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新聞を見ていて不安な事がある。今は和牛の放射能汚染で対応を迫られているようだが、この状況を見てもっと不安なことがある。それは今年の秋に収穫されるはずのコメである。和牛のえさが放射能汚染されていたということは、土や水も汚染されていると思っていい。だったら、和牛の検査だけでなく、その地方の水田調査もするべきだ。
しかしそれは報道しない。たぶん政府も予期していると思うが、今は言うべきではないと思っているのだろう。その先延ばしが、発覚した後の賠償問題など事態を更に大きくする。半径20キロ、30キロ圏外は安全であるというのは崩れている。その対応すらしない。
もし東北のコメが出荷停止になったら・・・コメの自給率はどうなるのか? 高騰? かってあったように外米の緊急輸入か? そうなったら日本経済は最悪だ。
後世の歴史家たちが言うだろうなあ。「想定外の震災は予期できない。しかし、被害を拡大したのは人災である。その当時の総理大臣や政府閣僚は誰だったかなあ。」
何十年後の教科書に東電原発問題が掲載されるかもしれない。そのとき、どう表現されるのだろうか? 日本は想定外の震災にあったが、放射能問題をなんとか乗り越えた・・・とでも記述されるのだろうか? できれば勇気ある教科書執筆者が、「震災だけでなく、原発のリスク管理が不十分であり、その後の人災によって更に被害を拡大させた。」と、書いてほしい。それが後世に伝える事実として。
しかし、歴史教科書裁判にあるように、政府は教科書検定と称して削除を求めるかもしれない。そのときの良識ある政府に望みをかけるしかないのか・・・・無力感!
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