|
東海北陸道の飛騨清見ICから白川郷IC間25キロが完成し7月5日、開通した。 これで東海北陸道一宮JCT〜小矢部砺波JCTまでの185kmが、事業着手から35年ぶりに全線開通した。 かかった費用は1兆2千億円の巨費に上る。 沿線には世界遺産で有名な白川郷や、歴史ある高山市など観光資源があり、多くの観光客が高速道路を使って容易に訪れることができるようになり、ますます発展していくことだろう。 高速道路が開通したことによる効果は観光ばかりではない。地域の救急医療や災害時の迂回路としての役割をも担うものであり、地域にとっては、これから高速道路の恩恵を十分享受できるものである。 東海北陸道は1.2兆円の巨費を投じて完成した。今度開通した区間には日本で二番目に長い飛騨トンネル10.7km(最長は関越トンネル11,055m)があり、1kmあたりの費用は約65億円がかかったことになる。 東京湾アクアラインは全長わずか約15kmであるが、これに要した費用は実に1兆4000億円にも上る。 これに比べると東海北陸道は日本海と太平洋を結び、延長もアクアラインの12倍もあり、沿線を含めた東海、北陸経済圏の経済活動に計り知れない利益をもたらすことを考えると安いものであろう。 最近、道路特定財源への風当たりが厳しいが、道路というインフラは、地域が発展すれば税金となって戻ってくる“金を生み出す”インフラなのである。 本当に道路は必要ないのか、道路への財源は減らしてもいいのか、野党の人気取りや一部のマスコミに煽られて必要な道路までができないことを憂えている。 これまで鉄道と貧弱な国道しか通っていなかった東海北陸道沿線地域にとっては、待ちに待った高速道路である。この道路を地域の発展のために活かして使う知恵をしぼりだしてもらいたい。 ※ 写真は中日新聞より転載
|
全体表示
[ リスト ]





