文楽を見に行きませんか?

人形を見ますか?大夫の声を聞きますか?義太夫三味線も良いですよ!

文楽に使われる用語

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全2ページ

[1] [2]

[ 次のページ ]

文楽に使われる用語5

文楽に使われる用語はA:専門用語・B:専門用語ではないが(主に古典芸能系で使われる)文楽なりの意味のあるもの・C:舞台一般用語(古典芸能系に限らない)だが文楽で使うとこうなるというものに分かれます。ここでは、覚えておくとちょっと鑑賞が楽しくなるものを5個くらいづつ紹介してゆこうと思います。

≪浅黄幕(あさぎまく):A≫
浅葱とも書く。船底の後の線に吊り、舞台一面を覆う浅葱(薄水)色の幕。浄瑠璃のきっかけで一丁柝(いっちょう き:拍子木を「チョーン」と1回打つこと)を打ってこれを振り落とし、一瞬に後の舞台を見せる効果を担うもの。

≪糸を繰る(いとをくる):A≫
大曲を弾く時や、時間的に長いものを弾く時、また激しい手も多々あるものを弾く時は糸も痛みますので、特に一番細い三の糸が切れてしまう前にタイミング良く痛んだ箇所をずらして切れてしまう現象を防ぐ必要がある。是を「糸を繰る」と言う。

≪駒を替える(こまをかえる):A≫
三味線は大曲や長い曲を奏する時に、場内の湿度や天候によって「駒」を替えて調子を合わせる作業をする。駒とは、いわゆる「ブリッジ」で、皮の上に置いて糸を浮かせている黒い小さな物のことを言う。義太夫三味線のそれは、中に一対の鉛が仕込んであり、この鉛の匁数が一分単位で変えて有る。軽い物は「一匁八分」位から一分刻みで「四匁二分」位までずらっと揃えてある。基本的には「高い調子」(或は「薄い皮」)には軽い駒、「低い調子」(或は「厚い皮」)には重い駒を用い、前述の条件を応用因子として曲の切れ目に床上で行ない、調子を整える。

≪足拍子(あしびょうし):A≫
人形で、登場人物が走ったり歩いたりするさまを表現したり、何かの型をするときに、極まりの形を強調するために踏む拍子のこと。足遣いの担当。

≪大落し(おおおとし):A≫
演劇的にも音楽的にも最高潮に達した場面につけられる節で、詞章もおおげさになる。

文楽に使われる用語4

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

 文楽に使われる用語はA:専門用語・B:専門用語ではないが(主に古典芸能系で使われる)文楽なりの意味のあるもの・C:舞台一般用語(古典芸能系に限らない)だが文楽で使うとこうなるというものに分かれます。ここでは、覚えておくとちょっと鑑賞が楽しくなるものを5個くらいづつ紹介してゆこうと思います。

≪顔付け(かおづけ):A≫
文楽の三業や義太夫のレッスンプロが加入しなければならない因協会が、毎年12月25日に発行する三業人の地位や資格を示す印刷物(番付)。主に加入順の年功によって定められる。おのおの平人(ひらびと)・中老・古老と進み、それ以上は太夫、三味線、人形と記される。加入してから古老になるのに23年ほどかかる。古くは因講(ちなみこう)といい江戸時代から。

*現在のプログラムの付録の番付では、「太夫」或いは「人形」の表記は無く、重要無形文化財保持者(所謂「人間国宝」)のみ三味線と表記される。2008年10月現在では、鶴澤寛治・鶴澤清治のみ名前の上に「三味線」と書かれます。

≪五段組織(ごだんそしき):A≫
12段の『浄瑠璃姫物語』から始まった浄瑠璃は、その後6段の時代を経て5段が主流となり、近松門左衛門・竹本義太夫によって完成される。能の五番立てにならった、とされる。初段は脇能にあたり儀式的で、宮中・神社の場で作品全体の世界が定められる。2段は修羅で、作品の主たる事件が善悪の戦いの形で示される。3段は鬘能の格で、愁嘆場。世話の場面で身代わり・切腹など善の側の悲劇が展開し、全篇の山場。四段は冒頭に道行きを置き、それまでの緊張を解きほぐし雰囲気を変える。その上で御殿などの場面でもう一度善者側の悲劇が起こるが、それによって事件が解決する方向が示される。5段は祝言の格で、急転直下悪人が打倒され、事件がめでたく解決する。五段組織は内容だけでなく、それぞれにふさわしい作曲・語り方が指定・要求されており、また大夫の修行の階梯・序列まで表わすようになった。古くは大序と三段目切がもっとも重要視され、それに次ぐのが道行と四段目切とされたが、現在では三の切と四の切は芸風の違いのみで、とものもっとも重要な場とされる。

≪時代物(じだいもの):B≫
作品の時代を江戸時代より以前の時代に設定した演目のこと。原則として公家や武士の社会での出来事を扱うが、登場人物には農民などの庶民も含まれていることが多い。武士が出現する以前の王朝時代を扱ったものを「王代物」とよぶ場合もある。

≪世話物(せわもの):B≫
作品の時代を江戸時代の町人世界に設定した演目のこと。浄瑠璃に描かれる世界は時代物に限られていたが、元禄16年(1703)の『曽根崎心中』で、近松門左衛門は初めて世話物のジャンルを浄瑠璃で確立した。

*元禄15年12月14日に元禄赤穂事件(赤穂義士の吉良邸討ち入り)があり、四十七士の切腹が16年2月。(『仮名手本忠臣蔵』成立は1748年)

≪番付(ばんづけ):C≫
1枚の紙に、上演する外題、出演者、配役などが書かれた刷物。文字の大小・書かれる場所により出演者の格、地位などが明確に示される。近松門左衛門が活躍した時代からすでにに存在し、昭和32年(1957)を最後に途絶えていたが、昭和59年(1984)国立文楽劇場開場にともない復活され、現在にいたっている。関西ではいわゆるプログラムのことを番付ともいう。

*道頓堀文楽座開場が1956年です。1949年に文楽は「因会」と「三和会」に分裂していて、1963年に合同するまで別々に公演していました。道頓堀文楽座は1963年以降に朝日座と呼ばれるようになりました。

文楽に使われる用語3

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

 文楽に使われる用語はA:専門用語・B:専門用語ではないが(主に古典芸能系で使われる)文楽なりの意味のあるもの・C:舞台一般用語(古典芸能系に限らない)だが文楽で使うとこうなるというものに分かれます。ここでは、覚えておくとちょっと鑑賞が楽しくなるものを5個くらいづつ紹介してゆこうと思います。

≪赤姫(あかひめ):A≫
赤色の綸子(りんず)に金銀や色糸で刺繍を施した豪華な打掛・振袖姿の姫役の総称。「祇園祭礼信仰記」の雪姫・「本朝二十四孝」の八重垣姫・初菊など。

*歌舞伎などの三姫(「鎌倉三代記」の時姫・八重垣姫・雪姫)だけではありません。
*上の写真は「菅原伝授手習鑑」の苅屋姫で、2007年9月公演第2部で吉田和生さんが遣いました。

≪後振り(うしろぶり):A≫
女形の人形のもっとも華麗な型。悲しみをこらえる心を人形の背面を強調することで表わす。首をひねって観客に横顔を見せる。かなり不自然な動きだが、人間にはできない独特の美を完成させた。上手後振りと下手後振りがある。

*共に人間国宝の吉田蓑助・吉田文雀が女形を遣う時に見せる後振りは見事です。主に娘を遣われる吉田蓑助の表現する悲しみと、主に老女形を遣う吉田文雀の表現する哀しみは「間」が少し違ってそれぞれに趣があります。

≪打って替え:A≫
簡単に言うと現在の「ダブルキャスト」。配役上で、同じ場面や同じ役を1日交替で、または公演中の前半と後半とで交替してつとめること。

≪ツメ人形:A≫
捕手、家来、通行人、腰元、官女など、その他大勢の役に使われるひとり遣いの人形。番付では遣い手の名を記さずに「大ぜい」と書かれる。

*下の写真の手前2人の人形がツメ人形です。

≪人形拵え(にんぎょうこしらえ):A≫
舞台で遣う人形の衣装付けのこと。配役が発表されると、衣装部で衿(えり)・下着・着物・帯(おび)・袴(はかま)・羽織(はおり)など必要な一式をそろえて役の人形遣いに渡す。人形遣いは自分の胴(人形の土台)にそれらの衣装を、木綿糸を4筋に通した布団針で縫いつけていく。最初の衿をつけるのにもっとも神経を使うという。千秋楽の役が終わると、人形は足遣いによってすぐに解体され、もとの状態にして衣装部に返す。

文楽に使われる用語2

  文楽に使われる用語はA:専門用語・B:専門用語ではないが(主に古典芸能系で使われる)文楽なりの意味のあるもの・C:舞台一般用語(古典芸能系に限らない)だが文楽で使うとこうなるというものに分かれます。ここでは、覚えておくとちょっと鑑賞が楽しくなるものを5個くらいづつ紹介してゆこうと思います。

≪相三味線(あいじゃみせん):A≫
 常に特定の大夫を弾く三味線弾き、またその関係。夫婦にも例えられ、固めの盃を交わす。本来は全ての舞台を共にするが、現在は若手会や蝠聚会などがあり相三味線でない場合もでてきている。

≪オクリ:A≫
 「てこそ入りにける」のように、前段の文章を受けて語りだす最初の部分につけられている節。時代物か世話物か、三段目か四段目か、端場(はば)か切場(きりば)かなどにより、三味線の手数もテンポも異なる。三味線の上手・下手、緻密か・雑かなども聞き分けが可能で面白い。

≪切場(きりば):A≫
 時代物五段組織の二、三、四段目のなかのもっとも重要な部分、ないしはそれに相当する重要な場面。

≪切場語り:A≫
 切場を語る技量のある大夫で、番付面で名前の上に「切」の字を許された大夫。同じ切場を語っても「切」の字を許されていない者の場合は「奥」「後」などと書かれ、「切」の字を許されていても切場を語らない場合は「切」とは書かれない。

≪端場(はば):A≫
 物語の一番大切な部分である「切場」と同じ舞台設定で、筋の上で伏線を張ったり、発端となる事件が描かれた場面。舞台の設定がかわるもののうち、特に重要で重い場面とされるものを「立て端場」という。

舞台座布団2

http://media.imeem.com/m/rU5pjsCw4t

  予定通り「舞台座布団」をもう一度写真入で載せます。今回の写真は鶴澤燕三さんに撮っていただいたものです。9月公演の時に舞台裏で撮影中にデジカメの電池が終わってしまって予備を持参しなかったものだから、お手を煩わせることになった。場所は東京国立劇場小劇場の床の裏側です。ちょうど文楽回しの床の真正面に上の写真の棚があります。

  誰がどの布団を使うかは解りませんが、2つ同じデザインのがあれば大夫と御揃いのもの、大夫が座布団を許されていて三味線弾きがそうでない場合を聞き落としましたが、逆の場合だと三味線弾きの自前の布団を使うそうです。棚の下の方に木製の小さな腰掛のようなのがありますが、これは大夫が尻の板に敷く道具です。足先の痺れをなくす意味と、小柄な大夫であっても大きく見せて腹の据わった声が出るようにしているものだと聞いたことがあります。或いは少し聞き間違いがあるかもしれませんが凡そ間違ってはいないと思います。三味線弾きのほうは正座の両足の間に尻を落として、少しでも小さく見せています。

  2枚目の写真、黒子さんが持っているやつは多分9月公演に燕三さんが使っていた自前のものと推察されます。一つ前までの公演では豊竹咲大夫さんと一緒でしたので咲大夫さんが用意した物を使っていました。竹本文字久大夫さんは自前の舞台座布団を許されていないのだそうで、従ってそれを許されている燕三さんは布団を用意する必要があったのです。3枚目の写真は楽屋で文字久大夫さんの舞台座布団と燕三さんのそれを並べたところです。

*音楽を流せるようにしました。曲を探すのがまだ大変で文楽に合っておりませんが、徐々に努力する予定です。

全2ページ

[1] [2]

[ 次のページ ]


.
Ju2Shinsho
Ju2Shinsho
非公開 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

文楽関連

ポップス

お祭関連・民俗学

風景の記録

タカラヅカ関連

美味しい御飯

Wikiとか・素材とか

アーチスト

紀行・YH

コレクター

文藝・読書・本

標準グループ

しばらくお休み

閉鎖

過去の記事一覧

スマートフォンで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

スマートフォン版Yahoo!ブログにアクセス!

Yahoo!からのお知らせ

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
11/30まで5周年記念キャンペーン中!
Amazonギフト券1000円分当たる!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事