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こちゃん / 2017年10月15日

旧東西ドイツが統一したのは1990年10月3日で、今年の10月3日でそれから27の年月が過ぎた。統一当時、第二次世界大戦以来45年間にわたって、別々の異なった道を辿ってきたために生じた両ドイツ間の差は、一世代も経てば無くなるだろうと言われた。ところが、この9月24日に行われた総選挙の結果は、東西ドイツ地域に大きな差があり、東西はむしろ真っ二つに別れていることを明らかにした。この事実は、ポピュリズム政党が第三党になったことと並んで、大勢の国民にショックを与えた。ドイツは二つに割れたままの国なのだろうか。

総選挙の結果は、今までの与党でこれからも与党に留まるメルケル首相の率いるキリスト教民主同盟・キリスト教社会同盟(CDU・CSU)が、東西両ドイツ地域で第一党に留まり、得票率の東西の差が5.7%と比較的少なかった。それ以外は東西で大きな違いがあった。まず、同じく今までの与党であった社会民主党(SPD)は、西ドイツ地域では得票率22.1%で第二党に留まったが(従って全国でも20.5%で辛うじて第二党)、東ドイツ地域では14.3%の得票率しか得られず、第四党に転落した。東西の差は7.8%に及ぶ。今回全国で第三党に躍進したのは新興ポピュリズム政党「ドイツのための選択肢(AfD)」で、一挙に12.6%を獲得した。支持者が圧倒的に東ドイツ地域に多く、そこでの得票率は22.5%で、第二党だった。これに対し西ドイツ地域での得票率は11.1%で、東西の差は11.4%にも及ぶが、それでも第三党になっている。

2013年の選挙では5%条項に阻止されて連邦議会に議員を送ることのできなかった 自由民主党(FDP)は、得票率10.7%で今回議会に返り咲き、第四党になった。今まで全国第三党だった左翼党は、主に旧東独のドイツ社会主義統一党(SED)を引き継いで生まれた党だ。縄張りは東ドイツ地域で、今回も東ドイツで17.4%を得た。これに対し西ドイツ地域での得票率は 7.4%で、東西の差は10.0%だった。今回第五党になってしまった緑の党は、西ドイツ地域では9.8%の得票率を得たが、東ドイツ地域では僅か4.7%しか得ていない。



ドイツでは政党を視覚的に区別するために各党にシンボルカラーを与えることがよくある。今回の選挙結果を、シンボルカラーを使ってまず州単位の各党の得票率を地図に表すと、第一党の場合、全国16州のうち14州がCDU・CSUの黒、ブレーメン1州だけがSPDの赤、そしてザクセン州がAfDのブルーとなる。ザクセン州は元旧東独地域だったところだ。シンボルカラーを使って第二党を表して見ると、東西の差が見事にくっきりと現れる。ブレーメン(第二党はCDU)を除く全ての旧西独地域の州(9州)がSPDの赤、ザクセン(第二党はCDU)を除くすべての旧東独地域の州(4州)は全てブルーになるのだ。そしてベルリンは左翼党の真紅だ。

元々、ベルリンは特別だ。現在のベルリンは以前の東ベルリンと西ベルリンで構成されている。ベルリンはいわばドイツ統一の縮図で、選挙結果も旧東西ベルリンでガラリと異なる。このことは全国299の選挙区を、それぞれの選挙区で当選した候補者の属する党の色で表すと、はっきり見えてくる。結果は、CDU・CSUの黒が231区、SPDの赤が59区、左翼党の真紅が5区、AfDのブルーが3区、そして緑の党の緑が1区となる。ここで面白いのは、まず左翼党の真紅のうち4区が東ベルリン、1区がザクセン州のライプツィヒ市の選挙区であることだ。ブルーの選挙区は全てザクセン州にある。そして緑の党の候補者が全国でただ1区を獲得したのは、ベルリンの中央に位置するフリードリスハイン・クロイツベルク区で、 ここは以前には東ベルリンだったフリードリスハインと西ベルリンだったクロイツベルクが行政改革で一緒になって新たに生まれた区だ。

今回の選挙後、新聞やテレビの報道は、まず、与党が票を大きく減らしたこと、そして難民反対や外国人排斥、ネオナチ的な主張を掲げるポピュリズムの政党であるAfDが第三党になったことを大きく報道した。また、AfDに投票した人たちの多くが旧東独地域の有権者であったことを、上で説明した赤とブルーに染まったドイツの全国地図を見せるなどして解説し、旧東西ドイツの統一が如何にまだ達成されていないかを強調することも多かった。AfD投票者の3割程度は、右翼的な思考の持ち主だが、残りは、これまでの政府や既成政党に対する不満や怒りに対する抗議票が大半だということは、選挙の結果を分析した学者たちがすぐに発表している。それでも、政治家やジャーナリスト、経済専門家たちはまず、旧東独地域の経済発展に原因があるのではないかと考えた。

東ドイツ地域の人口一人当たりの国民総生産は、統一当時には西ドイツ地域の35%だったが、現在は73%にまで上ってきている。2005年には西ドイツ地域(9.9%)の約二倍にまで増えていた東独地域の失業率(18.7%)が、この9月には5.1%と7.1%になり、差は確実に縮まっている。 同等の仕事に対する東西間の給料もほぼ等しくなった 。

しかし、東独地域の経済が「遅れを取り返す期間はもう終わった」と言うのは、ミュンヘンにあるIfo経済研究所のドレスデン支部のラグニッツ支部長だ。ここ数年来、東部の経済がほとんど成長していないのだ。「東西の経済格差がいつか無くなるというのは幻想だ」と語るのはハレ経済研究所のホルテンメラー教授だ。「東独地域の経済力が西独地域に及ばない背景には、まず大企業の本社が存在しないということがある」と説明する。500人以上の従業員を抱えるドイツ企業の9割は、所在地が西独だ。大企業の本社には研究開発、マーケティング、営業、融資、財政、人事、法律部門などがあり、大勢の優秀な人材が集まり、給料のレベルも高い。東独地域でもドレスデン、イエナ及びベルリン近郊に優秀な新しい企業が誕生しているが、規模はまだごく小さい。

次に、東独地域では 1990年〜2015年までに人口が15%も減ったという事実がある。若くて優秀な労働力が仕事を求めて西ドイツ地域などに移ったのだ。特に女性が男性より多かった。さらに現在東独地域には高学歴の人が少なく、中学や高校を卒業しない人たち、つまり資格を取らずに学校を中退してしまう人が増えているという。低賃金雇用者の割合は西独地域では18%だが、東独地域では28%にも及ぶ。彼らが、ドイツにやって来る大勢の難民を職探しの競争相手と見なすことは十分考えられる。さらに、押し寄せてくるグローバル化やデジタル化に不安を感じるのは当然だ。

また、旧東独時代には正規雇用されていたが、勤めていた会社が閉鎖され、失業を経験し、現在は持っている資格以下の仕事に就いて、不満を抱えている人たちも少なくないようだ。彼らは様々の変化を経験してきており、外国人やイスラム教徒が増えて、やっと落ち着いてきた彼らの生活に、又しても変化が起こることを懸念している。

人口が減り、老人は多いが若い人と子供が少なく、スーパーも医者も役所も近所になく、バスも1日に何本しか来ない村。そして最後には小学校や飲み屋まで閉鎖されてしまう村。西独地域でもルール地方や西南部にそういう村はある。そこではやはりAfDの得票率が高かった。しかし東独地域ではそういう過疎地が増え続けている。

ドイツ統一記念日に寄せて、ドイツの有力紙「フランクフルター・アルゲマイネ」に賢い社説が載っていた。「ドイツの一体化は地方、特に過疎地で、誰もが考えているよりずっと進んでいる」とその記事は始まる。「東独地域の発展を憂慮して『東独地域省』を作ろうとする提案は建設的ではない。現在ある、政府の『東独地域担当特別委員』の職は廃止すると良い。この役所の仕事は、同地域の特徴を強調するだけだ。そこが発表する報告書には、東独地域と西独地域の隔たりは、あと何メートルに縮まったというようなことばかりが書かれている。これでは、東独地域の人たちは、いつまで経っても西のレベルに辿りつけず、悲観的になるだけだ。そして西側の人たちは、いつまで東を援助しなければならないのかと不満を積もらすだけだ」。この社説の筆者は、東西間の溝は金銭だけでは解決できないと書いている。そして、20年来ザクセン州の旧農園で続けられている話し合いの場を紹介している。そこでは、西独出身者と東独出身者が互いに彼らの人生の経験について語り合い、物事を他人の目、反対側から見ることを学び、偏見を破るように努力しているという。

今年の統一記念日のモットーは「みんながドイツだ」だった。今回の選挙結果が、みんなを揺さぶり、東西両ドイツ地域の人たちが、お互いの理解をより深める努力をし、一体となっていくことを希望する。


みどりの1kwh
2017-09-25 
 【ニューヨーク共同】

トランプ米大統領がプロフットボールNFLの試合で国歌斉唱の際に人種差別に抗議するため片膝をついたまま起立しない選手を口汚くののしったことを受け、全米各地などで24日開かれたNFLの試合で、多くの選手やオーナーらが国歌斉唱の最中に片膝をついたり、腕を組んだりして抗議の意思を表明した。


 
■トランプ発言に全米のNFL選手が抗議、国歌斉唱に起立せず

(CNN)米プロフットボールリーグ(NFL)試合前の国歌斉唱に関するトランプ大統領の発言に反発して24日、全米で選手たちが国歌斉唱の際に片ひざをついて起立を拒んだり互いに腕を組んだりして団結の意思を示した。
NFLでは昨年、クォーターバック(QB)のスター選手として知られるコリン・キャパニック選手が社会的・人種的不平等に抗議して国歌斉唱の際の抗議活動を展開。トランプ大統領はそうした選手を攻撃する発言をツイッターで連発していた。

24日の試合では、ボルティモア・レイブンズのテレル・サグス、タンパベイ・バッカニアーズのマイク・エバンズといったスター選手を含む多数の選手が、キャパニック選手にならって国歌斉唱の際に片ひざをついた。

ニューイングランド・ペイトリオッツ、ジャクソンビル・ジャガーズ、クリーブランド・ブラウンズ、デンバー・ブロンコス、マイアミ・ドルフィンズといった主要チームでも選手たちが起立を拒否。ピッツバーグ・スティーラーズの選手たちは、国歌斉唱が終わるまで1人を除いて球場に姿を見せなかった。シアトル・シーホークス、テネシー・タイタンズの選手も国歌斉唱の間は入場しなかった。

トランプ大統領は同日のツイッターで選手のそうした抗議行動を改めて批判し、国歌斉唱で起立しないような選手は解雇するべきだと言い放った。23日にもNFLチームのオーナーに対し、国旗に敬意を表さないような「サノバビッチ(ろくでなし)」は解雇しろと発言していた。

これに対してあるNFL関係者はCNNに、「リーグ全体を横断してオーナーやコーチや選手が結束し、自分たちにとって何が最善かを判断した」と強調。「もしトランプ大統領がNFLを分断させられると思うのなら、それは間違いだ」と言い添えた。

EU、拷問に関与しない貿易のための国際的提携を発表
Brussels, 07/09/2017 - 12:53 - UNIQUE ID: 170908_1
Press releases
EU News 182/2017
ブリュッセル
<日本語仮抄訳>

欧州委員会のセシリア・マルムストロム通商担当委員は本日、欧州連合(EU)が拷問に関与しない貿易を目指す国際的提携を発足させると発表した。

アルゼンチンとモンゴルと共同で進めるこの取り組みは、死刑執行や拷問に使用される物品の貿易の根絶を目指すもので、ニューヨークで国連総会が開催される9月18日に正式に発足する。

今般の連携は、世界各国が行う、死刑執行や拷問に使用される物品の取引を無くすための取り組みである。国際法では、いかなる状況下においても拷問を禁止している。にもかかわらず、死に至らしめるまたは苦痛を与えるのに用いられる道具は今なお、世界中で取引されている。これらには先の鋭くとがった金属性スパイク付きの警棒、電気ショックを与えるベルト、胴や手足部分を感電させながら人を取り押さえる道具、死刑執行に使用される化学物質およびそれに伴う強制注射システムなどが含まれる。


United Nations Universal Children’s Day was established in 1954 and is celebrated on November 20th each year to promote international togetherness, awareness among children worldwide, and improving children's welfare.

November 20th is an important date as it is the date in 1959 when the UN General Assembly adopted the Declaration of the Rights of the Child. It is also the date in 1989 when the UN General assembly adopted the Convention on the Rights of the Child.

Since 1990, Universal Children's Day also marks the anniversary of the date that the UN General Assembly adopted both the declaration and the convention on children's rights.

Mothers and fathers, teachers, nurses and doctors, government leaders and civil society activists, religious and community elders, corporate moguls and media professionals as well as young people and children themselves can play an important part in making Universal Children's Day relevant for their societies, communities and nations.

Universal Children's Day offers each of us an inspirational entry-point to advocate, promote and celebrate children's rights, translating into dialogues and actions that will build a better world for Children.
市民的及び政治的権利に関する国際規約(自由権規約) 条約本文

採択 1966年12月16日
発効 1976年3月23日
訳者 日本政府 (※日本批准 1979年6月21日)

 
この規約の締約国は、国際連合憲章において宣明された原則によれば、人類社会のすべての構成員の固有の尊厳及び平等のかつ奪い得ない権利を認めることが世界における自由、正義及び平和の基礎をなすものであることを考慮し、これらの権利が人間の固有の尊厳に由来することを認め、世界人権宣言によれば、自由な人間は市民的及び政治的自由並びに恐怖及び欠乏からの自由を享受するものであるとの理想は、すべての者がその経済的、社会的及び文化的権利とともに市民的及び政治的権利を享有することのできる条件が作り出される場合に初めて達成されることになることを認め、人権及び自由の普遍的な尊重及び遵守を助長すべき義務を国際連合憲章に基づき諸国が負っていることを考慮し、個人が、他人に対し及びその属する社会に対して義務を負うこと並びにこの規約において認められる権利の増進及び擁護のために努力する責任を有することを認識して、次のとおり協定する。

第1部

第1条

1 すべての人民は、自決の権利を有する。この権利に基づき、すべての人民は、その政治的地位を自由に決定し並びにその経済的、社会的及び文化的発展を自由に追求する。

2 すべての人民は、互恵の原則に基づく国際的経済協力から生ずる義務及び国際法上の義務に違反しない限り、自己のためにその天然の富及び資源を自由に処分することができる。人民は、いかなる場合にも、その生存のための手段を奪われることはない。

3 この規約の締約国(非自治地域及び信託統治地域の施政の責任を有する国を含む。)は、国際連合憲章の規定に従い、自決の権利が実現されることを促進し及び自決の権利を尊重する。

第2部

第2条

1  この規約の各締約国は、その領域内にあり、かつ、その管轄の下にあるすべての個人に対し、人種、皮膚の色、性、言語、宗教、政治的意見その他の意見、国民的若しくは社会的出身、財産、出生又は他の地位等によるいかなる差別もなしにこの規約において認められる権利を尊重し及び確保することを約束する。

2 この規約の各締約国は、立法措置その他の措置がまだとられていない場合には、この規約において認められる権利を実現するために必要な立法措置その他の措置をとるため、自国の憲法上の手続及びこの規約の規定に従って必要な行動をとることを約束する。

3 この規約の各締約国は、次のことを約束する。

(a) この規約において認められる権利又は自由を侵害された者が、公的資格で行動する者によりその侵害が行われた場合にも、効果的な救済措置を受けることを確保すること。

(b) 救済措置を求める者の権利が権限のある司法上、行政上若しくは立法上の機関又は国の法制で定める他の権限のある機関によって決定されることを確保すること及び司法上の救済措置の可能性を発展させること。

(c) 救済措置が与えられる場合に権限のある機関によって執行されることを確保すること。

第3条

この規約の締約国は、この規約に定めるすべての市民的及び政治的権利の享有について男女に同等の権利を確保することを約束する。

第4条

1  国民の生存を脅かす公の緊急事態の場合においてその緊急事態の存在が公式に宣言されているときは、この規約の締約国は、事態の緊急性が真に必要とする限度において、この規約に基づく義務に違反する措置をとることができる。ただし、その措置は、当該締約国が国際法に基づき負う他の義務に抵触してはならず、また、人種、皮膚の色、性、言語、宗教又は社会的出身のみを理由とする差別を含んではならない。

2 一の規定は、第六条、第七条、第八条1及び2、第十一条、第十五条、第十六条並びに第十八条の規定に違反することを許すものではない。

3 義務に違反する措置をとる権利を行使するこの規約の締約国は、違反した規定及び違反するに至った理由を国際連合事務総長を通じてこの規約の他の締約国に直ちに通知する。更に、違反が終了する日に、同事務総長を通じてその旨通知する

第5条

1  この規約のいかなる規定も、国、集団又は個人が、この規約において認められる権利及び自由を破壊し若しくはこの規約に定める制限の範囲を超えて制限することを目的とする活動に従事し又はそのようなことを目的とする行為を行う権利を有することを意味するものと解することはできない。

2 この規約のいずれかの締約国において法律、条約、規則又は慣習によって認められ又は存する基本的人権については、この規約がそれらの権利を認めていないこと又はその認める範囲がより狭いことを理由として、それらの権利を制限し又は侵してはならない。

第3部

第6条

1 すべての人間は、生命に対する固有の権利を有する。この権利は、法律によって保護される。何人も、恣意的にその生命を奪われない。

2  死刑を廃止していない国においては、死刑は、犯罪が行われた時に効力を有しており、かつ、この規約の規定及び集団殺害犯罪の防止及び処罰に関する条約の規定に抵触しない法律により、最も重大な犯罪についてのみ科することができる。この刑罰は、権限のある裁判所が言い渡した確定判決によってのみ執行することができる。

3 生命の剥奪が集団殺害犯罪を構成する場合には、この条のいかなる規定も、この規約の締約国が集団殺害犯罪の防止及び処罰に関する条約の規定に基づいて負う義務を方法のいかんを問わず免れることを許すものではないと了解する。

4 死刑を言い渡されたいかなる者も、特赦又は減刑を求める権利を有する。死刑に対する大赦、特赦又は減刑はすべての場合に与えることができる。

5 死刑は、十八歳未満の者が行った犯罪について科してはならず、また、妊娠中の女子に対して執行してはならない。

6 この条のいかなる規定も、この規約の締約国により死刑の廃止を遅らせ又は妨げるために援用されてはならない。

第7条

何人も、拷問又は残虐な、非人道的な若しくは品位を傷つける取扱い若しくは刑罰を受けない。特に、何人も、その自由な同意なしに医学的又は科学的実験を受けない。

第8条

1 何人も、奴隷の状態に置かれない。あらゆる形態の奴隷制度及び奴隷取引は、禁止する。

2 何人も、隷属状態に置かれない。

3

(a) 何人も、強制労働に服することを要求されない。

(b) (a)の規定は、犯罪に対する刑罰として強制労働を伴う拘禁刑を科することができる国において、権限のある裁判所による刑罰の言渡しにより強制労働をさせることを禁止するものと解してはならない。

(c) この3の規定の適用上、「強制労働」には、次のものを含まない。

(i) 作業又は役務であって、(b)の規定において言及されておらず、かつ、裁判所の合法的な命令によって抑留されている者又はその抑留を条件付きで免除されている者に通常要求されるもの

(ii) 軍事的性質の役務及び、良心的兵役拒否が認められている国においては、良心的兵役拒否者が法律によって要求される国民的役務

(iii) 社会の存立又は福祉を脅かす緊急事態又は災害の場合に要求される役務

(iv) 市民としての通常の義務とされる作業又は役務

第9条

1 すべての者は、身体の自由及び安全についての権利を有する。何人も、恣意的に逮捕され又は抑留されない。何人も、法律で定める理由及び手続によらない限り、その自由を奪われない。

2 逮捕される者は、逮捕の時にその理由を告げられるものとし、自己に対する被疑事実を速やかに告げられる。

3  刑事上の罪に問われて逮捕され又は抑留された者は、裁判官又は司法権を行使することが法律によって認められている他の官憲の面前に速やかに連れて行かれるものとし、妥当な期間内に裁判を受ける権利又は釈放される権利を有する。裁判に付される者を抑留することが原則であってはならず、釈放に当たっては、裁判その他の司法上の手続のすべての段階における出頭及び必要な場合における判決の執行のための出頭が保証されることを条件とすることができる。

4 逮捕又は抑留によって自由を奪われた者は、裁判所がその抑留が合法的であるかどうかを遅滞なく決定すること及びその抑留が合法的でない場合にはその釈放を命ずることができるように、裁判所において手続をとる権利を有する。

5 違法に逮捕され又は抑留された者は、賠償を受ける権利を有する。

第10条

1 自由を奪われたすべての者は、人道的にかつ人間の固有の尊厳を尊重して、取り扱われる

2

(a) 被告人は、例外的な事情がある場合を除くほか有罪の判決を受けた者とは分離されるものとし、有罪の判決を受けていない者としての地位に相応する別個の取扱いを受ける。

(b) 少年の被告人は、成人とは分離されるものとし、できる限り速やかに裁判に付される。

3 行刑の制度は、被拘禁者の矯正及び社会復帰を基本的な目的とする処遇を含む。少年の犯罪者は、成人とは分離されるものとし、その年齢及び法的地位に相応する取扱いを受ける。

第11条

何人も、契約上の義務を履行することができないことのみを理由として拘禁されない。

第12条

1 合法的にいずれかの国の領域内にいるすべての者は、当該領域内において、移動の自由及び居住の自由についての権利を有する。

2 すべての者は、いずれの国(自国を含む。)からも自由に離れることができる。

3  1及び2の権利は、いかなる制限も受けない。ただし、その制限が、法律で定められ、国の安全、公の秩序、公衆の健康若しくは道徳又は他の者の権利及び自由を保護するために必要であり、かつ、この規約において認められる他の権利と両立するものである場合は、この限りでない。

4 何人も、自国に戻る権利を恣意的に奪われない。

第13条

合法的にこの規約の締約国の領域内にいる外国人は、法律に基づいて行われた決定によってのみ当該領域から追放することができる。国の安全のためのやむを得ない理由がある場合を除くほか、当該外国人は、自己の追放に反対する理由を提示すること及び権限のある機関又はその機関が特に指名する者によって自己の事案が審査されることが認められるものとし、この為にその機関又はその者に対する代理人の出頭が認められる。

第14条

1  すべての者は、裁判所の前に平等とする。すべての者は、その刑事上の罪の決定又は民事上の権利及び義務の争いについての決定のため、法律で設置された、権限のある、独立の、かつ、公平な裁判所による公正な公開審理を受ける権利を有する。報道機関及び公衆に対しては、民主的社会における道徳、公の秩序若しくは国の安全を理由として、当事者の私生活の利益のため必要な場合において又はその公開が司法の利益を害することとなる特別な状況において裁判所が真に必要があると認める限度で、裁判の全部又は一部を公開しないことができる。もっとも、刑事訴訟又は他の訴訟において言い渡される判決は、少年の利益のために必要がある場合又は当該手続が夫婦間の争い若しくは児童の後見に関するものである場合を除くほか、公開する。

2 刑事上の罪に問われているすべての者は、法律に基づいて有罪とされるまでは、無罪と推定される権利を有する。

3 すべての者は、その刑事上の罪の決定について、十分平等に、少なくとも次の保障を受ける権利を有する。

(a) その理解する言語で速やかにかつ詳細にその罪の性質及び理由を告げられること。

(b) 防御の準備のために十分な時間及び便益を与えられ並びに自ら選任する弁護人と連絡すること。

(c) 不当に遅延することなく裁判を受けること。

(d)  自ら出席して裁判を受け及び、直接に又は自ら選任する弁護人を通じて、防御すること。弁護人がいない場合には、弁護人を持つ権利を告げられること。司法の利益のために必要な場合には、十分な支払手段を有しないときは自らその費用を負担することなく、弁護人を付されること。

(e) 自己に不利な証人を尋問し又はこれに対し尋問させること並びに自己に不利な証人と同じ条件で自己のための証人の出席及びこれに対する尋問を求めること。

(f) 裁判所において使用される言語を理解すること又は話すことができない場合には、無料で通訳の援助を受けること。

(g) 自己に不利益な供述又は有罪の自白を強要されないこと。

4 少年の場合には、手続は、その年齢及びその更生の促進が望ましいことを考慮したものとする。

5 有罪の判決を受けたすべての者は、法律に基づきその判決及び刑罰を上級の裁判所によって再審理される権利を有する。

6  確定判決によって有罪と決定された場合において、その後に、新たな事実又は新しく発見された事実により誤審のあったことが決定的に立証されたことを理由としてその有罪の判決が破棄され又は赦免が行われたときは、その有罪の判決の結果刑罰に服した者は、法律に基づいて補償を受ける。ただし、その知られなかった事実が適当な時に明らかにされなかったことの全部又は一部がその者の責めに帰するものであることが証明される場合は、この限りでない。

7 何人も、それぞれの国の法律及び刑事手続に従って既に確定的に有罪又は無罪の判決を受けた行為について再び裁判され又は処罰されることはない。

第15条

1  何人も、実行の時に国内法又は国際法により犯罪を構成しなかった作為又は不作為を理由として有罪とされることはない。何人も、犯罪が行われた時に適用されていた刑罰よりも重い刑罰を科されない。犯罪が行われた後により軽い刑罰を科する規定が法律に設けられる場合には、罪を犯した者は、その利益を受ける。

2 この条のいかなる規定も、国際社会の認める法の一般原則により実行の時に犯罪とされていた作為又は不作為を理由として裁判しかつ処罰することを妨げるものでない。

第16条

すべての者は、すべての場所において、法律の前に人として認められる権利を有する。

第17条

1 何人も、その私生活、家族、住居若しくは通信に対して恣意的に若しくは不法に干渉され又は名誉及び信用を不法に攻撃されない。

2 すべての者は、1の干渉又は攻撃に対する法律の保護を受ける権利を有する。

第18条

1 すべての者は、思想、良心及び宗教の自由についての権利を有する。この権利には、自ら選択する宗教又は信念を受け入れ又は有する自由並びに、単独で又は他の者と共同して及び公に又は私的に、礼拝、儀式、行事及び教導によってその宗教又は信念を表明する自由を含む。

2 何人も、自ら選択する宗教又は信念を受け入れ又は有する自由を侵害するおそれのある強制を受けない。

3 宗教又は信念を表明する自由については、法律で定める制限であって公共の安全、公の秩序、公衆の健康若しくは道徳又は他の者の基本的な権利及び自由を保護するために必要なもののみを課することができる。

4 この規約の締約国は父母及び場合により法定保護者が、自己の信念に従って児童の宗教的及び道徳的教育を確保する自由を有することを尊重することを約束する。

第19条

1 すべての者は、干渉されることなく意見を持つ権利を有する。

2 すべての者は、表現の自由についての権利を有する。この権利には、口頭、手書き若しくは印刷、芸術の形態又は自ら選択する他の方法により、国境とのかかわりなく、あらゆる種類の情報及び考えを求め、受け及び伝える自由を含む。

3 2の権利の行使には、特別の義務及び責任を伴う。したがって、この権利の行使については、一定の制限を課すことができる。ただし、その制限は、法律によって定められ、かつ、次の目的のために必要とされるものに限る。

(a) 他の者の権利又は信用の尊重

(b) 国の安全、公の秩序又は公衆の健康若しくは道徳の保護

第20条

1 戦争のためのいかなる宣伝も、法律で禁止する。

2 差別、敵意又は暴力の扇動となる国民的、人種的又は宗教的憎悪の唱道は、法律で禁止する。

第21条

平和的な集会の権利は、認められる。この権利の行使については、法律で定める制限であって国の安全若しくは公共の安全、公の秩序、公衆の健康若しくは道徳の保護又は他の者の権利及び自由の保護のため民主的社会において必要なもの以外のいかなる制限も課することができない。

第22条

1 すべての者は、結社の自由についての権利を有する。この権利には、自己の利益の保護のために労働組合を結成し及びこれに加入する権利を含む。

2  1の権利の行使については、法律で定める制限であって国の安全若しくは公共の安全、公の秩序、公衆の健康若しくは道徳の保護又は他の者の権利及び自由の保護のため民主的社会において必要なもの以外のいかなる制限も課することができない。この条の規定は、1の権利の行使につき、軍隊及び警察の構成員に対して合法的な制限を課することを妨げるものではない。

3 この条のいかなる規定も、結社の自由及び団結権の保護に関する千九百四十八年の国際労働機関の条約の締約国が、同条約に規定する保障を阻害するような立法措置を講ずること又は同条約に規定する保障を阻害するような方法により法律を適用することを許すものではない。

第23条

1 家族は、社会の自然かつ基礎的な単位であり、社会及び国による保護を受ける権利を有する。

2 婚姻をすることができる年齢の男女が婚姻をしかつ家族を形成する権利は、認められる。

3 婚姻は、両当事者の自由かつ完全な合意なしには成立しない。

4 この規約の締約国は、婚姻中及び婚姻の解消の際に、婚姻に係る配偶者の権利及び責任の平等を確保するため、適当な措置をとる。その解消の場合には、児童に対する必要な保護のため、措置がとられる。

第24条

1 すべての児童は、人種、皮膚の色、性、言語、宗教、国民的若しくは社会的出身、財産又は出生によるいかなる差別もなしに、未成年者としての地位に必要とされる保護の措置であって家族、社会及び国による措置について権利を有する。

2 すべての児童は、出生の後直ちに登録され、かつ、氏名を有する。

3 すべての児童は、国籍を取得する権利を有する。

第25条

すべての市民は、第二条に規定するいかなる差別もなく、かつ、不合理な制限なしに、次のことを行う権利及び機会を有する。

(a) 直接に、又は自由に選んだ代表者を通じて、政治に参与すること。

(b) 普通かつ平等の選挙権に基づき秘密投票により行われ、選挙人の意思の自由な表明を保障する真正な定期的選挙において、投票し及び選挙されること。

(c) 一般的な平等条件の下で自国の公務に携わること。

第26条

すべての者は、法律の前に平等であり、いかなる差別もなしに法律による平等の保護を受ける権利を有する。このため、法律は、あらゆる差別を禁止し及び人種、皮膚の色、性、言語、宗教、政治的意見その他の意見、国民的若しくは社会的出身、財産、出生又は他の地位等のいかなる理由による差別に対しても平等のかつ効果的な保護をすべての者に保障する。

第27条

種族的、宗教的又は言語的少数民族が存在する国において、当該少数民族に属する者は、その集団の他の構成員とともに自己の文化を享有し、自己の宗教を信仰しかつ実践し又は自己の言語を使用する権利を否定されない。


経済的、社会的及び文化的権利に関する国際規約(社会権規約)


採択 1966年12月16日
発効 1976年1月3日
訳者 日本政府 (※日本政府批准1979年6月21日)

この規約の締約国は、

国際連合憲章において宣明された原則によれば、人類社会のすべての構成員の固有の尊厳及び平等のかつ奪い得ない権利を認めることが世界における自由、正義及び平和の基礎をなすものであることを考慮し、

これらの権利が人間の固有の尊厳に由来することを認め、

世界人権宣言によれば、自由な人間は恐怖及び欠乏からの自由を享受することであるとの理想は、すべての者がその市民的及び政治的権利とともに経済的、社会的及び文化的権利を享有することのできる条件が作り出される場合に初めて達成されることになることを認め、

人権及び自由の普遍的な尊重及び遵守を助長すべき義務を国際連合憲章に基づき諸国が負っていることを考慮し、

個人が、他人に対し及びその属する社会に対して義務を負うこと並びにこの規約において認められる権利の増進及び擁護のために努力する責任を有することを認識して、

次のとおり協定する。

第1部

第1条

すべての人民は、自決の権利を有する。この権利に基づき、すべての人民は、その政治的地位を自由に決定し並びにその経済的、社会的及び文化的発展を自由に追求する
すべて人民は、互恵の原則に基づく国際的経済協力から生ずる義務及び国際法上の義務に違反しない限り、自己のためにその天然の富及び資源を自由に処分することができる。人民は、いかなる場合にも、その生存のための手段を奪われることはない。
この規約の締約国(非自治地域及び信託統治地域の施政の責任を有する国を含む。)は、国際連合憲章の規定に従い、自決の権利が実現されることを促進し及び自決の権利を尊重する。
第2部

第2条

この規約の各締約国は、立法措置その他のすべての適当な方法によりこの規約において認められる権利の完全な実現を漸進的に達成するため、自国における利用可能な手段を最大限に用いることにより、個々に又は国際的な援助及び協力、特に、経済上及び技術上の援助及び協力を通じて、行動をとることを約束する。
この規約の締約国は、この規約に規定する権利が人種、皮膚の色、性、言語、宗教、政治的意見その他の意見、国民的若しくは社会的出身、財産、出生又は他の地位によるいかなる差別もなしに行使されることを保障することを約束する
開発途上にある国は、人権及び自国の経済の双方に十分な考慮を払い、この規約において認められる経済的権利をどの程度まで外国人に保障するかを決定することができる。
第3条

この規約の締約国は、この規約に定めるすべての経済的、社会的及び文化的権利の享有について男女に同等の権利を確保することを約束する。

第4条

この規約の締約国は、この規約に合致するものとして国により確保される権利の享受に関し、その権利の性質と両立しており、かつ、民主的社会における一般的福祉を増進することを目的としている場合に限り、法律で定める制限のみをその権利に課すことができることを認める。

第5条

この規約のいかなる規定も、国、集団又は個人が、この規約において認められる権利若しくは自由を破壊し若しくはこの規約に定める制限の範囲を超えて制限することを目的とする活動に従事し又はそのようなことを目的とする行為を行う権利を有することを意味するものと解することはできない。
いずれかの国において法律、条約、規則又は慣習によって認められ又は存する基本的人権については、この規約がそれらの権利を認めていないこと又はその認める範囲がより狭いことを理由として、それらの権利を制限し又は侵すことは許されない。
第3部

第6条

この規約の締約国は、労働の権利を認めるものとし、この権利を保障するため適当な措置をとる。この権利には、すべての者が自由に選択し又は承諾する労働によって生計を立てる機会を得る権利を含む。
この規約の締約国が1の権利の完全な実現を達成するためとる措置には、個人に対して基本的な政治的及び経済的自由を保障する条件の下で着実な経済的、社会的及び文化的発展を実現し並びに完全かつ生産的な雇用を達成するための技術及び職業の指導及び訓練に関する計画、政策及び方法を含む。
第7条

この規約の締約国は、すべての者が公正かつ良好な労働条件を享受する権利を有することを認める。この労働条件は、特に次のものを確保する労働条件とする。
すべての労働者に最小限度次のものを与える報酬
公正な資金及びいかなる差別もない同一価値の労働についての同一報酬。特に、女子については、同一の労働についての同一報酬とともに男子が享受する労働条件に劣らない労働条件が保障されること。
労働者及びその家族のこの規約に適合する相応な生活
安全かつ健康的な作業条件
先任及び能力以外のいかなる事由も考慮されることなく、すべての者がその雇用関係においてより高い過当な地位に昇進する均等な機会
休息、余暇、労働時間の合理的な制限及び定期的な有給休暇並びに公の休日についての報酬
第8条

この規約の締約国は、次の権利を確保することを約束する。
すべての者がその経済的及び社会的利益を増進し及び保護するため、労働組合を結成し及び当該労働組合の規則にのみ従うことを条件として自ら選択する労働組合に加入する権利。この権利の行使については、法律で定める制限であって国の安全若しくは公の秩序のため又は他の者の権利及び自由の保護のため民主的社会において必要なもの以外のいかなる制限も課することができない
労働組合が国内の連合又は総連合を設立する権利及びこれらの連合又は総連合が国際的な労働組合団体を結成し又はこれに加入する権利
労働組合が、法律で定める制限であって国の安全若しくは公の秩序のため又は他の者の権利及び自由の保護のため民主的社会において必要なもの以外のいかなる制限も受けることなく、自由に活動する権利
同盟罷業をする権利。ただし、この権利は、各国の法律に従って行使されることを条件とする。
この条の規定は、軍隊若しくは警察の構成員又は公務員による1の権利の行使について合法的な制限を課することを妨げるものではない。
この条のいかなる規定も、結社の自由及び団結権の保護に関する千九百四十八年の国際労働機関の条約の締約国が、同条約に規定する保障を阻害するような立法措置を講ずること又は同条約に規定する保障を阻害するような方法により法律を適用することを許すものではない。
第9条

この規約の締約国は、社会保険その他の社会保障についてのすべての者の権利を認める。

第10条

この規約の締約国は、次のことを認める。
できる限り広範な保護及び援助が、社会の自然かつ基礎的な単位である家族に対し、特に、家族の形成のために並びに扶養児童の養育及び教育について責任を有する間に、与えられるべきである。婚姻は、両当事者の自由な合意に基づいて成立するものでなければならない。
産前産後の合理的な期間においては、特別な保護が母親に与えられるべきである。働いている母親には、その期間において、有給休暇又は相当な社会保障給付を伴う休暇が与えられるべきである。
保護及び援助のための特別な措置が、出生の他の事情を理由とするいかなる差別もなく、すべての児童及び年少者のためにとられるべきである。児童及び年少者は、経済的及び社会的な搾取から保護されるべきである。児童及び年少者を、その精神若しくは健康に有害であり、その生命に危険があり又はその正常な発育を妨げるおそれのある労働に使用することは、法律で処罰すべきである。また、国は年齢による制限を定め、その年齢に達しない児童を賃金を支払って使用することを法律で禁止しかつ処罰すべきである。
第11条

この規約の締約国は、自己及びその家族のための相当な食糧、衣類及び住居を内容とする相当な生活水準についての並びに生活条件の不断の改善についてのすべての者の権利を認める。締約国は、この権利の実現を確保するために適当な措置をとり、このためには、自由な合意に基づく国際協力が極めて重要であることを認める。
この規約の締約国は、すべての者が飢餓から免れる基本的な権利を有することを認め、個々に及び国際協力を通じて、次の目的のため、具体的な計画その他の必要な措置をとる。
技術的及び科学的知識を十分に利用することにより、栄養に関する原則についての知識を普及させることにより並びに天然資源の最も効果的な開発及び利用を達成するように農地制度を発展させ又は改革することにより、食糧の生産、保存及び分配の方法を改善すること。
食糧の輸入国及び輸出国の双方の問題に考慮を払い、需要との関連において世界の食糧の供給の衡平な分配を確保すること。
第12条

この規約の締約国は、すべての者が到達可能な最高水準の身体及び精神の健康を享受する権利を有することを認める。
この規約の締約国が1の権利の完全な実現を達成するためにとる措置には、次のことに必要な措置を含む。
死産率及び幼児の死亡率を低下させるための並びに児童の健全な発育のための対策
環境衛生及び産業衛生のあらゆる状態の改善
伝染病、風土病、職業病その他の疾病の予防、治療及び抑圧
病気の場合にすべての者に医療及び看護を確保するような条件の創出
第13条

この規約の締約国は、教育についてのすべての者の権利を認める。締約国は、教育が人格の完成及び人格の尊厳についての意識の十分な発達を指向し並びに人権及び基本的自由の尊重を強化すべきことに同意する。更に、締約国は、教育が、すべての者に対し、自由な社会に効果的に参加すること、諸国民の間及び人種的、種族的又は宗教的集団の間の理解、寛容及び友好を促進すること並びに平和の維持のための国際連合の活動を助長することを可能にすべきことに同意する。
この規約の締約国は、1の権利の完全な実現を達成するため、次のことを認める。
初等教育は、義務的なものとし、すべての者に対して無償のものとすること。
種々の形態の中等教育(技術的及び職業的中等教育を含む。)は、すべての適当な方法により、特に、無償教育の漸進的な導入により、一般的に利用可能であり、かつ、すべての者に対して機会が与えられるものとすること。
高等教育は、すべての適当な方法により、特に、無償教育の漸進的な導入により、能力に応じ、すべての者に対して均等に機会が与えられるものとすること。
基礎教育は、初等教育を受けなかった者又はその全課程を修了しなかった者のため、できる限り奨励され又は強化されること。
すべての段階にわたる学校制度の発展を積極的に追求し、適当な奨学金制度を設立し及び教育職員の物質的条件を不断に改善すること。
この規約の締約国は、父母及び場合により法定保護者が、公の機関によって設置される学校以外の学校であって国によって定められ又は承認される最低限度の教育上の基準に適合するものを児童のために選択する自由並びに自己の信念に従って児童の宗教的及び道徳的教育を確保する自由を有することを尊重することを約束する。
この条のいかなる規定も、個人及び団体が教育機関を設置し及び管理する自由を妨げるものと解してはならない。ただし、常に、1に定める原則が遵守されること及び当該教育機関において行なわれる教育が国によって定められる最低限度の基準に適合することを条件とする。
第14条

この規約の締約国となる時にその本土地域又はその管轄の下にある他の地域において無償の初等義務教育を確保するに至っていない各締約国は、すべての者に対する無償の義務教育の原則をその計画中に定める合理的な期間内に漸進的に実施するための詳細な行動計画を二年以内に作成しかつ採用することを約束する。

第15条

この規約の締約国は、すべての者の次の権利を認める。
文化的な生活に参加する権利
科学の進歩及びその利用による利益を享受する権利
自己の科学的、文学的又は芸術的作品により生ずる精神的及び物質的利益が保護されることを享受する権利
この規約の締約国が1の権利の完全な実現を達成するためにとる措置には、科学及び文化の保存、発展及び普及に必要な措置を含む。
この規約の締約国は、科学研究及び創作活動に不可欠な自由を尊重することを約束する。
この規約の締約国は、科学及び文化の分野における国際的な連絡及び協力を奨励し及び発展させることによって得られる利益を認める。


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「俺たちのころは」研修医ブラック化、年配と意識差…過労死遺族ら、働き方改革に要望

医師の過労死が後を絶たないとして、全国医師ユニオンなど3団体は9月4日、「医師の働き方改革に関する声明」を発表した。(1)労働時間管理の適正化、(2)研修医の処遇の改善、(3)長時間労働の速やかな改善、(4)産業医面談など健康管理の厳格化ーーを求めている。

声明を発表したのは、全国医師ユニオンのほか、過労死弁護団全国連絡会議、東京過労死を考える家族の会。3団体は9月9日、中央大学駿河台記念館で医師の働き方を考えるシンポジウムも開催する。

●週60時間以上の労働「医師」が一番多い

総務省が2012年に発表した就業構造基本調査によると、労働時間が週60時間を超える人の割合が一番多い職業は医師で、41.8%。命を預かる仕事だけに、ストレスも多い。

しかし、政府は今年3月に発表した「働き方改革実行計画」の中で、患者が診療を求めれば拒めない「応召義務」(医師法19条)などを根拠に、罰則を伴う残業規制は、法施行から5年間猶予する方針を示している。3団体は医師を規制の対象外にするのは、医療事故の原因にもなるとして、速やかな労働条件改善を求めている。

●続く研修医の過労自殺…年配医師たちの「武勇伝」とのギャップも

医師の過労死をめぐっては、2016年度に4人が労災認定されている。今年5月には新潟市の30代女性研修医、7月には、都内の30代男性研修医の自殺がそれぞれ労災と認定された。

今年に入って判明した2件は、いずれも研修医。過労死弁護団の川人博弁護士は、「自己研鑽」の名目で研修医が酷使されていると指摘する。中でも、担当課が定期的に変わる前期研修医に比べ、後期研修医の労働環境が悪化しやすいという。

「(専門性が出てくる後期研修医は)若くて経験もあり、一定期間いる(ことが分かっている)。病院側としては労働力として酷使しようという誘惑にかられやすい条件になっている」

全国医師ユニオンの植山直人代表は、「自分のころは、週に当直何回やりこなしたんだという方もいる」として、年配医師との意識差も研修医がブラック化しやすい要因だと述べた。

また、川人弁護士は、医師の過労死については、詳細な分析がまだないとして、「請求と認定が何件あったのか、専門や性別、年齢、研修医は何人だったのかなど、厚労省が早急に調査する必要がある」と指摘した。

特に新潟の事件では、労基署が認定した残業時間が160時間超(死亡直前1カ月)に対し、病院側は月平均48時間と主張し、大きな乖離が見られた。病院側が提示した数字が小さいのは、被災者本人の自己申告がベースになっているためだ。

声明では、こうした悲劇を生まないためにも、労働時間の適正管理を要望。さらに産業医の面接や精神科への早期受診を促進する環境を整えるべきとしている。

9/4(月) 弁護士ドットコム



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