ここから本文です
〜ふぇいの小窓〜
運河に来るイソシギ

書庫全体表示

おくりびと

9/26(金)品川プリンスシネマにて。レイトショー。
イメージ 1


監督:滝田洋二郎
脚本:小山薫堂
音楽:久石 譲

【キャスト】
小林大悟:本木雅弘/小林美香:広末涼子/佐々木生栄:山崎 努/山下ツヤ子:吉行和子/
上村百合子:余貴美子/平田正吉:笹野高史/富樫家・喪主:山田辰夫/他に杉本哲太・峰岸徹
【ストーリー】東京でオーケストラのチェロ奏者をしていた小林大悟は、楽団の解散により、演奏家の道を諦め、妻の美香とともに、故郷山形に戻ってきた。求人広告に願ってもない好条件の職を見つけ、さっそく面接に向かう。が、そこは、なぜか棺桶が置いてある古びた事務所だった。求人広告には「旅のお手伝い」とあったのだが、現れた社長の佐々木はロクに履歴書も見ないまま、大悟の採用を決めるのだった。戸惑う大悟・・
その仕事とは・・大悟が訊ねると佐々木社長は事もなげに「納棺」とこたえる。そして、「あぁ、この広告、誤植だな。“旅のお手伝い”ではなくて、安らかな“旅立ちのお手伝い”。」と説明する。
「納棺」・・それは遺体を棺に納める仕事だった。思いもよらない仕事に戸惑うも、佐々木に言われるままに引き受けてしまう・・妻の美香には冠婚葬祭関係の仕事についたと言い、具体的な内容は言えなかった。さまざまな死と向き合い、又、その家族と接していくうち・・「納棺師」つまり、あちら側へ旅立つお手伝いの仕事のことですが、その仕事に誇りを感じるようになっていくのです。
世の中にはさまざまな職業があります。この映画の主人公小林大悟が故郷で就いた職業「納棺師」は、
地味で、触れがたいイメージです。妻の美香も、ある日、夫の職業の真実を知り、その仕事に嫌悪感を抱き実家に帰ったりしますが・・やがて彼を理解し尊敬するようになります。それは大悟の仕事をする姿を目の当たりにすることでいっそう深まっていくのです。

この「納棺」の手順というか、技術がまるで美しいパフォーマンス・・主人公大悟役の本木さんの姿も美しく、ご遺体も美しく・・暗くなりがちな旅立ちの儀式が輝いて見えたのは私だけでしょうか・・

「納棺」・・これまでは家族や寺の住職、葬儀社などにより執り行われる事が多かったが、その「遺体を棺に納める役割り」を専門に請け負うことが、最近では広く一般的になってきたそうです。この仕事をなさる方を「納棺師」ということもこの映画で初めて知りました。葬儀の行い方は地域や宗派によって大きく異なるようですが、、人は必ずこの納棺される日を迎えます。

大悟は演奏家の夢破れ、故郷で「納棺師」として暮して行くのですが、実家で喫茶店をしていた母は亡くなっており、父(峰岸徹)とは幼いころに生き別れています。ずっと行方不明であった父との再会は、父の死によって果たされるのですが、、この父との経緯も、ずっと思いだせなかった父の顔がしだいに鮮明になる件とか、印象深いシーンが沢山あって、感動で涙が溢れてしまう。そういう意味でも美しい映画でございました!

脇で演じる皆様もいい味でした!銭湯のおかみさん(吉行和子)と息子(杉本哲太)。そのおかみさんと常連客・平田(笹野高史)との淡い恋心とその後にも泣きました。良いですよね〜〜!吉行さんも笹野さんも・・。大悟の会社の社長の山崎努さん、社員の余貴美子さんもいいんですよ(^^ゞ

そうそう、この佐々木社長からは「旅立ちのお手伝いをしていても生きてる自分たちは食べていかなければならない。生きること=食べること」の大切さも教えられます。

大悟が納棺師として、夫として、一人の人間として、身近にいるかけがえのない人々の生と死にどのように向き合っていくのか・・必見です!

職業に優劣など無く、心をこめた仕事は相手に通じるし、それなりの結果も生む。
誇りを持って働く姿は美しいことを教えてくれる映画でもありました!

<音楽について>
大悟は元チェロ奏者ですから・・立派な演奏家用のチェロは手放しますが、実家には子供用のチェロが残っています。物語の随所にそれを弾くシーンが登場します。山形の田園風景の中、チェロの音色に酔いました。

  • 顔アイコン

    私もこんな人に、『安らかな旅立ちのお手伝い』をして貰いたい!と思った方は沢山みえたのではないでしょうか?(^^)
    誇りを持って為される仕事は、それだけでも美しい気がしてきました。自然と涙がこぼれて、気持ち良かったです。
    TBさせてください。

    fennec

    2008/9/29(月) 午前 11:06

    返信する
  • これも、観たい映画ですね〜。
    音楽:久石 譲ってとこにも、かなり惹かれます♪
    観たいなー(>_<)

    tomo

    2008/9/29(月) 午後 0:34

    返信する
  • 顔アイコン

    fennecさん、私も思いました(^^ゞ
    観終わった後に気持ちがいい映画・・その通りでしたねぇ。
    亡くなった方への家族の想いも伝わってきましたし、
    登場人物の一人一人が丁寧に描かれていました。
    TB,ありがとうございました〜♪

    ふぇい

    2008/9/29(月) 午後 3:59

    返信する
  • 顔アイコン

    tomoさん、とてもいい映画です!
    モックンの役は、元チェロ奏者という設定なので、チェロを奏でるシーンがあるのですが・・いいんですよ〜チェロの音色。
    久石さんの曲はいいですよね〜!!チャンスがあれば観て下さいね。

    ふぇい

    2008/9/29(月) 午後 4:03

    返信する
  • これは地元地方だし、この夏(多分)納棺師さんに祖母をお世話してもらったので、是非観たいのですが・・・。来月には行けるかな。

    ルゥ

    2008/9/29(月) 午後 5:10

    返信する
  • 顔アイコン

    あ、ホントだ!ルゥさんのとこだったですね〜!
    あちらはやっぱり、いらっしゃるんですね・・納棺師さん。
    物語は勿論、音楽も、風景も素敵なんです。
    是非ともご覧になって下さいませね〜とってもいい映画です。

    ふぇい

    2008/9/29(月) 午後 5:20

    返信する
  • 顔アイコン

    お久しぶり(笑)です〜♪まだまだオダギリさん&映画が宙ぶらりん状態・・
    それはさておき、観られたんですね〜^^静かな中に凛とした精神の清さがあり す〜っと入り込んでしまう作品でした‥私は仕事をする上で¨なんで、、¨と理不尽に感じる時 思う事の一つに¨でも誰かがしなければいけないこと¨by『ビギナー』木村多江さんの一言(笑) があるんですが¨納棺士¨もそうですよね‥そしてその仕事にちゃんと想いを込めて取り組む‥素晴らしいし また人が成せる技でもある‥無駄な事など何一つ無い‥あっなんか長くなっちゃった^_^; 益々 笹野さん好きを増強させる作品でもありました〜(しつこい!?/笑) 削除

    [ うたた ]

    2008/9/29(月) 午後 8:24

    返信する
  • 顔アイコン

    わ〜〜おっ!うたた殿ではござらぬかっ!!
    メールしなくっちゃ!って思ってたのよね〜(^^ゞ
    もう、いい映画でしたよね〜良く出来てました〜♪
    納棺師さんのお仕事って、うたたさんが仰ってるとおりです。「誰かがやらなければならない事」ですし「静かな中に凛とした精神の清さがあり・・」って、うたたさん、いい表現だわ〜うまい!座布団3枚!!!(笑)
    この映画、シンプルで分りやすくて、出演者それぞれの役が丁寧に描かれていて、皆、味がありましたし、上手かった!
    コメント下さり、ありがとうございました〜(_ _)

    ふぇい

    2008/9/29(月) 午後 9:29

    返信する
  • 顔アイコン

    仕事に誇りをもって働いている人って、美しいですね。まず表情がきりりとしています。

    mossan

    2008/10/1(水) 午後 7:01

    返信する
  • 顔アイコン

    mossanさん、ええ、きりっとした、ちょっとストイックともいえる表情、素敵でしたね〜^^。映画そのものも、とても素敵でした!
    TB返し、ありがとうございました〜♪

    ふぇい

    2008/10/1(水) 午後 11:29

    返信する
  • やっと観れました(^^ゞ
    ユーモアが散りばめられていて沢山笑わせてもらいましたし、納棺師の山崎さんも火葬場の笹野さんも、仕事に誇りを持ってストイックに故人と向き合っている様がとても素敵でした。あんな人たちに見送られるなら、故人も幸せだろうし、大切な人を失った悲しみも少しは和らぐのかなと思います。
    TBありがとうございました。お返しお願いします<(_ _)>

    ルゥ

    2008/10/6(月) 午前 11:57

    返信する
  • 顔アイコン

    ルゥさん、そう、笑いどころもありました!
    不謹慎にも笑っちゃった・・なシーンもあったり(^^ゞ
    あんな風に心をこめて送っていただけるなら本望ですよね。
    悲しみの中にも温かい「送る気持ち」に感動しました!
    TBありがとうございました〜(_ _)

    ふぇい

    2008/10/6(月) 午後 7:02

    返信する
  • 顔アイコン

    個人的には主人公と通ずるものもあり、感情移入ができましたしそれを抜きにしても素晴らしい作品でした☆
    TBさせてください!

    かず

    2008/10/20(月) 午前 11:32

    返信する
  • 顔アイコン

    かずさん、私もなんですよ。父とは長く離れて暮らしております。
    主人公と通ずるもの、ありますし・・父への想いを新たに致しました。仰っているように、それを抜きにしても、本当に観てよかったと思える作品でしたね。
    そして、一連の納棺師さんの動作の美しさにも感動しました!
    TBありがとうございました!

    ふぇい

    2008/10/20(月) 午後 4:21

    返信する
  • 顔アイコン

    大悟の真摯な姿勢がまた、感動的でございました。
    グッとくる、いい〜映画でした。 満足感が大きい感じです。^^
    TB、お願いします〜。

    サムソン

    2009/5/21(木) 午後 11:08

    返信する
  • 顔アイコン

    サムソンさん。
    モッくんの大悟、入魂の演技でしたねっ!感動が甦ります。。
    そうそう、グッとくる、最高の映画でしたね〜v
    まだ、どこかの劇場で上映してるし…素晴らしいです〜♪
    TBお返し下さり、ありがとうございました〜!!

    ふぇい

    2009/5/21(木) 午後 11:31

    返信する
  • キャスト良かったですねぇ〜♪本木雅弘はもちろんのこと、広末涼子の演技は成長の跡がうかがえます!山崎勉、吉行和子、笹野高史はさすがの演技でした^^

    やっくん

    2009/9/27(日) 午後 8:07

    返信する
  • 顔アイコン

    やっくんさん。
    そうそう、広末さん!一皮むけて、いい女優さんになられました!
    キャストって大事ですね。全てが上手く出来てる映画でした!
    ↑に挙げられてる俳優さん達の演技最高!…吉行さんは切なさも伴って泣けました^^;
    TBお返し下さり、ありがとうございました〜♪

    ふぇい

    2009/9/28(月) 午前 7:43

    返信する
  • 重たいテーマをコミカルに描いてましたね♪
    納棺師の所作に目を奪われました^^
    本木さんと山崎さんはじめ、役者さんの演技が素晴らしかったです(*^ω^)

    トラックバックお願いします!!

    れじみ

    2010/1/8(金) 午前 6:44

    返信する
  • 顔アイコン

    rejimi31さん。
    そうでしたね…重いテーマですがユーモアも交え観やすくできてました!
    納棺師さんの所作は美しかったです。まさに“おくりびと”
    出演の皆様の人選もよかったですねvいろんなシーンがすぐ思い浮かぶほどです。
    TB下さり有難うございました〜♪

    ふぇい

    2010/1/8(金) 午後 10:48

    返信する

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
  • 名前
  • パスワード
  • ブログ

開くトラックバック(13)

本文はここまでですこのページの先頭へ
みんなの更新記事