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香港ディズニーランドでの醜態と言い、反日の馬鹿騒ぎと言い、2005年はChinaに対し世界の厳しい目が注がれた年だった。昨年、胡錦涛がアフリカ・インド・パキスタンを回り幾ら金をばらまこうと、首相が地方を回り農民とどれだけ酒を酌み交わそうと、この「刷り込み」は簡単に消えるものではない。 「整列の日」など決められる国民、それこそ「中国人のメンツ」では許されないのではないか。「罪悪感のない市民」「愛される上海人」(?)、こういった民族が世界をアリのごとく徘徊し、昨年出国者は3千万人を超えたという。 最近は当地シンガポールでも日常茶飯事で、スタッフとオフィス街をちょっと歩くと群れをなして大騒ぎしている集団があり、スタッフ(Singaporean Chinese)も「China People」(Chineseとは言わない)と煙たそうに言う。ああ、おぞましい。 翻って考えるとシンガポールの厳しい罰則もこれ(愚民政策)から来ているのでは無いか。然しこの国はこれを40年以上かけて築き上げてきたのだ。China当局が如何に大騒ぎしても二年やそこらで変わるわけがない。 それにしてもビジネスアイのこの記者、仲々筆が冴えている。 ===== 中国人はたん吐き、割り込みが常識? 北京五輪に向けマナー向上に躍起 FujiSankei Business i. 2007/2/20 2008年8月の「北京五輪」開催まで1年半を切った中国が、対外イメージ改善をめざす市民のマナー向上に躍起になっている。外国人に評判の悪い中国人の日常的な割り込み行為や往来でのたん吐き、ごみのポイ捨て、汚い言葉での罵りあいなどの追放運動で、ボランティア動員などによる街頭キャンペーンを繰り広げている。18日に旧暦新年を迎えた北京市では五輪成功に向け、今年を「決戦の年」と位置づけ、「文明的市民」意識の普及を急いでいる。(長谷部高史) 北京五輪に加え10年の上海万博と国際行事が続く中国だが、五輪に向け中国政府は「迎奥運、講文明、樹新風」(五輪を控えて、新しい文化を語り、新風を起こそう)とのスローガンでマナー意識向上に動いている。 北京市は2月から毎月11日を「整列の日」(中国語で自覚俳隊日)と定め、電車やバスの乗り降りなど、整列乗車を呼びかけた。市内の繁華街で行われたキャンペーンでは、五輪関係者らが「首都北京の一員として自覚し、礼儀正しく整列しよう」と訴え、ボランティアなど数十万人が参加した。ただ、監視員がいないと割り込みがすぐ起きるため、「整列の定着には半年はかかる」と市当局者はなげいている。 中国では公共交通機関やファストフード店舗などで、列に並ぶ習慣があまりなく、早い者勝ちが普通だった。「11」が人が並んでいるように見えるからという理由で決まった「毎月11日の整列の日」だが、今後も毎月11日にはマナー指導を徹底することにしている。 外国人観光客やビジネスマンに不評の中国人の交通ルール無視、ごみのポイ捨て、たん吐きなどの行為で、北京市の首都精神文明建設委員会の張慧光主任は、「信号無視や手鼻、たんを所かまわず吐くのは見苦しいことで、ティッシュなどにくるんでごみ箱へ」と呼びかけている。習慣になっており罪悪感のない市民に、噛んで含めるようにマナーを説いている。 一方で北京市は、都市管理条例でたん吐きなどの行為に最高50元(約750円)の罰金を科すなど処罰もする。罰金はさほど高くないが、「中国人はメンツを気にするので(罰金が安くても)効果はある」(張主任)という。中国人の心理をつかんで国家のメンツを保つよう配慮した形だ。 10年に万博を控える上海では、タクシーの運転手ににたん吐き用の袋を常備させる方針を当局が打ち出した。しかし、地元紙は「(車外にたんやつばを吐かないと)車内に悪臭が充満する」などという反論を掲載。賛否両論が渦巻いている。 また、上海市政府は市民のマナー向上を目的に進めている「上海市民公共行為条例」で、他人を罵ることを禁止する条文が加える。新華社電によると、この条例についてのインターネット上の意識調査で、63・31%の上海人が反対していると伝え、82%の市民が条例が施行されても効果はあがらない予想していることが分かった。中国におけるマナー向上は、一筋縄ではいきそうもない。 また上海市では、昨年から「愛される上海人になろう」とのスローガンも掲げ、小学校でマナー講座も始め、“大人がダメなら子供から”との戦略もとり始めている。 中国人のマナー問題は05年の香港ディズニーランド開業で、中国人入場者の傍若無人ぶりが「非文明的」として世界中に伝わった。しかし、マナー向上を政府主導で取り組まなければならない点が中国人の現実を表しているといえ、悪習改善の前途は多難のようだ。
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