田沼駅北口・新京成新津田沼駅から徒歩3分)
講演:フクシマの視点
講師:藍原寛子さん (福島在住 医療ジャーナリスト)
フリーのジャーナリストとして福島原発事故を現場からレポートする作業を続けています。
パレード:午後4時〜 津田沼一丁目講演より
共催: 船橋憲法を生かす会 / PAC-3 実行委員会
PAC-3 強行配備から4年、大型弾薬庫建設から8か月
− 武力で平和は作れない!ミサイル防衛から撤退を!
福島第一原発事故から9か月、今フクシマで何が今起きているのか? そして習志野では?
− 原発さようなら!放射能から子供たちを守ろう!
TEL: 090-3509-8732 Mail: no-war@syd.odn.ne.jp
★4.新聞・雑誌から − 東京新聞
ストロンチウム 都内3カ所で検出
経産省前、東京国際フォーラム前、清澄白河駅前
横浜に続きストロンチウム―市民グループが確認