保守の源流を訪ねて

いざいざと友に盃すすめつつ泣かまほしかり醉はむぞ今夜

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産経は日本のメディアの中では台湾への好意的な報道が多い方だが、それでも登場人物は戦前の日本との関わりから年代は70歳以上が多く、もっと若い(?)50歳レベルを出せばよいのにと常々思っている。20−40歳代には新たな「親日派」がいるのだろうが、50を超えてもその親から受け継いだ「愛日派」が多いのだ。

台湾人は何せ声が大きい、台湾議会の乱闘騒ぎは有名だが、彼らと昼夜食事を一緒にするととにかくエネルギッシュな食べ方・飲み方は感嘆ものだ(これにはChina本国人は負けるなといつも思う)。同僚とは喧嘩しているのではないかと思うくらい激しい物言いをしていても、食事時にちょっと日本語になると本当に穏やかな顔で静かに話し始めるのだ。日本語の魔力と言えよう。

日系企業はコスト低減を目的として技術伝承のための学校を世界中に手弁当で作り始めている。船員学校等々。こんな事をやっているのは日本くらいだが、それならば世界で筋金入りの親日国家台湾に、手元資金の潤沢な企業が日本語学校でも作り、日本文化伝承の努力をするところはないものか。

◆【外信コラム】台湾有情 考えさせられた台湾巡業

 「あの写真はウチの奥さんだよ、奥さん!!」。70年ぶりに実現した大相撲の台湾巡業に参加した旭鷲山は、夫人とのツーショットを「力士が連夜の夜遊び」との大見出しで報じた台湾メディアの“勇み足”に憤慨した。

 今回の巡業、台湾メディアが相撲特集を組むなど、前評判は高かった。ところが、主要メディアの「相撲担当記者」にしてからが初日になって、「土俵って何?」「北の湖(日本相撲協会理事長)ってどれが姓でどれが名前?」と、当方を初歩的な質問で取材攻めにするぐらいの不勉強ぶりで、全般に興味本位の報道も少なくなかった。北京語による場内解説についても、「公平性を欠き品位も何もない」との批判が上がる始末だった。

 もっとも、日本人以上に日本人らしい世代がいるのも台湾だ。70歳以上の日本語世代の男性は観戦後、「決まり手の『上手投げ』を(北京語の発音で)シャン・ショウ・トウといわれても気分が出ない」と嘆いていた。

 日本の文化・伝統を理解し、愛する人々が台湾にはいる。これを次世代につなぐには何をなすべきか−。日本人として多くを考えさせられる今回の台湾巡業ではあった。(長谷川周人)

Copyright; 2006 The Sankei Shimbun
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