統合失調症を生きる

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告発

会社の知人がクビになる。うちの会社のやりかたはこうだ。

まず、辞令を出す。辞令を出して異動させる。行く先はない。恩着せがましく、就職活動の自由を与える。ちょっと待てよ、そんな辞令の出し方ってあるか!

これが利益200億円の会社のすることか?

一方で、スポーツ選手に多額の金を出したり、新卒採用を積極的にやっておきながら、こんなひどい解雇権の濫用をやっていいのか?

労働組合も情けない。奴は組合員でもある。こんなクソの役にも立たない労働組合は解散だ!!

ほんとうに情けない。

人事官僚のやることはまったくだめだ。コンプライアンスもあったもんじゃない。こんな人権感覚が許せる訳がない。どうすればいいか、どうすれば人事官僚の頭を正常化できるか、なにかいい知恵はないものだろうか。

犠牲者にいいたい。告発せよ。せめて訴えよ。

卑怯者!

…フリーターといえば気楽な存在に聞こえるが、言葉を選ばずに言い換えるなら、職場を硬直化させた高齢層とパラサイト・ミドルが、コミュニケーションの努力をせずに排除した若年貧困層である…

…フリーター増大の背景に正社員の圧縮があり、正社員を減らしている原因が経営の失敗である。そして現場の情報を経営層に届けないのがパラサイト・ミドルなのだ…

著者の現状認識。

…ゆとり教育をフルに受けた「学力低下世代」は2006年に大学に入学し始め、日本の中位年齢が約45歳になる2010年から、企業に労働力として流入し始める。つまり45歳で係長、新入社員は学力低下、将来の労働力は減る一方という状況だ。中を固める40代前半の「もっとも仕事ができる年齢」を迎える人々はバブル入社組である…

著者の主張。

…パラサイト化している中高年は、現在ある民間企業のリソースを積極的に使い、チャレンジを続け市場を創出し、雇用吸収力に貢献するべきではないのだろうか。若手と真剣な対話をし、高齢層の役員を退かせることに心血を注ぐべきではないのだろうか…

以上、「パラサイト・ミドルの衝撃」(三神万里子著)より。この本、非常に挑発的で、面白いのだが、著者の立ち位置が全くわからない。慶応大学卒のジャーナリストらしいが、世代論を華々しく展開しておきながら自分がいったいどの世代に属するのかを明かさない。フェアではないと思うのは戸坂だけではないだろう。

…日本企業は今、おそらく過去にないレベルで構成員間の信頼関係がこじれている…経営者たちによる「人員削減ブーム」は、自らが担い手となったバブル期のつけを当時の部下たちに押しつけたことになり、モラルハザードを誘発…しかも…ROAも経常利益も、人員削減以外の方法で雇用調整をした企業のほうが早く回復したわけであるから、社内に説得力を持たなかった。役員層は戦略もなければ従業員の雇用を死守する覚悟もなく、かといって自分の下に控える「足踏み層」に場を譲って責任をとることもしない。これを示すデータがある…(三神万里子「パラサイト・ミドルの衝撃」)

いま会社で起こっていることはちぐはぐなことが多い。

成果主義に熱心なのは成果を正当に評価できない間接部門だけだ。もちろん会社の本音は総人件費抑制だから、しらけた気分になるのは避けられない。

また、現場を知らないで、組合とグルになって、親睦行事を奨励したりする。普段顔をつきあわせていっしょになって仕事をしている派遣社員や関連会社の社員を排除したままで、どうして親睦行事といえるのだろうか。

廃止しようと思えば廃止できる制度は多い。どうやらご本社さまはいちど作った制度を自分で改廃できない。官僚機構というのは拡大してもスリム化することはない。

…そして流出してしまった優秀な中高年から仕事を教わることができない部下が残り、彼らの下には10年も経てば稼ぎ手に育つはずの若年が、新卒採用を絞ったために存在しない。気づけば残っているのは人員削減しか案が浮かばない高齢の役員と稼げない中間管理職、そして教育が不十分なまま残されてしまった、優秀な先輩もいなければ自分が教育を施す後輩もいない若手という構図である…

…前述のように人員削減をしてもしなくても、ROAや経常利益の回復にはそもそも影響がなかったのだ。それでも人員削減は続いた。この時期に意思決定をした役員層は、バブル経済当時に先導役を担った部課長クラスであった。95年の45歳がもつ虚無感の原点はおそらく、ここにある…

…子供一人当たりにかかる生涯教育費は…公立…793万円…私立…1538万円と、住宅購入や老後の生活資金に並ぶ家計の高額出費かつ必須事項となっている。そして…内閣府の調査では子育てをつらいと感じる理由は教育費の高さが群を抜いている…また…学校外教育を受講している子供の割合は全体では21.3%…

…95年以降の45歳は、銀行や役員や与党や日本型経営といった、社会の枠組みと自分の価値観を形成していた「王道」を根底から否定された状態になった。サラリーマン、45歳の憂鬱の始まりである…

以上、三神万里子「パラサイト・ミドルの衝撃」(NTT出版)より。議論は雑駁で、間違いも多いが、おおまかには核心をついており、時代の先鋭な部分をとらえている。

ベア復活

二極化が進む中で、ベア復活。これはこれで当然ではあろう。非正規雇用の問題はどうなる。自分たちの力で、新たな労働運動を展開するしかない。憲法は、労働三権を保障しているし…。でないと勝ち組はますます勝って、負け組みはますます負けていく。自分のことは自分でする。それがとりあえずの基本のような気がする。

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