保守の源流を訪ねて

いざいざと友に盃すすめつつ泣かまほしかり醉はむぞ今夜

産経新聞を読んで

[ リスト ]

箸の使い方

Koreanは鉄の箸、足を組んで箸とスプーンを一緒に持ち、交互にスープをすすったり、飯を食べたりしている。行儀が悪いなと思ったものだ。Chineseの箸は一般にプラスチック、食べ物で指が汚れるのではと重いくらい箸の根本に近づけて食べている。いつも汚いなと思う。

かく言う私も箸の使い方は本当に下手くそで長じてからいつもコンプレックス。中指が箸の間に上手く挟まらない。正式な会食の場などでは、無理矢理持ち方を替えたのは良いがぎこちなく、いつも緊張したものだ。

そうはいっても人の箸の使い方には厳しく一端の評論家、どんなきれいな身のこなしの女性でも先がつまったような箸使いを見るとげんなりしたり、意外に中高年のむくつけき人物が、ああこんな人がと思うくらい立派に箸を使う様子を見たりしてきた。たかが箸、されど箸、軽んざる不可。

=====
◆【産経抄】

 礼法宗家として知られる小笠原家の何代目かの当主が、京都に使いに行き宮中で御膳が出た。どんなふうに食べるのか、作法にはうるさい公卿たちがのぞき見ているのを知った当主は、飯の上に汁をかけ、香の物をのせてかき込みはじめた。

 ▼あまりの荒っぽさにあきれ、冷笑した公卿たちは、下げられた箸を見て驚く。先が5ミリほどしか汚れていなかったからだ。子母沢寛の『味覚極楽』にある逸話だが、吉川英治が描く宮本武蔵はもっとすごい。なにしろ、ソバにたかるハエをひょいひょい箸でつまんでみせて、難癖をつけてきたヤクザを退散させたのだから。

 ▼礼法の先生や剣豪ほどの名人技はなくとも、かつての日本人の多くは、やすやすと1本のソバをつまみ、魚の身をほぐしてきた。その優雅なしぐさに、外国人は見ほれたものだ。箸を動かすときの細やかな心の動きが、日本文化を特徴づけてきたともいえる。

 ▼そんな人が近ごろめっきり少なくなった、と嘆く向きには朗報ではないか。長崎県佐世保市にある久田学園佐世保女子高校では、今月31日に実施する今年の入試から、国語、数学に加えて、「正しい箸の使い方」を導入するという。

 ▼受験生は六角形の特注箸で、おはじきやインゲン豆などを10粒ずつ別の皿に移し、その様子が採点される。もともと、茶道や華道を必修科目にするなど、しつけ教育を重視しているそうだ。どんな生徒を求めているのか、学校が入試科目を通じて出したメッセージとして興味深い。

 ▼「親の力」をはかる検査ともいえる。箸が正しく使える生徒の家では、食事の時間を大切にしていて、内容も充実しているはずだ。少なくとも、給食費を払えるのに払わないですましてきた親でないことは確かだ。

Copyright; 2007 The Sankei Shimbun
All rights reserved.

「産経新聞を読んで」書庫の記事一覧


.
Juliamn1
Juliamn1
男性 / AB型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

過去の記事一覧

検索 検索

よしもとブログランキング

もっと見る

プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事