今 言論・表現の自由があぶない!

弾圧と戦争が手をつないでやってきた! 即時閣議決定すべきは個人通報制度批准!! ピース9 国連経済社会理事会正式協議資格NGO

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ピースナイン 声明 11・1
2017111

国際連合経済社会理事会特別協議資格NGO
言論・表現の自由を守る会

日本政府は世界人権宣言70周年を目前に、
ただちに全個人通報制度批准を閣議決定し、
法の支配を実現しなければならない。

 
 第二次世界大戦の侵略国である日本政府は、アジアと国際社会の平和に貢献し、人間の安全保障と防災の主流化を実現するため、ただちに全ての個人通報制度を批准すると閣議決定し、本日拷問等禁止条約第22条留保を撤回・批准し、法の支配を実現しなさい。
 同時に、全大臣と国会議員・国家公務員・地方公務員及びPKO・ODA・安保理決議1325号関係者に対し、国連憲章と日本国憲法前文および憲法第9条に導かれた人類普遍の基本的人権尊重規定:憲法第11条・第13条・第97条をふまえ、憲法第98条【最高法規】第1項とともに、憲法第98条第2項「日本国が締結した条約及び確立された国際法規は、これを誠実に遵守することを必要とする。」としている世界人権宣言を敷衍化し法律化した国際人権規約(市民的及び政治的権利に関する国際規約:自由権規約、経済的社会的及び文化的権利に関する国際規約:社会権規約:1979年批准)をはじめとする日本が批准している全ての人権条約を周知・徹底し、国連人権理事会UPR審査及び人権条約機関による日本政府に対する勧告を実施しなければならない。
 
 日本政府は今年、元旦から第4期目の人権理事国(アジア地域選出・定数47カ国)です。この人権理事国選挙に先立ち昨年2016年7月15日、日本政府は立候補にあたり「世界の人権保護促進への日本の参画」と題し宣誓しています。
 日本政府は人権理事国として今月11月14日、UPR(普遍的定期的)第3回日本政府審査を受けます。
 
 安部晋三内閣総理大臣はこれまで、日本国憲法違反であるとともに憲法第98条第2項において「日本国が締結した条約及び確立された国際法規は、これを誠実に遵守することを必要とする。」としている国際人権規約に明確に違反している、憲法第98条第1項を適用し破棄すべき法律:秘密保護法(2013年12月)、安保法(いわゆる戦争法:2015年9月)、を強行採決し、さらに今年6月、国連で自由権規約第17条プライバシーの権利を担当しているジョセフ・カナタチ人権理事会特別報告者による首相宛書簡も拒絶し、日本国憲法とともに自由権規約第17条に明確に違反している共謀罪を強行採決しました。
 
 2017年7月11日開催第1回NGO・外務省ODA政策協議会において、言論・表現の自由を守る会垣内つね子事務局長が、政府が共謀罪を強行採決しそれを取り消さず施行したことに対して抗議し、全個人通報制度批准の即時閣議決定を求めたところ、外務省人権人道課田村首席事務官は、「個人通報制度については、条約の実施の効果的な担保を図る趣旨から注目すべき制度であるということは政府としても認識しております。これまで19回にわたり、政府といたしましては個人通報制度に関する関係省庁の研究会を開催するとともに、諸外国における個人通報制度の導入前の準備、あるいは運用の実態等について調査を実施しております。こうした諸外国の状況、各方面から寄せられました意見も踏まえつつ、政府として引き続き真剣に検討していきたいと考えております。」と回答しています。
 
 当NGOは外務大臣法務大臣に対し2007年、個人通報制度批准を要請し2008年3月、人権理事会に初回レポートを提出したところ2008年9月、自由権規約委員長会ポサダ委員長とシーラ副委員長が、自由権規約第5回日本審査に向けた日本の人権問題調査とともに、日本市民とNGO・弁護士・国会議員及び大臣に対する個人通報制度の普及啓蒙のため来日しています。その最高裁判所島田長官(当時)面会の際、長官は委員長に『個人通報制度の批准に反対していない』と伝えたことが報道されています。
 
当会は2007年以降も毎年、近年は加えて総理大臣、総務大臣、文部大臣等ににも、市民的及び政治的権利に関する国際規約(自由権規約)第1選択議定書をはじめとする個人通報制度を批准し、法の支配の実現し、人権鎖国政策にピリオドを打ち三権分立を実現するとともに、日本の市民の参政権を確立するよう提言し繰り返し要請しています。
 政府はこの間、個人通報制度を批准するために2010年4月、外務省人権人道課に条約履行室を設置し、すでに19回にわたり、関係省庁の研究会を開催しています。
 また、前回第2回UPR日本政府審査(2012年10月31日)にあたり、当NGOは国連加盟国に対し、日本政府に対する4つの勧告を、まずNGO/UPR-info予備主催の審査で提案しました(同年830日)。 すると、日本政府は同年9月11日、当NGOの4つの勧告提案の一つである社会権規約第13条2項のb項およびc項の留保を撤回することを閣議で決定し、同日条約履行室が国連事務総長にその旨を通告し批准手続きを完了しています。当該留保撤回の効力は、通告を行った当日より生じるため、日本は、同日から、社会権規約第13条2(b)及び(c)の規定の適用に当たり、これらの規定にいう「無償教育の漸進的な導入」という部分に拘束されています。
 
 当会の個人通報制度批准勧告提案に対し、UPR第2回日本審査において、多くの国々が日本政府に対し、日本政府が批准済みの人権条約に伴う個人通報制度の批准を求め勧告しました(※)。
 日本政府はこれらの勧告に対し本年1月、人権理事会に対し『UPR第2回日本政府審査・勧告に対するわが国対応』において「日本は,市民的及び政治的権利に関する国際規約(以下「自由権規約」という。)第二議定書を除く,勧告で述べられた人権条約を締結することを検討する。」と回答しています。
 日本政府は1979年に国際人権規約を批准しています。当時も自民党政権下であり、その衆議院と参議院両外務委員会において、『自由権規約第1選択議定書も早期に批准する』と全会派一致で決議をあげています。
 
 当NGOは2011年、プロジェクトピースナイン《日本において個人通報制度の批准によって法の支配を実現し、さらに公職選挙法と国家公務員法等の選挙における差別と弾圧規定を破棄し、日本市民の参政権を確立し、日本国憲法第9条を守り抜き、憲法第9条を世界の憲法にして地球の平和を築くプロジェクト》を国連に提唱し、翌年国際連合経済社会理事会において、同理事会NGO特別協議資格を取得し、本年再承認されています。
 
 当NGOは、プロジェクトピースナインの早期実現目指し、当NGOが前回UPR第2回日本審査に向けて提案した4つの勧告・課題(※※)を実現めざい、今月ジュネーブで行われる国連人権理事会UPR第3回日本審査において活動します。
 
 当NGOが活動拠点としている習志野市は、日本陸軍発祥の地であり、日露戦争の際1万5000人ものロシア兵捕虜収容所があり、第1次世界大戦時にもドイツ兵捕虜収容所がありました。さらに第二次世界大戦時習志野市には、日本軍の騎兵連隊、鉄道連隊、習志野毒ガス学校があり、習志野毒ガス学校がありました。この跡地周辺には、大量破壊化学兵器である毒ガス6トンが埋められており、未だ防衛省は発見していません。現在もなお、習志野市、千葉県、日本国では、第二次世界大戦が続いているのです。
 
 習志野市(JR線路以北)から船橋市の一部は井戸水を使用している習志野市市営水道管理区域であり、政府は、第二次世界大戦の毒ガスを最優先で調査し安全に撤去しなければなりません。
 明治以来、日本陸軍の演習場と兵舎、陸軍病院、鉄道連隊等を設置していた軍都習志野市の市民会館の南側には、関東大震災直後朝鮮人を虐殺し埋葬している現場があります(習志野市史 第4編 近現代 796=797ページに記述あり)。しかし、習志野市はこの調査を行っていません。
 日本政府の責任において、政府が総力を挙げて毒ガス6tを発見・除去し、ただちに関係国及び関係者と協力し、朝鮮人虐殺現場の調査を行い、謝罪し慰霊し追悼しなければなりません。
 
 アジア選出の人権理事国である政府は、直ちに全個人通報制度および核兵器禁止条約批准を閣議決定し、ジョセフ・カナタチ人権理事会特別報告者を年内に、日本に招請しなさい。
以上
 
 【第2回UPR日本政府審査(2012年10月31日)勧告】
勧告1.人々の人権の完全な享受を確保するため,未批准条約の批准を進め,
     留保の撤回のプロセスを加速すること。(ベナン)
勧告2.条約の優先順位及び国内法手続に沿った形で,
     関連の条約・協定を批准するための更なる手続をとること。(カンボジア)
勧告3.日本が締約国である人権条約の選択議定書を締結すること。(ハンガリー)
 ●女子差別撤廃条約選択議定書(個人通報)
 ●障害者権利条約
 ●障害者権利条約選択議定書(個人通報)
 ●拷問等禁止条約選択議定書(被拘禁者へのアクセス)
 ●B規約(自由権規約)第一選択議定書(個人通報)他
勧告4.関連の条約を批准することにより、個人通報を受理し審査をする条約体の権能を認めること。(韓国)
勧告5.日本が批准した人権諸条約及び議定書で個人通報制度を設けているものについて,人権侵害に関する個人通報制度を受け入れるための必要な措置をとることを検討すること。(オーストリア)
勧告11.社会権規約選択議定書に署名すること。(ポルトガル)
勧告12.女子差別撤廃条約選択議定書の批准を検討すること。(ブラジル)
勧告13.強制失踪条約の規定の違反に関して,被害者や他締約国から又は被害者や他締約国のために行われる通報を受理し検討する強制失踪委員会の権能を認めること。(ウルグアイ)
勧告15.個人通報制度に関する児童の権利条約第3選択議定書の早期批准を検討すること。(スロバキア) 
 




※※ DraftStatement (Revised)

 To: Governmental and NGO Representativesattending the 2nd UPR of Japan:
Japanese Association for the Right toFreedom of Speech (JRFS)
NGO in Special Consultative Status withthe ECOSOC
Revisedon October 30, 2012
Firstissued on August 30, 2012

The Japanese Associationfor the Right to Freedom of Speech wishes to propose the recommendations setout below in the new order of priority to be issued to the Government of Japan:

 Followingthe announcement on September 11, 2012 of the alarming results of the healthsurvey on children conducted by Fukushima Prefecture Authorities, ourAssociation decided that we should give top priority to the urgent collectiveevacuation of the children of Fukushima in our proposal for HRC Recommendationto the Japanese Government. We have subsequentlypresented our revised proposal to the Ambassadors to Japan of the troikacountries as well as to the Ambassador of France to Japan who is also in chargeof human rights affairs for the European Union.

Shortly before thecurrent session of the UPR, on September 11, 2012, 33 years after theratification of the ICESCR, the Japanese Government finally ratified theparagraphs 2-B and C of Article 13 of the International Covenant on Economic,Social and Cultural Rights, by withdrawing its reservation for the provisionsconcerning free higher education. We therefore did notinclude the ratification of the Article concerned in our proposal of August 30.

1.Toguarantee the right to seek refuge of children of Fukushima and drasticallyimprove 
their health management

2.Toimmediately ratify the individual communication system to establish theseparation of powers, paving the way to the application of the UniversalDeclaration of Human Rights and International Human Rights Covenants andturning the country into a state ruled by law, respectful of universalfundamental human rights;

3. Torepeal Public Office Election Law provisions concerning freedom of expression(ban on distribution of flyers and door-to-door visits) and the State PersonnelLaw (Article 102) to establish political rights, foundation of any democraticstate.

Japanese Association forthe Right to Freedom of Speechrepresents citizens of all ages who are victims of human right abuses and are fightingin court as well as their supporters and other human rights defenders. They include victims of repression for havingdistributed political flyers, as well as teachers who were punished for notaccepting emperor-glorifying Hinomaru flag and Kimigayo song as nationalemblems. In November 2007, ourAssociation joined the Japanese Workers’ Committee for Human Rights and inMarch 2008 submitted its first report to the UNHRC. In April 2012, our members, plaintiffs of theHinomaru and Kimigayo cases submitted a counter-report jointly with the JapaneseWorkers’ Committee for Human Rights.

1.Toguarantee the right to seek refuge of children of Fukushima and drasticallyimprove their health management

In the context of growing poverty among people with children, the PrimeMinister’s Cabinet Office in June 2012 announced that the number of suicidesamong students and school children exceeded 1,000 for the first time since thesurvey began in 1978, reaching 1,029. The total number of suicides sharply increased in 1998 to exceed30,000. For 14 consecutive years sincethen, more than 30,000 people commit suicide every year in Japan.

Fukushima prefecture is located in one of the poorest regions and mostof the families with children are not able to afford adequate health managementmuch needed to cope with the effects of radiation contamination. They also need money to evacuate thecontaminated area and start a new life in a safer place. Collective evacuation financed by publicauthorities should be ensured for the people affected by earthquake and nuclearpower plant accident.

2. ForImmediate Ratification of the First Optional Protocol to the ICCPR (individualcommunications)

After the last UPR, the current rulingparty won the general election with the promise that it would establish theindividual communication system. However,the successive Justice Ministers have failed to keep that promise. On the contrary, especially after the March11 Great Earthquake, the parliamentary secretary and a high official in chargeof human rights and humanitarian question in Ministry of Foreign Affairs whowere active for promoting human rights have been removed from their posts andreplaced with others who claim that “some groups are opposed to theratification”. The problem is not merelythe lack of political will.

It is essential to understand that,more than half a century after the Universal Declaration of Human Rights, theJapanese Government does not only neglect the implementation of the UNHRCrecommendations but is acting against the principles of Universal Declarationof Human Rights.

In fact, it argued back against the UNHRC’srecommendations on its Second Periodic Report to avoid the implementation ofthese recommendations. In the courttrials on nuclear power plants, the Government did not disclose all informationwhich fact led to the proliferation of nuclear plants all over Japan. In addition, the Government has neglectedmeasures to prevent accident and caused the explosion of reactors at FukushimaPlant. The people of Fukushima who sufferedheavy damages from the earthquake and tsunami have been driven away from theirhome due to radiations and are now left without any adequate economiccompensation. Because of lack ofinformation that should have been provided quickly after the accident, childrenwho are very vulnerable to radioactivity have been exposed and are now deniedtheir rights to health management and to seek refuge for safety. Continued human rights violations perpetratedon the people of Fukushima and the workers of nuclear power plant constitute amajor humanitarian problem.

The Foreign Ministry in July this yearorganized the “World MinisterialConference on Disaster Reduction in Tohoku”, but most of the officers incharge of the event, do not know about the human rights treaties or UNHRCrecommendations. Even Fukushimaprefecture governor and mayors of cities and towns in the prefecture do notknow about the treaties and recommendations that serve as international legalstandards.

In addition, the Japanese Governmentauthorized the re-start of Ohi nuclear power plant whose safety has yet to beconfirmed. This poses a threat to theentire international community and testifies to the hostile attitude ofJapanese Government against the UN Charter, the Universal Declaration of HumanRights and International Human Rights Covenants.

3.For Repealing the PublicOffice Election Law and the State Personnel Law (Article 102)

The Human Rights Committee in 2008recommended to the Japanese government the abrogation of these two laws. Their repeal is essential for establishingpolitical rights of the Japanese people. A just and fair election of members of parliament who make laws is thesurest way to realize the aspiration of all those who are taking up humanrights challenges. And it is essential forpeace in Asia and the world to achieve a major change in the governmentalpolicy on human rights and turn Japan, an aggressor country in the WWII, into acountry respectful of human rights.

In Japan, the Foreign Ministry, thejudiciary and the prosecution continue to totally ignore the Human RightsCommittees 2008 recommendation (paragraph 26).
Mr. Horikoshi, charged of violation ofthe Public Personnel Law, was judged not guilty by the High Court, but theCourt did not give any decision about the ICCPR violation. The presiding judge did not accept to take 22videos secretly taken by police agents as material evidence for the crimecommitted by the police.  Tokyo HighPublic Prosecutor Haruo Kazama appealed to the Supreme Court and was laterpromoted to Supreme Public Prosecutor General.

In 2011, Mr. Katsuhisa Fujita, teacherat Itabashi Tokyo Metropolitan High School was fined 200,000 yen (1800dollars) by the Supreme Court for having disobeyed theeducation board order to sing “Kimigayo” song at school ceremonies. Over 700 public school teachers who refusedto stand up and sing “Kimigayo” and suffered prejudicial treatment took theircases to court. In 10 out of 21 such cases,teachers lost the legal battle in Supreme Court in total disregard of theICCPR. The Court decisions are used toimpose “Hinomaru” flag and “Kimigayo” song on school children.

On the pretext of these unfair SupremeCourt decisions, the Ministry of Education allows Osaka City Mayor to enact abylaw banning any political activity of teachers and municipal personnel,through amendment of the Local Public personnel law by invoking Article 102 ofthe State Personnel Law.

As it is escalating its action againstfreedom of speech and thought, the Government in the parliament in session atthis moment is attempting to pass a law to reduce the proportionalrepresentation seats by 80 to enable it to obtain majority in the parliamentand scrap Article 9 of the Constitution. If this happens, it would give a decisive blow to democracy in ourcountry. This poses also a threatagainst the international community.



  たんぽぽ舎です。【TMM:No3210】2017年10月30日(月)地震と原発事故情報−
 ▼ 原子力産業の崩壊は続く「安全確保」どころか部品の検査もしない
   何が起きてもおかしくない

山崎久隆(たんぽぽ舎)

 日本のメーカーが次々に大事件を引き起こしている。
 トヨタ、日産自動車、三菱自動車、スバル、タカタ、日本鋳鍛鋼、神戸製鋼所、東芝、三菱重工業、挙げていくと日本の主要なメーカーが目白押しである。
 その中に並ぶ原発メーカー。原子力産業も崩壊過程にあるのか。

 ○日本鋳鍛鋼
 日本鋳鍛鋼(株)とは、原発の圧力容器蒸気発生器などの主要部品を製造する大型容器の会社である。
 原発の圧力容器などは、鋼鉄製の材料を圧延し、溶接して組み上げる工法を取る。
 圧力容器の場合、上蓋下鏡部胴体とに分かれて製造される。


 厚い鋼板を曲げて円筒形に溶接で組み立て、下鏡と溶接し、焼鈍工程を経て製品化される。その後原発内部に据え付けた後に上蓋を取り付ける。

 蒸気発生器も高い圧力を支える大きな圧力容器である。
 同じように組み立てて製造される。加圧水型軽水炉で使用されるが内圧約70kgの運転圧力が掛かる。
 この容器には厳しい条件が課せられている。それは、含有炭素量を極力抑えることである。
 フランスの基準は圧力容器で0.22%である。日本でも基準は同程度だ。
 フランス原子力安全局(ASN)は9月、フランスで建設中のフラマンビル原発3号機において、鋼材の炭素濃度が基準を超えていたことを明らかにした。

 主な経過は、2014年にアレバ社がフランスで建設中のフラマンビル原発3号機の圧力容器上蓋付近に炭素が偏析していることをと報告したことに始まる。
 2015年にASNがフランス電力会社EDFに調査を指示し、2016年6月にEDFが報告書を提出、10月にASNが疑惑のある原発の運転を停止することを命令し検査が開始される。
 12月にASNが原発に日本鋳鍛鋼社製の部品を使用している原子炉について運転承認のための条件をつけ、2017年1月30日には9機の原発の再稼働を容認した。例えばトリカスタン1、3号機は炭素濃度0.39%(規格は0.22%)などである。(経過はグリーンピースの資料より)

 炭素含有率が規定を超えた理由は材料の生産法にあった。
 金属材料を高温で熱し、鋳型に流し込んで鉄材のブロックを作り、材料を切り出して圧延する。
 含まれる炭素は上部に溜まりやすいのでその部分を切り捨てて板を作る。
 この分布が少ないと原材料部分に炭素が高い濃度で存在することがある。これを炭素偏析という。
 炭素含有率が高くなると、材料は脆くなる
 例えば圧力容器の場合は、中性子を浴びて脆化が進む際に、炭素の割合が高いと脆化が早く進行する。また、急冷などの熱衝撃に弱くなり、設計上は問題がないはずの条件でも脆性破壊を引き起こす可能性が高くなる。
 圧力容器や蒸気発生器は原子炉冷却材を保持する決定的に重要な装置類であり、これが破断すれば直ちに炉心損傷につながる。このような装置で規定を超えているものは欠陥原発だ。

 日本鋳鍛鋼は1995年から2006年頃に出荷した部材には欠陥品が含まれることを認めている。
 フランスはこの欠陥について、運転を許可したもののフラマンビル原発3号機については上蓋が制限を逸脱しているため、2024年までに交換することを合わせて指示している。

 フランス以外にも日本鋳鍛鋼の製品は輸出されていたが、当然国内でも使われていた。
 沸騰水型軽水炉の圧力容器、加圧水型軽水炉の圧力容器と蒸気発生器の部品などである。いずれも破壊が起きれば炉心損傷に直結するものだが、原子力規制委員会は書類上のチェックをしただけで問題なしとしてしまった
 これは明らかに安全上の大きな後退である。

 ○神戸製鋼所
 日本有数の総合素材メーカーである神戸製鋼所は、これまでに明らかになっただけで約500社に対して供給した部品や材料のデータを偽装または検査の省略を行っていた。原子力への材料供給でも同様の問題を引き起こしていた。
 これまでに明らかになったのは、福島第二原発に出荷されていた二次系配管の一部について、長さのチェックを省略していたことや、ウラン濃縮プラント用遠心分離器材料の検査データ捏造が明らかになっている。

 神戸製鋼所はこれまで数多くの原子力用材料を生産、供給してきた。例えば原子炉圧力容器、格納容器、蒸気発生器、燃料集合体用部品、各種配管類、使用済燃料貯蔵容器や輸送容器、再処理工場、核燃料サイクル施設への資材供給などだ。

 そのうち、使用済燃料輸送容器に関連して過去には、ほとんど同じような事件を引き起こしている
 円柱状の使用済燃料輸送容器は強度部材は鋼鉄製だが、中の使用済燃料から出る中性子を遮蔽する材料としてレジンを使っている。高分子化合物であるレジンは大量の水素原子を含むため、中性子を効率よく遮蔽できるのである。
 1998年、神戸製鋼所はレジンを含む遮蔽材を、検査データを改ざんして取り付け、出荷していたことが発覚し、大問題となった。

 その後、2003年6月に神戸製鋼所高砂機器工場において、大規模なピュアレビューが実施され、8月には報告書が出されている。それにはレジンの事件に関連して次のように記述されている。
 「過去に生じたレジンデータ改ざん問題の反省点の一つとして、以前から特殊工程などでは作業日程が無理にならないよう製造のために必要な期間を確保することとしているが、最近のある機種では客先の指導もあり、レジン充てん工事にて検査のためにもう1日のゆとりを確保し、検査員の負担を軽減している。」
(ニュークリアセーフティネットワーク発行 2003年8月7日)
 現在、神戸製鋼所の事件に関連し、その原因らしきこととして「納期が間に合わない」「顧客の要求が厳しすぎる」などが理由として上げられているようだが、既に2003年当時から問題点として把握され対策されているのだから、もはや理由になどならない

 今回の事件が10年以上も前から組織的かつ継続的に、長期にわたり実行されてきたと報道されている。ピュアレビューが発表されても、ずっと継続して不正行為が行なわれてきたと考えられるのである。
 これは「体質」などという生やさしい事態ではあるまい。
 不正を常としていた、不正行為が業務の一部にさえなっていたとしか思えないし、その結果があまりに重大であるため、世界中の事業者から材料の健全性評価を求められるのは当然である。氷山の一角、それがこの事件に思う感想だ。

 事態は日本国内のJIS法にも違反していたことが明らかになっている。これで自動的に、
原子力の現場において経産省告示501号の原子力設備の規格を
満たしていないか、または偽装していたものを使ってい
た事態でもある

 神戸製鋼所の供給部品を使っていない原発はおそらく日本には一つもない。それが安全上重大な機器類、つまり第一種容器や弁、圧力バウンダリを構成する機器類に含まれるものであるならば、再検査を行わねばならない事態だ。
 規制委は今動いている5機の原発を含め、全ての原発の検査報告を直ちに出させるべきであろう

 新規制基準でも、このようなケースについて、どんな審査を行うかの規定がない。
 もともと性善説で作られている規定だから、検査偽装やデータ改ざん、まして検査しないで出荷したなどには運転停止などの明確な規定がない。
 しかし原発が原子炉等規制法の定める検査をせず(検査合格証
を得ず)に動かした場合は直ちに運転の停止を命ずる
規定があるから、メーカーが製品出荷検査を偽装したり行わなかったりしたら、その段階で直ち
に運転の停止をすることと、メーカーに全賠償責任を負
わせるようにすべきである。

 巨大メーカーは全て「護送船団」として守られている。国が国策として保護をしているのだから、不祥事がなくなるわけがない。東電も他電力も、原発を動かす限り万全の保護体制化にある。批判も内部告発も安全性向上には機能しないだろう。これで
次の事故を準備しているに過ぎない。

国会 会期の短さ過去2番目の可能性 「丁寧」姿勢どこに

与野党は1日、特別国会の召集日を会期も決まらないまま迎える。自民党は延長を念頭に「8日間」を提案しており、与野党協議がととのわず閉会して臨時国会も見送れば、2017年の会期の合計は159日間で、現憲法下で2番目の短さとなる。大勝した衆院選後、安倍晋三首相が森友・加計学園問題で「国会で質問されれば丁寧に答えたい」と語った姿勢はどこに行ったのか。【和田浩幸】
 「『国難』ってモリカケのことだったってことね」「政治の私物化が止まらない」。南部義典・元慶応大講師(政治学)が衆院選後の10月24日、会期の短さをツイッターで指摘すると、1800件以上もリツイート(拡散)された。
 1947年の憲法施行後の70年で、年ごとの会期の合計は平均229日。最短は佐藤内閣の70年の151日で、今年は冒頭解散された9月の臨時国会時点でこれに並ぶ。自民党が延長を検討するのは「逃げ腰」との批判を避けるためで、野党の要求通り1カ月(30日)延長しても189日で9番目に短い。
 首相は8月に発足した改造内閣を「結果本位の『仕事人内閣』」と命名。閉会中審査を除けば既に本格論戦なく3カ月がたっており、1日の組閣で全員が留任する。南部さんは「仕事人のはずが閣僚が国会にこれだけ来ないのは前代未聞。与党の国会対策は選挙前と同じで官邸の言いなりだ」と語る。
 召集後はトランプ米大統領が5〜7日の日程で初来日する。個人的な関係強化のため首相とのゴルフも予定され、会期内での実質的な審議は難しい。自民党はさらに、国会の質問時間の配分も現行の「与党2対野党8」を見直して与党の時間を増やすよう要求しており、野党は反発している。
    ◇
 会期が最短だった70年はどんな状況だったのだろうか。
 69年11月、佐藤栄作首相は米国でニクソン大統領(いずれも当時)と会談し、沖縄返還で合意した。帰国後の臨時国会で「長きにわたる国民の願望が達成された」と成果を誇り衆院を解散。自民党を大勝に導いた。
 70年1月召集の特別国会は、6月の日米安全保障条約の自動延長を前に120日で閉幕。政府が野党を刺激するのを避けたことなどから「無気力国会」と皮肉られた。その後も佐藤首相の自民党総裁4選に向けた政局に重心が移り、国会は31日開かれたのみ。論戦を避け、政局を優先した結果が際だって短い会期となった。
 加計学園の獣医学部新設では、文部科学省の審議会答申が11月前半に出る見通しだ。コラムニストの小田嶋隆さんは加計問題が注目された臨時国会の冒頭解散に触れ、「時間がたてば森友・加計は忘れられると思っているかもしれないが、今度は逃げっぷりがクローズアップされ、問題が大きくなっているのが現状だ」とみる。
 安倍首相の母校・成蹊大の加藤節(たかし)名誉教授(政治哲学)も「国会論戦から逃げていることは見え見えだ。衆院選で『国難』と位置づけた北朝鮮情勢や少子化を国会で議論しないのは論理矛盾だ」と指摘した。
第2次安倍内閣発足後の国会会期と過去の国会会期
毎日新聞 2017年10月31日https://mainichi.jp/articles/20171101/k00/00m/010/095000c
 アベ独裁政権による世界人権宣言と国際人権規約をはじめとする人権条約に敵対し男女平等を嫌悪し、女性を悪用する貧困化政策に基づく積極的戦争主義政治が、日本女性のさらなる貧困化・格差拡大加速の最大原因です。

 政治分野女性比率123位(前年103位)、男女平等と賃金格差114位

 「世界経済フォーラム」は2日、2017年版「男女格差報告」を発表。
 日本は調査対象144カ国中114位で、前年より順位を三つ下げ、先進7カ国(G7)で最下位。

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 NHK独自調査による番組 経済的貧困+学びの貧困

 ひらがなも書けない若者たち 〜見過ごされてきた“学びの貧困”〜

 憲法が保障する「教育を受ける権利」。国は、日本では読み書きできない人はいないとしてきたが、教育現場の声やNHKの取材で、いまの若者の中に小中学校に通うことができなかったため、ひらがなさえ十分に書けない人や簡単な計算ができない人が少なからずいることが明らかになってきた。若者たちが義務教育からこぼれ落ちた背景に何があるのか。教育を受ける機会を得られず、厳しい生活をおくる人々の姿を伝える。

 2017年11月2日(木) NHKクローズアップ現代+



2010年国勢調査

小学校を卒業していない 約12万人

そのうち40歳以下 2万人

母親の病気 

同世代の友達がいない。

社会から一歩引いて、息を潜めるように生活している。
こころの負担、
就職できない
社会人としてスタートラインに立てない。

親の格差
きちんとができない朝起こすこと

学校はこころの居場所

社会とのかかわり

卒業することのできなかった小学校
当時のことを思い出すたび、眠れなくなった。

夜間中学で学びなおし、変わり始めた。

「勇気かな。」

広島県福山市役所では、
教育委員会職員・生活保護。長期欠席・支援員

本人の努力だけではどうにもならない




■アメリカでは、1600万人

読み書きができない米国人 仕事が…育児が…
米国では、読み書きのできない非識字者が成人の8.1%にあたる、約1600万人いる。先進国の中でも高い割合だ。経済格差や教育への投資が問題だという指摘もある。読み書きができなければ、就職が難しい。しかし問題はそれにとどまらない。BBCのアリーム・マクブール記者が報告する。

BBCNEWS 2017年11月3日 
 
 ☆ 安倍9条改憲NO!全国市民アクション11・3国会包囲大行動
 日時:2017年11月3日(金)13:55〜15:30
     13:00〜プレコンサート(中川五郎、MILK弥勒)
 主催:安倍9条改憲NO!全国市民アクション実行委員会
     戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会


平和をまもろう!命を守ろう!9条まもろう!
再び国会を10万人で包囲し、安倍9条改憲NO!の意思を示そう!


 *よびかけ*
 安倍首相は、日本国憲法の9条の1項と2項を残して、3項ないしは9条の2として、憲法に自衛隊を位置づけるとする改憲案を発議しようとしています。


 2015年9月19日に、多くの市民の反対を押し切って強行採決した安全保障関連法によって、自衛隊は大きく変貌しました。米軍など世界の同盟国と一体となって、集団的自衛権を行使した軍事行動の世界的な展開を可能にしています。
 安倍政権がどのように主張しようと、現行法上の自衛隊を憲法に位置づけることは、戦力の不保持と交戦権を明確に否定した憲法9条2項の空洞化に繋がるものです。安倍首相は、絶えず「憲法の平和主義を守る」と発言していますが、改憲案はその発言と大き矛盾するものです。私たちは、このような意図を持った改憲案に賛成できません。

 「安倍9条改憲NO!全国市民アクション」は、「安倍9条改憲NO!憲法を生かす全国統一署名」のとりくみを開始しています。平和と民主主義、基本的人権が尊重される社会であるために、憲法が示す社会を作りあげることが大切です。そのために、安倍首相の企みを明らかにして、「安倍改憲NO!」の大きな声を上げていこうではありませんか。
 11月3日は国会へ集まりましょう!

 ※『安倍9条改憲NO!憲法を生かす全国統一署名』にご協力をお願いします。
http://kaikenno.com/wp-content/uploads/2017/10/3000%E4%B8%87%E4%BA%BA%E7%BD%B2%E5%90%8D%E9%80%81%E3%82%8A%E5%85%88%E5%85%A5%E3%82%8A.png

『安倍9条改憲NO!全国市民アクション』
http://kaikenno.com/?p=31

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