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◆韓国人児童狙う 主犯格、解雇逆恨み カンボジア人質事件
【シエムレアプ(カンボジア北西部)=岩田智雄】カンボジア・シエムレアプの国際学校で起きた人質事件で、逮捕された容疑者らは韓国人児童の家族に運転手の仕事を解雇されたことを逆恨みし、この子供を人質にしようとしたが見つからず他の児童を人質にとっていたことが十七日、当局の調べで分かった。
カンボジア警察のウーエム捜査主任が産経新聞に明らかにしたところでは、主犯格のジー・ソコム容疑者(23)は、レストランや土産品店を経営する韓国人経営者の子供四人が事件のあったシエムレアプ・インターナショナルスクールへ通学する際の運転手をしていた。しかし遅刻が多いことなどをとがめられ、今月十一日に解雇された。
同容疑者は、この際、韓国人の家族に殴られたことに立腹。翌日、首都プノンペンで友人から短銃を七十五ドルで購入し、十六日朝、仲間とともに同校へ押し入った。この韓国人の子供を捕まえ、身代金を要求する計画だったが見つからず、別の児童と教師計三十三人を人質にとった。
その後、同容疑者らは警察当局に現金三万ドルと逃走用の車を要求。当局は要求通り金と車を渡したが、犯人グループは短銃一丁とナイフしか持っていなかったため、逃走用の銃をさらに求め、「渡さなければ五分後に子供を殺す」と通告し、実際にカナダ人男児(3つ)を殺害した。
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