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今、経営の神様、現代社会最高の哲人としてピーター・ドラッカーがブームになっている様です。
今週発売中の「週刊ダイヤモンド」でも、彼の特集を組んでいる様です。 IT産業のグーグルCEOエリック・シュミットや我が国のファスト・ファッション「ユニクロ」の柳井社長等も彼の本や言葉に影響を受け、熱烈に支持をしています。
経営の神様、ピータードラッカーは1909年オーストリアに生れ、2005年にカリフォルニア州クレアモントで亡くなっています。
変化を続ける社会の中で、人々が幸せに生きて行く事には何が必要かを問い続けてきています。 決して企業の利益の追求方を書いているのではありません。 「変化を待っていてはいけません、変革の担い手になるべきです」、と言っています。
ドラッカーは今、職業や世代を超えて幅広い支持を集めています。 国を超え、時代を超えて人々の心を捉え、読み続けられています。 ドラッカーの考え方をIBM、ソニー、グーグルなどの経営者達がそれを実践して来ています。
そして、一般の人々にも今大ブームになっています。 彼の言葉を整理してみますと:
●人こそ最大の資産
●利益は目的ではない
●ワクワクドキドキしない仕事は捨てる
●顧客の創造
●企業は社会の道具
●強みを生かす
等になります。
利益の追求またはノウハウを説いたものではなく、社会に生きる一人一人がどうすれば幸せになれるかをトコトン考えていました。
それが経営者のみならず、多くの人々から支持を得たと言えます。
最近ブームになりましたのは、岩崎夏海さんの「もし高校野球の女子マネージャーがドラッガーの『マネジメント』を読んだら」という本の影響によります。
高校の野球部女子マネージャーがドラッカーの言葉と出会い、その教えを実践して弱小チームを甲子園に導くという青春小説が火付け役になっています。
世界恐慌、ナチスの台頭を目の当たりにした彼は、利益の追求やイデオロギーは人々を必ずしも幸せにしないし、追求もしないとの認識をしています。
社会や人はどうあるべきかを追及しています。
アメリカに渡ったドラッカーはGM等の巨大企業を追究、研究を始めています。
より良い社会を築くには企業は組織の運営マネジメントが必要と考える様になります。
組織をいかに運営すべきかを世界で初めて体系化し、それを経営者に解き続けています。
将来、新たな組織の形が次々と生まれてくるでしょう。
○顧客は誰か
○組織の使命感を持つ
○真摯さ無くして組織無し
○企業とは人間組織
○事業は何か
仲間との向き合い方を教えてくれた言葉になります。
例えば部下などが、ミスをする、遅刻をすると困っていた時に:
人は問題を起こす 費用であり脅威である しかし人こそ最大の資産である。 「マネジメント」
邪魔をするためにチームを組んでいるのではなくて、それを生かす形でチームを運営すれば良いと説いています。
例えばゲームなどに登場する人物像を分析して、ゲームに勝つためにとる戦略を考えてみます。
目立ちたがり屋→積極性→切り込み隊長
無口→まじめ→サブリーダー
この組み合わせを作り上げる事により、チームは強くなって行くという事が実際に多く見られます。
そしてこのチームは常勝軍団に生まれ変わっていました=組織は変わり、積極的になって行きました。
組織の中でも如何に人の能力を引き出すか、ドラッカーは数多くの言葉を残しています。
例えば会社やお店の規模が大きくなるほど従業員との間に溝が出来てしまいます。
自分の思い通りには動いてくれなくなります。
そんな時に:
●強みを基準に据える
●組織とは人間の弱みを中和し、同時に人間の強みを成果に結びつけるための、特殊な道具である。
「経営者の条件」
人の長所を探し出し、それを生かす事で互いの弱点を補うのが組織である。
積極的に褒める事で、その人を伸ばす事が出来た。
という事例は数多く見受けられます。
業績を回復したくて叱咤、激励をしたけれどもその効果が無かった、という事も多くあると思います。
企業とは何か?
利益は目的ではなく、手段である。
企業とは社会のたの道具であり、社会のための組織である。 「マネジメント」「企業とは何か」
企業は利益を上げる事だけを目的にしてはならない、事業を通じて社会に何をもたらす事が出来るかを考えなくてはならない。
お客の喜ぶ顔を見る事で、従業員の意識も一変し、積極的に仕事の工夫をする様になる事は、当たり前のようにある事です。
ドラッカーの言葉に「横を見る事を止めて、前を見る」というのがありますが、これは前を向いて人に役立つ事を探してやるという事が最終的には利益に通じるという事になります。
『人こそ最大の資産である』
ドラッカーはシンプルに誰にでも納得出来る事を言っています。
人だけが資産であると。。。
『強みを基準にする』
その人の強みをはっきりとさせる。
強みを組み合わせるから、組織は益々強くなる。
『企業の目的は何か?』
楽しくしたい、面白くしたいという曖昧な言葉では表現できます。
良い組織かどうかを見極められる質問が3つあります。
○会社で敬意を払われているか?
○仕事上の能力を高めようと思った時に会社は応援してくれるか?
○あなたが貢献してくれる事を会社は知っているか?
この質問は、人が考えている全てを知る事が出来るもので、社員の何割の人が「はい」と言ってくれるかでその会社がいかばかりのものかが分かってしまう怖いものであり、その組織の価値が問われています。
先程ドラッカーの言葉に出会った野球部の女子マネージャーの事が書かれた本があると書きましたが、スポーツはドラッカーを読むうえには便利なもになっています。
例えば野球で言えば、監督に敬意を払われている選手か?自分が何かに向けて向上心を持って練習に取り組んでいる時に監督は応援してくれるか?など、こうしたケースに直面した時に、この本に書かれている組織像を良く理解出来ると思います。
ドラッカーの魅力とは、ドラッカーを読むとニコニコ出来るか?かつ、それぞれの人がそれぞれの場所でその内容をその通りだと思えるか、がはっきりと分かりますし、読んで幸せになって頂きたいものだと思います。
また、何のために働いているのか?それを改めて分かり易い言葉で表現してくれています。
皆さんもピーター・ドラッカーの本に一度は触れてみて下さい。
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とても興味を持ちました。
旦那さんが知っているかどうか分かりませんが、今日帰宅したら、是非紹介してみたいと思います。
よい情報をありがとうございました。
2010/4/13(火) 午後 8:11
「もし高校野球の女子マネージャーが・・」
はちょっと読んでみたいなぁ〜と思ってました(^^)まだ
読んでいませんが。。。
今、うちの夫も苦しい時代の真っ只中で奮闘中です。
どうなることやら。。。
2010/4/14(水) 午前 8:36
『人こそ最大の資産である』 これは、基本ですよね。。。私はこれを実践しているのですが、残念ながら今の職場は3つの質問に全部フェイルしています。
2010/4/14(水) 午前 9:15
旦那さんに聞いてみました。
「大学の近代経済学で習ったけど、名前だけ覚えてて、ほとんど忘れてた〜。」だそうです。
J.TERAさんのこの記事がダイジェスト版になるので、また読んでもらうことにします。お仕事に役立ちそうですものね。
2010/4/14(水) 午前 11:29
熱烈、文書ですね。参考になりました。
2010/4/14(水) 午後 8:49 [ 籠橋隆明 ]