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2015-07-10 11:00
http://www.swissinfo.ch/image/41512196/3x2/640/426/93284d0bf0c03d7cd17fdd8e194d4a34/Xo/technopark-jpg.jpg
環境にやさしいメニューを提供するチューリヒのレストラン「テクノパーク」は、大はやりだ
(swissinfo.ch)

乳製品や肉をたくさん消費するスイスの食文化。それを変えようと試みるスタートアップ企業が数社ある。冷蔵庫に入っている食べ物に対する見方を変えるときだというのがその主張だ。政府も賛成している。

 昼食時の混雑が始まろうとしている。レストランのマネージャー、フィリップ・グローさんは厨房(ちゅうぼう)を駆け回っている。スタートアップ企業ハブ「テクノパーク」では、平日約600人が食事をする。しかし今日、グローさんには一つうれしいことがあった。
 このレストランで使った先月の食材のカーボンフットプリントを記した報告書を、コンピューターで開ける。これは、親会社コンパスグループの新しい温室効果ガス排出削減計画の一環だ。集計を見ると、グローさんのレストランの排出量はグループの他のレストランより3割少ないという優秀な成績だ。
 コンパスは自社の温室効果ガス排出量を2割削減しようとしており、グローさんたちマネージャーは、チューリヒの食品スタートアップ企業「イータニティ(Eaternity)」の協力を得ている。20代の若者3人が経営するイータニティは、世界初の気候に優しいメニューを作成。全国の企業向けレストラン44カ所にこのメニューを導入している。その結果、合計すると少なからぬスイスの労働者が気候に優しい食事を選択できることになる。
 グローさんのレストランでも毎日、ランチの1種類が「グリーン」(気候に優しい)と表示される。このランチが大抵一番よく売れる。この日は七面鳥のファルファッレだ。地元産の七面鳥を使っているため価格は上がる。しかし「環境のために何かしたいと思えば、人は少し高くてもお金を出す」とグローさんは言う。
 コンパスのフランク・ケラーCEOは、長期的にはグループの全レストラン約200カ所にイータニティが作成するメニューを導入する予定だと話す。「我が社は、二酸化炭素(CO2)の排出において良くない製品を減らそうとしている。そのため、肉の消費についても考えなければならない。例えば『月曜日は肉なしデー』などにしてもいいかもしれない」 
http://www.swissinfo.ch/image/41512210/3x2/305/203/c07440cf963ee513e1cae8e841dda93e/jo/technopark-queue-jpg.jpg
「テクノパーク」のグリーンフードには、地元産で季節のものが使われている
(swissinfo.ch)

クロワッサン

 熱意溢れるイータニティのマニュエル・クラーマンCEOは、このようなプログラムがいかに効果的かを示すデータをたくさん持っている。そのうち最も重要なデータは、すべての温室効果ガス排出量の3割が食品関連から排出されているというものだ。実際、このことが会社を立ち上げる動機になった。
 イータニティにとってコンパスは初の大口顧客だ。つい最近、CO 2の観点から見たベストとワーストのメニューを記した重要な月間報告書の第1号が各レストランに送られたばかりだ。
http://www.swissinfo.ch/image/41512212/3x2/640/426/4c4fe543ab2b10e282f85997aca401a9/QE/eaternity--2--jpg.jpg
スタートアップ企業「イータニティ(Eaternity)」を立ち上げた若者3人。オレリアン・ヤッギさん、ユデイッド・エレンスさん、マヌエル・クラーマンさん
(swissinfo.ch)
 テクノパークで最低にランク付けされたのは、会議室などで朝のコーヒーとともに出される160キロの冷凍クロワッサンだった(CO2で1トン分に相当)。原因は、クロワッサンにはバターがたっぷり含まれており、その元になる牛乳はメタンガスを大量に排出する牛から生産されるからだ。
 イータニティの目標は、人々が乳製品と赤身の肉を減らすとともに、季節の地元の産物をもっと食べ、温室栽培の野菜などを避けるようになることだ。1週間に3回、気候に優しい食事をとるのが好ましいという。
 「食品部門で温室効果ガス排出が多すぎるという『問題』だけを抱えていては前に進まない。解決策も必要だ。そして、私たちは今初めてその解決策を手にしている」

ギャップを埋める

 スイスのもう一つのスタートアップ企業ヴァガノート(Vaganaut)は、ビーガン(完全菜食主義)の食事ができる店を探しやすくするサービスで新しい市場を開拓しようとしている。ユーザーが同社のオンラインプラットホームで地図にデータをアップロードし、見た人が付近のビーガンの食料品店やレストランを探せるというものだ。
 「今の技術はこういうことを自分で行ったり、同じ問題に取り組んでいる人もいるのだということを示したりするのにぴったりだ」と、ヴァガノートを兄弟で立ち上げたセバスティアン・ロイガーさんは言う。
セバスティアン・ロイガーさん
(Sebastian Leugger)
 「どんな運動であれ、議論するだけでなく、実際に行動に移す人が出てくることが大切だ。ビーガンの場合、新しい選択肢を生み出すことが重要。私たちは食べ物に対する姿勢を変えるだけでなく、食べ物がどうやって作られるかを、農業のレベルから考え、変えなければならない」
 チーズはスイスで最も重要な輸出農産物だ。スイス人は毎日平均0.2リットルの牛乳を飲み、60グラムのチーズを食べ、ヨーグルトを2つ食べる。その結果、スイスは世界有数の乳製品の消費国となっている。
 ロイガーさんは、スイスで乳製品産業に対抗していくのは過激だと思っていない。「牛乳産業が乳牛と環境に何をしているかを考えれば、まったく過激な考えではない。牛乳産業は多量の温室効果ガスを排出する。スイスでも牛の餌は大豆ととうもろこしだが、それを考えに入れないとしても、牛は莫大な量のメタンガスを排出する。牛というのはそういうものだ。この国の未来を考えるなら、乳製品の生産を減らすべきだ」

農家を変える

 スイス政府の農業部門のトップもこうした考えに完全に反対ではない。連邦経済省農業局のベルナー・レーマン局長は元農家で、この数十年というもの、「環境に何が起こっているかを知らずに」牛乳や肉を増産する傾向があったと話す。現在、農業局では環境への影響を減らそうとしている。
 「メタンは、CO2に次いで地球温暖化に及ぼす影響が大きい温室効果ガスだ。最終的には、スイス、ヨーロッパや北米の消費者は肉を食べる量を減らさなければならないと思う」
 レーマン局長は、農家にとって容易なことではないと認めつつ、「農家は適応しなければならない。肉以外のものの消費量が増えるだろうから、食肉産業は少し縮小するかもしれないが、野菜栽培など別のところで雇用が生まれるだろう」と話す。
 経済的理由であまりに「慎重に」なりすぎると、新しい方向への転換が妨げられてしまうだろうと局長は指摘する。
 乳製品については、スイスは酪農家に、餌として耕作地ではなく牧草地を使うよう要請している。耕作地は直接人間が必要とするものを栽培するのに使う方が良いという考え方だ。昨年、農家をその方向へ動かすための政策が導入された。「牛乳を少しだけ飲もう。ただし環境への影響の少ない牛乳を」とレーマン局長は説明する。

イノベーションの必要性

 しかし農業局は、他にも気候に大きな悪影響を与えている要因があると見ている。食品の無駄だ。私たちが買う食品の最大3割が使われていない。バイオマスや堆肥として再利用されるものもあるが、残りは燃やされる。
 政府は、市民や農家の間で資源不足の意識を高めることで持続可能な農業を推進するなどの役割を果たすが、それ以外ではスタートアップ企業の力が必要だとレーマン局長は話す。実際に今この分野にはたくさんのスタートアップ企業がある。
 「今の若者は現在、そして未来の環境問題への意識が高く、資源不足も意識している。大きな動きが起きているのは、若い学生たちが60歳の私とは違う考え方をしているからだ」
 スタートアップ企業は顧客の習慣を変え、食品加工技術の改革を行うことができると局長。
 そんな新しい企業の一つが、チューリヒの高架下にある活気に溢れたインパクト・ハブ(Impact Hub)から生まれた「ツム・グーテン・ハインリッヒ(Zum Guten Heinrich)」だ。4人の気候、経済、食品専門家が経営する同社は、地元の農家から集めた果物や野菜をチューリヒの会社員向けに調理し、出来上がった食事を貨物自転車で運ぶ。
 食品の無駄については、市民にも農業基準にも責任がある。スイスで廃棄される食品のほぼ半分は一般の人々の冷蔵庫に入っていたもの。残りは、大きさや重さが基準に合わない食品だ。
 「食品の無駄から排出されるCO2量は大きい。なぜなら、食品の加工、輸送、貯蔵の過程に大量のエネルギーを使うからだ。また、これらの食品の生産には大量の水と土地も使われている」と、経営者の1人レモ・ブビエさんは言う。
 もともと友人同士で始めた大学のプロジェクトだったが、フルタイムの仕事になった。ただし無給だ。現在、農家が引き取ってくれと言ってくる食品をさばききれない状態だ。
 農家が電話してきて、「カボチャが200キロあるのだけど、どうしていいかわからないと言ってきたことがあった」とブビエさん。
 同社は、このような食品に価値があるというメッセージを伝えるため、代金を支払っている。また、あるレストランと提携して食品加工の点で支援も受けている。新しい自転車を買うためのクラウドファンディングのキャンペーンも実施した。
 「スタートアップ企業はフレキシブルで、既に築き上げた評判を落とす心配をせずに新しいことを試すことができる。既存のチェーンには、このようなことはなかなかできないと思う」
 「この問題について、政府ができることはあまりないと思う。変化は人々の側から起きなければならない。トップダウンでは解決できない問題だ」

(英語からの翻訳・西田英恵 編集・スイスインフォ), swissinfo.ch

転載記事

時事通信 7月10日(金)

いじめアンケートも報告されず=校長、情報共有できず―岩手中2死亡

 岩手県矢巾町で町立中学2年の男子生徒(13)が列車にひかれて死亡し、担任とやりとりするノートにいじめを受けていた旨の記述があった問題で、学校は男子生徒が死亡する以前の6月に全校生徒にいじめに関するアンケートを実施していたものの、集計しておらず、校長が内容について報告を受けていなかったことが10日、学校関係者への取材で分かった。

  関係者によると、同校では全生徒対象の「こころのアンケート」を年3回実施することになっている。アンケートはいじめ調査を目的とし、「悩みはありますか」などの設問に「ある」「ない」などで回答。「ある」の場合はさらに具体的な内容について記述を求める形式だった。

  男子生徒が担任とやりとりしていたノートには、特定の生徒の名を挙げ「殴られた」などといじめを示唆する内容や、「死にたい」と自殺をほのめかす記述があったが、校長は担任から報告を受けていなかったと説明アンケートも集計されておらず、アンケートに基づく面談も実施されていなかった。このため、この内容も校長に報告されていなかったという

  校長は7日の記者会見で、アンケートは今年度は行事の関係で実施していなかったと説明したが、9日の取材に「事実誤認だった。6月に実施していた」と訂正した

  一方、町は男子生徒に対するいじめの有無や死亡との関係などを調べるための第三者委員会を近く設置する方針を決めた。事実関係を調査した上で、再発防止策をまとめる。委員は弁護士や臨床心理士、学識経験者などから人選する。 


平成27年07月10日03時36分 気象庁発表

10日03時33分頃地震がありました。
震源地は岩手県沿岸北部(北緯40.4度、東経141.6度)で、
震源の深さは約90km、地震の規模(マグニチュード)は5.8と推定されます。
各地の震度は次の通りです。

http://www.jma.go.jp/jp/quake/images/japan/20150710033643395-100333.png
なお、*印は気象庁以外の震度観測点についての情報です。

岩手県  震度5弱 盛岡市玉山区薮川*
     震度4  宮古市田老* 久慈市川崎町 久慈市枝成沢          普代村銅屋* 野田村野田* 岩手洋野町大野*          盛岡市玉山区渋民* 二戸市浄法寺町*          軽米町軽米* 矢巾町南矢幅* 紫波町日詰*     震度3  宮古市鍬ヶ崎 宮古市五月町* 宮古市川井*          宮古市区界* 宮古市茂市* 久慈市長内町*          久慈市山形町* 岩泉町大川* 岩泉町岩泉*          田野畑村田野畑 岩手洋野町種市 釜石市只越町          釜石市中妻町* 住田町世田米* 盛岡市山王町          盛岡市馬場町* 二戸市福岡 二戸市石切所*          雫石町千刈田 葛巻町葛巻元木 葛巻町消防分署*          葛巻町役場* 岩手町五日市* 一戸町高善寺*          八幡平市大更 八幡平市田頭* 八幡平市叺田*          八幡平市野駄* 九戸村伊保内* 滝沢市鵜飼*          花巻市大迫町 花巻市石鳥谷町* 花巻市材木町*          花巻市東和町* 北上市柳原町 北上市相去町*          遠野市青笹町* 一関市千厩町* 金ケ崎町西根*          平泉町平泉* 奥州市水沢区大鐘町          奥州市水沢区佐倉河* 奥州市江刺区*          奥州市前沢区* 奥州市胆沢区*     震度2  宮古市長沢 山田町八幡町 山田町大沢*          田野畑村役場* 大船渡市大船渡町 大船渡市猪川町          大船渡市盛町* 陸前高田市高田町* 大槌町小鎚*          雫石町西根上駒木野 花巻市大迫総合支所*          遠野市宮守町* 一関市大東町 一関市竹山町*          一関市花泉町* 一関市東山町* 一関市室根町*          一関市藤沢町* 西和賀町川尻*          西和賀町沢内川舟* 西和賀町沢内太田*          奥州市衣川区*青森県  震度4  平内町小湊 外ヶ浜町蟹田* 八戸市湊町          八戸市内丸* 八戸市南郷区* 十和田市奥瀬*          野辺地町田狭沢* 七戸町森ノ上* 六戸町犬落瀬*          三戸町在府小路町* 五戸町古舘 五戸町倉石中市*          青森南部町苫米地* 青森南部町平* 階上町道仏*     震度3  青森市花園 青森市中央* 五所川原市栄町          平内町東田沢* 蓬田村蓬田* つがる市稲垣町*          外ヶ浜町平舘* 中泊町中里* 藤崎町水木*          田舎館村田舎館* 平川市猿賀* 八戸市島守          十和田市西二番町* 十和田市西十二番町*          三沢市桜町* 野辺地町野辺地* 七戸町七戸*          横浜町林ノ脇* 横浜町寺下* 東北町上北南*          東北町塔ノ沢山* 田子町田子*          青森南部町沖田面* 新郷村戸来*          おいらせ町中下田* おいらせ町上明堂*          むつ市川内町* むつ市脇野沢*          東通村砂子又蒲谷地 東通村白糠*          東通村砂子又沢内*     震度2  青森市浪岡* 五所川原市太田 五所川原市敷島町*          五所川原市金木町* 五所川原市相内*          今別町今別* 板柳町板柳* 鶴田町鶴田*          つがる市木造* つがる市柏* つがる市車力町*          つがる市森田町* 外ヶ浜町三厩* 中泊町小泊*          弘前市和田町 弘前市弥生 弘前市城東中央*          弘前市賀田* 弘前市五所* 黒石市市ノ町*          鰺ヶ沢町本町 鰺ヶ沢町舞戸町* 西目屋村田代*          藤崎町西豊田* 平川市柏木町* 七戸町北天間舘          六ヶ所村尾駮 六ヶ所村出戸 むつ市金曲          むつ市金谷* むつ市大畑町中島* 大間町大間*          東通村尻屋* 風間浦村易国間* 佐井村長後*          佐井村佐井*     震度1  深浦町長慶平 深浦町深浦岡町 深浦町岩崎*          大鰐町大鰐* 平川市碇ヶ関* むつ市大畑町奥薬研北海道  震度3  函館市泊町*     震度2  函館市新浜町* 函館市川汲町* 函館市日ノ浜町*          渡島北斗市中央* 福島町福島* 知内町重内*          乙部町緑町* 浦幌町桜町*     震度1  札幌東区元町* 江別市緑町* 千歳市北栄          新千歳空港 千歳市若草* 恵庭市京町*          八雲町熊石雲石町* 函館市美原 函館市尾札部町          函館市大森町* 七飯町桜町 七飯町本町*          鹿部町宮浜* 渡島森町御幸町 渡島森町上台町*          渡島松前町福山 知内町小谷石 木古内町木古内*          檜山江差町姥神 檜山江差町中歌町*          厚沢部町木間内* 胆振伊達市梅本 壮瞥町滝之町*          苫小牧市末広町 登別市桜木町* 厚真町鹿沼          安平町早来北進* 安平町追分柏が丘*          むかわ町穂別* 日高地方日高町門別*          新ひだか町静内山手町 新ひだか町静内御幸町*          新ひだか町三石旭町* 浦河町潮見 浦河町築地*          様似町栄町* えりも町えりも岬* 帯広市東4条          帯広市東6条* 幕別町忠類錦町*          豊頃町茂岩本町* 本別町北2丁目 本別町向陽町*          十勝大樹町生花* 弟子屈町美里 弟子屈町弟子屈*          釧路市阿寒町中央* 標茶町川上* 標茶町塘路*          鶴居村鶴居東* 中標津町養老牛 標津町北2条*          別海町常盤 別海町西春別* 別海町本別海*          根室市厚床* 根室市落石東* 根室市珸瑶瑁*宮城県  震度3  気仙沼市唐桑町* 涌谷町新町裏 栗原市若柳*          登米市中田町 登米市登米町* 登米市米山町*          登米市南方町* 登米市迫町* 宮城美里町木間塚*          丸森町鳥屋* 石巻市桃生町*     震度2  気仙沼市赤岩 気仙沼市笹が陣*          気仙沼市本吉町津谷* 宮城加美町中新田*          宮城加美町小野田* 宮城加美町宮崎*          色麻町四竈* 栗原市栗駒 栗原市築館*          栗原市鶯沢* 栗原市花山* 栗原市一迫*          栗原市志波姫* 栗原市高清水* 栗原市金成*          登米市東和町* 登米市豊里町* 登米市石越町*          南三陸町志津川 宮城美里町北浦*          大崎市古川三日町 大崎市古川大崎          大崎市古川北町* 大崎市鳴子* 大崎市松山*          大崎市鹿島台* 大崎市岩出山* 大崎市田尻*          仙台空港 名取市増田* 角田市角田* 岩沼市桜*          蔵王町円田* 大河原町新南* 宮城川崎町前川*          亘理町下小路* 山元町浅生原* 仙台青葉区作並*          仙台青葉区雨宮* 仙台宮城野区五輪          仙台宮城野区苦竹* 石巻市大街道南*          石巻市相野谷* 石巻市前谷地* 塩竈市旭町*          東松島市矢本* 松島町高城 利府町利府*          大郷町粕川* 大衡村大衡*     震度1  気仙沼市本吉町西川内 栗原市瀬峰*          登米市津山町* 南三陸町歌津* 大崎市三本木*          白石市亘理町* 七ヶ宿町関* 村田町村田*          柴田町船岡 仙台青葉区大倉 仙台青葉区落合*          仙台若林区遠見塚* 仙台太白区山田*          仙台泉区将監* 石巻市泉町 石巻市大瓜          石巻市鮎川浜* 石巻市北上町* 石巻市雄勝町*          多賀城市中央* 東松島市小野* 七ヶ浜町東宮浜*          大和町吉岡* 富谷町富谷* 女川町女川浜*秋田県  震度3  井川町北川尻* 三種町豊岡* 秋田市雄和妙法*          大館市中城* 鹿角市花輪* 秋田美郷町六郷東根          大仙市大曲花園町* 大仙市高梨*     震度2  能代市緑町 能代市常盤山谷 能代市追分町*          能代市二ツ井町上台* 男鹿市船川* 藤里町藤琴*          五城目町西磯ノ目 八郎潟町大道*          潟上市昭和大久保* 潟上市飯田川下虻川*          潟上市天王* 三種町鹿渡* 秋田市山王          秋田市雄和女米木 秋田市八橋運動公園*          秋田市河辺和田* 由利本荘市矢島町矢島町*          由利本荘市岩城内道川* 由利本荘市西目町沼田*          由利本荘市鳥海町伏見* にかほ市平沢*          大館市比内町味噌内 大館市桜町*          大館市比内町扇田* 大館市早口*          小坂町小坂砂森* 小坂町小坂上谷地*          上小阿仁村小沢田* 北秋田市花園町          北秋田市阿仁水無* 北秋田市米内沢*          北秋田市阿仁銀山* 北秋田市新田目*          横手市雄物川町今宿 横手市安田柳堤地内*          横手市中央町* 横手市増田町増田*          横手市平鹿町浅舞* 横手市大森町*          横手市十文字町* 横手市山内土渕* 湯沢市沖鶴          湯沢市川連町* 湯沢市横堀* 湯沢市皆瀬*          湯沢市佐竹町* 東成瀬村椿川* 東成瀬村田子内*          秋田美郷町土崎* 大仙市神宮寺* 大仙市刈和野*          大仙市北長野* 大仙市協和境野田*          仙北市角館町東勝楽丁 仙北市西木町上桧木内*          仙北市田沢湖生保内上清水* 仙北市角館町小勝田*          仙北市田沢湖生保内宮ノ後* 仙北市西木町上荒井*     震度1  男鹿市男鹿中 男鹿市角間崎*          三種町ことおか中央公園* 八峰町峰浜目名潟*          由利本荘市石脇 由利本荘市岩谷町*          にかほ市金浦* 湯沢市寺沢*          大仙市協和境唐松岳* 仙北市田沢湖田沢*山形県  震度2  鶴岡市馬場町 鶴岡市道田町* 鶴岡市藤島*          酒田市亀ケ崎 酒田市本町* 酒田市飛鳥*          酒田市山田* 三川町横山* 遊佐町遊佐          遊佐町舞鶴* 庄内町狩川* 庄内町余目*          最上町向町* 大蔵村清水* 上山市河崎*          村山市中央* 中山町長崎* 河北町谷地          河北町役場* 白鷹町荒砥*     震度1  鶴岡市温海川 鶴岡市羽黒町* 鶴岡市上山添*          酒田市宮野浦* 酒田市観音寺* 庄内町清川*          新庄市東谷地田町 新庄市沖の町* 山形金山町中田          山形金山町金山* 舟形町舟形* 真室川町新町*          大蔵村肘折* 鮭川村佐渡* 戸沢村古口*          山形市薬師町* 寒河江市西根* 寒河江市中央*          天童市老野森* 東根市中央* 山辺町緑ケ丘*          西川町大井沢* 大江町左沢* 尾花沢市若葉町*          米沢市アルカディア 米沢市林泉寺*          南陽市三間通* 高畠町高畠* 山形川西町上小松*福島県  震度2  福島市松木町 福島市五老内町* 桑折町東大隅*          国見町藤田* 南相馬市鹿島区西町*          南相馬市小高区*     震度1  郡山市朝日 郡山市湖南町* 須賀川市八幡山*          川俣町樋ノ口* 天栄村下松本* 玉川村小高*          浅川町浅川* 田村市船引町 田村市大越町*          田村市常葉町* 田村市都路町*          福島伊達市前川原* いわき市小名浜          いわき市三和町 いわき市平四ツ波*          いわき市錦町* 相馬市中村*          福島広野町下北迫大谷地原*          福島広野町下北迫苗代替* 楢葉町北田*          大熊町野上* 浪江町幾世橋 新地町谷地小屋*          南相馬市原町区三島町 南相馬市鹿島区栃窪          南相馬市原町区高見町* 猪苗代町千代田*茨城県  震度2  常陸太田市金井町*     震度1  水戸市金町 水戸市千波町* 日立市助川小学校*          笠間市石井* ひたちなか市南神敷台*          東海村東海* 土浦市常名 土浦市下高津*          石岡市柿岡 つくば市天王台* 筑西市舟生群馬県  震度1  群馬明和町新里*埼玉県  震度1  宮代町笠原*新潟県  震度1  村上市岩船駅前* 村上市府屋*静岡県  震度1  富士市吉永*
この地震による津波の心配はありません。


 ◆ 教育への自衛隊の浸透を許さない首都圏集会

 (日時)7月18日(土)14時〜(13時30分開場)
 (場所)千駄ヶ谷区民会館第一会議室

      東京都渋谷区神宮前1−110/03ー3402ー7854
      交通:JR山手線原宿駅(竹下口)より徒歩約6分
 (資料代)300円

 ◎ パネルデイスカッションと実態報告
 ◎ ここまで来ている!教育を標的にする自衛隊と教育の現状


   ① 教育への介入の実態
   ② 都教委交渉の報告
   ③ 集団的自衛権の人的供給源として位置づけられているの教育


   ④ 2015年度、都教委の施策方針
   ⑤ 「総合防災訓練」と動員される児童・生徒
   ⑥ 自衛隊に動員される子どもたちの全国的な状況
   ⑦ その他

 (主催) 「教育への自衛隊の浸透を許さない首都圏集会」実行委員会
 実行委員会団体:・「許すな『日の丸・君が代』強制止めよう!安倍政権の改憲・教育破壊全国ネットワーク(準)」東京・練馬平和委員会・ふえみん婦人民主クラブ・都教委包囲首都圏ネット・米軍・自衛隊参加の東京都総合防災訓練に反対する実行委員会・練馬教育問題交流会
《学問の自由を考える会》 呼びかけ人からのメッセージ
 ● 学問の自由と「国旗・国歌」問題の位相
橋本伸也(関西学院大学文学部)

 「学問の自由を考える会」の発足は、首相発言にもとづく文部科学省による国立大学への国旗掲揚・国歌斉唱「要請」問題を契機としたものであった。
 これはいたって日本的な出来事
のように見える。というのも、国旗・国歌の是非が国内政治上のイシューとして70年にもわたって燻り続けるというようなことは、国際的には、皆無とはいわぬにせよむしろ異例と思われるからである(民族的マイノリティ集団、とりわけ分離主義的勢力による国旗等の拒否と別シンボルの示威という例は多くあるが、今回の出来事とは区別されなければならない)。
 それゆえ、国際的な議論の場で「大学の儀式の場での国旗掲揚・国歌斉唱の義務付けを国家が要求することは、学問の自由の侵害である」という議論を一般命題として提示した場合には、その含意が容易に理解されず、日本の特異性が際立つ
だけということになるかもしれない。


 多くの場合、大学も含めて儀式の場で(あるいはもっと日常的にも)国旗を掲げることは自然な行為である場合が多いはずなのだ。むろん、これが近代国民国家によるシンボルとアイデンティティの政治の具現と成果であることは明らかであり、そのこと自体の問題性を議論することは可能だし、必要かもしれない。しばらく前に諸分野にまたがって展開された国民国家批判論は、そうした課題に応えようとするものであった。
 だが、国旗・国歌が現実政治上の争点
と化し、学問や思想信条の自由への深刻な脅威として観念されるかどうかは、特定の文脈に規定されたものと見るべきであろう。

 日本では、「日の丸・君が代」が永く「保守」・「革新」間の政治的対立点であっただけでなく、1999年まで立法によるオーソライズもなされていなかった。言うまでもなく、それまでに争点化させられていたのは、あくまで学習指導要領の「法的拘束力」の問題
なのである。
 このことは、考えようによっては、日本社会においてナショナリスティックな政治の展開を抑止(とまではいかなくとも緩和)するしかけが奇妙な形で作動してきたことを示唆しているのかもしれない。
 逆に、いまごろになって唐突に国旗・国歌について政府が大学に「要請」するという事態は、それらの正統性への合意がいまも完全には調達されていないことの現れ
と考えることもできる。
 むろん、これら二つのシンボルにまとわりついた歴史的経験の記憶がこれには関係しているが、それにとどまらず、日本の政治文化に関わる興味深い問題がはらまれているようにも思われる。
 このような日本の戦後史を想起するならば、今回の出来事を永続的な「日の丸・君が代」をめぐる政治のコロラリーとして捉えることには根拠があり、一つの論点として掲げることは妥当なことであろう。だが、「学問の自由を考える会」が示したアピールに賛同者から寄せられているメッセージなどを読んで感じさせられたのは、それとも重なりながらも、しかし異なる位相である。

 今回の出来事を「日の丸・君が代」よりももっと一般化したレベルで考えるための枠組みとして想定されるのは、国家(政治権力)と大学や学問との関係
である。
 メッセージのなかでは、その時々の政権が、それぞれの政策や嗜好にあわせて大学の儀式のあり方というような内部的事項にまで介入してよいのかという問いかけがなされている。個人としては「日の丸・君が代」に親和的だけれども、予算をちらつかせながら強制してくるのには違和感を抱くという声も示されている。これらの感覚はきわめて貴重だと思うが、同時にそれらは、今回の出来事を「日の丸・君が代」問題という以上に、国家権力と大学・学問の自由との関係という、より国際的に汎用性のある次元での議論の必要性と可能性
を開示してくれているように思われる。この点について、いますこし考えてみよう。

 ● 国家と大学との関係にはさまざまの次元がある。

 むろん、学問の自由を原理主義的に突き詰め、大学の自律性を神話レベルにまで昇華させるならば、大学と学問を国家から完全に独立した領域とみなす主張も、少なくとも観念的には成立しうる。
 だが、大学という制度が誕生し発展してきたヨーロッパにおける、啓蒙絶対主義時代以降の経験を想起するならば、あるいは近代日本国家による大学制度の受容を想起するならば、この種の議論は歴史的にはとうてい成り立つものではない。
 そこまで話を広げなくても、そもそも「国立」大学という設置形態や「国費」による高等教育・学術研究への予算措置
自体を原理的に否定することの非現実性は明らかだろう。
 そんなことをすると、大学と学問は志と富を有した私人による私塾としてしか存立しえなくなるからである。私塾は、考えようによっては理想的な学問伝達の形式かもしれないが、今日的にはおよそ現実的ではない。現に大学の果たしている多様な機能をも勘案するならば、無責任な議論だともいえる。
 もちろん、国家的保護と規制から独立した企業体としての大学というこれとは別の可能性もあるし、現にそうした方向を目指す動きがないわけでもないが、そのことの問題性は別途丁寧に論じられるべきことだろう。
 ちなみに、大学への介入をますます強化しようとする国家が、規制緩和と民営化の路線を強く後押ししてきたように見えるのは、いささか感慨深いことと言わなければならない。それはともかく、歴史的にも現実的にも、大学と国家とは永くて深い、醜悪な局面も多々含んだ依存関係の中にあった
ことを認めなければならないし、そのこと自体は一概に否定されるようなことではない。

 ● では、国家による政策課題と大学や学問との関係という次元はどうか。

 まず、上で述べたこととも重なるが、近世ヨーロッパ以来、大学と学問のあり方はそれ自体が国家にとって枢要なる政策課題として位置づけられてきた。
 これは大陸ヨーロッパでよりはっきりと見て取ることができる。非ヨーロッパ世界における大学制度の移植にも、それぞれの国家意思
が強固に貫かれていた。これらは過去数百年を貫く事実である。
 時代をはるかに下って、われわれの生きている冷戦後の世界でも、グローバル経済化を背景に「知識基盤社会」論などにもとづきながら、いずれの国家も大学/高等教育や学術/科学技術にかかわる政策の比重をますます高めている。それは日本に限った話ではなく、世界規模で展開中の急激な高等教育改革の波がそのことをよく示している。
 ただ、こうした動きが世界銀行、IMF、OECDあるいはEUといった国際機関の活動によって誘導された国際的な国家間協働と競争によって組織されている点は、現代に固有の状況と言うことができる。このような、総じて新自由主義的大学改革
と呼ばれる国策的動向については、おそらく大学人の間に共通した理解と合意が存在しておらず、学問観や大学観を異にする個々の研究者・大学教員間や学問分野毎の態度の差異、場合によっては鋭い対立さえ生起させるだろう。これをチャンスと捉える向きもあれば、学問と教育を疲弊させるものとして憂うるような立場もあるということだ。

 たとえば、EUなどの推進するボローニャ・プロセスのもと、ヨーロッパ各国で国策的に進められている高等教育の国際標準化(制度的斉一化を超えた教育内容面では、それは「チューニング」などと呼ばれたりする。その背景には、技術的標準化と労働力の国際移動、そして、個別の国民国家ならざるEUによるアイデンティティの政治としての「ヨーロッパ市民」論がある)を科学技術的な研究開発と高度労働力養成にとって不可欠のものとしておおいに歓迎する立場もあれば、個々の学問や文化の多様性とその共存を損なって平板化・画一化をもたらしかねないものとして警戒する立場
もあろう。
 また、政策的に推進された改革の波状攻撃によって、より多数の福利につながる経済成長がもたらされるのだと考える立場もあれば、「改革疲れ」による大学の疲弊化と空洞化を危惧する声も広く世界的にあげられている。総体としての国家による大学政策・学術政策(科学技術政策)とその妥当性にかかわる次元である。

 国家による個別的な政策課題と学問研究との結びつき
という問題もある。
 冷戦の時代にアメリカのソ連・東欧研究は潤沢な資金を与えられて大きく発展したが、冷戦終結とともに一気に研究費縮減が進められて干上がったなどと噂されたことがあったが(念のために言えば、それでも日本などよりはるかに分厚い成果を生んでいる)、これはその一例である。
 この種の、時々の政策課題に応じた重点的資金配分等による特定分野への国家的肩入れはごく普通になされてきたし、今後もますます大規模になされていくことであろう。その一方で、このような後ろ盾をえることができず、衰退へと方向づけられる分野が生まれることも強く危惧されている。
 近年のアカデミック・キャピタリズム
のもとでの応用・開発研究の重視、技術的・政策学的研究の優位が、人文学や批判的社会科学、あるいは自然科学分野でも国威発揚にも資本主義経済にも貢献しえないような分野の危機を深刻化させているとの指摘は多方面からなされている。筆者もそうした危惧を共有している。国家意思が特定の学問分野にとって有利あるいは不利に機能するという次元である。

 こうした二つのレベルでの国家と大学・学問との関係をめぐる問題状況は、もちろんそれとして真剣に議論されるべきものであり、その緊急性はますます高まっているように思われる。ある論者によれば「永久革命」と化したとさえ言われる大学改革の性格をどう捉えるのか、世界的にはイギリスのサッチャー改革以来、日本では1980年代の臨時教育審議会と大学審議会
以来、数十年にわたって継続されたそれが学問と教育と社会にもたらした帰結をどのように総括するのかは、現代社会/現代世界論としてもきわめて重要な論題だろうし、それらに適切な解を見出すことは、学問と社会の調和のとれた健全な発展という観点からも焦眉のものだと考えられる。
 だが、今回の出来事が開示している国家と大学・学問との関係をめぐる危機は、これらの次元とはさしあたって区別して考えられなければならないもののように思われる。

 現在生じている事態がはらむ問題性の第一は、入学式・卒業式のあり方というような、今日各国が戦略的に進めている大学政策・学術政策の本流とはまったく無縁の、各機関の伝統や慣習と裁量に任されるべき些事にまで国家権力が介入してきているところ
にある。
 人々の意識と行動の隅々までを画一的に支配し動員しようとする国家体制は「全体主義」
と呼ばれてきたが(実際にはソ連でさえ、そのような隅々までの支配を貫徹しえたわけではない)、そうとまでは言わぬにしても、これに通底する権威主義的統治への衝動を今回の出来事に嗅ぎ取ることはあながち的外れではない。
 国旗を掲げて卒業式を行ったからといって、高度の国際競争力を備えた研究開発と創造力あふれた「人材」育成が果たされるわけではないだろうに、そのことは気づかれていない。
 儀式での行為の統制に際して要求されるのは創造性ではなく、その対極ともいうべき同調性だが、創造性と同調性の同時追求というダブルバインド的状況の帰結とはいかなる事態なのか、そのことが慎重に検討された気配もない。このような目的合理性を欠いた情緒的な恣意的支配
は、権威主義体制にしばしばつきものだと思う。

 次に、ナショナルな気分を極大化させた大学は、みずからめざしているはずの国際性を衰弱させてしまい
、学問的な発展可能性を後退させてしまうであろう。
 このことは、両大戦期を通じて世界が手痛い形で経験したことであって、第一次世界大戦を契機としたドイツ大学の世界に冠たる学問中心地の地位からの地滑り的な陥落は、その最たる事例である。
 逆説的なことだが、グローバル化の進展を背景としたナショナルな気分の亢進が多くの国で確認されているが、そのことが大学と学問の発展に何をもたらすのか、このことはもっと熟慮されてしかるべきであろう。
 付言すれば多くの大学がグローバル戦略として東アジア・東南アジアからの留学生大量受け入れを目指しているなかで、これら諸国の機微に触れるシンボルを誇示
することに、いかなる戦略的判断があるのだろうか。

 最後に、偏狭なナショナルな価値への執着
は、政治的リベラリズムの本領ともいうべき多様性の承認と寛容の精神を損ない、視野狭窄による現実への対応力の衰弱とともに、社会全体の柔軟でしたたかな強靭さを衰弱させてしまうおそれがある。
 しかるに、これまで比較的広い視野を確保してきた大学でさえもが、特定の価値の押しつけによる異質なものの排除
を通じて、国家的後ろ盾をえた特定の世界観に収斂させられてしまうならば、他者への想像力と対話可能性を閉ざされた社会は、よりいっそう排他的で硬直した性格を強めるであろう。
 しかるに、21世紀が始まったあたりから、そうした排他的で硬直した気分
が、寛容と多様性を価値として掲げてきたはずのヨーロッパも含めて、世界の多くの地域でじわじわと蔓延してきたように見受けられる。
 その点では今回の問題は、けっして日本に固有のことがらとして片付けられるわけではない。今回の事態を「日の丸・君が代」の次元に留めるのではなく、むしろ国家と大学との関係というより汎用性のある次元で考えてみたいと思った理由はここにあるのである。

『学問の自由を考える会ホームページ』
http://academicfreedomjp.wix.com/afjp#!organizers/cnve

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