時野閏 時のうたかた

まだ制作途上です。徐々に楽しくしていきます。

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今日は自由の森学園の生徒たちが国会前で
「民衆の歌が聞こえるか」(レ・ミゼラブルより)を歌って安保法案に抗議したようです。


僕は高田渡の「マイ・フレンド」を読んでいて17歳の渡青年がテレビの深夜番組で
「レ・ミゼラブル」の前篇後編を見たというくだりを読んだばかりだったので
とてもびっくりしました。
僕はこの方面の教養がないのでこの映画の中でこの歌が歌われているかどうかはわかりません。
けれども趣旨というのはそう変わるものではないでしょう。

渡青年は1966年7月7日と8日にこの映画を見ています。
主演のジャン・ギャバンの演技と、この映画(小説)がその時代の庶民の生活をはっきりと描いているところを
渡青年はとても褒めています。
「貧しい」ということをこんなにも描いた作品は世界でも少ないだろう、そう留めています。

イメージ 1

ところで爆笑問題の太田光がしばしば、
「デモや抗議集会など今の時代に意味がない」
と発言しています。
爆笑問題の二人は僕と同じ世代だし、太田光の言動についても僕は高く評価していますが、
この一連の発言については「ちょっと違うよ」と思っています。

確かに今の時代、SNSでつながったりWEB上でも署名活動ができたり、
運動のやり方やチャンネルも飛躍的に拡大していると思います。
そして確かに、デモや国会前集会をやっても多くの場合、大勝利を収めることはできないのが現実です。

でもね、だからといって意味がないということは絶対にありません。
今の時代なりのやり方でもそれはやるべきでしょう。
しかし、デモや集会というのは、何も持たない一介の市民がいつでもできる行動なんですよね。
「僕は安保法案に反対だ」
一人の市民としてそう述べること、権力者に対して異議を申し立てること、
それはとても大切なことです。原点です。
一人では心細いからみんなでやる、一人では力が弱いから力をあわせる、
いうなれば自然発生的な所作なんですよね。
意味があるとかないとか、効果があるとかないとか、そういうことではないんです。

僕がもし太田光に会う機会があるとしたら(ないでしょうけど)、
この点、とくと話して説得したいと常々考えています。

さて、自由の森の生徒たちの歌声、権力者に届いたかどうかはわかりませんが、
やっぱり励まされますよね、若い人たちがこうして集ってメッセージを歌声に載せて。
それだけでも大変な意味がありますよ。

僕は「歌の力」を信じてますし、
やはり自分の気持ちに正直に異議申し立ての運動を行っていきたいと思います。






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