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◆宅配便生みの親 ヤマト運輸元社長・小倉昌男氏死去
宅配便サービスの生みの親といわれる元ヤマト運輸社長、小倉昌男(おぐら・まさお)氏が三十日、腎不全のため、米ロサンゼルスの長女宅で死去した。八十歳だった。葬儀は現地で親族だけで行う。喪主は長男でヤマト運輸取締役の康嗣(こうじ)氏。「お別れの会」を開くが、日取りなどは未定。
昭和四十六年に創業者の父、康臣氏の跡を継ぎ大和運輸(現ヤマト運輸)社長に就任。五十一年、石油ショック後に低迷していた業績をてこ入れするため「宅急便」の名で民間初の個人向け小口貨物配送を始めた。その後、配送網を全国に拡大、中堅運輸会社から売上高一兆円に発展する基礎を築き、宅配便普及にも貢献した。規制緩和をめぐり、旧運輸省や旧郵政省と対立したことでも知られる。
平成七年に会長を退任した後は、障害者の自立を支援する福祉事業に取り組んでいた。
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