保守の源流を訪ねて

いざいざと友に盃すすめつつ泣かまほしかり醉はむぞ今夜

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朝日、毎日お抱えの守旧派左翼陣に対抗、どんどん正論を吐きましょう。
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◆【断】有権者は「愚民」じゃないぞ

 なぜ人々は自民党に一票を投じたのだろうか。マスメディアの報道を見ると、小泉支持に回った有権者はまるで「愚民」だと言わんばかりの論調が目立つ。

 「経済的弱者が、政策的に手を差し伸べてもらうことよりも、『ぶっ壊す』ことを訴える小泉首相に、希望を見いだした」(東大助教授・本田由紀氏、十二日朝日新聞夕刊)「無党派層の多くは不況でもっとも打撃を受けている都市部の若者。(中略)小泉さんは彼らの憎しみを、不況でも身分が保障された公務員に向けさせた」(コンサルタント・辛淑玉氏、同)「小泉首相の気迫と勢いに拍手を送る姿はヒトラー待望論のような空気すら感じる」(噂の真相元編集長・岡留安則氏、十三日毎日新聞夕刊)

 ふざけるな、と言いたい。たしかに小泉改革の本質は「小さい政府」と競争促進政策で、経済の再生を図ろうというものだ。一九九〇年代末から始まっている社会の二極化をさらに加速させるのは間違いなく、最も打撃を受けるのはフリーターやニートの若者たちである。

 だからといって、小泉改革を支持している有権者を社会的弱者と決めつけ、ファシズムを支持する愚かな民草であるとバカにするのは、いったいどういう了見か。いまだに〈エリート知識人−愚かな大衆〉という二元論でしか物事を推し量れないのだろう。有権者は、あなたたちが考えているほどバカではない。たとえばインターネットのブログで、多くの一般有権者たちが政治や選挙について語っているのを読んでみればいい。深く高度な分析や論評は、時にマスメディアの論調をはるかに凌駕(りょうが)している。(ジャーナリスト・佐々木俊尚)

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