大阪市で1995年、小学6年女児=当時(11)=が死亡した火災で、再審公判を終えた青木恵子さん(52)は2日、大阪市内で記者会見し、「自分たちのメンツを守るために無罪論告をしなかった態度が許せない」と検察を改めて批判した。

 この日、上下白色の服に身を包んで再審初公判に臨んだ青木さんは、服装について「自身の潔白と無実の意思表示だった」と心境を説明。かばんの中には、火災で亡くなった長女めぐみさんが8歳のときに撮影したウエディングドレス姿の写真をしのばせたという。

 公判については「違法な取り調べの実態について言いたいことは言えた」と語った。火災は自然発火が原因と認めない検察については、「反省していない」「許せない」と語気を強めた。
 裁判所に対しては、「正義に反しない、だれもが納得できる正しい判決を言い渡していただきたい」と求めた。