保守の源流を訪ねて

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国家の品格

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本稿で常々言いあぐねていたことの神髄がここにある。20数万部売れているということを知り、単純にうれしく思った。

弱肉強食、品格のない「ビジネス」の分野でも品格を思わせる国家・民族はやはりある。その面で日本民族はChina、Koreaあたりと比べ別の道を歩いてきたし、これからもそれだけは維持できると祈りたい。平成十八年、産経にも品格のある論調を期待することとしよう。

尚本書はシンガポールで昨年11月購入(初版)したものだが値段はSGD17.5(=1250円)。日本の1.8倍と言うのは確かに高い。これは「やせ我慢」どころの話ではない。

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◆【産経抄】

 ベストセラーの条件というのを聞いたことがある。奇抜なアイデアより、読み終わって「これこそ前から考えていたことだ」と読者に膝を打たせる方が大切だという。

 ▼『国家の品格』(新潮新書)はまさにその条件を満たしている。「究極の…実力主義社会はケダモノの社会」「株主主権をやたらに言い立てる人には『下品』で『卑怯』という印象を禁じ得ません」。

 ▼数学者である著者の藤原正彦さんが切る啖呵は、どれも胸に心地よく響く。IT企業家らが株の買い占めで巨万の富を得る一方で、勝ち組、負け組の選別は進み、耐震強度偽装事件は底なしの様相を呈している。どこかおかしいと思いながら、「金儲けの何が悪い」と開き直られると反論できなかった人たちの、たまりにたまった憤懣を見事に形にしてくれているからだ。

 ▼もともと貧乏人を軽蔑し、金持ちをもてはやすのは、本来の日本人の特性ではない。江戸時代に町人たちが、経済力でわが世の春を謳歌するようになっても、武士のような尊敬を受けることはなかった。

 ▼藤原さんは、日本が国家の品格を取り戻すために何より必要なのは「武士道精神」だと主張する。そういえば、かつて「わき差しを持たぬ町人(日本)は、武士(米国)のまくら元を忍び足で歩け」という「町人国家論」が持論だったエコノミスト、故天谷直弘さんもまた、冷戦の終了を見届けると今度は「侍国家たるべき時がきた」と訴えたものだ。

 ▼きのうの本紙の対談記事でも、作家の伊集院静さんが「日本人の基盤」である品性に触れて、その定義を「目の前にあるものを取りに行かないこと」と語っている。これも福沢諭吉のいう「やせ我慢の精神」につながる武士道のひとつだろう。

Copyright; 2006 The Sankei Shimbun
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本書には80%同感しますが、残りの20%は絶対に賛成できません。そこを読まずして本書を評価することは片手落ちになると思います。産経抄の筆者や雑誌WILL編集部の書評も大事なところを見落としていると思います。関連記事をトラバさせてください。

2006/1/6(金) 午前 10:56 blo*g*r2*05jp

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本を読んでないのでコメントは限られたものになります。戦後日本人が目指したのは物作りです、買う相手に文句を言われない物を作る。これが現在のメードインジャパンの基礎になっています。政治と外交ではド素人の日本を支えてきたのが日本製である、私は長い海外生活で、物で日本人は言葉に代えるという現実と誇りを感じたのです。

2006/1/8(日) 午後 6:46 lamerfontene

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