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うた 音楽 dance 川柳

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珍しい2カ国共同開催のカーニバル「シュテットレ・ファスナハト」


2017-02-25 11:00

ラウフェンブルクという町は、国境を挟んでドイツ側とスイス側に分かれている。この二つの町は、数百年も前からカーニバルの共同開催を通じて互いの結びつきを保ってきた。2014年、シュヴァーベン・アレマン地方一帯のカーニバルがユネスコ無形文化遺産に指定されたが、このユニークな伝統を持つラウフェンブルクもそこに含まれる。

ラウフェンブルクの旧市街、石畳を行く自分の足音が路地に響きわたる。時間は午前5時、まだ暗くて寒い。1人きりで歩いている記者の耳には、カーニバルの音楽隊が鳴らす金属的で単調なリズムがかすかに聞こえて来る。不気味な響きを持つその調べは、パレードが近づくにつれ音量を増す。音楽隊のそばまで来てみると、彼らは使い古したフライパンやのこぎりの刃といった金属を叩いて音を出しているのだった。
ラウフェンブルクのカーニバルexternal linkは、南ドイツでもっとも古い伝統を誇る。カーニバルの中心を担うのは「漁師ツンフト1386external link」と呼ばれるグループ(本来ツンフトとは中世発祥の同業者組合であるギルドを意味するが、カーニバルでは個々の仮装グループのこと)だ。ツンフトの会員になるための条件は、男性で、何年かラウフェンブルクに住んでいること。その上で入会希望の理由をツンフト総会に書面で提出し、メンバーの3分の2以上から賛同が得られれば、加入の運びとなる。
大砲の大音響とともに「鮭の水揚げ」という行事が始まる。その昔ラウフェンブルクでは鮭が大量に獲れていたが、そんな当時を思わせるように一匹の大きな鮭が小船に乗せられ川を下って来る。陸に揚げられた鮭は、太鼓が鳴り響く中、ライン川に架かる橋を渡ってドイツ側からスイス側に運ばれる。カーニバルの始まりだ。
(映像・文 Thomas Kern 独語からの翻訳・フュレマン直美)


第45回ローザンヌ国際バレエコンクール2017

ローザンヌバレエ決勝、中尾太亮さん3位、山元耕陽さん4位入賞 1位はミケーレ・エスポジートさん


里信邦子
2017-02-04 22:50
http://www.swissinfo.ch/image/42936936/3x2/640/426/7982fedb74166868443922313edbd8bb/JM/201-3e7a5885-jpg.jpg
「今日はコンテポラリーのほうが良く踊れた」と山元耕陽さん。コンテンポラリーは、青春の様々な側面を描いたさわやかな作品「Yondering(ヨンダリング)」
(swissinfo.ch)

2月4日に行われたローザンヌ国際バレエコンクール2017の決勝は、中尾太亮(たいすけ)さんが3位、山元耕陽(こうよう)さんが4位に入賞するという快挙だった。1位は、イタリア人だがチューリヒのバレエ学校で学ぶミケーレ・エスポジートさんだった。エスポジートさんは、特にコンテンポラリーの「ニジンスキー」の圧倒的な演技でベストスイス賞も獲得した。

 中尾さん(17歳)は、愛媛県出身で現在ドイツ・マンハイムバレエアカデミーに学ぶ。昨年もローザンヌに出場したが足の怪我で準決勝の舞台に立てなかったため、「1年振りにここに来て、昨日と今日と2回も舞台で衣装をつけて踊れ、そのことがうれしかった上に賞までいただいて、とにかくうれしいです」と語った。
 「今日は昨日よりも良くできたと自分では思うし、とにかく楽しく踊れた。クラシックとコンテンポラリーではクラシックのほうが緊張した分うまく踊れた」と話した。こう語ったクラシックの「白鳥の湖」は、驚くほど高くジャンプし、ジャンプ以外のポジションもきちんと決まり美しかった。踊った直後、会場から歓声が起こった。
 クラシックのコーチを務めるパトリック・アルマンさんは、中尾さんを「テクニックがしっかりとしてきれいな上に、控えめな優雅さがある。本当に美しい。直ぐにもカンパニーで踊れる力を持っている」とほめた。そしてそれは、惜しくも入賞を逃した太田倫功(りく)さんも同じだと述べた。中尾さんは将来、クラシックに重点を置くカンパニー、例えば英国ロイヤル・バレエ団で踊りたいという。
 アルマンさんは4位で入賞した「アクリ・堀本バレエアカデミー」の山元耕陽さんについても、「彼はスタイルもいいし、感じのいいさわやかなダンサーだ。しかも基礎のテクニックがしっかりしている」と高く評価した。
 入賞後に山元さんは、「決勝の舞台で踊れたことがうれしいし、さらに賞をもらったことがうれしい。これをバネにして海外で活躍したい」と話した。
 「アクリ・堀本バレエアカデミー」の堀本美和先生は、「今年はとてもレベルが高い。そんな中で賞をいただいて、本当にうれしいです」とコメントした。

ゴヨ・モンテロさんのコメント 

 コンテンポラリーのコーチとしてここ数年コンクールに参加し、今年は審査員を務めたニュルンベルク・バレエ団の芸術監督・振付家のゴヨ・モンテロさんは、「今年は本当にレベルが高く、ローザンヌバレエにとっては大成功の年だった。だが、そのために8人を選ぶのはとても大変だった。それぞれのダンサーに個性があり、それぞれが良いからだ」と話した。
 決勝に進出した日本の3人の男子については、「素晴らしいテクニックを持っている」とコメントした後、決勝に進出した女子の藤本結香さんを「彼女は強い個性を持っている。これからの成長が大いに期待できる」と述べた。

1位のミケーレ・エスポジートさん

 1位は、イタリア人だがチューリヒのバレエ学校「チューリヒ・ダンス・アカデミー」で学ぶミケーレ・エスポジートさんが受賞。「ショック状態の中にいる。とにかく信じられない」と喜びを語った。今日のエスポジートさんのクラシックは、空を飛ぶようなジャンプが美しい上に各ポジションを丁寧に決め、観客からブラボーの声が飛んだ。だが、圧巻はジョン・ノイマイヤーが振付けたコンテンポラリー、「ニジンスキー」だった。
http://www.swissinfo.ch/image/42936334/3x2/640/426/9307ae370b43d6234153d59d4586ced1/Ba/410-3e7a6261-jpg.jpg
「ニジンスキー」で迫力ある踊りを見せるミケーレ・エスポジートさん
(swissinfo.ch)
 ドミートリイ・ショスタコーヴィチの曲の危機感迫る激しい音とリズムに乗って一つ一つの動きに深く感情を込め表現したこのコンテンポラリーに、観客からの割れるよう拍手は鳴り止まなかった。「ニジンスキー」についてエスポジートさんは、「このバリエーションは、ダンサーであるニジンスキーの人生と彼の狂気を表している。だから、その狂気を一つ一つの動きで表そうとした」とコメントした。
ローザンヌ国際バレエコンクール2015

ローザンヌへの長い道のり

チューリヒ・ダンス・アカデミーで学ぶルー・シュピヒティクさんとラウラ・フェルナンデス・グロモヴァさんの夢。それは、トップダンサーになることだ。2015年の第43回ローザンヌ国際バレエコンクールへの出場で、その夢に一歩近づく。(Carlo Pisani, swissinfo.ch)
 ところで、今回7位に入賞を果たしたルーマニア人のディアナ・ジョルジア・イオネスクさんも、チューリヒ・ダンス・アカデミーで学んでいる。 
 スイスはローザンヌ国際バレエコンクールの開催国でありながら、過去ほとんど出場者を出さなかった。だが、2015年に同アカデミーからルー・シュピヒティクさんとラウラ・フェルナンデス・グロモヴァさんが出場し、シュピヒティクさんは決勝に進出。翌年にはグロモヴァさんがコンクールに再挑戦して、5位入賞を果たしている。
 そこへ今回の2人の入賞で、同アカデミーの評判はますます高まるだろう。エスポジートさんは6年学んだ同アカデミーのコーチについて次のように話している。「単にテクニックをコーチしてくれるだけではなく、動きの一つ一つの意味を考えるように、そして感情をそれに込めるように指導してくれるところが、素晴らしい」 
審査委員長、「ダンサーには柔軟性が要求されている」
 今年の審査委員長で英国ロイヤル・バレエ団の芸術監督ケヴィン・オヘア氏は、決勝の直前に、同バレエ団のプリンシパルで2008年にローザンヌバレエに入賞した高田茜さんのことを、「とても踊りが美しい上に、コンテンポラリーの色んな動きができる柔軟性がある」とコメント。
 その後にこう付け加えた。「今日プロのダンサーに求められているのはクラシックもコンテンポラリーも両方踊れる力であり、どんな動きにも対応できる柔軟性だ。今回のコンクールでもそれを重視した」

8人の入賞者
1位 ミケーレ・エスポジート 17歳 イタリア
2位 マリナ・フェルナンデス・ダ・コスタ・ドゥアルテ 17歳 ブラジル
3位 中尾太亮 17歳 日本
4位 山元耕陽 15歳 日本
5位 ローレン・ ハンター 15歳 米国 
6位 スタニスワフ・ヴェグジン 18歳 ポーランド
7位 ディアナ・ジョルジア・イオネスク16歳 ルーマニア
8位 スヌ・リム 17歳 韓国

第45回ローザンヌ国際バレエコンクール
同コンクールは、ブランシュバイグ夫妻によって1973年に創設された。15〜18歳の若いダンサーを対象にした世界最高の国際バレエコンクールで、若いダンサーの登竜門の一つとも言われる。目的は伸びる才能を見いだし、プロになるための支援をすることにある。
今年は、2017年1月30日から2月4日まで開催。昨年秋のビデオ審査で、17カ国の計74人が選ばれた。このうち日本からは13人。過去11年間、日本はいつも最多の数のダンサーを送り込んできた。
例年通り今年も、二つの年齢グループ(15〜16歳と17〜18歳)に分かれて4日間コーチを受け、5日目の2月3日には参加者全員が舞台で踊り、決勝進出者20人が選ばれた。
今日2月4日の決勝では、この20人から7〜8人の入賞者が選ばれた。全員同額の奨学金を得て、希望するダンススクールかカンパニーで1年間研修ができる。なお、同コンクールには、世界的に有名な53のダンススクールとカンパニーが協賛している。
今年の審査委員は9人で構成され、審査委員長は英国ロイヤル・バレエ団のディレクター、ケヴィン・オヘア氏。またベルギー王立 ロイヤル・フランダース・バレエ団のプリンシパル、齊藤亜紀さんも審査員の1人として参加した。

2016-04-24 13:04         

アイスレジェンド2016の一部をなす創作作品「愛」は、昨年12月からプロフィギュアスケーターのステファン・ランビエールとカロリーナ・コストナー、ピアニストのカティア・ブニアティシヴィリが一緒に曲を選び、ストーリーを練っていった「3部からなる、氷上のバレエ作品」だ。このビデオは、本番30時間前に行われたリハーサルの中から、ランビエールとコストナーだけに焦点を当て制作された。(文・里信邦子 撮影・Vania Aillon 編集・Vania Aillon & 里信邦子 制作・スイスインフォ)

 創作作品「愛」のあらすじは、コストナーの演じる女性がランビエールの演じる男性に恋い焦がれるが、男性は「愛の狩人」のようにさまざまな人に言い寄り、「コストナー」を苦しめる。だが「ランビエール」も、そうした自分の愛のあり方に苦しみ、悩み、やがて自己破壊の方向に向かっていくといったものだ。

 1部はショパンの「バラード」の曲で、浅田真央が村に住む人々を紹介。2部はドビュッシーの「月光」を使い、コストナーが恋人の「理想像」を夢想し、その夢想の中に没頭する姿を演じる。このビデオでは、コストナーの演じる可憐な女性が夢想の中で遊ぶときのその心のひだが、細やかに豊かに表現されている。
 3部は、「ランビエール」が「コストナー」との愛を確かめるが、その後、この愛に疑いを持ち、苦しみ、さらには自分自身に対しても攻撃的になり、自己破壊へと向かう過程だ。それを、ブニアティシヴィリは情熱的にラヴェルの「ワルツ」を弾き表現する。

 2部も素晴らしいが、この3部のラヴェルは圧巻だ。ここでランビエールは、男性の苦悩を、高くジャンプし、身体をうねらせて滑り、頭を振り、得意のスピンで回転しながら表現する。その苦しみのエネルギーをさらに高めるように、または呼応して自分も高揚するかのように、ブニアティシヴィリはピアノのキーを打楽器のようにたたき、椅子から落ちんばかりに右腕を大きく振り上げ、聞いたこともないような「ワルツ」をとどろかせる。

 このスケートの動きと音の「幸いな出会い」、または「相乗効果」をブニアティシヴィリはこう表現している。「ステファンやカロリーナのエネルギーと組むとき、共通のエネルギーを見つけなくてはならない。ときには相手が表に出るように私は陰に隠れ、ときには私が表に出るといった工夫がいる。つまり、私自身の流れに没頭しながら、同時に相手の流れに配慮するとき、まるでそれまで知らなかった2人が舞台の上で突然恋に落ちるように、新しい感情やハーモニーが生み出され、自由になる」。

ランビエールが爆発するラヴェルの「ワルツ」

 第3部の前半は、ランビエールとコストナーが2人の愛を語る場面だ。2人は手をつないで一緒に踊り滑る。ソロのスケーターである2人にとって、この場面はかなりの挑戦だったとランビエールは振り返っている。「3月に2週間集中して練習した。1日目が終わったとき、2人の間に沈黙が続いた。ぜんぜんうまくいかなかったからだ。相手の動きとリズムに合わせるのは本当に難しいことだった。例えばカロリーナはすごいスピードの持ち主で、あっという間に1人でリンクの反対側に行っている。でも2日目からはうまくいくようになった」
 ここでも2人は、どこかで演劇やバレエの指導を受けたにちがいないと思わせるほどに、スケートのいわゆる技術以外に、胴体のひねりやちょっとしたステップや指の「表情」などを使い、深い愛や愛への疑い、苦しみなどを表現している。
 そして、なんと言っても今回の「山場」は、ランビエールがソロで舞う第3部の後半だ。自分の愛のあり方に苦しみ、悩み、最後は自己破壊へと向かう男性の内面を、高くジャンプし、身体をうねらせながら滑り、頭を振り、得意のスピンで回転しながら表現する。
 こうした動きで爆発するエネルギーを、ブニアティシヴィリはさらに高めるかのように、ピアノのキーを打楽器のようにたたき、右から左へとさっと一気にキーに触れ、椅子から落ちんばかりに右腕を大きく振り上げ、聞いたこともないような「ラヴェル」をとどろかせる。12月から共同で構想を練ってきたこのピアニストとの「コラボ」は、ここで燃焼し尽くしたように思える。

大ちゃんファンの中で

 こうした愛の物語の中で高橋大輔は、ランビエールの仲良しの男友達を演じて、コストナーの嫉妬をあおる役だった。ここでも素晴らしい動きで観客を沸かせるのだが、今回の高橋は、むしろ日本から持ってきたソロの、宗教的・精神的な「ラクリモーサ」と、これとは対照的な楽しいナンバー「マンボ」で、観客を酔わせた。
 日本からはるばる駆けつけたおよそ100人もの「大ちゃんファン」が、横断幕をかかげ、大いに湧いたことはいうまでもない。

次のアイスレジェンドは2027年?

 ショーの終了直後に、ランビエールの長年のコーチだったピーター・グルッターに会った。「次のアイスレジェンドは2027年だとステファンが言った」という。
 10年後というのはちょっと大げさでは?とたずねると、「確かに彼にはちょっと大げさなところがある…。でも全てのエネルギーを使い果たしたのだと思う。いつもそうだった。選手のころから試合直前まで一日何十回も滑って、試合前は休めというのにいうことを聞かなかった」
 ランビエールの表現力については、「小さいときから他のスケーターとは違っていた。耳がよく、音楽に内面から反応した。またステップ一つでも、他のスケーターは教えた通りにするのに、彼は自分で試行錯誤した末に独自のステップを編み出していた」
 だから、ランビエールが表現性の高い、「夢の中に誘い込むようなバレエ作品」をいつか作ってくれるのではないかと思っていたという。
 今後も、この夢の中に誘い込むようなアイスレジェンドをランビエールが開催してくれることはまちがいないだろう。ただし3回目は、グルッターさんも言うように、スイスで1回限りではなく、他の国でも行い、しかも10年後ではないことを期待したい。
SWI swissinfo.ch

    


高橋大輔、スイスのアイスレジェンドでランビエールと共演

2016-04-22 16:58

プロフィギュアスケーターのステファン・ランビエールが演出する「アイスレジェンド2016」に出演するため20日夜、ジュネーブ入りした高橋大輔さん。「ステファンとは競技を一緒に戦ってきた戦友。プロとして彼が作るストーリー性の高いショーに出演できてうれしい」と語る。本番30時間前、出演者のアドレナリンがあふれるリハーサルのあいまに、インタビューした。(インタビュー・里信邦子 撮影・Vania Aillon 編集・Vania Aillon&里信邦子 制作・スイスインフォ)

 記者会見が行われた21日、さわやかな笑顔でリンクに現れた大輔さんは、すぐにイタリア人の記者につかまり矢継ぎ早の質問を受けた。イタリアに「大輔ファン」がたくさんいるからだという。
 その後すぐに、振付家サロメ・ブルナーが「ここはこうターンして」と言いながら一緒に滑り5分ほどの指導をすると、それでもう全てを飲み込んだのか、ランビエールがさっと氷上に現れたと思うと、2人でもう滑っている。ラヴェルの曲に乗って、一緒に高く舞い上がったジャンプは圧巻。
 この2人が踊るシーンは、第1幕の「愛」をテーマにした3部作の3番目。イタリアのスケーター、カロリーナ・コストナー演じる女性がランビエールの演じる男性に恋焦がれるが、男性は「愛の狩人」のようにさまざまな男女に言い寄っていき、カロリーナを苦しめる。その「軽い浮気の相手」が大輔さんの役だ。
 こうしたストーリー性の高いショーについて、「遠い将来、自分でもやってみたい」と言う大輔さん。しばらくは、ダンスなど色々なことにチャレンジしながら、それらをスケートに生かし、「スケートを一生の仕事にする」と、きっぱりと言い切った。
 第2幕では、「スケーターたちの人生を変えたショートプログラム」をそれぞれが披露する。大輔さんは、マンボをフィナーレの前に踊り、その流れのまま、参加者全員が氷上に現れ大輔さんのステップを踊って盛り上げていく。「ハイレベルのプロのスケーターたちが、僕のステップで踊ってくれるのは、とてもうれしいこと」と満面の笑顔を見せた。



浅田真央、スイスのアイスレジェンドで舞う

2016-04-22 19:28

「ヨーロッパで滑るのは初めて。招待されてうれしいです」と、浅田真央さん。プロフィギュアスケーターのステファン・ランビエールが演出する「アイスレジェンド2016」に出演するため20日夜、ジュネーブに着いた。21日の、ぎっしり詰まったリハーサルの間に、インタビューに応じてくれた。(インタビュー・里信邦子 撮影・Vania Aillon 編集・Vania Aillon&里信邦子 制作・スイスインフォ)

 浅田真央さんがアイスレジェンドで演じるのは、第1幕の「愛」をテーマにした3部作の1番目。イタリアのスケーター、カロリーナ・コストナー演じる女性がランビエールの演じる男性に恋焦がれるが、男性は「愛の狩人」のようにさまざまな男女に言い寄っていき、カロリーナを苦しめる。
 そうした話の始まりで、真央さんは優雅に美しくショパンの曲に乗って、小さな村に住む人々(今回参加するスケーターたち)を紹介していく。
 アイスショー本番のわずか3日前にジュネーブ入りした真央さん。2日間で振りができるのだろうか?と心配になるが、マネージャーさんによると、「最初にソロで踊るショパンの『バラード』の一部は、ショートプログラムでいつも踊ってきたもの。村の人々を紹介する部分は、まだ披露せずに持っていたこの『バラード』の残りの振りを使うので、まったく問題ない」という。 
 そんな得意のショパンを、今回は情熱あふれるピアニスト、カティア・ブニアティシヴィリの演奏で踊る。「日本では、ショーで生演奏というのはなかなかないので、踊るのがとても楽しみです。いつか自分のショーにも取り入れられたらいいなと思います」と語る。
 「スケーターたちの人生を変えたショートプログラム」をそれぞれが披露する第2幕で、真央さんは得意の「蝶々夫人」を演じる。「日本人の芯の強さをヨーロッパの人に感じてもらえたらうれしい」と答えた後に、「蝶々夫人は日本人の物語なので、日本人が演じることで思いがもっと伝わるのではないか」と、付け加えた。


  世の中は 常にもがもな 渚(なぎさ)漕ぐ
   海人(あま)の小舟(をぶね)の 綱手(つなで)かなしも

       源実朝  鎌倉右大臣(93番) 『新勅撰集』羈旅・525

 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
 
 

 鎌倉時代にも、ひときわ優しい心と鮮烈な感性を持ちながら、 わずか12歳で鎌倉幕府将軍となり、複雑な政治の世界に翻弄され悩み抜きながら名歌を作り、28歳の若さで暗殺された天才歌人。
 

■□■ ことば ■□■

 【世の中は】
 「世の中」は、「今自分が生きているこの世界」という意味です。

 【常にもがもな】
 「常に」は形容動詞「常なり」の連用形で「永遠に変わらない
 という意味です。「もがも」は難しいことが叶ってほしいという、願望の終助詞、
「な」は詠嘆の終助詞です。
全体で「永遠に変わらないでいてほしいものだ」という意味です。

 【渚(なぎさ)漕ぐ】
 「渚(なぎさ)」は「波打ち際」のことです。
 
 【海人(あま)の小舟(をぶね)の 綱手(つなで)】
 「海人(あま)」は「漁師さん」のこと。「綱手(つなで)」は舟の先に立てた棒に結びつける麻の綱のことです。川をさかのぼったりするときには、陸からこの綱で引っ張って上がっていきました。

 【かなしも】
 心を揺さぶるような切なさを表す形容詞「かなし」の終止形に、詠嘆の終助詞「も」がついています。「心が動かされるなあ」というような意味になります。


■□■ 現代語訳 ■□■
  

 世の中の様子が、こんな風にいつまでも変わらずあってほしいものだ。
 波打ち際を漕いでゆく漁師の小舟が、舳先(へさき)にくくった綱で陸から引かれている
 ごく普通の情景が切なくいとしい。
 


■□■ 作者 ■□■

 鎌倉右大臣(かまくらのうだいじん。1192〜1219)
 鎌倉幕府を開いた源頼朝の次男で北条政子の息子、源実朝(みなもとのさねとも)。優しい人柄に繊細で鋭い感性を持ち、百人一首の撰者・定家の指導で和歌に親しみました。1203年12歳で3代鎌倉幕府将軍となりましたが、28歳になった1219年の正月、鶴岡八幡宮への参拝時に甥の公暁(くぎょう)に暗殺されました。

「金槐和歌集」は実朝の作品集。




  

花は咲けども


花は咲けども
影法師


『花は咲けども』

原子の灰が降った町にも、変わらぬように 春は訪れ
もぬけの殻の寂しい町で それでも草木は花を咲かせる

花は咲けども 花は咲けども、春をよろこぶ人はなし
毒を吐き出す 土の上  うらめしくやしと 花は散る

花は咲けども 花は咲けども、春をよろこぶ人はなし
毒を吐き出す 土の上  うらめしくやしと 花は散る




『花は咲けども』

曲 横澤芳一
   詩 おおき ふみお
唄  影法師  

原子の灰が降った町にも 変わらぬように春は訪れ
もぬけの殻の寂しい町で それでも草木は花を咲かせる

花は咲けども花は咲けども 春をよろこぶ人はなし
毒を吐き出す土の上 うらめしくやしと花は散る


異郷に追われた人のことなど 知ったことかと浮かれる東京
おのれの電気が招いた悲惨に 痛める胸さえ持ち合わせぬか

花は咲けども花は咲けども、春をよろこぶ人はなし
毒を吐き出す土の上 うらめしくやしと花は散る

1年3年5年10年 消えない毒に人はもどれず、
ふるさとの花恋焦がれて 異郷果てるで日を待つのか

花は咲けども花は咲けども 春をよろこぶ人はなし
毒を吐き出す土の上 うらめしくやしと花は散る

花は咲けども花は咲けども 春をよろこぶ人はなし
毒を吐き出す土の上 うらめしくやしと花は散る





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