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(一部加筆修正しました) さいきん精神分析について学ぶ機会があります。きっかけは、ひきこもり研究の第一人者である、斎藤環氏の本を読んだことでした。 ベストセラーとなった「社会的ひきこもり 終わらない思春期」で、斎藤氏はひきこもりの原因は「実にわかりにくい」としつつも、その背景には思春期の成長過程で自己の「万能感」から目を覚ますことができず、そのために他者と関わる社会性を培うことなく成人しても未熟なままの若者がひきこもりに陥っているのではないか?としてます。 この説明に個人的に納得するところ大だったので、斎藤氏の他の著作を読むようになりました。 キーワードは、「ひきこもり」、「思春期」、「成熟・未熟」あたりでしょうか。 今は「博士の奇妙な思春期」という、なんともうがったタイトルの本を読んでるんですが、そこでも精神分析の用語が飛び交ってました。 上ではひきこもりの背景に、「万能感から目を覚ます」という言い方をしましたが、これは私が日常語に言い換えたものであって、実際には「去勢」という精神分析の言葉が使われてました。 精神分析において、ペニスは万能の象徴であり、その万能感が「去勢」されなければ(つまり万能感から目を覚まさなければ)、他者と関わる必要を学べず、社会性に欠けた人間となってしまう。この社会性に欠けた未成熟な人間が、ひきこもりに陥りやすいんだそうです。 驚きました。精神分析って、いまだに性を何かと持ち出しては病んだ心を説明してるんですね。フロイトで終わってるのかと思ってました。 ただし、ペニスに象徴される「万能感」が「去勢」されなければ、思春期にじゅうぶんな成長を遂げることはできないという論旨は、納得するものがありました。 (なんでペニスが万能なんだ!という疑問は消えませんが笑) しかしよく分からないところも多いです。 いま読んでる「博士の奇妙な思春期」には、こうあります。(男性の欲望の成立について語ってます) まず、男性の欲望の成立を簡単に見ていこう (ちっとも簡単じゃなったよ!) 男性的欲望を最初に成立させるのは、象徴的去勢の手続きである。これは母子の幸福な 一体感と万能 感の世界に、「父」が介入することで、最初期の母子関係が切断される ことである。 (ふむ。ここは分らなくもない) このとき男の子は、母親にペニスが欠けていることを発見する。 (「父の介入」でそんなこと発見した覚えなど、少なくとも私にはありません汗) この「ペニスの欠如」は、母親の万能性(=自己の万能性)の断念とともに、ファルスの シニフィアンに置き換えられる (また分かりにくい言葉を・・・) ファルスのシニフィアンを獲得することは、いわば言葉の原器を入手することであり、この 段階を経て男の子は言葉を「語る存在」として、はじめて象徴界に参入する。 (もう何がなんだかわかりません) こないだ「精神医学ポケット小辞典」を、施設に寄付してしまった。手元に置いてれば「象徴界」とかいう怪しげな言葉も理解できたかも。
そういえばこの本、もともと「こころの科学」という専門誌に連載されていたものを単行本化したものだったのね。どうりで素人の私には難しいわけだ。 |
日記
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今日はいつもの施設に行ったら、閉館1時間前なのに誰もいなかった。 |
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PCがウィルスに感染しましたー!!(トロイの木馬タイプ) |

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さいきん毎日のように思うのだが、午前中の時間を大切にしたい。 |



