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民主党が本当に対抗勢力を目指すなら、下記の小泉さん発言が一番適切な助言だ。「今の民主党は自民党と協力できる分野がかなりあるのに、批判を恐れて協力しない」。先ず協力姿勢を鮮明にし、その上で自公の弱点をつく「ほめ殺し」戦略に変えることだ。
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◆前原民主、対決姿勢 まず郵政民営化対案
民主党の前原誠司代表は、重要法案への対案を出し、徹底的に審議する姿勢を打ち出しており、さっそく郵政民営化関連法案の対案を衆院に提出する方針だ。ただ、対案が委員会に付託され審議される可能性は低く、「巨大与党」を相手に存在感を示すのは容易ではない。弱点とされる国会運営で「徹底論戦」の路線を軌道に乗せられるか、前原民主党の試金石となる。
民主党が郵政法案の対案を提出することにしたのは、前原氏が衆院選惨敗の要因を、前の通常国会で対案を出さず、自民党に「守旧派」とのレッテルを張られたことにあると分析しているためだ。
対案の内容は、衆院選で訴えた郵便貯金の預入限度額を現行の一千万円から七百万円に引き下げることが柱。前原氏は二十一日、記者団に、対案が委員会に付託されなかった場合は「数の横暴で議論されないということを国民に伝え、『自民党に勝たせすぎた』『議論の府が機能していない』ことを国民に示したい」と述べ、対決姿勢を鮮明にした。
一方、野田佳彦国対委員長は、衆院選のマニフェスト(政権公約)に盛り込んだ国会議員互助年金制度(議員年金)の廃止を前進させるため、今国会での法案提出を目指す考えを明らかにした。
だが、国の根幹にかかわる憲法問題では、自民党との違いはさほどない。
前原氏は改憲論者で、九条については「自衛権」の明記を持論としているためだ。党内には、九条改正に慎重な声もあるが、前原氏が代表になったことで、与党との対決姿勢をいかに示すか苦慮することになりそうだ。
小泉首相発言■民主党
前原(誠司)新代表は清新の息吹を政界にもたらした。自民党にも影響を与えるのではないか。前原氏は自民党と協力できる部分がかなりある。政権交代を主張するなら政権をとってもぶれない面を出していく必要がある。
今の民主党は自民党と協力できる分野がかなりあるのに、批判を恐れて協力しない。(与党との)違いを出すのであれば、かつての社会党になるのが一番違いが出るが、政権交代可能な政党と国民が見るだろうか。二大政党なら野党は与党に近づかないと政権は取れない。自民党と協力しながらどう違いを出すか、政権をとっても不安のない政策を打ち出せるかが前原氏の難しい対応。注意深く見守り、協力できるところは大いに協力したい。
◆【石原語録】民主党惨敗 郵政民営化代案出さなかった
「岡田君はまじめな人かもしれないが、顔が暗いわな。あの人、誰に似ているかというと、ブッシュ(米大統領)と(大統領選で)戦ったケリーに似ているね。小沢が出てきたら、もっと暗いんじゃないか。あんまり明るい顔じゃないよね」
「もともと無理してできた政党だから。小沢君にしろ、岡田君にしろだね、経世会という自民党の中で一番いい思いをしてきた連中だから。なんの機会か、ぱっと出ていって新生党ってつくったわけでしょ。あの時、立花隆が朝日新聞の社会面に囲みで書いたけれど、最後の言葉が『ちゃんちゃらおかしい』って。非常に印象的に読みましたが」
「やっぱり党のスキームがはっきりとしていないよね。何をしようとしているのかね。自民党のどこが悪いか、彼らが一番知っている。だから、それをどう変えるか。問題は日本政治のスキーム全体で官僚支配が続いていることでしょ。それを助長してきたのは誰か。田中角栄率いた経世会なんだから。官僚の背中におんぶして何かやってきた政党を変えようということで、官僚支配の打破、その改革の一つの大きな引き金として、一番国家公務員の多い郵政を変えようということ。それに反対する理由もないし、代案を出さなかったから、(民主党は)あんなことになるんじゃないですか」(16日の記者会見で。衆院選で惨敗した民主党の建て直しについて)
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同意です。ドイツ社会民主党は戦後何度か政権奪取の機会があったにもかかわらず、キリスト教民主同盟との戦後初の大連立参加までは、国民の不安感を否定できませんでした。そして、大連立でCDPの政策と政権運営を学んで政権を取りました。民主に残された道は、自民へのすりよりと、ここぞというポイントでの1点突破的な自民との差別化ですよ。多分。来年、小泉さんを党首にスカウトしたらどうかな? マジそう思います。
2005/9/24(土) 午後 2:57 [ KABU ]