全体表示

[ リスト ]

イメージ 1

どうも最近、ブログの調子が悪い。

記事やコメントを書き込んだはずが、反映されずに消えてしまうこと
すらある...
 
 
           −−−−−−−


「どうだ、順調に進んでいるか?」

「はい、順調です」

「分かっているだろうな、このミッションの意味を」

「はい、局長」

「ならばよい。地味な仕事だが、この作業が人類の未来を救うのだ」

「分かっております」


2038年、国連の生活文化局内では、約1万人のオペレータが最新鋭の
コンピュータと、この年NASAが開発した特殊装置ワープボックスを
操作していた。
1万人のオペレータが打つキーボードの音が響き渡るオペレータルーム
には異様な雰囲気が漂っていた。何よりも全員が、そのミッションの
持つ重要さを理解していた。生活文化局という平和な名前からは想像
できないプロジェクトが、そこでは進んでいた。


1990年代に爆発的に普及を始めたインターネット、2000年代に入ると
バーチャル世界とも言える空間が形成され始め、2010年代にはネット
決済が主流になり貨幣の流通が急速に減少した。同時に、人間関係の
主要舞台も現実からバーチャルへと移行していった。そしてついに、
2027年、後に人類史に最も大きなインパクトをもたらす「バーチャル
ベイビー」が開発されたのだ。

ネットで知合ったカップルの遺伝子的特徴(当時、既に世界中の人類
の遺伝子情報が医学的観点から集中管理されていた)を考慮して、
ネット上にバーチャルな二人の子供を作り出せるようになったのだ。
バーチャルベイビーの学校もでき、人口知能を備えた彼らは将来独立
することすら可能になった。

その結果、世界の出生率は低下し、2030年代に入ると限りなくゼロに
近づくに至った。既にネット無くしては全ての生活が成り立たなく
なっており、ネットワークを遮断するという最終手段も失われていた。




「局長、新しいメンバーをお連れしました」

「ご苦労。では、君たちにも我々のミッションを説明しよう。
我々の使命は、NASAが開発したワープボックスを使用して過去に遡り
2005年頃のインターネットに接続することだ。
メールや掲示板、ブログなど、普及するネット社会に進入し、インフラ
を妨害することで、ネットの信頼性を低下させることが使命である」

「はい」

「残念ながら、過去を変えたからと言って、現在が変わる訳ではない。

電気が光速と同じスピードを有することを利用して開発されたワープ
ボックス、いわば情報のタイムマシンだ。これにより、過去を変える
実験を繰り返した結果、過去を変えることで歴史は枝分かれし、現在
とは異なるパラレルワールドが生まれることが証明された。

人類はこの世界では、いずれ滅亡する。

しかし、もうひとつのパラレルワールドでは人類を滅亡から救える
のだ!」


「わかりました!」




「それが我々に残された使命だ...」


<完>

閉じる コメント(3)

とても考えさせられるストーリーですね。本当に出来るんでしょうけど怖い事です。それよりも男性が子供を産めるようにしてもらった方がいいんだけどな(^_^;)

2005/7/11(月) 午前 11:05 [ - ]

顔アイコン

こんにちは。 面白いですね〜〜んでも、途中の営みが、なくなるでしょうかねえ^^; ・・・素朴な疑問ですww

2005/7/19(火) 午後 7:47 [ sonsan ]

顔アイコン

「だから、最近繋がらないのか!!」 うけました。ついでに、フィッシング詐欺とか何かもこの人達の仕業か…

2005/12/13(火) 午後 5:45 [ - ]

開く トラックバック(1)


.
ペンネーム じゅんた
ペンネーム じゅんた
男性 / A型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

過去の記事一覧

よしもとブログランキング

もっと見る

プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事