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2019年03月09日
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◆ 消費増税直前に景気判断が下方に、
30〜40代の貯金ゼロは2割を超える (BUZZAP!) ![]() 働き盛りの世代の貯蓄額が大幅減(SMBCコンシューマーファイナンス株式会社) 今年1月に囁かれた「戦後最長の景気拡大」はどこかに消え去ってしまったようです。 ◆ 「戦後最長の景気拡大」のはずが既に後退局面に 内閣府が3月7日、景気動向指数の1月の基調判断について、従来の「足踏み」から「下方への局面変化」に引き下げました。 速報値では景気の現状を示す一致指数が前月より2.7ポイント低い97.9となり、3ヶ月連続の悪化となります。 これを受けて、内閣府は景気の基調判断をこれまでの「足踏みを示している」から「下方への局面変化」に修正。(略) NHKや朝日新聞ではこの下方修正の原因を中国の景気の減速に伴う日本国内の輸出や生産を押し下げたとしていますが、それだけでは説明できそうにありません。 ◆ 働き盛り世代の貧困化が進む SMBCコンシューマーファイナンスは3月6日に30〜40代の金銭感覚に関する調査結果を発表しました。 それによると「現在の貯蓄額がゼロ」と答えた人が前年比6ポイント増の23.1%になり、平均貯蓄額も同52万円減の195万円に低下しています。 その中でも、貯蓄額の平均は30代が前年比4万円減の194万円なのに対し、40代は同120万円減の196万円と著しい落ち込みを見せています。 加えて消費についても9割近くが「無理せず買える範囲で買う」と回答するなど、消費意識の冷え込みは如実です。 中国経済に関連する製造業や輸出業に限らず、いわゆる働き盛りと言われる世代がまともに貯蓄も消費もできていない状況が浮き彫りになっています。 ◆ 景気拡大していたはずなのになぜ貧困化? 「戦後最長の景気拡大」だったはずなのに働き盛り世代が貯蓄できず、消費も手控えているのはなぜなのでしょうか。 理由のひとつとしては、厚労省の統計不正問題に絡んで2018年1〜11月の実質賃金の伸び率がマイナスになっていた事が明らかになったように、賃金が伸び悩んでいること。 また、内閣府が2018年12月10日発表した7〜9月期の国内総生産(GDP)の改定値は、物価変動を除いた実質で前期比0.6%減、年率換算では2.5%減となっており、速報値(前期比0.3%減、年率1.2%減)から大きく下方修正となりました。 これを裏付けるように、バブル崩壊後の1995年に世帯収入の中央値はピークの550万円を記録していましたが、その後22年間で122万円減少しています。 これは22%超の減少ということで、およそ3/4になったということ。 これに加えて8%への消費増税はもちろんのこと、各種増税や社会保障への負担が大きくのしかかってきており、年収に対する手取りも減少しています。 賃金が伸びずに手取りが減ってゆけば可処分所得が少なくなるという単純な引き算から、貯蓄が困難となり、消費も手控えざるを得ないことは火を見るよりも明らかです。 景気拡大の恩恵をいわゆる普通の国民が受けられていなかったのは、BUZZAP!で繰り返しお伝えしてきたとおり。実際にはそうした恩恵は企業の内部保留がアベノミクス始動以来6年連続で過去最高を更新していることからも分かるように、企業に吸い取られる形となっています。 https://buzzap.jp/news/20180904-abenomics-inner-reserve/ 働き盛り世代が貯蓄も消費もできず、景気が後退し始めた現実を見れば、消費者でもある働く人々にお金が回らないことがどれだけの弊害を生むのか、もう一度考えて軌道修正をする必要がありそうです。 『ニコニコニュース』(2019/03/07) https://news.nicovideo.jp/watch/nw4948842 =SMBCコンシューマーファイナンス株式会社= ※ 30代・40代の金銭感覚についての意識調査2019(2019年3月6日) http://www.smbc-cf.com/news/news_20190306_944.html |

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◆ 沖縄県知事、政権側や忖度メディアの負け惜しみをバッサリ!
「他の基地にも波及」と県民投票の会代表も警告 (Yahoo!ニュース) 志葉玲 | フリージャーナリスト(環境、人権、戦争と平和)
![]() 玉城デニー・沖縄県知事(左)と、「辺野古」県民投票の会の元山仁士郎代表 筆者撮影 先週金曜の1日、沖縄県の玉城デニー知事と「辺野古」県民投票の会の元山仁士郎代表が、日本外国特派員協会(東京都・千代田区)にて会見。先月行われた、辺野古米軍新基地建設をめぐる沖縄県県民投票について語った。 会見では、投票者の7割以上が「反対」の明確な意思を示した県民投票の結果を過小評価しようとする政権側や一部報道について、玉城知事と元山さんが批判。また筆者の取材に対し、元山さんは「沖縄の民意を無視するなら、辺野古だけではなく、他の在沖基地にも抗議運動が波及していくだろう」と語った。 ◆ 政権側や忖度メディアの負け惜しみ 先月24日に投開票された沖縄県民投票では、同県名護市の辺野古に、米軍の新基地を建設することについて、「反対」が43万4273票(72.1%)と圧倒的多数を占めた。これに対し、「賛成」は11万4933票(19%)にとどまり、「どちらでもない」も5万2682票(8.7%)という結果だった。 だが、安倍政権側や一部のメディアは、負け惜しみするかのように、沖縄県民投票について過小評価する言動をしている。 公明党の山口那津男代表は、先月26日の会見で「(得票数を、全有権者数で割った)絶対得票率で『反対』は38%程度にとどまった」「その他の思いというものがかなりあるという結果であった」と発言。 産経新聞にいたっては県民投票の結果を伝える記事(先月26日朝刊)で「有権者6割が『反対せず』」「47.52%が棄権」との見出しを打った。 読売新聞も「投票率52% 広がり欠く」と報じた(先月25日付けウェブ版)。 NHKも、県民投票での「反対」の割合について、投票総数における72.1%よりも、絶対投票率での37.6%を強調した。 ◆ 玉城知事、元山さんが反論 これらの政治家、メディアの主張に対し、元山さんは「すごく不公平だな、と感じます」と語った。 「絶対得票率ということであれば、自民党はどうなのかなとか、或いは安倍首相自身はどうなのかなとか、そういうところにも疑問が出てくると思います」(同)。 なお、2017年衆院選での投票率は53.68%。比例代表における有権者総数は約1億609万人で、自民党の得票は約1856万票。絶対得票率では、17.49%だ。 公明党の得票数は約678万票で、絶対得票数では6.57%に過ぎない。 つまり、政権与党を合計しても、絶対得票数では24.06%。 沖縄県民投票での「反対」の絶対得票率である約38%に遠く及ばない。 県民投票を絶対投票率で過小評価するならば、政権側や忖度メディアにとっては「自ら投げたブーメランが自分に突き刺さる」ということであろう。 玉城・沖縄県知事も「名護市長選が昨年2月にありましたが、その時の選挙結果について、菅義偉・官房長官は『選挙結果が全て』とはっきりおっしゃいました。(辺野古反対を掲げ昨年9月に知事選で勝利した)私の選挙も県民投票も、結果が全てです」と語った。 さらに玉城知事は「今回の県民投票条例では投票資格者の4分の1を超えた結果について、県知事は尊重しないといけないと条文に書かれています。4分の1といえば25%ですね。(絶対得票率に基づいた「辺野古埋め立て反対」の得票率についての)NHK報道の37%という数字は、その4分の1も超えていることを明確に示しています」と強調。 「(県民投票を呼びかけた)元山さん達の勝ちです」と微笑んだ。 ◆ 在沖米軍の最重要基地への抗議に波及 昨秋の県知事選、先月の県民投票と、辺野古埋め立て反対の民意ははっきりと示されたにもかかわらず、安倍政権は現在も辺野古埋め立てを強行し続けている。あからさまに民意を踏みにじることは、それこそ、沖縄の人々の国への帰属意識や、日米同盟そのものにも影響を及ぼすことになるのではないか。 会見終了後、声をかけた筆者に元山さんは「県民投票に対する政府の対応によっては、この国のままでいいのか、と感じざるを得ない状況は生まれてくると思いますね」と語った。 「それがどういうかたちになるかは、まだわからないですけども、辺野古新基地だけでなく、嘉手納基地に対してもプレッシャーをかけていく、ということになるかもしれませんし、私以外に大勢、そのようなことを言っている人々がいます」(元山さん)。 「普天間米軍基地の移設先」としての辺野古新基地の建設については、滑走路の短さや海兵隊を沖縄に置くこと自体に必要性が低いとして、実は米軍関係者や米国の政治家・専門家達からも不要論があがっている。 また在沖海兵隊も既にその大部分がグアムに移転し、残る第31海兵遠征部隊も、常に移動し、年間の約半分は沖縄にいないのだ。 だから、辺野古新基地が日本への攻撃に対する「抑止力」になるかも疑わしい。 だが、沖縄本島中部の嘉手納町、沖縄市、北谷町にまたがる米空軍嘉手納基地は、東アジア最大規模を誇る、在日米軍にとって最も重要な基地の一つだ。 米国側からすれば、辺野古・普天間ごときで、嘉手納基地にまで地元からのプレッシャーが強まることは避けたいであろう。 ◆ 民意無視が「沖縄独立」を招く?! また、玉城知事と元山さんの会見とは別の日、ある沖縄県の有力者は筆者に「我々の民意を国が無視し続けるのであれば、自治州としての立場あるいは日本からの独立ということを求めていくこともあり得る」と語った。 「既に独立のみが我々の希望となるのでは、という声が広がりつつある」(同)。 沖縄が日本から独立することになれば、あるいは独立に向けた動きだけでも、日本の周辺をめぐる地政学上の多大な変化を招くことは想像に難くない。 安倍政権も、またいわゆる「本土」の人々も、沖縄の民意を決して軽く見るべきではないのだろう。 (了) * 本記事は「志葉玲タイムス」掲載記事を転載したもの。 https://www.reishiva.net/entry/2019/03/06/110319 ※志葉玲 フリージャーナリスト(環境、人権、戦争と平和) パレスチナやイラクなどの紛争地での現地取材、脱原発・自然エネルギー取材の他、米軍基地問題や貧困・格差etcも取材、幅広く活動するジャーナリスト。週刊誌や新聞、通信社などに寄稿、テレビ局に映像を提供。著書に『たたかう!ジャーナリスト宣言』(社会批評社)、共編著に『原発依存国家』(扶桑社新書)、『イラク戦争を検証するための20の論点』(合同ブックレット)など。イラク戦争の検証を求めるネットワークの事務局長。 『Yahoo!ニュース - 個人』(2019/3/6) https://news.yahoo.co.jp/byline/shivarei/20190306-00117185/ |

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