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9条改悪は自由権規約20条違反

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 ☆ 意見広告にご賛同ください

 関千恵子さんから下記のお誘いを受けました。
 「戦争を知る世代」とありますが、戦後生まれでも賛同人になれるとのことで、私も賛同人になりました。関さんからの呼びかけをお読みくだされば、関さんの強い思いが伝わると思います。どうぞ、賛同に加わり、意見広告にあなたのお名前を連ねてくださいますよう、お願い申し上げます。
 関さんは毎日新聞記者を経て、全国婦人新聞編集長の傍ら、横浜の図書館づくり、フリージャーナリストとして活躍されてきた方です。
 関さんとのご縁は、私が勤務していた八王子市の横川中学校(1980〜)で広島修学旅行の事前学習としてお話をお願いしたことからです。当時生徒だった一人は、今も関さんと文通をしています。
 ご著書に、「原爆で死んだ級友たち ヒロシマ第二県女二年西組」(筑摩書房)「ヒロシマ花物語」(汐文社)「図書館の誕生―ドキュメント日野市立図書館の20年」(日本図書館協会)「この国は恐ろしい国―もう一つの老後」(農山漁村文化協会)等、多数。
根津公子



       *****  *****  *****

 ※「戦争を知る世代からの意思表明」 | 市民社会フォーラム
http://civilesociety.jugem.jp/?eid=21235
☆ 戦争を知る世代からの意思表明 ☆
日本国憲法を改悪する人に、私の一票は預けません

 私たちは、戦争を知る世代です。私たちは、戦争中、学業も捨てさせられ勤労動員で働かされ、或いは、親兄弟と別れ学童疎開に行かされた世代です。もう少し幼なかった人も空腹、飢え、空襲の恐ろしさははっきり記憶に残っています。家族の戦死は名誉と称えられ悲しんで泣くことさえも非国民といわれました。惨憺たる生活を耐えたのは聖戦と信じたからですが、その戦争がアジアの人々を苦しめた侵略戦争と知った時は衝撃でした。
 私たちは焼け跡の中で、日本国憲法を得た喜びを忘れられません。もう戦争をしないのだ、理不尽に命を奪われることはないのです。そして他国の人を不幸にすることもないのです。なんという素晴らしいことでしょう。そして、日本国憲法で、主権在民、人権、新しい民主主義の国の在り方を知りました。ことに女性にとって、両性の平等は感激でした。初めて女性が一人の人間として認められ、生き方が変わったのです。この、憲法のもとで、憲法に守られながら、私たちは歩んできました。
 それから67年。日本国憲法に何か不都合なことがあったでしょうか。直すべきところはありません。私たちは日本国憲法を世界に誇るものと思っております。この憲法を変え、戦前に逆流し、戦争のできる国になるのはごめんです。国防軍はいりません。
 私たちは次の世代に、平和ですべての人が大事にされる国を残したいと思っております。子孫に恥じない選択をしたいと思います。憲法を護り、活かす議員を選びます。

 戦争を知る世代からの改憲反対意見広告の会
 呼びかけ人   戦争を知る世代の会・代表 関千枝子(文筆業)

 賛同者(第一次)

松田浩(元立命館大学教授)松田麗子、柴田鉄治(JCJ代表委員)、伊藤洋子(元東海大学教授)、須田稔(立命館大学教授)、中山武敏(弁護士)、平田康(京都橘大学名誉教授)、中塚明(奈良女子大名誉教授)、湯山哲守(元京大専任講師)、羽生康二,羽生槙子(「想像」発行)、山田昭彦、山田操(国鉄作家集団)、小林緑(国立音楽大学名誉教授)、福島清(元毎日新聞労組本部書記長)、古川佳子(靖国嫌ですアジアネットワーク)、神坂玲子(ふぇみん)、三木原ちか(歌人)、狩野美智子(文筆業)、岡田良子(杉並区民)、市吉澄枝(中野区民),愛沢革(詩人、翻訳家)、柴田悦子(大阪市大名誉教授)、柴田政義(日本福祉大学名誉教授)、小田桐誠(フリージャーナリスト)、藤本純子(9条の会はつかいち)、谷口和憲、辻淑子(「戦争と性」発行)、佐々木孝(9条の会ヒロシマ)、牧俊太郎(フリージャーナリスト)、小川徹(元大学教員)、芹澤寿良(高知短期大学名誉教授)、奥平せい子(調布市民)、岡田黎子(一市民)、紀平悌子(元参議院議員、無所属)、小林五十鈴(日本婦人有権者同盟共同代表)、岡部昇吾(国鉄作家集団)、唐島純三(国鉄作家集団)、岩見崇(労働者文学会)、北野澄子(国鉄作家集団)、佐久間時子(国鉄作家集団)、瀬戸千代子(国鉄作家集団)、館野利功(国鉄作家集団)、村山良三(国鉄作家集団)、金光洋(国鉄作家集団)、中山弘正(明治学院大学名誉教授)、西野瑠美子(VAWW RAC),丸木ひさ子(絵本作家)、小寺隆幸(丸木美術館理事長、京都橘大学教授)、田島公子(前越生町長)、万年山えつ子(丸木美術館理事)、江田伸男(秩父ユネスコ協会理事)、荒畑勝(前労働大学)、柚木康子(石原ババア発言裁判元被告、労働組合役員)、根津公子(「君が代」不起立被処分者)、加納実紀代(女性史研究者)、むらき数子(女性史研究家)、山口ゆみ(市民)、吉岡章子(戦争への道を許さない北・板橋・豊島の女たちの会)、草鹿光世(元図書館員),もろさわようこ(女性史研究家)、山口真理、山口正(埼玉県民)、松井のりこ(絵本作家)、松井エイコ(壁画家)、西島正樹(建築家)、松井朝子(パントマイミスト)、石川逸子(詩人)、平井和子(女性史研究者)、来栖琴子{戦中からのアナウンサー}、山中恒、典子(作家)、大谷喜伝次(労働運動)、中村道子(戦時下勤労動員少女の会)、中川李枝子(児童文学作家)、西山正子(茅ヶ崎の社会教育を考える会)、伊藤成彦(中央大学名誉教授・9条連共同代表)、石上正夫(作家)、阿部昭三(三多摩9条連代表、日本ペンクラブ会員)、小澤康秀(労働者文学会員)、秋山淳子(埼玉9条連代表)、秋山隆(専門学校教師)、吉田哲四郎(神奈川平和遺族会・共同代表)、津波古勝子(神奈川平和遺族会)、梅田悦子(神奈川平和遺族会)、大久保雅充(基地のない平和な沖縄を実現する会代表)、島袋マカト陽子(どぅたっち)、上江田千代(ひめゆり)、照井俊子(退職女教師の会)、藤田秀雄(立正大学名誉教授)、石塚さとし(マスコミ市民編集長)、浅井基文(元広島平和研究所所長)、橘高絹子(横浜市金沢区民)、
中山節子(横浜市金沢区民)、桜井世津子(横浜市金沢区民)、村田紘子(横浜市金沢区民)
片野真佐子(大阪商大教授)、小倉志郎(元原発技術者)、野添憲治(作家)、佐々木愛(女優)、
国広健一(劇団文化座)、
(2013年5月15日現在)


 ☆ 改憲派に一票を預けない、
   戦争を知る世代からの意見広告に賛同のお願い
            戦争を知る世代からの改憲反対意見広告の会


 同封の改憲反対、意見広告にご参加ください。
 6月末に新聞に(できたら全国紙に)掲載いたしたいと思います。戦争を知る世代だけでなく、若い世代のご賛同を願っております。戦争を知らない世代の「日本国憲法」を愛するメッセ―ジも広告の中に入れたいと思っております。

 今、日本国憲法は最大の危機にあります。すでに衆院は改憲派が3分の2を占め、次期参院選で、改憲派が勝てば、改憲に一瀉千里の状況になります。何としても日本国憲法を護りたいと、私たちは危機感でいっぱいです。世間では、アベノミクスとやらで景気がよくなりそうな幻想がふりまかれ、安倍政権の国粋的な面が見落され、内閣支持率が上がるばかりという状況に暗然とする思いです。

 しかし、手を拱いてもいられません。私たちに何ができるか。状況を少しでも変えることは出来ないか。選挙の直前に意見広告を出すことを考えました。
 意見広告を出しても、何ができるかという方もあります。確かに、一本の意見広告で世論を変えることは出来ないかもしれません。しかし、ではほかに、もっと有効な私たちの意見を世に訴える手段があるでしょうか。思いつきません。

 意見広告は豆粒のような小さな字ですが名前が出ます。これは私たち微力な人間でも、集まればこれだけできるという力を示せますし、私たちの闘いの証拠です。私たちは、若い人たちから、何故あなたは戦争に反対しなかったの、と聞かれ困ったことがあります。軍国主義の下、戦争が悪いなど知らなかったから。女性は、一票もなく、何の権利もなかったから、など言い訳をしました。しかし、今、そんな言い訳は通用しません。できるだけのことはやったという証を、子孫に示せると思います。

 意見広告は金がかかりますが、もし全面広告ができなくても5段とか10段とかにする、全国紙でなく地方紙にするなど、方法はあります。
 広島に毎年、8月6日に反核・平和・憲法の意見広告を出している会があります。この会は今年、6月末と8月6日に2度広告を出すという計画を出し、無事金も集まったようで、6月29日、中国新聞に全面、東京新聞夕刊に5段広告が出ます。8月6日も成功のようです。やればできると思います。
 しかしやはり意見広告は大変な金です。私たちは金がありませんし、大量の名簿を持っているわけではありません。最初、2000人ほどにお願いの手紙を出すのがやっとと思います。しかし、賛同される方が、お連れ合いと二人で申し込んで下されば。あるいはお友達に呼びかけてくだされば倍になります。賛同者が賛同者を増やしていく。これは、改憲阻止の闘いにもなると思います。

 なお、私は改憲反対の意見広告のことを前から考えていましたが、金も手間もかかり組織もない私たちには不可能と半ばあきらめていました。ところがふと「憲法9条―世界へ未来へ 連絡会(9条連)」の方にお話ししましたところ、手伝ってもよい、同会の事務室を使ってもいいという話になり、ことが急に進んでまいりました。

 「憲法9条―世界へ未来へ連絡会」は20年以上の歴史を持つ会です。
  住所:〒141−0021東京都品川区上大崎2−13−35KIビル803号室
  FAX03−3442−2381
  代表は浅井基文、浅野健一、伊藤成彦、植野妙実子、小倉英敬、ダグラス・ラミス、常石敬一、常岡せつ子、中山弘正、樋口陽一氏です。

◆賛同費  1口  1000円、通信費 100円(立ち上がり資金は個人の持ち出しで、この後2次の郵送費に困ります。端数が出る賛同費など聞いたことがないと思われるかもしれませんが、ご了承ください。一家で夫妻2人でという場合は2人の代金2000円に通信費は1人分。2100円で結構です。もちろんこのほかにカンパは、大歓迎です。

◆振り込みは必ず振替用紙で。現金で頂くと領収書を出さなければなりませんが、人手がないので、出せません。
   振込口座 00150−6−291292 
   戦争を知る世代からの改憲反対意見広告の会


◆お名前にはふり仮名を入れておいてください。

◆お立場上、どうしても名前を出せない場合があると思います。そんな場合、普通は匿名希望何人という形で入れるのですが、この意見広告では、別の形をとりたいと思います。例えば、鈴木一郎という名前の方の場合、○木〇郎という風にして、だれか特定できないが本人にはわかるという形にしたいと思います。匿名希望の場合はご自分で考え指定してください。

◆ぜひあなたが、運動者になりお友達に呼びかけていただきたいのです。これがなければこの意見広告は成功しません。ご自分で呼びかけるのは困るがこの人に頼んで見たら、というときはその方のご住所を教えていただければこちらからお願いを送ります。その際は出来るだけ、FAXか郵便、ハガキで教えてください。電話ですと事務所の本来の仕事に差し支えると困りますので。

◆掲載の紙面を送ってほしいご希望の方は、別に300円お送りください。掲載の新聞名や日時をお知らせできないかもしれませんので、これが掲載の証になります。普通の新聞紙より多少上質の紙にコピーします。ポスターにして、貼ることもできます。

◆この意見広告運動は終了次第、書類、住所等破棄します。個人情報はこの運動以外一切使いません。

2013年5月15日
 ★ 憲法96条の会 記者会見 5月23日(木)14時45分から 衆議院第一議員会館 地下1F 第5会議室(40人規模)

 ★ 96条改正反対へ学者が大同団結

 改憲の国会発議要件を緩和する憲法九六条改正に反対する学者たちが「憲法九六条の会」をこのほど発足させた。
 樋口陽一東大名誉教授ら護憲派だけでなく、九条改正を唱える改憲論者も含まれており、大同団結した形。
 メンバーの水島朝穂早稲田大教授は「ゲームをしている人間がルールを変えるのは邪道。国会議員の暴走を止めたい」としている。
 今月二十三日に東京で樋口氏らが記者会見を開いて声明を発表し、六月十四日には上智大でシンポジウムを行う。


 発足に関わったのは憲法学者や政治学者。
 会の代表は樋口氏で、九条改正が持論の小林節慶応大教授も参加するほか、長谷部恭男東大教授、石川健治東大教授、山口二郎北海道大教授らが名を連ねる。
 『東京新聞』(2013/5/16)

 ※ 日本弁護士連合会『憲法第96条の発議要件緩和に反対する意見書』(2013/3/14)
http://www.nichibenren.or.jp/library/ja/opinion/report/data/2013/opinion_130314_2.pdf

 意見の趣旨
 当連合会は憲法改正を容易にするために憲法第96条を改正して発議要件を緩和することに強く反対する。
 意見の理由
 1 憲法第96条を改正しようとする最近の動き
   (略)
 安倍晋三首相は,本年1月30日の国会答弁で,「党派ごとに異なる意見があるため,まずは多くの党派が主張している憲法第96条の改正に取り組む」旨を明言した。憲法第96条の発議要件を緩和しようとするのは,まず改正規定を緩和して憲法改正をやりやすくし,その後,憲法第9条や人権規定,統治機構の条文等を改正しようとの意図を有している。
 2 日本国憲法で国会の発議要件が総議員の3分の2以上とされた理由
   (略)
 3 諸外国の憲法との比較
   (略)
 4 憲法改正手続法における国民投票の問題点
   (略)
 5 結論
 以上のとおり,日本国憲法第96条について提案されている改正案は,いずれも国の基本的な在り方を不安定にし,立憲主義と基本的人権尊重の立場に反するものとしてきわめて問題であり,許されないものと言わなければならない。
 当連合会は,憲法改正の発議要件を緩和しようとする憲法第96条改正提案には強く反対するものである。
 
 
パワー・トゥ・ザ・ピープル!! パート2
 『澤藤統一郎の憲法日記』から 96条改憲批判−その7
 ◆ このワンフレーズを使いこなそう


 「リベラル21」というインターネットメディアに、原水禁運動などの論評で高名なジャーナリストの岩垂弘さんが、「憲法記念日の社説を点検する」という記事を掲載している。
 岩垂さんは国会図書館で、5月3日付の一般新聞53紙を閲覧した。そのうち46紙が憲法記念日にちなんだ社説を掲載しており、いずれも96条改定問題を論じていた。
 「その論調を大まかに分類すると『改定賛成』が6紙、『論議を深めよ』といった、いわば中立的な立場が5紙、『改定反対』が35紙であった。つまり、『改定賛成』13%、『中立』10%、『改定反対』76%という色分けだった」という。読売、産経は、この13%の少数派にはいることになる。


 岩垂ブログはこれで終わらず、96条改定反対派の理由を次のように3分類できると整理している。
  (1)立憲主義を覆す、という反対論
  (2)本当の狙いを隠している、という反対論
  (3)96条改定より先にやるべきことがある、という反対論
 一読に値する。ぜひ参照していただきたい。
http://lib21.blog96.fc2.com/blog-entry-2376.html

 岩垂さんの報告を見ても、96条改憲の目論みが改憲勢力の思惑外れになりつつあることは明らかだ。しかし決着はまだ先のこと、批判の手を緩めてはならない。
 私なりに、使えそうな「96条改憲批判・ワンフレーズ」を集めてみた。それぞれで補強し、工夫して、これを使いこなそう。

 岩垂さんに倣って、3分野に分類してみる。

 (1) 96条改憲は立憲主義を覆す
 「96条改憲は、憲法を憲法でなくする禁じ手だ」
 「96条改悪は、憲法を壊す道」
 おそらく、この二つが王道。

 「96条改定は、形式や手続きだけでなく憲法の根幹を根こそぎ変えてしまう」
 立憲主義を語るきっかけのフレーズに。

 「憲法は硬いところが値打ち」「軟らかい憲法は憲法ではない」
 硬性憲法の理念を語るきっかけに。

 「96条改正を許せば、全ての憲法原則が壊れる」
 「96条に穴が開くことは、憲法の土台を崩すこと」
 「ときの政権が96条改憲を言い出すなんぞ、本末転倒も甚だしい」

 (2) 本当の狙いを隠している
 「国民を欺いてはならない」
 「正々堂々とやれ」
 「卑怯・姑息・汚い」
 「裏口の手口」
 「敵は本能寺ではないか」
  ‥‥まだまだあるだろう。

 「入り口は96条(改正)で、出口が9条(改正)」
 「96条改憲の先に、9条改憲が待ち構えている」
 「96条から手をつけて、9条改正に至る」
 「表は96条、裏は9条」

 「気をつけよう。くらい夜道と96条改憲」
 「『手続くらい変えたって』甘い言葉に毒がある」
 「うっかり信じちゃ泣きをみる。振り込め詐欺と96条改憲」
 「96条の一穴は、平和と人権と民主々義を押し流す」

 「何を変えるかを論じずに、変え方だけを論じるのは奇妙奇天烈」
 「中身の合意を棚上げして手続だけ緩めるのは、不毛の混乱を招くばかり」
 「嫁さんの顔を見せないで、ともかく結婚しろというが如し」
 「改憲の狙いを明らかにしないのは、裏があるからだ」

 (3) 96条改定より先にやるべきことがある
 「改憲より復興を」
 「どさくさに紛れた改憲策動に反対する」
 「災害便乗の改憲を許すな」
 「改憲ではなく、今こそ憲法の完全実施を」

 いずれ、増補改訂版を掲出したい。

 ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
 『万緑の季節』
 いつの間にか万緑の季節になってしまった。高い木も低い草もわれもわれもと競い合って、空間の奪い合いだ。遠慮会釈なく生命を謳歌している。万緑の下で、植物たちはとにかく忙しく自己増殖に励んでいる。おかげで我々は呼吸も出来るし、野菜や果物や穀物をいただけるという仕組みになっている。人間は圧倒されて、若者だって「五月病」で元気が出ない。

 あんなに潔く散ったソメイヨシノはしっかりと小さな緑色の実を付けていて、それが赤から黒紫に変わる頃には小鳥がうるさいほど群がる。サクランボほどではないけれど、甘くて人間が食べたって美味しい。

 タンポポは盛んにヘリコプターのような種を無数に飛ばして、どんなコンクリートの隙間にだって着地したら根を張らずにはおかない構えだ。ぺんぺん草も長く伸びた花軸に小さな三味線のばちのような種をつけて、風にさらさら鳴っている。カラスノエンドウもレンゲ草も小さな鞘の中に豆を作って大事そうに抱えている。

 その種について、「園芸家12ヶ月」(カレル・チャペック著)の5月の園芸家より。
 「どの園芸書にも「苗は種から育てるにこしたことはない」と書いてある。・・まいた種は一粒もはえないか、全部はえるか、どっちかだ。これが、つまり、自然の法則なのだ。・・種を一袋買ってきて、まき鉢にまき、種が美しく芽生えるのをたのしみにしている。しばらくたつと移植の時期になる。園芸家はみごとに育った実生苗を鉢に170本もつくり、歓声をあげてよろこぶ。そして、種から育てるのがいちばんだ、と考える。やがて実生苗を地面におろす時期がくる。だが、170本のアザミをいったいどう始末したらいいのか。すこしでもすきまのある地面を、あますところなく利用したが、それでもまだ130本以上あまっている。あんなに丹精して育てたものを、いくらなんでも、ごみ箱にほうりこむわけにはいかない。
 「どうです、アザミの実生苗があるんですがね、2,3本お宅でお植えになりませんか。」
 「そうですか、植えたっていいですよ」
 さあ、ありがたい。助かった。隣の主人は実生苗を30本もらい、いま、それを持って途方にくれ、庭のなかをさかんにあっちこっち歩きまわって、植え場所をさがしているあとまだ左側と、向こう側のお隣がのこっている。」
 ことほどさように、種の力は偉大なり。数だけでなく、時空をこえて、2千年後に芽をだす蓮の種さえあるのだから。

『澤藤統一郎の憲法日記』(2013/5/13)
http://article9.jp/wordpress/?p=309
 
 
パワー・トゥ・ザ・ピープル!! パート2
  《憲法ウォッチ83》
 ● 改憲論議に連合が対応


 「連合の政治方針」の見直しが提起されている。4月10日までに各単産からの意見を集約し、いずれ結果が発表されると思われる。
 連合中央執行委員会(1月24日)の「見直し素案」では重大な変更が忍び込まされている。
 憲法問題では、「まだ憲法論議が国民的な広がりを見せておらず未成熟なため、現状では憲法改正を姐上に乗せることは、時期尚早と判断する」とあったのを
 「国会の憲法調査会においては、グローバル化の進展や国際情勢の変化、科学技術の進歩、環境問題、情報公開等、様々な視点からの議論を行っている。とりまく情勢を冷静に見極め、国会をはじめとする国民的な議論の動向にも注意を払いつつ対応を図っていく」に改めた。


 さらに「憲法制定当時想定しえなかった」問題については、「個別に法制化していく」という部分の削除も提起された。
 これを労組幹部流の巧妙な言い回しを排すれば、改憲論議に踏み込むということになる。
 自衛隊縮小や沖縄基地についても微妙に変更した。
 原発には沈黙だ。
 またまた組合員の意向を無視し、幹部だけで悪さをするのだろうか。

『週刊新社会』(2013/5/14)
 
 
パワー・トゥ・ザ・ピープル!! パート2
生かそう憲法輝け9条
あらゆる憲法改悪を許さず
今こそ平和といのちを尊重する社会へ
★ 5・3憲法集会&銀座パレード2013 ★

 5月3日(金)日比谷公会堂 入場無料 手話通訳・第2会場あり
 12:00開場 13:00開会(11:00より入場券配布)
 パレード15:30出発

 講演(池田香代子さん・加藤裕さん・福島みずほさん・志位和夫さん)
 福島に足を運んで原発をコントで告発する「おしどりマコ・ケン」さん(福島取材のため出演できない場合があります)

 私たちは憲法記念日の5月3日、第13回目の「5・3憲法集会」を開き、銀座を通る大パレードを行います。
 今年の憲法集会は、とくに大きく切実な意味を持っています。

 安倍首相と自民党が「国防軍」の創設と集団的自衛権の行使を唱え、7月の参院選挙で3分の2を超える議席を取って、一気に改憲に向けて進もうとしているからです。
 私たちのいのちと人権を政府が意のままにできる憲法に変えさせてはなりません。憲法96条を変えてしまえば、与党はいつでも「過半数」で改憲案を発議できるようになります。
 憲法9条をなくして日本が「戦争をする国」になるのはゴメンです。「9条を守れ」は国民多数の声です。国会での議席が少なくなったいま、平和といのちと人権を保障する憲法を守り生かすのは、私たち一人ひとりの意思と行動です。
 5月3日には、みんなで日比谷に集まりましょう。

 ◇志位和夫さん
 日本共産党委員長。千葉県出身一九九三年より衆議院議員、七期目。二〇〇〇年党委員長に就任。自民党型政治の財界・米国いいなりに立ち向かい、新しい政治への展望を示すために奮闘、「原発ゼロの官邸前行動」にも積極的に参加。野党外交も進めている。

 ◇福島みずほさん
 社会民主党党首。宮崎県出身。弁護士として夫婦別姓選択制などに取り組む。一九九八年より参議院議員、二〇〇三年党首に就任。環境・人権・女性・平和を四本柱に幅広く活動中。児童虐待防止法、労働者派遣法の改正、脱原発基本法の制定などに注力。

 ◇加藤 裕さん
 弁護士・沖縄弁護士会会長(二〇一二年度)。岡山県出身。東京大学法学部を卒業、一九九二年に沖縄県弁護士会に登録。普天間基地爆音訴訟、辺野古アセス違法確認訴訟、国が高江の住民を訴えたスラップ訴訟などで住民の闘いを支えている。

 ◇アイリーン・美緒子・スミスさん
 「グリーン・アクション」代表。環境ジャーナリストト。一九七五年に写真集『MINAMATA』をユージン・スミス氏と出版。水俣病や原子力のさまざまな問題に取り組む。福島第一原子力発電所の事故についても、海外のメディアや専門家に向けて情報を発信している。

 ★ 5・3憲法集会&銀座パレード2013に参加をよびかけます

 *参議院選挙の結果次第では……
宇都宮健児さん(弁護士前日本弁護士連合会会長)
 昨年行われた衆議院選挙の結果、衆議院において改憲勢力が三分の二を占めるに至っており、今年七月に行われる参議院選挙の結果次第では、「憲法改悪」が具体的な政治課題として浮上する恐れがあります。その意味で、今年は極めて重要な年となります。
 私は、昨年行われた東京都知事選挙において、基本政策の一つに「憲法のいきる東京」を掲げて都知事選を闘いました。これからは一弁護士として皆さんと連帯して、憲法改悪を許さない闘いに取り組んでまいりたいと思います。共に頑張りましょう!

 *戦争国家への道……
伊波洋一さん(沖縄県宜野湾市元市長)
 今、安倍自民党政権が改憲を進めようとしています。昨年自民党が決定した改憲草案は、憲法9条や集団的自衛権だけでなく、国民主権と平和主義を排して、国家と天皇を前面におし出し、国民の基本的人権や集会、結社、表現の自由を「公の秩序」で制限するものです。アメリカの求める戦争国家への道です。戦後の民主主義を否定する自民党の改憲草案を周知させ、日本国民の権利と暮らしを守る日本国憲法を守りぬきましょう。

 *新しい世界を創っていくのは……
武藤類子さん(福島原発告訴団団長)
 今、私たちに必要な事は、この世界を作って来たのは自分自身、そして新しい世界を創っていくのも自分自身だという自覚を持っ事だと思います。福島原発事故以来、沢山の人々が目覚め、自分の頭で考え、自分の足で立ち上がりました。今ほどひとりひとりが本気で、この国の在り方、自分自身の在り方を問わなければならない時はありません。この大切な集会が、地球の平和を願う人々の新しい繋がりの場になりますように。

 *主権は私たちにある……
小山内美江子さん(脚本家)
 「日本国民は(略)政府の行為によって再び戦争の惨禍が起きることのないようにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する」と私たち日本人は、戦後の六十七年間にわたり、「国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓う」との約束を守って来たからこそ、尊敬を受けて来た。全日本人はこのすばらしい憲法前文をしつかりと読み直し、そのもとに生きて行きたいと私は希う。

主催:2013年5・3憲法集会実行委員会 事務局団体
憲法改悪阻止各界連絡会議(03−3261−9007)
「憲法」を愛する女性ネット(03−3592−7512)
憲法を生かす会(03−5269−4847)
市民憲法調査会(03−5379−5563)
女性の憲法年連絡会(03−3401−6147)
平和憲法21世紀の会(03−3641−6991)
平和を実現するキリスト者ネット(03−5272−8312)
許すな!憲法改悪・市民連絡会(03−3221−4668)
 
 
パワー・トゥ・ザ・ピープル!! パート2

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