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選挙⇔買収選挙=重大な犯罪

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毎日新聞 2013年12月12日朝刊 後半の記事

猪瀬知事:「自宅に直帰」ウソ 5000万円受領日 

http://img.mainichi.jp/mainichi.jp/select/images/20131212k0000m010082000p_size5.jpg
5000万円受領時(2012年11月20日)の猪瀬氏の行動
 
 ◇解説 「個人の借用」根幹揺らぐ
 猪瀬氏は問題の昨年11月20日、午後5時半ごろまで労働組合の会合出席のため荒川区のホテルにいたことが、毎日新聞の取材で確認されている。その後は7時40分に公用車に乗車するまで記録がない。
 猪瀬氏はその間に徳田議員事務所で5000万円を受け取ったと説明するが、徳田議員と交わした会話の内容も、移動に使ったタクシーを呼んだのか拾ったのかも「記憶にない」と答えない。自宅に直帰したとの答弁は、その中では比較的はっきりしている方だった。
 
 事実経過が新たな説明の通りだったとしても、5000万円を「泥棒が入ったら困る」と貸金庫を新たに契約するほど用心深い猪瀬氏が、紙袋を持ったまま個人事務所に寄り、秘書に中身の説明もしないのは不自然だ。選挙資金だったとの疑念は強まり、知事としての資質がさらに問われるだろう。【清水健二】
 
 
猪瀬都知事5000万円問題追及の総務委員会傍聴記 2日目

12月10日、都議会総務委員会2日目の傍聴記です。昨日と同様で傍聴席は途中まで満席でしたが希望者のほとんどは入場できたようです。
都議や都民、多くのマスコミ関係者が見守る中、猪瀬都知事と総務委員の質疑応答は5時間続きました。本日は、共産党都議団2名、都議会民主党2名、みんなの党1名、都議会みんなの党1名、計6名の総務委員都議が猪瀬都知事を追求しました。

共産党都議団、徳留道信都議は、5千万円の借入金が都知事の資産報告書に記載されていなかったことについて、「資産公開の報告制度は、公職者の姿勢を正すために設けられている。
短期間の借入だから記載、公開しなくてもよいと考えていたのか。」と質問。
 
都知事は記載漏れを認めた上で、「記載もれに気づき、すぐに修正した。
短期間で返すつもりだったので記載しなかった。」と答弁。
傍聴していた都議からは、「借入だと思っていなかったからだろ!裏金だろ!」と野次が飛んだ。
徳留都議は、「資産報告書に記載しなければ、返す必要がない、好きに使えるということになる。
知事の言い訳は記載もれの理由にならない。
公務員の義務、条例を自ら守らなかったことについてどう認識しているか。」と質問を続けた。
 
「個人での借入だったので、資産公開すべきものとの認識がなかった。都の条例については詳しく認識していない。当時は混乱していた。私の軽率な行為だった。記載しなかったのは、大変申し訳なく思っている。」と答えた。

次に、徳留都議は、徳洲会から資金提供を受けた理由について、都知事の2転3転する発言推移をパネルで提示し整理した。

11月22日 資金提供という形で応援してもらう
11月22日 断るのは失礼、とりあえず受け取った、お金に十分余裕があった
11月26日 生活とかその先の事が不安、個人の借金で使途を限定したものではない
11月29日 事務所を回していく不安
<猪瀬都知事の会見をもとに、日本共産党東京都議団作成>

猪瀬都知事は、「この推移は発言を切り取ったもので、基本的に自分の発言内容に変わりはないと思っている。」と述べた。

次に、港区の小料理屋での徳田たけし氏との会食の目的や内容についての質門には、「尖閣諸島購入問題の際に度々副知事室を訪問していた知人の木村三浩氏の紹介で3人で会食した。話題は都知事選挙の話が中心だった。選挙には3千万円くらいかかるが、それは用意できている。しかし、落選した後の生活や事務所経営の面で金銭的不安があると話した。木村氏から、『それではお金を貸してあげたらどうか。』との提案があり、自分は黙って横で聞いていた。」と答えた。
「後日、徳田たけし氏から電話があり、個人的に徳田氏から個人名でお金を借りることになった。
徳田氏=徳洲会から借りたとの認識はない。
何の見返りも要求されていないし、利害関係はないので、一時的に借りてもいいかと思っていた。
それがいけなかった。」と述べた。
 
「何の見返りもなく金を貸してくれると思っていたのか。」との質問には、「何の要求もなかったが、すぐに返すべきと思っていた。返済期限の取り決めはなく、無利子無担保であった。借用書は書いてくれと言われたので書いた。」と答えた。

借用書が本物か否かという点について、徳留都議は、「猪瀬都知事が借用書を書いた時点で貸した人間の名前が誰だったかも記憶していない、無利子無担保で、収入印紙もない、そんな物が借用書だとは社会の常識では考えられない。また、借用書はいつでも作成できる。」と指摘した。
 
借用書の返却について猪瀬都知事は、「お金を徳田たけし氏の妻秀子容疑者に返した際に、借用書が戻ってこなかったので、木村氏を通して徳田だけし氏に連絡をとり、徳田氏から木村氏宛てに普通郵便で郵送してもらった。その際借用書が入っていたA4の封筒は、毎日のように事務所に送られてくるものと一緒に事務所スタッフが処分してしまったので今はない。」と経緯を語った。
この借用書返却の流れに関しては、他会派からも、「不自然な流れだ。
借用書というのは、借りた金を返却した際に交換に戻ってくるものだ。それが、なぜ、徳田たけし氏本人から猪瀬都知事宛てにではなく、木村氏を通して返却されるのか。
それを郵送したという封筒さえも残っておらず、借用書が本物だといくら都知事が言っても証明できない。」と再三質問が相次いだ。

5千万円を保管するために貸金庫を借りた経緯について、都知事は本会議の答弁で、「大金が渡されたので急いで貸金庫を借りた。11月20日に金庫を借りた。」と言っていたが、本日の答弁では、「徳田たけし氏からお金を貸してもらうことになったので、大金を自宅に保管するのは防犯上危険と考え、妻に貸金庫を借りてくれと頼んだ。(妻名義で借りた。)11月19日に借りた。後日徳田氏から送金があった。妻にはすぐに返す金だから、とりあえず、ここに入れておくと伝えた。」と答え、5千万円の現金が入るサイズの貸金庫の準備を事前にしていたことが明らかになった。

徳留都議は、「都職員が99万円を無利子無担保で借り入れた時は、懲戒免職になった。都知事が処分されないのはおかしい。東京都と徳洲会に利害関係があるとは認識していなかったと言っているが、認識していなかったとしても処分の対象になり得る。服務規律については、どのように考えているのか。重大な服務規律違反になることを知っているか。知らなかったでは済まされない。」と批判し、「私たち共産党都議団は、今後もこの問題について徹底的に追求していく。」と述べた。

都議会民主党の小山くにひこ都議からは、11月6日の療養中の徳田虎雄氏に病院で面会した際の目的について質問があった。

「都知事選へ石原の後継として出馬することを伝え、応援を宜しくお願いします、と挨拶をしに行った。」と答える猪瀬都知事に対し、小山都議は、「選挙の応援依頼で行かれたということか。選挙の応援の内容、中身は何か。」と質問。都知事は、「選挙の応援とは、得票に繋がる人の紹介や、献金などがある。できるだけ有名な人に多く会うことが大事だと考えていた。」と述べた。
 
「人の紹介、献金が上がりましたね。」と詰め寄る小山都議に対し、都知事は、「一般的に応援ということはそういうことでしょう。」と答えた。これに対し、小山氏は、「一つは紹介による得票。一つは献金という目的で徳田虎雄氏に応援依頼に行った。それが、後々5千万円の現金授受に繋がっている。」と続けた。都知事は「僕はそのことについてはわからない!僕は木村氏を通して徳田氏とやりとりしており、徳田虎雄氏とはその後直接やりとりしていない。」と若干声を荒げた。

次に、「徳田虎雄氏と面会した際に、室内にいた人物は何人か、誰であったのか。そこに徳田秀子容疑者はいなかったのか。」などの質問には、「通訳者を含む数人の女性や男性がいた。しかし、木村氏と徳田虎雄氏と自分以外の人間に関しては、特に強い印象は残っていない。」と答え、徳洲会の金庫番と言われる徳田秀子容疑者の同席については認めなかった。

しかし、共産党都議団、清水ひで子氏が提示した資料「徳洲新聞」(発行:一般社団法人徳洲会)の「徳田理事長の1週間(11月2日〜7日)という記事には、「6日14時:東京都・猪瀬直樹副知事、木村三浩氏、徳田秀子副理事長来室。」と記されており、秀子容疑者が同席していた証拠を突きつけられた。秀子容疑者が面会に同席していたことを隠したかったのかと推測せざるを得ない。
また、この「徳洲新聞」には、猪瀬都知事が面会する2時間前の12時徳洲会病院関係者が「JCI認証取得の報告のため来室。」と記載されていた。
 
猪瀬都知事は国家戦略特区内に国際的な医療規格のJCI認証取得の病院を増やすプランを企てていた。都内で取得しているのは2病院。それを10病院に増やすと計画していた。これらの事実から、「便宜供与はなかったのか」と質問する清水都議に対し、都知事は、「湘南鎌倉総合病院がJCI認証を取得したことは、面会当日知らなかった。また、国家戦略特区には徳洲会病院はないので、便宜供与には当たらないとしか言えない。」と答えた。

この他、清水都議からは、東電(東京電力)病院売却を進めた猪瀬都知事がその売却の経緯について認識していない、東電病院側も売却の予定や売却先について明らかにしない、都内に看板を上げたい徳洲会が東電病院の一般競争入札に乗り出していたが、地検の捜査前に辞退した事実などを上げ、猪瀬都知事と徳洲会の関係性について質問した。都知事は、「東電のコストダウンを図り、電力価格上昇を抑えるためにも、稼働率の低い東電病院の売却を株主総会で提案した。しかし、売却に関しては、東電の問題であるので詳しい経緯について自分は調べることはできない。しかし、東電側に聴くことはできるので、試みる。」と答えた。

清水都議は、「猪瀬都知事が進めようとする事業と、徳洲会の事業は深く関与していると言えるのではないか。関係者を参考人として招致すべきと考える。共産党都議団は、百条委員会を開催するために各会派に呼びかけ、継続してこの問題について追及する。」と述べた。

みんなの党、両角みのる都議からは、「副知事時代の退職金が合計3千8百万円あったのにも拘らず生活不安があり、5千万円借りたのか。知事の給与を1年分返上するとなると、生活不安でまた5千万円借り入れなければならないのではないか。」との痛烈な質問が上がった。都知事は、「1年後にまた給与がもらえるというのと、都知事選に落選し副知事の給与もなくなり、事務所を運営しなければならないという不安とは異なる。」と淡々と述べた。

「改革を期待していた都民や、都の職員に対し、都知事はどのように思っているのか。」との質問には、「都民の皆様には疑惑を抱かせ大変申し訳なく思っている。一日も都政を停滞させないようにしなければならないと考える。都の職員の皆さんには、政治家としてアマチュアだった自分の行為で、ご苦労とご心労をおかけし、大変申し訳ない。都政に関しては、オリンピックの準備もある。国とも戦わねばならない問題もある。高齢者や若者のために構造的福祉政策も進めなければならない。粉骨砕身で都政に臨みたい。」と語った。

両角都議は、「政治的、道義的責任がある。都知事に対する信頼や、政治力そのものが落ちており、国との交渉などできないのではないか。今後も知事として政治力を発揮する自身はあるのか。」と尋ねた。都知事は、「国や都のために精神誠意働かせていただきたい。」と答えたが、両角都議は「自ら辞して、都民の意を改めて問うという方法もあるのではないか。」と辞職の意志について確認した。都知事は「そういう選択もあるかもしれないが、今はそのことに関してはお答えできない。」と答えた。

都議会みんなの党、みやせ英治都議は、4時間街頭で都民に実施したシール投票形式のアンケート結果をパネルで提示し、都民の声を猪瀬都知事に届けた。「『猪瀬都知事は5千万円問題について説明責任を果たしていると思うか。』との質問に対し、知事の一連の答弁を聴いて、アンケートに回答したうちの9割の都民が『説明責任を果たしているとは思えない』そのうちの7割が『猪瀬都知事の続投を望まない。』と答えている。」と述べた。

民主党の島田幸成都議は、「知事に服務規定が適用されないのは、知事が都民に選挙で選ばれているということ、都議会が監視をしているからであるということの2つの理由からだ。その点をしっかりと認識していただきたい。
客観的証拠となる資料の提示と、参考人の証人喚問が必要であると考える。都知事の説明責任を果たすべきであるがどのようにお考えか。」と質問した。都知事は「できる限りご説明してきたつもりだ。」と答えたが、島田氏からは、「今までの答弁では、辞職、問責にあたると考える。」と結んだ。

総務委員会後に、とある都議に今後の展開について質問すると、「百条委員会開催は実際のところ難しい。徳洲会はかなりばらまいているので、思わぬ飛び火を懸念する議員も少なくないだろう。また、辞職となると選挙ということになる。年末年始にかけて、来年度予算案を作成しなければならない。我々はこの問題についての真相解明とともに、業務は淡々とこなし、都政が停滞せぬように努めるつもりだ。」と語った。                                                           

ー・−・−・−・−・−・−・−・−−・
 
 
日本テレビ系(NNN) 12月10日(火)16時35分配信
“5千万円問題”できょうも都議会集中審議
 東京・猪瀬都知事が医療法人「徳洲会」グループから5000万円を受け取っていた問題で、東京都議会では10日も、総務委員会での集中審議が行われている。

 共産党・徳留都議「(会見で借用書に)借用して返済したことも記載してありますと発言したのはなぜですか。(知事が示した)借用書には、返済されたとは記載されていない」

 猪瀬知事「借用書が戻ってきたことは、返済された意味だというふうに思っていました。誤解があったなら、直さなければいけないと思います」

 10日午後1時から始まった総務委員会で共産党は、猪瀬知事が5000万円を受け取った際に渡したとする借用書について「本物ではなく、裏献金だった疑いが強い」と指摘し、借用書の矛盾点について追及した。

 これに対し、猪瀬知事は曖昧な説明を繰り返した。

 都議会では反発が強まっており、10日は約5時間にわたって共産党や民主党など4つの会派が猪瀬知事を追及する予定。
7閣僚ら、自民90人の国会議員汚染:徳洲会マネー
 
 公職選挙法違反(運動員買収)容疑で徳田毅衆院議員(自民党離党)の姉ら8人が起訴された医療法人「徳洲会グループの”徳洲会マネー”。いま問題になっている猪瀬直樹東京都知事だけでなく、安倍内閣の現職閣僚7人を含む自民党国会議員90人にばらまかれていました。
 
 閣僚誰も返金せず
 森雅子 消費者担当相
 甘利明 経済再生担当相
 根本匠 復興相
 田村憲久 厚生労働相
 稲田明 美 行政改革担当相
 新藤義孝 総務相
 林芳正 農水相
 
 石破幹事長が12万円。
 高市早苗政調会長も。
昨年の総選挙で徳洲会グループから選挙応援の職員を派遣してもらっていた薗浦健太郎衆院議員が50万円など。
 
しんぶん赤旗日曜版2013年12月8日号
 
 
 
毎日新聞 2013年12月03日 11時34分(最終更新 12月03日 13時14分)

徳洲会:元事務総長を逮捕 関連会社から横領容疑 警視庁

 医療法人「徳洲会」グループの関連会社から現金を着服したとして、警視庁捜査2課は3日、グループの元事務総長、能宗(のうそう)克行容疑者(57)=東京都世田谷区用賀2=を業務上横領容疑で逮捕し、自宅などを家宅捜索した。能宗容疑者はグループ創設者で元衆院議員の徳田虎雄前理事長(75)の側近だったが、グループ運営を巡って徳田家と対立し、今年2月に解雇されていた。
 逮捕容疑は2007年9月〜08年1月、社長を務めていた医療機器販売会社「インターナショナル・ホスピタル・サービス」(IHS、大阪市)の預金口座から計3000万円を2回に分けて引き出し、自身の証券口座に入金し横領したとしている。同課は「捜査に支障がある」として認否を明らかにしていない。
 能宗容疑者は33年間徳洲会に勤務し、グループの資金管理を取り仕切ってきた。前理事長が05年に難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)で政界を引退してからは、前理事長の指示を実行に移す役割を担ってきたとされる。IHSの社長は11年2月まで約14年間務めていた。
 グループを解雇された後は、解雇無効を求めて東京地裁に民事訴訟を起こす一方、徳洲会グループの公職選挙法違反事件で東京地検特捜部の任意の事情聴取に応じるなど捜査に協力していたとされる。これに対し徳洲会側は、グループ企業から3億円近くを着服したとして能宗容疑者を警視庁に告訴。10月には捜査2課が業務上横領容疑で能宗容疑者の自宅などを家宅捜索していた。【浅野翔太郎、福島祥】
 
 
 
毎日新聞 2013年12月03日 13時12分(最終更新 12月03日 14時44分)

徳洲会:逮捕の金庫番 確執で解雇、地検に情報提供

 医療法人「徳洲会」グループの関連会社から現金を着服したとして、警視庁捜査2課は3日、グループの元事務総長、能宗(のうそう)克行容疑者(57)=東京都世田谷区用賀2=を業務上横領容疑で逮捕し、自宅などを家宅捜索した。
 能宗克行容疑者は徳洲会グループの「金庫番」とされ、病院経営だけでなく、徳田虎雄前理事長や後継の徳田毅(たけし)衆院議員(42)の選挙運動も取り仕切っていた。逮捕前の毎日新聞の取材に「口座を調べてもらえれば、すぐに分かるはず。何のいわれもない」と容疑を否定し、「表に出せない金はグループのために使っていた」と主張していた。
 能宗容疑者は前理事長が率いた政党・自由連合時代から資金管理も担い、グループ職員を動員する選挙運動の中心人物だった。しかし近年は徳田家との確執を深め、今年2月に解雇されると、選挙違反の実態を東京地検特捜部に詳述し、親族逮捕のきっかけを作ったとされる。
 横領の舞台となったグループ会社の医療機器販売会社「インターナショナル・ホスピタル・サービス」の社長には1997年に就任。2009年の衆院選では同社から多額の裏金が捻出されて徳田議員陣営に提供されたことが判明している。11年に前理事長の次女スターン美千代容疑者(46)=公選法違反容疑で逮捕=が社長に就任し、昨年12月の衆院選でも同社から裏金が引き出されていた。
 特捜部に情報提供したことについて能宗容疑者は「前理事長は病気になって別人になってしまい、ファミリーを守ろうとしている。元気な頃の前理事長の姿が鮮明に残る。原点に返りましょうという思いだった」と振り返った。
 
 
 

一族の支配:徳洲会事件/下 崩壊招いた私物化 高級マンション転売差額、次女に「寄付」

毎日新聞 2013年11月15日 東京朝刊
 
 「ご迷惑をかけている責任を取り、一日も早い徳洲会グループの信頼回復を願って、理事長職を退任する」
 10月7日夕、神奈川県鎌倉市の湘南鎌倉総合病院15階の徳田虎雄前理事長(75)専用室。集まった理事ら10人の前で、秘書が退任表明の文書を読み上げた。筋萎縮性側索硬化症(ALS)で全身の筋肉が衰弱し、車椅子に座る前理事長の表情は変わらない。「結論を出したら振り返らない人」。理事の一人は、慰留は無意味だと察した。
 9月に公職選挙法違反容疑で東京地検特捜部の捜索を受けても、執行部は事件への説明を避けた。だが、選挙のたびに動員させられる病院職員らの不満を抑え続けることはできず系列病院長らが理事長退陣を迫っていた。
 翌8日、徳洲会は記者会見を開き、退任を発表した。
    ◇
 「子孫に美田を残さない」と公言していた前理事長。だが病状悪化に乗じて、親族によるグループ私物化が目立ち出した。
 長女の越沢徳美(なるみ)容疑者(50)=公選法違反容疑で逮捕=が社長を務める株式会社「徳洲会」が2010年4月、東京・元麻布のマンション1室を2億円で購入した。翌5月、次女のスターン美千代容疑者(46)=同=が代表の経営コンサルタント会社は本社をこの部屋に移し、8月に1億4000万円で取得した。
 監査法人は「実質的には購入間もなく低額で売却されたとみなされ、差額の6000万円は寄付とみなされるリスクがある」と税務上の問題を警告した。
 美千代容疑者は11年2月、元徳洲会事務総長(57)を降ろしグループの医療機器リース会社社長に就任。元事務総長は前理事長時代から選挙を取り仕切った側近中の側近だが、この頃から親族と対立を深めた。今年2月に解雇され特捜部に組織ぐるみ選挙の実態を詳細に供述したとされる。
 「徳田虎雄」という強烈なリーダーシップの下で一枚岩だった組織はほころび、中枢部に捜査のメスが入った。前理事長に近い関係者は「グループを家族で固めようとした結果、徳洲会は崩壊に向かって走り出した」と嘆いた。
    ◆
 山田奈緒、島田信幸、山下俊輔、吉住遊、近松仁太郎、石川淳一が担当しました。
 
 
毎日新聞 2013年11月13日 
 
徳洲会事件:グループ企業 親族側に月850万円支払い
 
 医療法人「徳洲会」グループを創設した徳田虎雄前理事長(75)の長女、越沢徳美(なるみ)容疑者(50)=公職選挙法違反容疑で逮捕=が社長を務めていたグループ企業が、他の親族に不透明な報酬を支払っていたとして監査法人から改善を求められていたことが分かった。高い公益性が求められる医療グループ内で、徳田ファミリーに不自然な利益移転が行われていた疑惑が浮上した。
 
 問題となったのは、全国の系列病院に医薬品や医療機器を納入している株式会社「徳洲会」(通称カブトク、東京都千代田区)。毎日新聞が入手した2011年7月12日付の監査報告書によると、カブトクは情報収集やアドバイスなどの業務を委託したとして、虎雄前理事長の親族と顧問契約を締結。毎月の報酬として、徳洲会副理事長の妻(75)に400万円▽カブトク取締役の三女(44)に50万円▽同取締役の五女(41)に150万円▽次男毅(たけし)衆院議員(42)の妻(38)に50万円−−を支払っていた(肩書はいずれも当時)。
 また、次女のスターン美千代容疑者(46)=公選法違反容疑で逮捕=が代表を務める経営コンサルタント会社とも同様の契約を結び、会社に200万円を支払っていた。
 ところが、委託された業務に関する報告書などを親族側が提出した形跡がなかったことから、監査法人はカブトクに対し、「内部統制上の問題点」として「契約内容を裏付ける報告書等の入手が必要」と指摘。関係者によると、指摘を受けてカブトクは顧問契約を解除した。
 
 信用調査会社などによると、13年3月期のカブトクの売上高は約859億円。資本金は1億円で虎雄前理事長が全額を出資している。1999年12月の設立当初から徳美容疑者が社長を務めていたが、グループが東京地検特捜部の強制捜査を受けたことに伴い、虎雄前理事長がグループ企業の役員から親族を退任させる考えを示し、長女は10月末でカブトク社長を退いた。【近松仁太郎】
 
 
 

徳洲会事件:医療相談所が活動拠点 「裏」選挙事務所か

毎日新聞 2013年11月14日 15時00分
http://img.mainichi.jp/mainichi.jp/select/images/20131114k0000e040220000p_size5.jpg
「谷山校区サテライト一覧」と題された徳洲会グループの内部文書。所在地、責任者の名前や連絡先などが記されている(一部画像処理しています)
 医療法人「徳洲会」グループの公職選挙法違反事件で、徳田毅(たけし)衆院議員(42)=鹿児島2区=の陣営が昨年12月の衆院選期間中、選挙区内に複数の「医療相談所」を開設し、選挙活動の拠点にしていた疑いがあることが分かった。東京地検特捜部は、全国から動員された病院職員が集まる「裏」の選挙事務所だった可能性があるとみて活動実態の解明を進めるとみられる。【山田奈緒、吉住遊】
 医療相談所は陣営内で「サテライト」(衛星)と呼ばれていた。毎日新聞が入手したグループの内部文書などによると、鹿児島市南部の谷山地区では、小学校区を基に11のサテライトが設けられ、ベテランのグループ職員らが責任者として配置された。中には徳田議員の「秘書」の名刺を持つ人もいた。
 サテライトには「医療相談所」と書かれた看板が掲げられ、看護師や栄養士らが地域住民の健康相談に乗るとともに、徳田議員への支持を呼び掛けたという。一方、事務系の職員はサテライトを活動拠点にレンタカーなどで地域を回り、投票を依頼したとされる。
 谷山地区は東京西徳洲会病院事務局長の石川一郎容疑者(58)=公選法違反容疑で逮捕=が仕切り役で、各サテライトの責任者を取りまとめていたという。選挙期間中、朝晩開かれた選挙対策会議にはサテライトの責任者も出席し、徳田議員の長姉の越沢徳美(なるみ)(50)、次姉のスターン美千代(46)両容疑者=同=らに活動結果を報告していたとされる。

 ◇投票翌日に撤収

 昨年11月下旬から約3週間、10万円で事務所を貸した男性は「壁に住宅地図が張り出され、選挙運動に使われていると思った。多い時は20人くらい病院職員がいて徳田議員も何回か来た。投票の翌日には撤収していた」と証言。別の事務所を貸した男性は「マイクロバスで地域の高齢者を連れてくる時もあった」と話した。
 
徳洲会裏金 自民党幹部が管理
 
買収資金交付容疑
 
議員姉ら再逮捕へ
 
 医療法人「徳洲会」グループの公職選挙法違反事件で、徳田毅衆院議員(42)=鹿児島2区、自民を離党=の陣営が昨年12月の衆院選で使ったとされる裏金の一部は、自民党甘味渋の事務局幹部が管理していたことが分かった。
 裏金は徳田議員の次姉スターン美千代容疑者(46)=公選法違反容疑で逮捕=が捻出し、この幹部を経て地元政界関係者に配られた疑いがある。東京地検特捜部は、買収資金を提供したとして、美千代容疑者を拘留期限の3日に公選法違反(買収資金交付)容疑で再逮捕する方針を固めた模様だ。
 関係者によると、裏金は美千代容疑者が社長だった医療機器販売会社などのグループ企業から引き出された。昨年11月16日の衆院解散後、美千代容疑者が送金したり、徳田議員の母親【75】が陣営関係者に手渡したりして、奄美地区の選挙責任者だった系列病院事務局長の奥田正彦容疑者〔69〕=同=に計5000万円を届けたとされる。
 このうち1000万円近くが地元政界関係者向けの「対策費」とされ、自民党甘味渋の幹部らが管理していたという。特捜部は明細書を押収し、支部幹部からもすでに事情聴取た。幹部は取材に「裏金を受け取ったなんてことは全然ない」などと否定した。
 
 公選法は、買収目的で運動員に金品を交付することを禁じており、違反した場合、買収と同様に3年以下の懲役・禁固か50万円以下の罰金が課される。
 
 美千代容疑者は、選挙運動の報酬として病院職員ら563人に計1億4750万円相当を供与したとして、長姉の越沢成美容疑者(50)やグループ幹部4人とともに逮捕された。特捜部は3日に起訴する見通し。
 
 毎日新聞2013年12月3日朝刊

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