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ずっと書いていなかったこの書庫のようやっと第二弾です。
ノーラ・ロバーツの作品。
アメリカのアイスクリーム会社の大富豪令嬢、ホイットニー・マカリスターは
28歳、インテリア・デザイナー。
ほしいものは何でも手に入る環境に恵まれながら、
そんなありきたりの毎日に飽き飽きしていた。
そんな彼女の生活に、あるとき大きな転機が訪れる。
パリ帰りのドライブ中に車に乗り込んできた丸腰の若い男に「車を出せ」と脅されるのだ。
しかも彼は、一級の腕前の殺し屋たちに追われている真っ最中。
ホイットニーは大胆にも、見ず知らずの男を乗せて、銃弾の中、命がけのカーチェイスを繰り広げる。
殺し屋たちを煙にまき、ホイットニーはそこで初めて自分が命を助けた男と向き合う。
彼の名はダグラス・ロード。本職は泥棒。
彼は逃走劇の最中に浴びた銃撃によって、肩に傷を負っていた。
傷の手当をしながら、弾痕のついたフロントガラスの修理代をしっかり請求するホイットニー。
それでも気品と美しさあふれる彼女に向かって、ダグラスは投資の話をもちかける。
彼の追い求める歴史的秘宝への投資だ。
悲劇の王妃マリー・アントワネットの首飾り。
かの首飾りは、革命期の混乱に紛れて、国外に持ち出された。
いま、それはフランスの遥か南の島、マダガスカルの地中のどこかに眠っているという。
ダグは首飾りにまつわる謎をとく唯一のカギを握っていた。
なりゆきで、ホイットニーとダグはお互いを全く信用しないままパートナーとなり
執拗で残忍な追っ手から逃げ続けながら
宝のありかを目指してマダガスカルへと飛ぶ。
南国の島で二人を待ち受けていた運命とは・・・!?
これがもう、止まらない・・・!!
ノーラ・ロバーツのキャラクターの描きわけ方と、心の細かい動きの表現が非常に巧みで
どの登場人物にも自然と愛着が湧いてきてしまいます。
彼らが繰り広げるストーリーはテンポが速く、スリリングで息をつく間もありません。
なのに、目の前に広がる極彩色の自然の美しさは、まるで生きているかのように
生々しく読み手に迫ってきます。
もちろん、ノーラ・ロバーツですからロマンスはその売りなのですが、これも
さまざまな駆け引きやサスペンス的要素によって
ほどよくスパイスの効いた味わいになっています。
それでいて、女心・男心特有の感情が綺麗に描かれているので、充分雰囲気に浸れるのです。
しかも勉強になる。
男の人ってこういう風に感じるのかぁ・・・
なるほどね、こういうことをすると悲しませてしまうんだな・・・
だなんて、考えて読んでいると
会えなくて寂しい時間もあっという間にすぎていく!
恋人のいる人も居ない人も、
女性にも、そして男性にも、お薦めいたします☆
いろんな意味で心拍数が飛躍的にアップすること請け合いですよ(^^)
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