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春の陽気に誘われて、近くの城址公園に妻と出かけた。
ちょうどカタクリの花が見ごろで、木漏れ日のさす山の斜面に薄紫の羽を広げたような可愛らしいカタクリの花々が一面に咲いていた。
むかしは、片栗粉はカタクリの根から精製していたそうだが、なるほどそういえばカタクリであるからそうなんだなと思い至った。
毎年、桜見物に城址公園を訪れるのだが、今年はまだ咲いていない。日当たりのいい枝にちらほら申し訳程度に咲いているだけである。来週末ごろが見ごろだろうか。
我が家の庭の桜は、今年は早く5分咲きくらいになった。
畑の土手にノビルを探したがまだ細い。こちらももう少し先にならないと食べらるものになりそうにない。
諦めて原っぱのほうに行くとツクシが一面に出ていた。持っていったビニール袋いっぱい採った。
摘んで帰ったツクシのハカマを取るのが面倒だが、ツクシの軸を回しながらハカマを脱がしてやる。
ツクシンボウのくせに袴をつけているなどとは生意気なものだ。
早速、ノビルやツクシを妻が料理してくれた。
ノビルは酢味噌をつけて食べる。ツクシは煮びたしや卵と和えたり、豆腐と和えてそれぞれ一品となった。
今夜は、我が家の桜を添えて、ツクシはじめ春の野の菜で春尽くしの肴で晩酌としよう。
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