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「血液サラサラ」は、健康番組やCMなどではおなじみのフレーズです。血管に血のかたまり(血栓)をつくらないようにするための薬のことを、「血液をサラサラにする薬」と説明されたことのある人もいるでしょう。

血栓は、血液のスムーズな流れをさえぎり、心筋梗塞や脳卒中といった、命にかかわる病気を引き起こす原因になります。そうならないために飲むのが「血液をサラサラにする薬」であり、その代表例の一つがアスピリンです。

アスピリンは、いったん心筋梗塞や脳卒中を起こしてしまった人が、再び繰り返さないようにする(これを二次予防という)効果が認められています。しかし、そうした病気をまだ起こしたことのない人が、起こさないようにする(これを一次予防という)効果については、実はよく分かっていませんでした。

日本循環器病学会の「循環器疾患における抗凝固・抗血小板療法に関するガイドライン(2009年改訂版)」によると、「複数の冠危険因子を持つ高齢者に対するアスピリン投与」はクラスII、つまり、投与してもよいとされています(ガイドライン52ページ参照)。ここで言う冠危険因子とは、高血圧、糖尿病、脂質異常症などのことです。ただしこのガイドラインでは、「現在、アスピリンの一次予防効果に関する研究が進行中であるが、今後こうした試験結果(エビデンス)を蓄積し、日本人における適切なガイドラインを作成することが急務」とも書かれていました。

■アスピリンの効果を検証した試験結果が論文に

そしてついに、2014年末、日本発のその研究(JPPP試験)の結果が、論文として発表されました(JAMA. 2014;312:2510-20.)。

JPPP試験の対象者は、高血圧、糖尿病、脂質異常症のいずれかまたは複数を合併しているが、心血管疾患(心筋梗塞や脳卒中など)は起こしたことのない、60〜85歳の高齢者(平均70歳、男性42%)。全国から登録された7220人にアスピリンが投与され、心血管疾患を起こすかどうかが追跡されました。約5年後、心血管疾患で死亡したり、死亡はしなくても心筋梗塞や脳卒中などを起こした(これを一次エンドポイントという)人は、わずか2.77%でした。前回の記事(「TVショッピングでは分からない体に大事なこと」)で述べたように、薬の効果はちゃんと「割合」で示されています。

これだけなら、アスピリンを飲んでいたからこそ、ほとんどの人(100−2.77=97.23%)が心筋梗塞や脳卒中を起こさずに済んだ、言い換えれば、アスピリンには、心筋梗塞や脳卒中を予防する効果があると考えたくなります。

ですが、この結果には続きがあります。実は、この試験では、7220人にアスピリンを飲んでもらうと同時に、別の7244人にはアスピリンが与えられませんでした。もう少し詳しく言うと、登録された患者を、アスピリン群と非アスピリン群とにランダムに2群に分けて、それぞれを追跡しました。このような試験方法のことを、ランダム化比較試験といいます。

その結果、非アスピリン群でも、一次エンドポイントを起こした人は2.96%だったのです。アスピリン群の方がわずかに少ないと思うかもしれませんが、2.77%と2.96%の差は、統計学的に見て意味のある差とはいえません。

JPPP試験における一次エンドポイントの累積発生割合


出典:日経メディカル 2015年1月号
要するに、アスピリンを飲んでも飲まなくても、心血管疾患のかかりやすさは変わらなかったのです。実際、研究結果を示した上図を見ると、アスピリン群と、非アスピリン群とで、折れ線がほとんど重なっていることが分かります。

ここで言いたいのは、薬(やサプリなどを含め、治療法・予防法なら何でも)が効くかどうかを判断する際には、その薬を飲んだ人のことだけで考えてはいけないということです。飲まなかった人との比較でなければ、薬が効いたかどうかは分かりません。このことは、いくら強調してもしすぎることのないくらい重要だと、私は思います。

実際には、ある治療を行った場合と、行わない場合を比較するのは、意外に難しいものです。例えば、自分の病気の治療法にAとBの2通りがあった場合に、Aを行いながら同時にBを行って比較することはできません。自分にとってAとBのどちらがよいのか比較してみたくても、いったんAを行ってから、タイムマシンで治療前の状態に戻り、今度はBを行う、などということはできないのです。

だからこそ私たちは、過去のいずれかの時点で、自分以外のだれかが参加した臨床試験の結果を参考にしながら、自分だったらどうしたいかという判断をするわけです。今回紹介したJPPP試験でも、試験に参加した1万4464人の患者さんは、約10年も前の2005〜07年に登録されていました。過去の患者さんが試験に参加してくれたからこそ、現在の患者にとって有用な情報が得られるのです。

■あらゆる治療・予防法にはメリットとデメリットがある

アスピリンの副作用として、出血が起こりやすくなることが知られています。そもそもアスピリンは、止血に関係する血小板の働きを抑えるので、出血が起こりやすくなることは当然予想されます。JPPP試験では、輸血や入院を必要とするほどの重症の頭蓋外出血は、アスピリン群で0.86%、非アスピリン群で0.51%と、アスピリン群の方が多く、これは統計学的に見て意味のある差でした。そのためこの試験は、当初予定されているより早期に終了されました。アスピリンを続けることにより、患者をみすみす出血のリスクにさらすことはできないからです。

アスピリンが心筋梗塞や脳卒中を予防する効果があるならば、高血圧や糖尿病を患う高齢者にとってメリットがあるでしょう。しかしその半面、アスピリンの副作用で出血し、入院しなければならないとすれば、それはアスピリンのデメリットといえるでしょう。どんな治療法にも、メリットとデメリットの両方があります。判断する際には、その両方を比較するだけの心の余裕をもちたいものです。

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1 脂肪・肉類の摂取
脂肪や肉類の高摂取が危険要因として重要視されてい るが,脂肪のなかでも特に動物性(飽和)脂肪,そして肉 類のなかでも特に赤肉(動物性蛋白)の高摂取が大腸がん のリスクを高めると考えられている.これは大腸がんの 世界分布が肉の消費量と正相関することや,大腸がん発 生率の高い米国人の食事の全熱量中に占める脂肪の割合 が非常に高いこと,米国日系移民での発生率が白人並み かそれをしのいでいること,さらに米国の菜食主義者で 発生率が低いことなどからも裏づけられている.  これらの脂肪や肉類高摂取による発がんの機序は,以 下のように考えられている.すなわち,動物性脂肪の摂 取は発がん促進作用のある二次胆汁酸の生成を高め,こ れが大腸粘膜に作用して発がんのイニシエーターやプロ モーターとなる.赤肉など動物性蛋白の加熱によっても 発がん物質が生成される.

 2 食物繊維と野菜・果物の摂取
 一方,食物繊維や野菜・果物の高摂取は逆に,大腸が んの予防要因と考えられている.穀類や豆類などの食物 繊維を主食としてきたアジア人やアフリカ人が,欧米人 に比較して大腸がんの発生率が低いことから,食物繊維 が大腸がんに予防的であることが示唆されてきた.また, 野菜・果物の多摂取による大腸がんの予防効果は,多く の疫学研究で安定して観察されている.これは,成分と して含まれているビタミンCや種々のカロテノイド, 葉酸,フラボノイドやヨウ素などの持つがん抑制作用に よるものと考えられている.  高繊維食や野菜・果物は以下のような機序で大腸がん を予防すると考えられている.すなわち,食物繊維は胆 汁酸と結合して,一次胆汁酸から二次胆汁酸への変換を 阻止する.また腸内の嫌気性菌の繁殖を抑制する.さら に便量を増加させることで便の大腸通過時間を短縮させ, 便内の発がん物質を希釈させることにより,大腸がんの 発生を予防すると考えられている.

3 その他の食事要因

1.その他の食事要因としては,コーヒーの成分に発がん 抑制物質が多く存在することが明らかにされ,特に直腸 がんの予防効果が報告されている3).最近注目されてい る緑茶についても,その大腸がんに対する予防効果は, 疫学的には証明されていない.また,カルシウム,ビタ ミンDやミルクなどの予防効果が指摘されているが, どれも決定的ではなく,その機序もよくわかっていない.

2.運動不足

 運動不足は,大腸がんのなかでも特に結腸がんにおい て大腸がんのリスクを増大させる.これは,座位労働を している人に大腸がんの発生率が高いことなどから注目 されてきたものである.運動不足などにより身体活動が
活発でないと,腸管の動きが悪くなり便の通過時間が長 くなり,その結果,発がん物質にさらされる時間が増し て,大腸がんのリスクが高くなると考えられている

3.喫煙,飲酒

 喫煙が大腸がんのリスクを高めるという報告は少なく, 関連は明確でないが,タバコの発がん物質の存在や,が ん化までの長期間を考慮するとリスクを高めるという報 告もあり5),何らかの影響はあるものと考えられる.
飲酒についても,特に直腸がんや下部結腸がんで多量 飲酒がリスクを増加させるという報告もあるが,飲酒と メチオニンや葉酸の低摂取が組み合わさった場合にリス クが増加するという報告もあり6),アルコール摂取その ものの影響については明確ではない.

4.その他の要因 1 非ステロイド系抗炎症剤(NSAIDS)

アスピリンやインドメサシンなどの NSAIDSを常用 している人では,大腸がんのリスクが低下することが明 らかにされている.しかし,これを化学予防として用い ていくことの是非については,さらなる検討が必要であ る7).
2 家族歴
家族性大腸ポリポーシスは,大腸がん発生の遺伝的要 因として非常によく知られている.しかし,それ以外の 場合でも,大腸がんの家族歴は,大腸がんリスクを高め る重要な要因で,特に若年での大腸がん発症に家族歴と の関連が深いとされている.また,乳がんの家族歴を持 つ人での大腸がんリスクの増加も指摘されている.
 3 ポリープ
 大腸がんの大部分は腺腫性ポリープから発生するが, 一方,ほとんどの腺腫性ポリープは良性であり,がん化 するのは一部である.ポリープの大きさが大きければ大 きいほど大腸がんになるリスクが高くなる.また,ポリ ープのできやすい人は,大腸がんになるリスクが高い.
5.予防
前述したように,大腸がんのリスクファクターには, 主に食生活習慣の欧米化など,環境要因の寄与が大きい と考えられる.そのため,大腸がんを予防するには,生 活習慣などの改善による一次予防が重要で,動物性脂肪 や赤肉などの多量摂取を控え,野菜・果物や高繊維食を 多く摂取するよう心がけることが有効であると考えられ る.また,定期的に身体を動かし,運動不足を防ぐこと も大腸がんの予防にとって重要である.さらに,早期発 見による治癒率が非常に高いことから,大腸がんスクリ ーニングなどを活用して早期発見による二次予防効果を 高めていくことも大腸がんの予防には有効であると考え られる.

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****この文章は不完全です。再編集後WordPressに投稿致します****


映画『アパートの鍵貸します』(The Apartment)は1960年製作・公開のアメリカ映画で音楽を担当したのはイギリス、ロンドン出身のアドレフ・ドイッチ(Adolph Deutsch)です。

         映画『アパートの鍵貸します』  original sound track 1960年

前年、1959年に公開された映画『お熱いのがお好き』の主題曲もアドレフ・ドイッチによるものです。

                      映画『お熱いのがお好き』 ポスター 1959年
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1930年代の終わりころからハリウッドの映画音楽作曲を始めています。
1956年には映画『オクラホマ』でアカデミー賞を受賞しておりますが、作詞、作曲はリチャード・ロジャース&オスカー・ハマースタイン2世のコンビで一部の加筆のみのようです。

                           映画『オクラホマ』 ポスター 1955年
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マリリン・モンローが出演した『お熱いのがお好き』も『アパートの鍵貸します』も主演はジャック・レモン(Jack Lemmon)、監督はビリー・ワイルダーです。ジャック・レモンが演じたうだつのあがらないサラリーマン役や女装した演技から戦後アメリカ映画界最高の喜劇俳優と言われています。

1962年の映画『酒とバラの日々』では一転、アルコール依存症者のシリアスな演技で現代人の持つ性格の脆弱さを見事に表現しました。

            映画『酒とバラの日々』 1962年 original sound track 


晩年、ジャック・レモンはアメリカのインタビュー番組である「アクターズ・スタジオ・インタビュー」に出演、自身が「アルコール依存症」で苦しんでいたことを告白しています。

               20世紀の映画音楽 original sound track
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本日、最終日。20日まで ユアエルム・八千代台店

                  ******本日よりスタート******

3月20日〜26日まで JR豊橋駅

3月20日〜25日まで 伊藤ヨーカドー横浜店  

3月20日〜31日はJR刈谷駅


                     20世紀の映画音楽 original sound track
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