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歓迎式典の模様は出張先パキスタン・ラホールで見た(現地の友人との夕食があったが、イスラム家庭の夕食は遅く9時頃からなので、ホテルの部屋でたっぷり見させてもらった。CNN、BBC、FOXとも全て生中継、パキスタンもこの5年で大分変わったものだ)。 唐家せんやら失脚しそうな外相やらが居並ぶ中で、相変わらずのやらせ的な舞台作り、国賓とVIP扱い、どこが違うのかななどと思いながら眺めていると、突然画面は緊迫した画面に移った。 Chinese系の中年女性がカメラ席から舞台に向かって大騒ぎしているではないか。多分十分以上も続いたと思うが、不思議にカメラ席にいるカメラマンや記者たち(China系も含め)はこれを制止しない(逆にマイクを向けて喋らせているが如きだ)。Hu氏は当然この騒ぎを無視して喋り続けていたが、顔色がみるみる変わっていくのが誰でも見て取れた。これに比べブッシュさん大物だ。笑みさえ浮かべていた。アメリカの懐の深さ、鷹揚さ。 これに先立ち、ブッシュからhuman rights and worshipをvalueする等と厳しい発言が出て来るに従いHu氏の顔色が段々厳しくなってきたな、日本の指導者からもこのくらい率直な発言が出ないのだろうかなどと感じていたが、このMis-Hapが後押しして、これで今回はアメリカの完勝だなと思った。 この闖入者が米国在住医師で法輪功信者からの腎臓摘出やらを批判した女性であることを知ったのは翌日(アメリカ夕刻)のテレビだったが(FOXはこれをRight Noisesとさえ言っていた)、翻って日本唯一の国際放送NHK Worldとは一体何のためにあるのだ。Live放送のないのは良しとして、翌日のニュースでもこの騒ぎを一言も報道していないではないか。FOXでもCNNでもスタンスは異なるとは言え、Whitehouse周辺のデモ騒ぎと重ね、この事件を式典と同列に放映したと言うのに。 この騒ぎを跳ね上がりと呼ぶのに異論はない。それなら同じ跳ね上がりのイラクでの反米デモ、ネパールでの大騒ぎをあれだけ大げさ且つ情緒的に映すことと対照的なこの報道は一体何なのだろう。悪を悪ともはっきり言えないこんな報道機関ならChinaからその減収分を補ってもらえば良い。 ◆米中首脳会談 歓迎式典トラブル相次ぐ ホワイトハウスで二十日行われた胡錦濤・中国国家主席の歓迎式典で、記者席にいた中国人らしい中年女性が演説中の胡氏に向けて突然、叫び始め、警備係官に排除される一幕があった。この女性は、中国で弾圧されている気功集団「法輪功」の名を挙げて迫害の阻止を訴えており、同団体の関係者とみられる。 このほか歓迎式典では、中国国歌の吹奏にあたり、米側が「中華民国国歌」と誤ってアナウンスするなど、トラブルが続いた。(ワシントン 山本秀也) Copyright; 2006 The Sankei Shimbun
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2006年04月23日
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