文楽を見に行きませんか?

人形を見ますか?大夫の声を聞きますか?義太夫三味線も良いですよ!

人形遣い

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師弟関係図

三味線の部で作ったものを人形遣いの部でも作ってみました。(+ )は、当初の師匠が物故した場合や退座・復座の際に師匠を替えた場合や都合で預かりになった場合の師匠を表わします。

桐竹亀松4−桐竹一暢>−吉田一輔
桐竹亀松4>−桐竹亀次

桐竹紋十郎2>−桐竹紋寿−桐竹紋臣
桐竹紋十郎2>−桐竹紋寿−桐竹紋秀
桐竹紋十郎2(+桐竹勘十郎2)>−桐竹紋豊(‘02−‘09)/桐竹勘寿(〜‘02/‘09〜)

桐竹勘十郎2>(+吉田簑助3)−吉田勘市
桐竹勘十郎2>(+吉田簑助3)−吉田勘弥
桐竹勘十郎2>(+吉田簑助3)−吉田勘緑

吉田文昇>(+桐竹紋寿)−桐竹紋吉
吉田文昇>(+吉田玉男)−吉田玉誉

吉田玉次郎−吉田玉男>−吉田玉英
吉田玉次郎−吉田玉男>−吉田玉佳
吉田玉次郎−吉田玉男>−吉田玉輝
吉田玉次郎−吉田玉男>−吉田玉志
吉田玉次郎−吉田玉男>−吉田玉翔
吉田玉次郎−吉田玉男>−吉田玉勢
吉田玉次郎−吉田玉男>−吉田玉女
吉田玉次郎−吉田玉男>−吉田玉若

吉田栄三2(+吉田玉昇)(+吉田玉男)>−吉田玉也

吉田玉男(+吉田英三2)(+豊松清十郎4)>−吉田福丸

吉田玉五郎2−吉田文吾>−吉田文司
吉田玉五郎2−吉田文吾>−吉田文哉

吉田玉助−(+吉田玉男)−吉田玉幸2>−吉田幸助

吉田玉市(+桐竹紋十郎2)−吉田玉松3

吉田文五郎3>−吉田簑助3−桐竹勘十郎3−桐竹勘次郎
吉田文五郎3>−吉田簑助3−吉田簑一郎
吉田文五郎3>−吉田簑助3−吉田簑二郎
吉田文五郎3>−吉田簑助3−吉田簑紫郎
吉田文五郎3>−吉田簑助3−吉田簑次

豊松清十郎4(+桐竹勘十郎2)>(+吉田簑助3)−吉田清五郎
豊松清十郎4(+桐竹勘十郎2)(+吉田文昇)>−吉田清三郎

吉田玉市2(+吉田文五郎3)−吉田文雀−吉田和生
吉田玉市2(+吉田文五郎3)−吉田文雀−吉田和右

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  2008年9月公演昼の部で人形遣いの吉田清之助さんが、入門時の師匠の名を継がれた。そして、吉田清之助改め5世豊松清十郎となった。襲名披露狂言は「本朝二十四孝」の「十種香の段」と「奥庭狐火の段」が選ばれた。(9月公演は都合で夜の部しか行かなかったので、以下資料より)

十種香の段 切 豊竹嶋大夫
        竹澤宗助

奥庭狐火の段  竹本津駒大夫
        鶴澤寛治
     ツレ 鶴沢清馗
     琴  鶴沢寛太郎

人形役割
 武田勝頼   吉田簑助
 八重垣姫   豊松清十郎
 腰元濡衣   吉田文雀
 長尾謙信   桐竹勘十郎
 白洲賀六郎  吉田清三郎
 原小文治   吉田清五郎

襲名公演でなければ3姫・赤姫で有名な八重垣姫は簑助(師匠)が遣う。豊松清十郎は、先代に弟子入り後は2世桐竹勘十郎→吉田簑助と師を変えた。従って口上では簑助・3世勘十郎が人形遣いから出、三味線の鶴澤寛治、大夫の竹本住大夫が媒酌し文字久大夫(住大夫弟子)が司会を行なった。他に元4世門下の吉田清五郎・吉田清三郎、2世桐竹勘十郎門下の吉田勘緑、簑助門下の吉田簑二郎が舞台に同席した。4世豊松清十郎門下の2人は襲名披露をした本人と共に2世勘十郎→簑助の順で師を変え、また勘緑も2世勘十郎→簑助と師を変えた。3世勘十郎も簑助門下で2世の父を継いだので舞台上の人形遣いは全て簑助門下ということになる。(吉田簑助・2世桐竹勘十郎・4世豊松清十郎は共に2世桐竹紋十郎門下の兄弟弟子)

「5世豊松清十郎は昭和33年(1958)生まれ」ってことは十二神将と同じ歳で、5世燕三と同学年。小学校6年で入門しているのは凄いことだね。十二神将のファーストネームと本名のファーストネームが一緒の字を書いたりしていて親近感が沸く。是非大成して欲しいと思う。

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  岩波写真文庫53 「文楽」を買いました。その昔、写真家の名取洋之助(なとり ようのすけ)さんらが参画した有名なシリーズです。この本は1953年(昭和28年)刊です。文楽が労働組合派の「三和会」と協会派の「因会」に分かれていた時代の貴重な写真で、先日他界された吉田玉男さんが写っているものがあるところを見ると「因会」のようです。このころは両方とも専属の劇場を持たずに渡り鳥風であったので、舞台裏などの写真もモノクロであるばかりでなく裏寂れた感じがします。また、人形の頭も今のものほど材質が良くないのか、面白くはあっても少し雑なつくりのようにも思えます。あるいは古い時代の頭かもしれませんが、少し違和感がありました。

(因会は松竹側なのですが、劇場を生き物にするスタッフが組合側なので結局自前の劇場での活動ができなかったと聞きます。人形の頭は、大阪大空襲で良い物が焼けてしまい、現在使っている頭が作られるまでは2流品しかなく伝統が絶えるかということもあったようです。)

  人形遣いの吉田文五郎、桐竹紋十郎、吉田玉男(若いときの玉男さんは背も高く映画俳優並みの良い男です。)らが写っていました。文中や写真には名前がなかったのですが、2006年12月の公演の折舞台裏で鶴澤燕三さん・杉江みどりさんらと話している時に、人形遣いの桐竹小紋さんが教えてくれました。小紋さんは紋十郎の甥とのことで、色々昔話をしてくれました。(小紋さんは2007年3月に高齢:80歳で退座)この時もう一冊、昭和のはじめの頃のプログラムも持参していましたので、そちらも開きましたところ文五郎・初代:吉田栄三・吉田玉二郎らを確認していただきました。

  2008年9月に豊松清十郎が復活しますが、文五郎・紋十郎・栄三・玉二郎などの名跡を継げるだけの人材が出て欲しいものだと思いました。

3世 桐竹勘十郎

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  舞台で見ると華がある。若い人に人気がある。地位的に偉い人はたくさんいるけれど、時代は勘十郎さんだと思う。立ち役の人形を遣うことが主だが、娘役も老人もチャリ場で活躍するようなツメ人形も鮮やかに遣う。勘十郎さんが遣うと人形が歌舞伎役者の如く生きているように動く。

  最初に桐竹勘十郎さんを見たのはNHKの「ようこそ先輩」という番組だった。大阪の中心部の小学校だと思ったが、名前までは記憶していない。その最初の授業でペットボトルを使って文楽人形を作るというのをやった。クラスを6程度の班に分けて1体ずつを作るのだったと思う。四角いペットボトルを半分に切って、飲み口の方を首にする。頭は厚手のボール紙で平面的に作ったような気がする。ペットボトルの両横に穴をあけ両手を紐で吊るす。足も2本ペットボトルから垂らした。手先・足先はダンボールだったような。6つのグループを2つずつ1つにして3つに編成し直してひとつの話を作る。話は童話とかマンガとかを下敷きにして話を作ったり、オリジナルな話を作ったりしていたような。次の日これを劇として練習して全校生徒の前で演じるという内容だった。何処の班も大変上手で楽しくやっていたのが印象的だった。

  桐竹勘十郎さんに初めて会ったのは、初めて文楽を見に行った時でした。当時まだ「燕二郎」だった友人が、人形の遣い方を見せてくれる為に勘十郎さんにお願いしていたのだった。このブログで画像一覧をクリックすると、女形の人形を遣う:主遣いの勘十郎さん・左遣いの勘市さん・足は膝にグーを入れた「燕二郎」の写真がある。このとき勘十郎さん曰く、「普通三味線弾きはこんなのはできないんだけど、この人は国立劇場の研修生あがりだからできるんだ。」と。『本職が本職以外のことをして人形浄瑠璃という文化の魅力を伝えようとしてくれている。』そんな気がした。38年ぶりに逢ったばかりだったが、勘十郎さんの御蔭で再び「燕二郎」に出逢えた気がした。

  更に・・・地方公演(葉山町)で、私は「燕二郎」の音を聞きに行ったつもりだったが、勘十郎さんが一緒とのことで、演目は「壷坂霊験記」で沢市をされていたと記憶する。崖の渕から谷底へ人形を強く投げ落とすことで強い意志を感じさせるシーンなのだが、これぞ文楽の醍醐味というほど思い切って投げ落としていた。勿論、下で黒子が受け取るのだがこれを人間のサイズで人間がやるのだと絶対躊躇する高さになるはずで、こんなに思い切ってはできないはずと思う。公演が始まる前に楽屋でチケット代を支払った。(チケットを「燕二郎」に取ってもらったので、楽屋で代金と交換したのだがこの時「燕二郎」に色紙を3−4枚渡した。「燕二郎」に失敗分も含めて2枚くらいサインを書いてもらうつもりだった。ところが、彼はそれを1枚ずつ出演者に配ってサインを依頼したので、勘十郎さん、呂勢大夫さん、喜一朗さんの手にも色紙が渡った。)公演が終わって、「燕二郎」のところに行くと4枚の色紙があった。特に勘十郎さんのは多色でびっくり。よくもまあこれだけのものを短い時間で描けるものだと感心した。

  大分長くなりました。桐竹勘十郎さんの魅力は勿論舞台でも発揮されているのですが、その旺盛なサービス精神は一観客としてとことん見てやろうという気にさせます。次回は演目の中での役割で勘十郎さんを語ってみたいと思います。

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