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ずいぶん昔のことで薄れかけていますが
出雲方面の窯巡りをしたことがありました。
どの窯から廻ったのか・もう判りません。
黄色の器に茶色の帽子を被ったようなエッグベーカーで
有名な湯町窯からでしょうか・・・
布志名焼・袖師焼・出西窯・船木窯を訪ねました。
やはり陶芸店で袖師焼の珈琲椀を手に入れてからでした。
友人達に希望の珈琲椀を聞いてから お茶してましたが
リクエストのない碗でした。
小さな壷に持ち手がついたような形です。
地味だけど品があるようで 造り手の真面目さを感じました。
それで どんな窯か訪ねてみたくなったのです。
想像通りの静かな展示場でした。
一人なら話しかけてくださるのですが
友人連れでは そんな機会がありませんから雰囲気を感じるだけでした。
野の中の窯場へ遥々歩いて行ったのは出西窯でしょうか。
明るい人たちが歓待してくださいました。
見学を終えて宍道湖の畔に出たのは 船木窯でしょうか。
布志名焼は・・・
Hさんと初めて遠出したので 気使いに神経が行っていたようで
記憶があいまいです。
器を替えて 煎茶や珈琲をお出しするうちに
ほとんどの友人が焼きもの好きになり
新興住宅のシーズンごとの器屋さんなどに連れ立って
行くようになりました。
美しいリビングに焼き物が展示されて 珈琲の接待があるので
誰かが何かを買わないと帰れない気分です。
段々と行きの車の中で 誰が買う〜?という感じになったけれど
センスの良いお宅訪問でもあるので ずいぶんと通いました。
デパートの催しや店舗の器屋さんなどにも よく行きました。
器を見て触るだけでも幸せ気分でした。
今は直感だけでなく 使い道を考えるようになり
ちょっと淋しいかな・・・
有るものも使いこなせないのに・・ なんて大人の考えになって
しまいました。
娘たちも「器だけは何とかしておいてよね・・」といいます。
重いものを残されても困るというのでしょう。
もう買わないほうがいいのね・・・
イヤイヤ 後は野となれ山となれ・ 好きなものは好きなんだから
もう一度 焼きものの里をゆっくりと巡って
昔は目に入らなかったものを じっくりと眺めて
周りを歩いてみたいです。
大きなリュックは卒業です。
気に入った一つを求めるような旅にしたいです。
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