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『朝が来る』  辻村深月著


子どもを、返してほしいんです」親子三人で穏やかに暮らす栗原家に、ある朝かかってきた一本の電話。電話口の女が口にした「片倉ひかり」は、だが、確かに息子の産みの母の名だった…。
子を産めなかった者、子を手放さなければならなかった者、両者の葛藤と人生を丹念に描いた、感動長篇。


久々の本ネタ
14歳で妊娠出産をした、片倉ひかり
育てるわけにはいかないため、里親に出すことに・・・
両親とも教育者で硬く、うちの子供は他の誰よりも優秀ではならないと、体裁を気にする親
中学生の娘が妊娠なんてとても受け入れられない。しかし、堕胎できる時期は過ぎており、産むしかない

一方、もう妊娠の可能性は0に近い栗原夫婦
養子縁組をして、里親になる決心をする
養子をもらったら、その子に告知しなければならないのですね。知らなかった
その子が、他から聞いたり、戸籍を見て知るようなことのないようになのでしょうね
栗原夫婦も、アサトくんには、あなたを産んだ母は「広島のお母ちゃん」と呼び、物心つく頃から教えていた
そんな夫婦のもとに「アサトを返すか、お金を出すか」と、産みの母の片倉ひかりがやって来る
ちょっとしたボタンの掛け違いで、人生が転がり始めるひかり

子供を授かれない夫婦と、欲しくないのに妊娠したひかり 
難しいテーマですよね
私は、産めば親になれるとは思わないので、育ての親が本当の親だと思います
うちは、三人の子供に恵まれたので、あまり真剣に考えたことはないけど・・・もし、産まれなければ夫婦だけの生活もいいと思います
経済的にもウン千万の違いが出るし、ご近所の夫婦だけの暮らしを見てても、いつも仲が良くて、羨ましく思うことがあります
ただ、子供って、お金はかかっても、数百倍の喜びと苦労があります
やっぱり、子供は育てたいなぁ
自分が親になって初めて親の気持ちが分かりました
どんなに大切で愛しいか・・・
うちの母は、心配性で少しでも帰りが遅いと、友達の所に電話したりしていたので、当時は相当鬱陶しい存在に感じていましたが、いざ、自分が母親になると、その心配がひしひしと理解出来ました。子供って、いつまでも心配なものですね

この、小説の中で一番間違ってる人物は、ひかりの母親でしょうね
体裁ばかりきにして、子供の心を読み取ってない
出来の良い姉と比べて、チクチク!
こんな教育者、最低!
この母親のホローが正しければ、ひかりの人生は代わっていたのだと思いました


ラストは、朝が来そうな予感の終わり方で、涙もポロリ










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『 満願 』 米澤穂信著
 
人生を賭けた激しい願いが、6つの謎を呼び起こす。人を殺め、静かに刑期を終えた 妻の本当の動機とは――。驚愕の結末で唸らせる表題作はじめ、交番勤務の警官や在 外ビジネスマン、美しき中学生姉妹、フリーライターなど、切実に生きる人々が遭遇 する6つの奇妙な事件。入念に磨き上げられた流麗な文章と精緻なロジックで魅せる、 ミステリ短篇集の新たな傑作誕生!
 
第27回山本周五郎賞受賞
2015年版「このミステリーがすごい! 」第1位
2014「週刊文春ミステリーベスト10」 第1位
2015年版「ミステリーが読みたい! 」 第1位
 
 
どれも、決して後味が良くない(笑)
でも、不思議な話が多く、「これはないなぁ〜〜」とは思う話。「世にも奇妙な物語」的な…
でも、「事実は小説より奇なり」なにが起こるかわかりませんよね
 
一番、面白かったのは、表題の【満願】
事件が、偶発的なのか計画的なものなのか… ふむふむ
 
怖い怖い話は、【関守】
同じ場所で起きる事故の取材で、途中にあるお店のおばあさんの話
なんとなく、怪しさは伝わってきます。どこにまとまるのかが…なぁるほど
 
全体的には、短編で読みやすかった
(長編は間が空くと「誰だっけ?」ということが、しばしば…読書好きとは言えない(笑))
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

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『 虚ろな十字架 』 東野圭吾著
 
11年前、娘を強盗に殺害された中原道正は、当時の担当刑事だった佐山の訪問を受け、今度は離婚した元妻の小夜子までも刺殺されてしまったことを知る。小夜子とは、娘殺害の犯人の蛭川が死刑になることだけを望んで、裁判をともに戦った過去があった。犯人の死刑を望まない被害者家族はいないが、中原も小夜子も、「たとえ犯人が死刑になろうとも娘は戻らない」という虚しい事実に直面したのだった。
離婚した後はお互い連絡し合うこともなかったが、小夜子が離婚後も精力的に行動していたことを、事件の後になって知る。それは、娘の死を乗り越えるためという目的は同じだったが、そのために中原が選んだ道とは正反対であった。小夜子を殺害した犯人は自首してきたが、それも情状酌量となりそうで、とても死刑判決は出そうにもない。しかし孫と、今また娘までも殺された小夜子の母の里江は死刑求刑を願い、中原も元夫として関わって行くことになる
 
                                                 ↑wikipediaよりあらすじ引用
 
 
重いテーマです
家族を殺されたら… 犯人には死刑を望むか否か
たとえ、死刑が確定したとしても家族は帰ってこない。その虚しさを一生背負っていくことに変わりはない
 
刑務所入っていないが、罪を悔やみ懺悔の日々を暮らす人間と、刑務所には入っているが全く反省していない人間。果たして、どちらが人として…罪を償うことになるのか
 
 
もしも、死刑が廃止になったら…
その犯人が世に出てくる日が来る。。。 そして、再犯???
無差別殺人と性犯罪は、再犯の確立が高いですよね
その犠牲者になる人があまりに悲惨
果たして、悪意の塊の人間は、更生するのでしょうか
 
また、中原は叔父の後を継ぎ、ペットの葬祭社を経営している
家族のように埋葬されるペットと、無差別に殺される人… この差が、なんだか悲しすぎます
 
話の流れ、緻密な構成、安心して読めますね
 
 
 
 
 
 
 

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『 お引越し 』 真梨幸子著
 
引っ越した先は闇の中。マンションの内見、引っ越し前夜の片付け、隣人トラブル…
「引っ越し」に潜む“恐怖”を描いた、世にも奇妙な連作短編集
 
 
 
「扉」 「棚」 「机」 「箱」 「壁」 「紐」の6つの短編
そして、「解説」…解説がちょっと長い
その解説に書いてある
「この本は、『読んではいけない』類の本だ」!
…アハハ、その本を、年始めに読んだんですけど(笑)
 
これって、本当にあった話なのかな〜???
「解説」で、具体的に書いてあります
 
いやいや、怖い… 深く考えると怖い話。。。深く考えないようにしよう。。。
 
実際、引越しって考えるよね〜〜
私は、新婚はURでした。ダンナと離れていたし、相談するって電話じゃラチあかない
しかも、二人とも土地勘ゼロ。。。 とにかく築年数の浅い所って条件で住み始めた
結果、めっちゃ良かった
同じ棟(同じ階段)に長男と同級生が5人。毎日一緒に遊んでいました
公園は真下だし…バスは始発。銀行・郵便局・スーパー・商店街も団地内
幼稚園・小学校もある(そこに通うことはなかったけどね)
とにかく、毎日毎日、楽しい日々を送っていました
 
次は、長男が小学校に上がるタイミングでお引越し
賃貸マンションは新築だったので、問題無し
そして、今の家を建ててお引越し。これも新築なので問題無し
 
面白かったのは、次男が社会人になった時のお引越し
大学の時は、一緒に物件を見に行ったんだけど、この時は時間が取れず、二人でPC見ながら探しました
そこで、「この場所でこの値段???」って物件があったので…電話してみたら???絶対「何」かあるよ!!
次男が聞いたら、やっぱりの事故物件らしく…事故内容は教えられないとのこと。。やっぱり!
そこで、不動産屋さんと仲良くなり、「不動産あるある」を、根掘り葉掘り聞いてきたらしい(笑)
うちの次男くん、誰とでも仲良くなっちゃいます
 …大学の入学式でも、その日に数人と友達になり、そのまま一緒にボーリングに行った人です
で、結果、新築マンションに入居したので何の心配もなかった
そのオチが…
新築で難波まで歩いていける距離。部屋が狭い。スーパーが遠い
でも、駐車場代が高くて、車が買えない(うちの近所なら、マパートが借りれる金額でした)
引っ越そうかな〜?と、思ってる所に、転勤の辞令(笑)
今じゃ、各駅しか止まらない駅。駅から徒歩5分。駐車場込みのマンション。しかも、部屋数まで増えた
やっぱり、田舎でのんびり暮らしたほうがいいらしい
 
 
話がズレた(笑)
とにかく、怖い。。。 新年早々読む本じゃない
でも、恐怖映像や世にも奇妙な物語が大好きな私には、好物の本でした
 
 
 
 
 

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『 人生相談。 』

『 人生相談。 』  真梨幸子著
 
大洋新聞に連載されている「よろず相談室」には老若男女から様々な相談が寄せられている――。

「居候に悩んでいます」――自分たちの家に居候が住んでいて、あるとき主従が逆転してしまった。このままでは居候たちに追い出されてしまう!
「しつこいお客に困っています」――同僚に生理的に嫌なお客を押しつけられて困っているのだけれど……。
「隣の人がうるさくて、ノイローゼになりそうです」――25年住んでいる賃貸の部屋。今までは何もなかったのに、隣から急に壁をたたかれるようになり、生活もままならなくなってきたのですが……。
「セクハラに時効はありますか?」――14年前、残業後、8歳年下の後輩に思わず抱きつき、そのまま最後まで……。部長への昇進にあたっての、審査で、この点だけ気になっています。
「大金を拾いました。どうしたらいいでしょうか」――家の裏の雑木林で見つけたゴミ袋。その中には札束が! 持ち帰って1年そのままなのですがどうしたらよいのでしょうか。
「西城秀樹が好きでたまりません」――「傷だらけのローラ」は私のことを歌っているんです! 秀樹が呼んでいる! どうしたら秀樹に会えますでしょうか。秀樹に会わせてください!
「口座からお金を勝手に引き出されました」――1500万円ほどの蓄えがあったのですが、どうやら夫が勝手に引き出したようです。これって窃盗にあたりますか?
「占いは当たりますか?」――来年、結婚する予定です。祖父母が心酔している占い師に、この結婚は不吉だと言われたと告げられて。そのうち、私も不安になってきたのですが。

一見、なんの連関性もない人生相談の数々。
ところがこの相談の裏には衝撃の事件が隠されていた!
 
なんと、↑Amazonの内容紹介
なんて、親切な…(笑) もう、私が書くことないや〜〜
 
 
 
んで、感想…↓ネタばればれ
 
 
 
 
 
 
 
私ね、登場人物が多いのが一番苦手です。その上、時代もバラバラ
最初から、相関図書きながら読めばよかった
なんとなく、結びつけながら読みました
発想は面白かったけど、本名・偽名・源氏名等々。。。覚える名前が増えるじゃん。卑怯だわ。
あぁ、あの人は「あの人」なの的な。。。ふぅ、疲れる
 
まぁ、時間がたっぷりあって、どうしても気になったら再読します
もう一度言うけど、発想は面白い
 
 
 
 
 
 
 

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