保守の源流を訪ねて

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◆【教育】つくる会 外国特派員協会で会見 普通の教科書、正しく伝えて
「戦争美化」せず悲惨さを記述/国民の声と教育界にギャップ 

 海外に正しく伝えてほしい−。東京・有楽町の日本外国特派員協会で10日開かれた新しい歴史教科書をつくる会の記者会見で八木秀次会長と藤岡信勝副会長は、同会のメンバーらが執筆し、今春2度目の検定に合格した扶桑社の中学歴史・公民教科書が「歴史の歪曲(わいきょく)」や「戦争美化」ではなく“普通の教科書”であることを説明した。やり取りの一部は次の通り。

                    ◇

 ≪原文≫

 1800年に地球の陸地の約35%を支配していた欧米列強は、強大な軍事力にものをいわせて植民地を広げ、1914年、第一次世界大戦が始まるころには、その支配圏は約84%にまで拡大した。日本の明治維新は、この間におこったできごとである。もし、明治維新がなければ、日本は欧米列強の支配下に組み入れられていただろう。

                    ◇

 ≪英訳≫

 The Western powers,whose territory occupied 35% of the Earth’s land mass in 1800,used their tremendous military strength to colonize other regions.By 1914,when World War I began, that figure had risen to 84%.The Meiji Restoration had been accomplished by 1914;if it had not,Japan would most likely have been taken over by one or another of the world powers.

                    ◇

 藤岡副会長 お配りした教科書の英訳の十二ページをご覧ください。ここに「明治維新とは何か」という読み物があります。ここをちょっと読みます=別掲。こういう風に、明治維新が私たち日本人にとってどういう重要な意味を持っていたかということを書いています。その後の日本の近代の歴史の歩みについて全面的に肯定するとか、戦争を美化するという立場では書いていません。その証拠に戦争の悲惨さについて特別の読み物を作って書いています。よくご覧いただきたいと思います。

 在日韓国人団体機関紙記者 あなた方の教科書は性奴隷や誘拐などを削除しています。なぜ隠しているんですか。

 藤岡副会長 第一のポイントは、性奴隷というのは慰安婦のことだと思いますが、韓国の教科書が慰安婦を書くようになったのはいつかご存じですか? 日本の中学生の教科書に一斉に書かれるようになったのは一九九七(平成九)年度からです。韓国の教科書にはその後に書かれるようになりました。それまで韓国の教科書は慰安婦問題を「隠して」いたのでしょうか? 第二のポイントは、今年検定を通った中学歴史教科書に慰安婦のことが書かれていないのは扶桑社だけではありません。ここに朝日新聞の四月六日付の切り抜きがあります。「慰安婦、全社載せず」と書いています。どうして扶桑社だけが慰安婦を削除したとおっしゃるのか。誤解に基づく質問だと考えます。第三のポイントは、慰安婦を各社が削除したのは「慰安婦の強制連行」、つまり日本の軍や警察が強制的に奴隷狩りをして朝鮮半島から連れ出したという話が、まったく証拠によってサポートされていないということが明白になったからです。

 オランダ紙記者 扶桑社教科書の「20世紀の戦争と全体主義の犠牲者」のコラムでナチス・ドイツや共産主義について触れていますが、日本も一九四五年まで全体主義国家、専制的な政治体制だったのではないですか。

 藤岡副会長 日本がアジア諸国に多大な犠牲を与えたことは本文でかなり書いています。また、日本は確かに戦時中の一時期、民主的な手続きが制限されましたが、明治憲法が停止されたことはなく、政府の正統性は継続していましたし、ヒトラーのような独裁者がいたわけでもありません。私自身もかつてあなたと同じように、戦前の日本が全体主義だったと思っていた時期がありますが、そうではないことを東京裁判の研究者である米マサチューセッツ州立大のリチャード・マイニア教授の本で学び、認識を変えました。

 英国紙記者 日本の教育関係者はつくる会に感謝しているのではないかと思いますが、なぜ教科書が学校であまり使われていないのでしょうか。

 八木会長 日本の大きな教職員団体はマルクス・レーニン主義を信奉しています。信じられないかもしれませんが(会場にざわめき)。この団体や関連団体が教科書採択に大きな力を持っているのです。私どもの活動について一部で右翼、極右という指摘がありますが、つくる会の賛同者たちの名前を見ていただければ分かりますが、私どもの団体は日本のエスタブリッシュメント(主流派)を糾合した団体です。日本国民のかなり多くが支持していますが、国民の多数の意思と教育界の間にギャップがあります。国民の大多数の声が教育界に届かなかったため、前回は採択が少なかったのです。

 中国の通信社記者 あなた方の教科書は加害者の立場に立って戦争を反省していません。日本が再び戦前の道を歩むのではないかと私は心配しています。

 藤岡副会長 町村信孝外相は中国の外相に対して「日本の八種類の中学歴史教科書を全部読んだが、戦争を美化している教科書は一つもない」と言っています。田原総一朗さんという日本で影響力のあるジャーナリストもテレビ番組で町村外相に対して、扶桑社教科書(現行版)を示して「満州事変、日中戦争について日本が正しかったとは一つも書いていない」と述べ、中国の批判は事実に基づいていないと言うべきだと迫りました。事実が明らかになっていけば誤解は解け、正当な判断を世界の人がしてくれると信じます。

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◆【風を読む】論説副委員長・中静敬一郎

 中国や韓国の「反日」から、汲(く)み取れるものは何だろう。
 一つは、国益を切り結ぶ国際政治の過酷な現実だ。日本の国連安保理常任理事国入りを阻止するために、あらゆるカードを駆使しよう。「一つのアジアに二頭の虎」(昨年十二月十四日付豪シドニー・モーニング・ヘラルド紙)を存在させたくないのだろう。

 もう一つは、自国への思い入れではないか。領土、領海に対する彼我の意識の差はどうだ。

 日本の国旗が焼かれ、大使館などが破壊された。国の主権が踏みにじられたことに日本人は心底怒りを感じたのだろうか。煽(あお)っているわけではない。国民の生命、自由、財産を守れるのは国家でしかない。国家が破綻(はたん)すれば、それは叶(かな)わない。国の弱体化は、自分たち自身の問題なのである。

 日本の国のかたちが中韓によって問いただされている。他方、国の姿を直視する好機ではある。

 実は、日本の「力」はあなどれない。世界一の債権国の座を十三年連続で維持している。政府などが海外に持つ資産から負債を差し引いた対外純資産は平成十五年末、百七十三兆円だ。二位のスイスを三倍以上引き離す。外貨準備高の大半は米国債である。

 国連通常予算の二割は日本の分担金だ。いわば、米国や国連の首根っこを押さえている。状況を劇的に転換できるカードである。

 外交も力の裏づけがなければ、足元をみられてしまう。だが、日本はいかなる事態にも対処できる力を持っている。「衣の下の鎧(よろい)」を見せることで、もう一頭の虎は共生を覚悟するかもしれない。

 問題は、自らの国益のためにそうした力を使いこなす国家意志が形成され、国民が結束するのかどうか。「反日」は、国民意識を大きく変化させるかもしれない。

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◆【新国語断想】塩原経央 国際化という強迫観念 小学生の英語教育

 政府の構造改革特区政策に乗っていくつかの地方自治体が教育特区として小学生への英語教育を実施している。国際化・情報化時代に日本人の英語下手を憂慮する思いは分からなくもないが、言語習得適時期に自国語以外の言語教育を施すことの弊害についても考えてみる必要がある。
 元国語問題協議会主事の土屋道雄氏が先ごろ『国語問題論争史』(玉川大学出版部、四八〇〇円)を刊行した。幕末・明治以来の国字国語論の流れを簡潔に整理して明解な一書である。本書には、文明開化時代に西周のような大知識人が、国語をローマ字で書くべしという論を展開したことが描かれている。森有礼は国語を英語にしたらどうかと述べている。

 なぜこんな途方もない議論が出てくるのか。日本が西欧の植民地にされる恐怖、言い換えれば「近代化」への強迫観念が時代の精神を支配していたからだ。漢字は字形が複雑で、しかも数が多いので、記憶に負担が強いられる。こんなものに貴重な学習時間を割いていてはとても最新の知識の習得が追いつかない。だから、漢字を廃して国語をローマ字で書けという論法だ。手に入れた靴が小さいから足を削れというような愚劣な議論である。その証拠に、国語表記をローマ字に変えなくても、日本は近代国家建設に成功したではないか。

 戦後国語政策を主導した文部官僚も図式的には明治の知識人のそれとまさしく相似の関係にあった。欧米諸国はローマ字とアラビア数字だけなのでタイプライター一つあれば新聞だって作れる。平仮名・片仮名・漢字・算用数字、その上ローマ字まで交ぜこぜの国語表記ではとても日本は欧米についていけない。当時文部省国語課で公用文の平易化の仕事をしていた金田一春彦は、上司の国語課課長の右の考え方を全くその通りだと考えていた(「THIS IS 読売」平成七年十二月号「福田恆存君を偲(しの)ぶ」)。

 だが、ワープロの出現で新聞くらいは机上で作れるようになり、「これなら当用漢字の制限はしなくてもよかったし、字体でも仮名遣いでも昔のままでもよかったのだ」と金田一は反省している。科学技術の進み具合は現時点の常識では計れない。今は不可能でも、ある時点になれば誰も不可能と思わなくなる。それが科学技術というものだ。

 国語力低下が各種調査で明らかになる一方、文部科学省の調査で小学生の英語必修を保護者の七割が支持したという。著名な国際政治学者の猪口邦子上智大教授のような人物まで「すべての子供の権利として公教育のなかで良質の英語力を授ける。そのことを国家戦略のなかに位置づけてはどうか」(四月二十日付日経夕刊)と述べている。これは国際化・情報化という現代の強迫観念がもたらすものだ。同時通訳機がテレビ並みの日常の道具になっているかもしれない科学技術の可能性を思えば、何もそんなに慌てることはない。

 むしろ、まだ国語の基礎のできていない小学生に英語を教えることで進む国語の混成語化(植民地語化)を憂慮すべきだ。国語が融解すれば、この国がどこの国か分からなくなってしまう。日本人を亡国の烏合の衆としないためにも、小学生の英語教育には賛成など到底できない。

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◆「ご用心に」ご注意!? 朝日、山菜と毒草取り違え 秋田版

 十五日付の朝日新聞秋田版で、毒草のトリカブトの写真が「食べられる山菜」と誤って掲載された。同社は読者の指摘などで誤りに気付き、十六日付の朝刊で訂正し、改めて正しい写真を掲載するという。
 同社秋田総局などによると、間違いが指摘されたのは秋田版に掲載した「山菜採り危険も色々」の記事で、トップニュースの扱いだった。山菜採りで初心者が間違えやすい毒草のトリカブトと、食べられる山菜の「シドケ」「ニリンソウ」の区別を写真の下に解説を加える形で説明。この際、トリカブトとシドケの写真を入れ違えて掲載した。

 同総局には、間違いを指摘する電話が数十件寄せられた。同総局は、インターネットの「asahi.com」秋田版で訂正のうえ、おわびを配信。十六日付の朝刊でも正しい写真を掲載するという。

                   ◇
 同社広報部のコメント「掲載にあたって社内の確認作業が不十分でした。人命にかかわる事柄について誤った報道をしたことを読者や関係者のみなさまに深くおわびいたします」

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◆JR脱線事故 「動かないと後悔」操業停止し救助へ 日本スピンドル製造
「現場、あまりにむごい」

 JR脱線事故で、現場近くの機械器具メーカー「日本スピンドル製造」(兵庫県尼崎市)は、事故直後、若い従業員からの進言をきっかけに態勢を取り、工場の操業を停止して救助活動に協力していた。

 同社では、事故当日の四月二十五日午前九時十八分、幹部社員らによる週明けの定例会議が開かれていた。快速電車が脱線、マンションに激突した地鳴りのような大音響も広大な工場内の会議室には届かなかった。

 突然、作業服姿の若手従業員が飛び込んできた。「大変な事故です。どうしても私たちが助けないといけないんです。今動かないと後悔します」

 切迫した言葉にただごとではないと感じた安全担当の笹山常俊さん(51)はヘルメットをかぶり、会議室を飛び出した。西門から見渡すと工場脇の道路が負傷者で埋まっていた。

 「全社で動かなければ」。社内の危機管理マニュアルにのっとり総務部長の時田誠さん(54)は事態を斎藤十内社長(59)に報告。斎藤社長は工場の操業を停止、全社で救助と救護にあたることを決断した。

 午前十時前、社内放送で社員食堂に百五十人の従業員を緊急招集した。はしごやバール、担架に水やタオル、ガーゼ、消火器、副木になる木の切れ端…。従業員はそれぞれが役立ちそうな、あらゆる物を職場から持ち出し、現場へ駆け付けた。

 現場では先発隊約三十人が救出活動を続けていた。合流した笹山さんらは電車の座席を担架代わりにして負傷者を仮設テントまで次々と運んだ。負傷者の病院搬送用に精密機械を運ぶための振動が少ないトラック十台ほどをかき集めた。

 このトラックを使って白バイの先導で三つの病院にピストン輸送を続けた。荷台に屋根がないトラックの上では、従業員四、五人がシートをかざして負傷者への強い日差しを防いだ。

 斎藤社長は「達成感や満足感というものはまったくない。あの現場はあまりにむごい。何ともいえない気持ちでいっぱいだ」という。

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