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「外来でのこの一言」という本を製薬会社さんが配っていた。
そこには、医療の中で医師と患者さんや家族との間でかわされる言葉について書いてあった。
さりげない一言で止める人の心を癒し、生きる望みを支えることもあれば、不用意な言葉で心を痛めたり、不安・絶望に陥れることもある。
診察において、どんな言葉をかけるのが良いかというのが詳しく書いてあった。
挨拶で「お待たせしました○○です。」とさりげなくいうとか、診察の後「足元が悪いですから気をつけて」と言葉をかけるとか書いてあった。診察では「心配でいてもたってもいられなくなっていらしたんですね」など、なかなかうまいこと言うなあってことばが合計84個書いてあった。
忙しい診察の中で、患者さんとのコミュニケーションを最低限で済ましたいという気持ちも分からないでもないが、心に余裕を持って、優しい言葉を患者さんに書けることにより、しっかりとした信頼関係を築いた上で患者さんに接するほうが、かえって患者さんをとらえられるのではないかと気づかされた。
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