|
毎日新聞 2013年 12月17日朝刊
猪瀬氏集中質疑:別の貸金庫に移動 資料25点提出
医療法人「徳洲会」グループから5000万円を受領していた東京都の猪瀬直樹知事は16日、都議会総務委員会に出席し、3度目の集中質疑に臨んだ。猪瀬氏が議会側に提出した資料により、最初に5000万円を保管していた港区内の貸金庫を今年5月に解約し、自宅のある町田市内の貸金庫に現金を移し替えていたことが新たにわかった。また10日の総務委で、昨年11月20日に現金を受け取った後は自宅に直帰した、と事実と異なる答弁をしたことに「記憶違いだった」と釈明した。
この日の質疑では、議会側が猪瀬氏に要求した資料39点のうち「不存在」などとした分を除く25点が提出された。
このうち「貸金庫のある銀行名」は、横浜銀行つくし野支店と八十二銀行青山支店の2カ所あると回答。猪瀬氏によると、徳田毅衆院議員から5000万円提供の申し出があった昨年11月19日、妻(今年7月死去)が八十二銀行に新規で貸金庫の契約をし、現金を受け取った翌日の21日に5000万円を預けた。その後、1990年から契約している横浜銀行の貸金庫(妻名義)を今年5月9日に大きいサイズに変更し、翌日に現金を移し替えたという。
八十二銀行の貸金庫には猪瀬氏が都知事選で初当選した2日後の昨年12月18日にも利用記録があったが、これについて猪瀬氏は「妻が行ったが、理由は分からない」と答弁。5000万円には「一切手を付けていない」と改めて述べた。現金を移し替えた理由は「知事就任後は、生活の拠点が個人事務所から、自宅に移った。今年2月に(徳田氏側に)返す予定だったが返せなかった。返す時にすぐに妻に取りに行かせ、車に積んで出発できるように(自宅近くに保管)していた」と説明した。
5000万円受領後に個人事務所に立ち寄ったことには「まっすぐに家に帰ったという気持ちでいたが、(個人事務所のある港区の)麻布に寄った。20分ぐらいスタッフ(都の専門委員)と話をした。(5000万円を入れた)かばんの中身を聞かれることはなかった」と答弁。打ち合わせ内容は「スケジュールの確認」だったと述べた。
このほか、徳洲会側との仲介役を務めた新右翼「一水会」の木村三浩代表との副知事時代の面会記録も資料で提出され、2012年4〜10月の半年間で6回(計5時間45分)、木村氏が副知事室を訪れていたことが明らかになった。総務委は17、24日も集中質疑を行う。【竹内良和】 |

- >
- Yahoo!サービス
- >
- Yahoo!ブログ
- >
- 練習用







