保守の源流を訪ねて

いざいざと友に盃すすめつつ泣かまほしかり醉はむぞ今夜

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◆【談話室】10代の声 大きなもの失った戦後日本  高校生 坂本匡史 17

 五月末、靖国神社で小野田寛郎さんを招き、「明日の日本を考える中学生・高校生の集い」が開かれました。フィリピンでの旧日本兵騒動の最中で、参加者は二百人を超え、マスコミもきていました。

 僕は中、高校生代表としてスピーチをすることになっていました。しかし、何を話せばいいのか見当がつかないので、神社内の資料館「遊就館」に入りました。そして、そこで見た戦死者の遺書から目が離れなくなってしまいました。

 異国で果てる身を嘆くこともなく、日本のため、家族のために戦わんとする文章でした。しかし、隠し切れない望郷の念がにじみ出ていて、どんなに故郷に帰りたかっただろうかと思いました。その気持ちを克服するには、どれだけの葛藤(かっとう)があったのでしょうか。

 戦後の日本は生命そのものに意味があるといいます。しかし、戦前の日本はその生命を使って何をなすかが大切だったと思います。今日の日本は戦前を戦後の価値観で考えるという愚行を繰り返し、暗黒時代と決め付けているようです。

 そんなことを考えつつ、スピーチでは率直にその思いを語ってみました。それにしても、日本は敗戦で失ったものがあまりにも大きすぎたと思っています。(岡山県井原市)

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◆【正論】政治評論家・屋山太郎 不可解な大勲位の“参拝自粛”進言 86年の中止こそ「靖国」混乱の源

 《東京裁判の違法性は通説》
 靖国神社参拝をめぐる政財界の狂騒曲は、聞くに堪えない。

 衆院議長の河野洋平氏は首相経験者五人を集めて「靖国参拝はするな」との意見をとりまとめ、小泉純一郎首相に申し入れたという。河野氏は立法府の現職の長であり、それが行政府の長を下知しようとはとんでもない筋違いである。かねて熱中症といわれ、「江(沢民)の傭兵」と揶揄されるのも当然だ。

 この席に筋が違うといって欠席した中曽根康弘元首相は別に記者会見して、「A級戦犯の分祀(ぶんし)ができないなら、参拝をやめるのも一つの立派な決断だ」と述べた。また、六月二十六日のテレビ番組では「東京裁判は認めない」「無宗教の国立追悼施設建設には反対だ」とも語っている。

 東京裁判(極東国際軍事裁判)を認めないならA級戦犯で騒ぐ必要はなかろう。国立追悼施設に反対なら内閣総理大臣は国民を代表して国の殉難者に何時、何処で哀悼の念と感謝の意をささげるのか。国民の混乱は大勲位や現職総理が靖国参拝に対する法的立場を鮮明にしないからだ。混乱の始まりは八六年の公式参拝を見送った中曽根氏の判断に発すると思うがどうか。

 東京裁判が茶番であることは当時からいわれてきたが、いまや「東京裁判が違法なものであったことについては、ほとんどの国際法学者によって認められており」「国連国際法委員会でもA級戦犯は事後法に準拠したもので、遺憾とすべき事柄」(佐藤和男青山学院大学名誉教授)というのが通説だ。

 《中国に理与えた政府答弁》
 日本政府も当初から東京裁判を公式に受け入れていなかった。サンフランシスコ条約締結に当たって、一一条の「日本国は裁判を受諾」とあるのは「判決の執行」を約束したもので、裁判自体を受け入れたものではないと説明してきた。この前提に立つからこそ中曽根首相は八四年、藤波孝生官房長官に「閣僚の靖国参拝に関する懇談会」(林修三座長)を作らせて「公式参拝」の道を開き、八五年八月十五日に参拝を断行した。

 ところが翌八六年には早くも参拝中止に至る。その理由について中曽根氏は自著「自省録」で、安倍晋太郎外相や種々のパイプを通じて、胡耀邦総書記が困った立場にあることを知り、それを慮(おもんばか)って中止したと書いている。「古い友人が困った立場になる」と脅すのは中国外交の常套手段で、中曽根氏はこれにひっかかったのではないか。

 さらに悪いのは、参拝を中止した理由について後藤田正晴官房長官は、八六年八月二十八日の参院内閣委で、「サンフランシスコ条約一一条であの裁判を認めておるといった大前提に立って事柄を処理せざるを得ない」と答弁してしまったのだ。「判決の執行」だけを認めてきたはずなのに「裁判」自体を認めたのは大誤りだ。裁判を認めればA級戦犯も認めざるを得ず、中国の言い分に理を与えてしまったわけだ。

 加えて、九八年三月二十五日、橋本龍太郎首相と竹内行夫外務省条約局長は、一一条は「裁判を受諾し、かつ判決を執行する意味だ」と答弁している。「Judgments」という単語は、どうみても「判決」としか訳しようがないのに、二つの意味を持たせるとはむちゃくちゃだ。橋本氏は中国公安関係の女性との交際が裁判で明らかにされ、竹内氏は「大道は長安に通ず」という書を大使室に飾るほどの親中派だ。中国の言いなりなのではないか。

 《首相は8月15日に参拝を》
 こういうインチキ解釈がまかり通ることになったため、厚労省の森岡正宏政務官が「A級戦犯は罪人ではない」と正しいことを言ったのに、細田博之官房長官は「政府の見解と大いに異なる」と答える結果になる。世界でA級戦犯などと言っているのは中韓両国だけだ。中曽根氏は「東京裁判などは受け入れられない」という立場で断固参拝すべきだった。参拝をやめた今頃になって「東京裁判は認めない」はないだろう。

 もう一点。靖国問題で日中の妥協はあり得ない。日本の神道は縄文時代から続いているもので、お祓いした者は非難しない。死ねば皆等しく神である。懺悔(ざんげ)をする罪人をあれこれ責める宗教とは基本的に違う。神道のこの懐の深さがあってこそ、八百万の神が安住できるのだ。

 これに対して中国では罪人は永久に罪人であり、死んでなお墓を暴き、その骨を粉にして飲むという。こういう残忍な連中とは「靖国」で話し合っても理解し合える余地がない。小泉首相は八月十五日、断固参拝すべし。

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