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僕の1日の大半は痛みとの戦いと言っても過言ではなく、傷みから解放されるのは「眠りに落ちている時」以外にありません。 まず、朝6時くらいに夢から覚めた瞬間、体がブルブルと震えたように感じた瞬間、骨盤、背中、脚全体に千切れるような痛みが走りまわり、横になっていることすらできなくなります。 それでも傷みで起きあがれないということはなく、なんとか立ち上がり歩くことはできますが、その時の腰から背中、肩にかけての硬さと言ったら、木の板のように感じるくらいです。 カミサンもかなり体は悪いのですが、ナオが指でグッと押すと、起立筋の中に指が入っていきます。 一方、僕はナオが力を入れても指は全く入りません。自分で触っても、「これって人間の背中か?」というくらいに硬くなっています。 これじゃ痛くて当たり前ですし、運動障害が出て当たり前です。こんな体をしているのですから、ある接骨院の先生が「自分には治す自信がありません」と言われても当然だろうと思います。 そうこうして1時間ほど無理やり動いていたら、何とかランチュウを見に行けるくらいにはなりますが、この数日は寒さが厳しくなったせいか、それもほとんどできなくなってきています。 それでも、夕方近くまでは何とか我慢できますが、5時を過ぎたくらいからはほとんど動けないような「全身痛」となり、これが眠りに落ちるまで続くという日常を送っています。 でも何故こんな硬いのに、ある有名な鍼灸院の先生はそれほど悪くないと言われたのだろう?その鍼灸院の鍼の打ち方は、安全第一で起立筋ならばこういうふうに打つと、打ち方が決まっています。だから触診して硬いラインを探して打つというようなことが無いため、起立筋の悪さに気づかれなかったのかもしれません。 それと、ある鍼灸師の方が言われたのには、「鍼は痛いので、これ以上傷みを与えることは良くない」と。 これも真実だと思いますが、僕の場合睡眠中は無痛ですので、「自律神経系」が痛みに大きく係わっていると思います。 となると、この体を治すには単なる筋肉治療だけではなくて、脳内リセットも必要ということになります。 脳内リセットの方法としては、アファーメーションと言って「直るという肯定的な心理状態を作り出す」やり方や、「腰痛は怒りである」や「ヒーリング・バック・ペイン」などの読書療法などがありますが、僕のように複雑な状態になると1回や2回の読書などでは効果が現れず、何度も読みなおしたり、毎日アファーメーションを繰り返すという地道な作業も必要となってきます。 しかし、この体を見て「もう治っている」と言った治療家は何を見ていたのだろう?言葉は悪いですが、整体師などは「森を見て木を見ず」になっていますし、鍼灸師などは「木を見て森を見ず」という状態になっています。 日本は一般的な医学は非常に発達していますが、「傷みの治療」という分野では、恥ずかしいくらいに遅れをとっています。その理由は、癌や腎不全などは「生命」に直接関わりますし、論文なども書きやすいので医師も真剣になる人が多いのですが、「腰痛」が直接の死因になることはほとんどありませんし、論文などの材料にもなりません。何よりも医師が嫌がるのは「傷みが画像診断できない」ことや、「真の傷みの原因が画像診断できない」ということなのです。 現在の日本は「腰痛」などの骨格筋系の疼痛での損失は、1年間に5兆円とも言われています。傷みというのは「生活の質を低下させ、生産性を大きく低下させる」という事実に早く気づく医療従事者の方が増えることを強く望む今日この頃です。
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