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弾圧と戦争が手をつないでやってきた! 即時閣議決定すべきは個人通報制度批准!! ピース9 国連経済社会理事会正式協議資格NGO

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<転送歓迎>(重複ご容赦)・「都教委包囲首都圏ネットワーク」、・「新芽ML」、・「ひのきみ全国ネット」、・「戦争をさせない杉並1000人委員会」の渡部です。

 本日(5月3日)、東京有明にある臨海広域防災公園で、▲ 「平和といのちと人権を!−許すな!安倍改憲発議ー5・3憲法集会」(主催:平和といのちと人権を!5・3憲法集会実行委員会)が開かれました。

 この間の「改元・代替わり」の異常なお祭り騒ぎでこの集会がどうなるか危惧されましたが、やはり人々は黙ってはいませんでした。
 集まった人数は昨年の6万人を越え、6万5000人でした。

 主催者を代表して高田健さんは次のような挨拶をしました。
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 2年前の5月3日、安倍首相は9条改憲案を発表、2020年に施行すると言った。
 その案では「自衛隊」を入れ、名実ともに戦争する国にするものだった。



 また4項目を並べ、発議キャンペーンをやってきた。
 その中で、自衛隊員の子どもたちがかわいそうだなどとのべ、「自衛隊は24時間365日国のために奮闘している」と繰り返した。
 それに対し私たちは国会内外で反対運動をやってきた。
 この運動もあり、9条改憲を提示すらできなかった。
 2020年に施行するためには、今国会でやるか、参院選で3分の2を獲得するかしかない。
 私たちは全力を挙げて阻止する。
 本日は全国で大規模な反対行動が取り組まれている。
 私たちは、辺野古や原発、貧困などなど、多くの課題をまとめ国会発議を阻止しなければならない。
 そのためにも、参院選では野党共闘を実現しなければならない。
 連休明けには、野党と市民による政策一本化の話し合いがもたれる。
 野党一本化プラス全力を挙げての運動で3分の2を打ち砕こう。
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 この後、「メインスピーカー」として
  ①湯川れい子さん(音楽評論家・作詞家・翻訳家)
  ②元山仁士郎さん(「辺野古」県民代表の会代表)
  ③高山佳奈子さん(京都大学教授)
  ④永田浩三さん(ジャーナリスト、武蔵野大学教授)
のスピーチがありました。

 これらのスピーチはさっそくインターネットなどにも流れているようです。
 その中で、④永田さんのスピーチは「産経新聞」にも載ったようです。メールで、
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190503-00000545-san-pol
 元NHK・永田浩三氏「安倍君、憲法をいじるのはやめろ」(5/3(金) 18:38配信 産経新聞)というのが流れてきましたので、是非ご覧ください。

 他の方の発言は割愛させていただきますが、②元山仁士郎さん(「辺野古」県民代表の会代表)の発言は本土の私たちに強く訴えるものでした。
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 2月24日の「県民投票」では、投票率52.4% 、反対票は72%で
圧倒的多数の反対の「民意」が示された。
 それにもかかわらず埋め立てが続いている。
 なぜ民意が反映されないのか。
 どう思いますか。皆さんのところでこんなことがあったら。
 許せますか。怒って欲しい。
 しかし、県で反対表明したのは岩手と静岡の2つのみだった。
 岩屋防衛大臣は「沖縄には沖縄の、国には国の民主主義がある」と言った。
 民主主義、憲法って何なんですか。
 日本の人々はこれから何を大事にして生きて行くと言うんですか。
 膨大な税金を軍事基地建設の埋め立に使われていいんですか。
 税金をあらゆる人々のために使っていくのが法の趣旨じゃないですか。
 そうした社会が望まれるのじゃないですか。
 日本国憲法があるからこそ沖縄は日本に復帰した。
 「県民投票」では、若い世代がどうこの問題に向き合うのかをテーマとしてアクションを起こしてきた。
 今を生きる私が、親・孫たちに何をかたるかを考えながらやってきた。
 皆さん、あなたが何をしたいのか、自分の言葉で語れるようになりましょう。
 そうしたら今度こそ、沖縄の民意が実現できると思う。
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 次に政党などから以下の発言がありました。
  ①立憲民主党:枝野代表
  ②国民民主当:玉木代表
  ③共産党:志位委員長
  ④社民党:又市党首
  ⑤沖縄の風:伊波幹事長
 いずれも、アベ政治を批判し、参院選では安倍政権を追い落とそうというもので、
 又市氏は、「今変えなければならないのは憲法ではなく、安倍政権だ!」と述べました。

 その後、「プラカードアピール」が行われ、「市民連合からの訴え」として、広渡清吾さん(東京大学)が、2015年12月に市民連合が結成されて以来の活動を紹介、
 「今、安倍政権に代わる勢力が求められている。
 これに答える事が第一のことだ。
 そのためには、足し算するだけではダメだ。
 憲法を守るだけのものでもない。
 実現すべき豊かな内容を持っている改憲阻止!憲法擁護!を実現する力を付けなければならない。
 そして参院選では、安倍政権を打倒する糸口を付けなければならない。」
 と述べました。

 その後、「リレートーク」として、
  ①朝鮮高校無償化(東京朝鮮中等学校生徒のみなさん)
  ②貧困格差(本田由紀さん:東京大学教授)
  ③フクシマから(武藤類子さん:福島原発告訴団・団長)
  ④外国人労働者の実態(鳥井一平さん:移住者と連帯する全国ネットワーク代表理事)
 の方々からのスピーチがありましたが、割愛します。

 そして「コンサート」として、
 合唱「翼をください」 植田あゆみさん
 があり、
 その後、閉会の挨拶と行動提起が行われ、デモに移りました。

 「改元・代替わり」直後の2019年「5・3憲法集会」は成功裏に終ったと思います。
 今後この成果をどう具体的行動に生かしていくかが私たちに求められると思います。

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 ところで本日の集会前に、私が仲間と、下記にある『第9回「日の丸・君が代」問題等全国学習・交流集会』のチラシを参加者の多くが下車する国際展示場駅前でまいていたら、
 チラシを受け取ったある中年の男性に「君が代の君って誰のことだ」と聞かれました。
 「天皇のことだ」と答えると、
 「学校ではそれをちゃんと教えているのか」と聞かれたので、
 「「ちゃんと教えていないから、子どもたちは意味も分からず歌っているのだ。国民主権に反する歌だ」と答えると、
 「そうだ、自分もおかしいと思っていた」と言って集会場に向かって行きました。

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全国から集う!全国で闘おう!
◎ 『第9回「日の丸・君が代」問題等全国学習・交流集会』
〜教育の国家支配はゴメンダ!〜

 <日時>2019年7月21日(土)10:30〜17:00
 <場所>日比谷図書文化館コンベンションホール(旧日比谷図書館地階)
 <講演>世取山洋介(新潟大学准教授・教育法学会事務局長)
    テーマ「『日の丸・君が代』と子どもの良心形成」
 <全国各地からの闘いの報告>
 (資料代)500円
 集会後:銀座デモ
 翌7月22日(月)文科省交渉(詳細は21日に)
 <主催>第9回「日の丸・君が代」問題等全国学習・交流集会実行委員会
    (連絡先:090-7015-3344(永井))


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  【僕、国歌歌わないもん】(石原慎太郎)
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  東京五輪に 【国旗も国歌も必要ない】(ビートたけし)
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  対米従属で「世界征服」を夢想するデマゴギー政治家安倍首相を倒そう!
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「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
 http://houinet.blogspot.jp/
「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
 http://hinokimitcb.web.fc2.com/
「ひのきみ全国ネット」のウェブサイト
 http://hinokimi.web.fc2.com/



  《辻谷「君が代」不起立減給処分取消訴訟》
 ◆ ポスト最高裁
辻谷博子

 ◆ 最高裁上告棄却
 2018年4月18日(以下年号は西暦)、最高裁第2小法廷は、辻谷「君が代」不起立減給処分取消訴訟上告棄却・上告申立不受理を決定しました。すでに1年が経ってしまいましたが、こちらの事務的なミスにより報告が遅れましたことをまずお詫びいたします。
 14年1月20日大阪地裁に訴状を提出して以来、一貫して訴えてきました「大阪府の施設における国旗の掲揚及び教職員による国歌の斉唱に関する条例」いわゆる「君が代」強制条例の違憲性について、司法は結局のところなんら審議をせずに判断を回避した結果と言えます。これが日本の司法の現実です。

 ◆ 連綿と続く「日の丸」「君が代」裁判
 「日の丸」や「君が代」をどう取り扱うかについては、戦後まもなくから議論が起こります。


 とりわけ先の戦争でこれらが果たした役割、ましてそれらが教室で教えられたことを振り返るなら、それを戦後の学校で再び繰り返してはいけないというおおいなる抵抗がありました。
 政府や行政は、学校とりわけ儀式において「日の丸」を掲げ「君が代」を斉唱することを推進しようとしましたが、それに対して現場の多くの教員は、さまざまな立場、さまざまな考えの子どもたちが学ぶ学校において、「日の丸」「君が代」を強制することはあってはならないと主張し行動を起こしたわけです。
 「日の丸」「君が代」裁判は60年代から連綿と続きます。大阪、福岡、京都、沖縄、東京、鹿児島、広島・・ゆうに70件を越えます。「日の丸」「君が代」の戦後史は、そのまま司法に対して憲法を問う歴史でもあったわけです。

 私が裁判に踏み切った理由は、そういった先達のたたかいを引き継ぎ、かつ、それを次代の子どもたちにも伝えていきたいと思ったからです。「君が代」裁判は今後もまだまだ続きます。そして、私自身、ポスト最高裁の今も、全国で唯一大阪だけにある「君が代」強制条例は明らかに憲法に違反しているという考えはまったく変わつていません。

 ◆ 「君が代」強制条例の違憲性

 11年6月3日、大阪維新の会が提案した「君が代」強制条例案は、わずか数時間の審議のみで、数の力の暴挙により可決成立に至りました。そしてその半年後の12年3月23日には、今度はその処分条例ともいえる職員基本条例が可決成立しました。ここに大阪の公立学校のすべての教員に「君が代」起立斉唱職務命令を出し、それに抵抗すれば免職もあり得るとの。“命令と恫喝”の全体主義の嵐が大阪の学校に吹き荒れ始めたといっても過言ではありません。

 大阪地裁に提訴して以来、司法に一貫して求めてきたことは「君が代」強制条例・職員基本条例の違憲性でしたが、地裁判決(16年7月6日内藤裕之裁判長)も高裁判決(17年8月31日田中敦裁判長)もなんら審議は行いませんでした。
 特に高裁においては、西原博史意見書を提出し判断を迫りましたが、「西原意見書はにわかに採用できない」の一言で片付けられるという態様に、司法の最後の砦として最高裁に一縷の望みを託したわけです。しかし、ついに司法は「君が代」強制条例について憲法判断は行いませんでした。
 昨年、ひとりの法学者が司法の現状を次のように言われました。「憲法判断を行わないのが司法のプロだという裁判官の意識が日本の司法の問題である」と。
 「日の丸」「君が代」が国家のシンボルである以上、そしてそれらを為政者が「国民」を束ねる道具として利用しているからには、司法もそれに忖度するということなのでしょうか。
 しかし、司法が国や行政の過ちを判断しないでいったいだれがその危険性を指摘できるでしょうか。

 ◆ 「君が代」強制条例施行から8年

 新年度が始まりました。4月入学式を前にして、またしても大阪の学校は、職務命令からスタートしました。11年「君が代」強制条例が公布施行され8年目になります。
 学校現場は明らかに変わりました。条例下「君が代」起立斉唱、“命令”体制は不当な人事評価制度ともあいまって、教職員が意見、特に政府や行政に対する批判的な意見を表明することさえ憚られる空気を生み出しました
 もちろん、それは生徒にも即座に伝播します。子どもたちは、「上」のいうことを聞くのは当たり前、今ある社会を批判することもできず、格差社会を肯定し、何か問題があったとしても「自己責任論」に絡め取られているように見えます。これこそが為政者の狙いではなかったのかとさえ思うほどです。

 ◆ ポスト最高裁

 今、私は、司法が憲法を尊重しないなら、私たち市民が憲法を擁護していく他はないと考えています。「君が代」裁判はこれからも続くことでしょう。司法が憲法を取り戻すまでたたかいは続きます。
 それと同時に憲法は誰のために、何のためにあるのか、多くの人々と考え合い、語り合い、そして憲法を私たちの生活のなかで活かしていきたいと思います。
 4月1日の、“新元号騒動”をみれば、それはこれまで以上に困難な道かもしれません。しかし、だからこそ私たちのやるべきことはより明確ともいえます。

 これまで「君が代」不起立減給処分取消裁判を応援してくださつたみなさま、心よりお礼申しあげます。
 そして、今こそポスト最高裁のこの困難な時代を、知恵を出し合いたたかい続けて行こうではありませんか、子どもたちの未来に向けて。それが私たちの責任であると同時に希望であると確信しています。憲法を次代に活かすために。

『「日の丸・君が代」強制反対、不起立処分を撤回させる大阪ネットワークニュース』(2019年4月21日)



  《「君が代」不起立解雇撤回裁判》
 ◆ 怒 上告棄却を許さない!
(元)高槻市立小学校教員 山田肇

 本年2月5日、最高第三小法廷は、菅平和、野村尚、山田肇3人の「君が代」不起立を唯一の理由とした再任用合格取消の撤回を求める上告を「棄却する」という一片の通知を三行半のごとく送りつけてきました。
 「絶望の裁判所」「暗黒の最高裁」に、腸(はらわた)が煮えくりかえっています。怒!怒!怒!

 ◆ 「君が代」の踏み絵を踏まない者はクビ!を、最高裁は是認した
 私たちは裁判で、『今後、卒業式や入学式等における国歌斉唱時の起立斉唱の職務命令を含む上司の職務命令には従います』という府教委の「意向確認書」に署名捺印した者だけを、つまり「君が代」の踏み絵を踏んだ者だけを再任用する府教委のやり口は、憲法19条「思想・良心の自由」に反すると主張してきました。


 しかし、昨年3月28日、大阪高裁・稲葉判決は、府教委の言う「意向確認書」、つまり「君が代」の踏み絵には「必要性、合理性がある」として、「君が代」の踏み絵を踏まない者は「問題」であり、それに「重きを置いて勤務実績を判断」して再任用の採否を決めることは当然だとしました。
 そして、最高裁は、「君が代」の踏み絵は「思想調査にあたり、憲法19条『思想・良心の自由』に反する」という私たちの「上告理由書」等の主張を取り上げず、また、昨年度の再任用選考から、大阪府教委は意向確認の文言を「職務命令に従います」と変更している実態をも省みず、1回の弁論も開かず、「上告棄却」という形で、「君が代」の踏み絵を是認しました。
 「君が代」の踏み絵を踏まない者を再任用しない=クビにすることは、「個人の歴史観ないし世界観」に対する直接の侵害であり、「思想及び良心の核心の表出」(宮川光治裁判官の「意見」)に対する直接的制約ではないか!
 江戸時代のキリシタン弾圧で使われた踏み絵と同じ「君が代」の踏み絵を、最高裁が是認するとは何たることだ!
 もはや、この国には「思想・良心の自由」は存在しないと最高裁が宣言したということです。

 ◆ 「君が代」不起立者だけを「異なる基準」で再任用を決めていい、と最高裁は是認した

 また、私たちはこの裁判で、飲酒運転で「停職3ヵ月」の者も体罰事例で「停職6ヵ月」の者も再任用されているのに、「君が代」不起立者は「戒告」でも「君が代」の踏み絵を踏まないと再任用されないのは、平等原則、公平原則に反し、憲法14条「法の下の平等」に反すると主張してきました。

 しかし、大阪高裁・稲葉判決は、「君が代」不起立は飲酒運転や体罰事例とは「過去の非違行為に対する評価」が違う。「君が代」の踏み絵を踏まない者は「自らの主義主張を優先」し、法令や職務命令「遵守」が「期待できず」、「違反行為のおそれが高い」から「学校の規律や秩序の保持の観点から問題がある」。「君が代」不起立者だけを「異なる基準」で、つまり、「君が代」の踏み絵で再任用を決めても平等原則違反ではないとしました。
 何と恐るべき判決か!天皇をたたえる「君が代」は歌えないとする私たちを、まるで国家に反逆する「非国民」のごとく敵視して「異なる基準」で再任用を決めて“良し”とするとは!
 しかし、最高裁もまた、この不公平・不平等に目をつむり、憲法14条「法の下の平等」も存在しないと宣言したということです。

 ◆ 「処分」が取り消されても、「君が代」の踏み絵を踏まないとクビ!を、最高裁は是認した

 私の「戒告処分」は、2014年3月24日、人事委員会の裁決で「高槻市教委の違法な内申により」取り消されています。そして、岡田正則(早稲田大学)先生の高裁での「鑑定意見書」は、私の戒告処分は存在しないがゆえに、再任用合格取消は「重要な事実の基礎を欠く」「平等原則違反」「適正比例の原則に違反」しているから「裁量権の逸脱・濫用であって、違法である」としました。

 しかし、大阪高裁・稲葉判決は、処分が取り消されても、職務命令違反は消えない!「実体上」の処分は存在しないが、「君が代」の「踏み絵」を踏まないから、再任用取消=クビは当然としました。
 そして、最高裁も「上告棄却」という形で、処分が取り消されても「君が代」の踏み絵を踏まないとクビだという、この理不尽を是認しました。

 ◆ 教師の「良心」を亡ぼして、教育がたちゆくか

 「君が代」の職務命令は、日本の侵略戦争を進めた天皇をたたえろ、とする命令です。この命令に従うことは「教え子を戦場に送る」道をくり返すことにつながり、また、子どもたちに何が正しいか、自分で考えて行動するようにと言ってきた教師としての「良心」に反します。
 昨年、問題となった日大アメフト部の内田監督の「悪質タックル」の命令と同じく「良心」を踏みにじる命令です。

 だから、私は2012年3月の卒業式で、職務命令を出されても「君が代」は歌えませんと静かに座りました。
 しかし、大阪高裁・稲葉重子裁判長は、ことの是非、善悪は判断するな、思考を停止して、教師は命令に従うアイヒマンたれと、「判決」で表明したということになります。
 そして、最高裁もまた、「上告棄却」という形で、教師は命令に従うアイヒマンの道を行けと宣言したということになります。

 しかし、命令で教育は成り立ちません!教師の「良心」を亡ぼして、教育は立ちゆきません。
 ともに「正義が直ちに通じる国」(韓国・文在寅大統領のことば)をめざして闘いましよう。

『「日の丸・君が代」強制反対、不起立処分を撤回させる大阪ネットワークニュース』(2019年4月21日)




 ◆ 国連・労働機関ILOが、「日の丸」「君が代」強制に是正勧告! (LITERA)

 人質司法、報道圧力、外国人労働者に対する非人道的制度、ヘイトスピーチ……日本の人権後進国ぶりが、ここ数年相次いで国際機関から批判されているが、また新たな問題が通告された。
 「日の丸」掲揚と「君が代」斉唱を学校教員らに強制し、従わない職員が懲戒処分されていることに関して、国際労働機関(ILO)が日本へ初めて是正を求める勧告を出したというのだ。3月30日付の東京新聞などが報じた。

 ILOは労働問題の幅広い改善を目的とする国連の専門機関。2019年現在、187カ国が加盟しており、日本は常任理事国のひとつだ。
 東京新聞によれば、ILOの理事会が採択した勧告は、
  「愛国的な式典に関する規則に関して、教員団体と対話する機会を設ける。規則は国旗掲揚や国歌斉唱に参加したくない教員にも対応できるものとする」


  「消極的で混乱をもたらさない不服従の行為に対する懲罰を避ける目的で、懲戒の仕組みについて教員団体と対話する機会を設ける」
  「懲戒審査機関に教員の立場にある者をかかわらせる
 などを求めているという。

 とくに注目したいのは「消極的で混乱をもたらさない不服従の行為に対する懲罰を避ける目的で」との文言だ。
 これまで学校現場では、職員が国旗に向かって起立して国歌を歌っているかなどがチェックされ、それだけで「職務命令違反」などとして処分の対象とされてきた。
 本来「君が代を歌うかどうか」というのは個人の「思想・良心の自由」であるはずだが、それが平然と踏みにじられているのだ。
 今回のILOの勧告は、人権を重んじる国際標準から見て、日本での教員の内心の自由の侵害に対し強い懸念が表明されたものと解釈するべきだろう。

 そもそも「日の丸」と「君が代」は単なる国旗と国歌ではなく、戦中・戦前の大日本帝国が天皇を頂点とした国体思想の象徴として使ってきたものだ。たとえば戦中、「君が代」は主権者である天皇を讃えるものと教えられ、戦後も国威発揚の装置として用いられている。「日の丸」もまた、在日コリアンの虐殺まで扇動するヘイト団体が盛んに振りかざしていることをみても差別・排外主義的な国家主義と表裏一体なのは瞭然だろう。

 だからこそ、国家権力による抑圧を防ぐべき教育の場で、自らの思想・良心の自由に従った教員たちが児童や学生の前で起立斉唱を拒否するのは、至極当たり前のことだ。
 ところが、日本政府は以前からこうした教員たちを無理やり押さえつけてきた。「日の丸」「君が代」を使って見せしめとして処分することで、子どもたちに「国家に対する服従心」を刷り込ませる行為としか言いようがない。
 とりわけ、安倍首相はこの「日の丸」「君が代」による教育現場の支配をどんどん推し進めようとしている。

 簡単に振り返っておくと、「日の丸」「君が代」については敗戦後のGHQ統治下で一度は原則として学校から姿を消した(「日の丸」は申請による許可制、「君が代」はそもそも歌う者がいなかったと言われている)。
 天皇主権から国民主権に移行する民主化の流れと日本国憲法の制定を考えれば当然の話だ。

 しかし、1950年6月からの朝鮮戦争により潮目が変わる。米国の意向によって日本が再軍備に誘導されるなか、同年10月の「文化の日」(旧天長節・明治節=明治天皇の誕生日)直前に、天野貞祐文部相が“国民の祝日に学校で国旗を掲揚し、国歌を斉唱するべき”とする旨の談話を発表(天野談話)し、全国の教育委員会に通達を出した。


 ◆ 岸信介、中曽根、慎太郎、橋下徹…右派政治家が「日の丸」「君が代」強制を

 いわゆる「逆コース」の流れで、「日の丸」「君が代」は政府主導で復活へと向かう。
 国内の右派勢力は国旗・国歌制定運動や紀元節復活運動などを展開するなか、岸信介内閣だった1958年の学習指導要領改訂で、戦後GHQにより廃止されていた「修身」の授業が「道徳の時間」として復活、さらに戦後初めて「日の丸」「君が代」が登場する。
 その後、1964年東京五輪での国威発揚を経て、77年告示の学習指導要項で掲揚と斉唱が「指導するものとする」へ格上げ。
 時同じくして日本会議の前身団体らが“成功体験”として誇る1979年の元号法制定など「右傾化」のムーブメントが続く。1985年8月の中曽根康弘首相による靖国神社参拝の約2週間後には、文部省は「日の丸」掲揚・「君が代」斉唱を「徹底」せよとの通知を出している。

 さらに、1999年の国旗・国歌法によって「日の丸」「君が代」が法文上で制定されると、起立斉唱を拒否する教職員に対する“弾圧”が加速。
 当時の石原慎太郎都知事は「斉唱を中止するいわれはない。嫌なら出てきゃいい」と公然と攻撃し、2003年10月に東京都教育委員会に国旗掲揚と国歌斉唱、ピアノ演奏を義務付ける通達を出させ、これによって多数の教職員が懲戒処分にされた。
 他自治体でも、たとえば2011年には当時の橋下徹大阪府知事のもと、教員に起立斉唱を義務付ける条例が成立。「君が代」を歌っているかチェックし、校長が脅威に報告することを求めるなど異常な監視体制が敷かれた。

 「産経ニュース」(2018年1月29日)によれば、1997〜2016年の間に「日の丸」掲揚・「君が代」斉唱に関して処分を受けた公立学校教員の数は1561人
 年度別で見ると、国旗・国歌法制定や石原都政下での“義務通達”があった2000年前後と比べると近年では処分数が著しく減少しており、産経は処分の不当性をめぐって争われた諸裁判をめぐる最高裁判決(2007年「日野『君が代』伴奏拒否訴訟」での合憲判断)等の影響を指摘しているが、逆に言えば、政治による公立教職員への「日の丸」「君が代」の強制が完了し、現場が極めて萎縮しているということだろう。

 まさに「日の丸・君が代ファシズム」とでも呼ぶべき状況だが、これを拡大しようとしているのが安倍首相だ。
 第一次政権での教育基本法改悪など、国家主義的な教育への介入をむき出しにしてきた安倍氏だが、自民党下野時の2012年には国会で「オリンピックのときだけでなく、自然に国歌を奏で、歌う、そんな教育現場の実現に向けて、我々自民党は、もう一度全身全霊をささげる用意がある」(10月31日衆院本会議)と宣言。再び政権に返り咲くと、その言葉どおり、“君が代・日の丸強制”の範囲拡大に着手した。


 ◆ 保育園や大学でも「日の丸」「君が代」強制! 安倍政権の異常な国家主義

 たとえば2015年には、国立大学における国旗掲揚・国歌斉唱に関して「(大学が)税金によって賄われているということに鑑みれば、言わば新教育基本法の方針にのっとって正しく実施されるべき」(4月9日参院予算委)と答弁。その2カ月後、安倍首相の片腕である当時の下村博文文科相は、全国の国立大学の学長に対して卒業式・入学式での「日の丸」掲揚・「君が代」斉唱を実施するよう事実上の要請をした。

 さらに、2017年2月に厚労省が公表した「保育所保育指針」改定案には、3歳以上の幼児に対象に「保育所内外の行事において国旗に親しむ」ことや、「正月や節句など我が国の伝統的な行事、国歌、唱歌、わらべうたや我が国の伝統的な遊びに親しんだり」と新たに記載。この保育所保育指針は実際に2018年に施行された。
 同年には、文科省も「幼稚園教育要領」改定案でそれまでにあった「国旗」だけでなく「国歌」への「親しむ」を追加していた。

 もはや、完全にマインドコントロールの域だろう。安倍政権は、戦中の天皇礼賛の意味も知らない幼児たちに「君が代」を刷り込ませようとしている。そう受け止めるしかない。

 こう言うと、必ずネット右翼や安倍応援団たちは「国民が日本国旗と国歌に敬意を払って何が悪い」「日本人として当たり前の愛国」「命令に従わない公務員は処分されて当然」などと言い出すが、「日の丸」「君が代」をめぐる問題は個人の思想信条の問題だ。
 よく考えてほしい。国歌斉唱や国旗に起立をしないことが、いったい誰の権利を侵害しているというのか。

 むしろ、こうしたネトウヨたちの声こそ、安倍政権が拡大しようとしている「日の丸」「君が代」強制の本質を示しているだろう。
 ようするに、それは「国家に服従しない人間は反日である」という国家権力による圧力なのだ。究極的に向かう先は、どれだけ個人が嫌だと思っていても「お国のために死に、お国のために殺す」ことを強いられた戦中の再現に他ならない。

 その意味でも、今回のILOによる是正勧告は極めて重要だ。
 これまでどれだけ国際社会から指摘されても、都合の悪いことはほとんど無視してきた安倍政権の体質を考えると、勧告を素直に受け入れるとは思えないが、少なくともわたしたちは、現在の「日の丸」「君が代」強制をめぐる日本の状況がいかに異常であるかをあらためて胸に刻むべきである。

(編集部)

『LITERA/リテラ 本と雑誌の知を再発見』(2019.04.26)
https://lite-ra.com/2019/04/post-4680.html



<転送歓迎>(重複ご容赦)・「都教委包囲首都圏ネットワーク」、・「新芽ML」、・「ひのきみ全国ネット」、・「戦争をさせない杉並1000人委員会」の渡部です。

 ▲ 「オリンピック教育」批判ビラまきの続報です。

 (4月24日(水))
 <富士森高校>
(「授業してたのに処分」の福嶋さんからです)
 7時27分〜8時35分 43枚
 相変わらず受け取りは悪いところです。
 とくにこれといったこともなく無事に終わりました。
 8時半間際に校門を駆け込む生徒が十数名、
 校門が閉じられ以後は通用門から入るようになるようです。
 その後に登校の生徒はほんとに少数です。
 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 (4月25日(木))
 <西高校>
7:30〜8:30
 杉並1000人委員会の方と二人で行いました。
 西高は昨日の朝日新聞(東京版)に、「『自由とは・・』考える授業」として
 以下のような記述が ありました。
 「旧東ドイツで高校生が自由を求めて立ち上がった実話を描いた映画のドイツ人監督が3月に来日し、都立西高校(杉並区)で特別授業をした。・・・」


 また、まもなく10連休、その間に「改元・代替わり」があるので、
 西高には4月中にビラまきをしたいと考えていました。
 ただ、この間、ビラの受け取りが芳しくなく、1月22日はわずか27枚でした。
 本日は、教職員、生徒ともそれよりは若干受け取りがよくなりました。
 教職員の中には「ご苦労さまです」と言ってくれる方もおりました。
 また自転車から手を伸ばしビラを受け取って行く生徒もいました。
 ということで、本日は48枚まけました。

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 (ビラにある勇気君と知佳ちゃんの会話は、以下の通りです。)
勇気:ねえねえ知佳ちゃん。新しい元号が発表されたね。

知佳:そう「令和」っていうんだって。

勇気:元号って一体何なの?

知佳:元号はもともと中国から伝わったものよ。前漢の武帝の時(紀元前115年頃)に「建元」という元号が作られたのよ。日本ではそれより約760年後、中国の制度をまねて天皇制律令国家が作られた年から、元号(「大化」)を付けるようになったのよ。

勇気:漢字も中国から伝わったのだろ、さすが中国は歴史が古いね。

知佳:でも、中国ではもう元号は使われていないわ。1911年に起きた辛亥革命で皇帝支配の清王朝が滅亡したからよ。だから「辛亥」が中国最後の元号になったの。

勇気:じゃ、どうして日本では使われているの。

知佳:実は、日本でも戦後天皇主権の国ではなく国民主権の国になったから元号に関する法律はなくなったのよ。

勇気:じゃどうして、今あるの。

知佳:その話をすると長くなるから、自分でスマホで調べてみて。

   ところで、勇気君は「君が代」の意味って知っている?

勇気:えっ、意味なんか知らないよ。「国歌」だっていうから歌っているだけだよ。

知佳:そうね。多くの生徒は意味もよく知らないで歌っているのよね。

勇気:えっ!「君が代」には、チコちゃんに叱られるような意味があるの?

知佳:「君が代」の意味は、「天皇の世の中がいつまでもいつまでも続くように」ということだよ。

勇気:なにそれ。ということは、実は俺たちが主権者じゃなかったということ?

知佳:そうとも考えられるわね。でも何も考えずに、やれ改元だのやれ代替わりだのって騒いでいるのは、主権者としておかしくない?

勇気:そうだ、改元って何か騒ぎすぎだと思ったよ。だって、同じ2019年なのに
4月までは「平成」、5月からは「令和」なんて変だよね。
   また、「昭和」「平成」「令和」などと続くと、歳を数えるのも複雑で俺なんかとてもわからないよ。

知佳:世界で元号があるのは日本だけだから、国際的にも通用しないんだよね。

勇気:あまり現代的ではないということか。元号を止めた中国の方が進んでいるな。

知佳:ところでね、代替わりでは11月予定の「大(だい)嘗(じょう)祭(さい)」などが問題になっているのよ。

勇気:なんだよそれは。

知佳:詳しくはスマホで調べてみて。それについては、皇族からも「国費ではなく、天皇家の私的活動費「内廷会計(内廷費)」でまかなうべきだ」という声が上げられているの。その行事は極めて宗教色が濃いので政教分離の原則にも反しているのよ。

勇気:へえ。それでどうなるの?

知佳:憲法違反だと反対している人々もいるわよ。
   でも安倍政権はやろうとしているわ。

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 「ひのきみ全国ネット」では、7月に以下のような取り組みを行います。
 そのビラが完成し、宣伝が開始されました。
 安倍政権は、「改元」「代替わり」を政治利用し、本来民主主義とは相容れない天皇制をさらに強化しようとしています。
 「君が代」強制はつよまり、最近ではそれに反対する教職員は1人も教壇に立たせないというようなことが公然と行われ、裁判所もそれを認める判決を次々と出すようになっています。
 こうした中で、私たちは声を上げ続けています。
 道理は私たちの側にあります。
 全国の仲間の皆さん、是非、一緒に声を上げましょう。

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全国から集う!全国で闘おう!
◎ 『第9回「日の丸・君が代」問題等全国学習・交流集会』
〜教育の国家支配はゴメンダ!〜

 <日時>2019年7月21日(土)10:30〜17:00
 <場所>日比谷図書文化館コンベンションホール(旧日比谷図書館地階)
 <講演>世取山洋介(新潟大学准教授・教育法学会事務局長)
    テーマ「『日の丸・君が代』と子どもの良心形成」
 <全国各地からの闘いの報告>
 (資料代)500円
 集会後:銀座デモ
 翌7月22日(月)文科省交渉(詳細は21日に)
 <主催>第9回「日の丸・君が代」問題等全国学習・交流集会実行委員会
    (連絡先:090-7015-3344(永井))


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  【僕、国歌歌わないもん】(石原慎太郎)
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  東京五輪に 【国旗も国歌も必要ない】(ビートたけし)
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  対米従属で「世界征服」を夢想するデマゴギー政治家安倍首相を倒そう!
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「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
 http://houinet.blogspot.jp/
「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
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「ひのきみ全国ネット」のウェブサイト
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