ポルシェ964日記

ぜったいポルシェ! 直メは 911@garagej.co.jp まで♪

ポルシェ’84カレラ

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昨日、関西方面の方からオファーを頂戴し、930の次期オーナーさんが決まりました。

この930は本当に色々の方からのお問い合わせを頂きまして大変有難うございました。

ヤフオクでのウォッチリストはナント190!!

3.2カレラの相場の半額程度といった価格設定もあってか、注目度はバツグンでした。

実は複数の方から同時に購入の意思表示を頂いておりましたが、

何せたった1台しかお譲り出来ないところが中古車の悲しいところ。

最終的には早い者勝ちのような形になってしまって、

お譲り出来なかった方々にはご期待に沿う事が出来ず、本当に申し訳ないと思っております。


また魅力的なポルシェを次々探して来たいと思っておりますので、

またいつか是非ご縁があればと思います。


この度は沢山の方々に本気でご検討を頂き、大変有難うございました!

いい時代になりました

これが今売り出し中の930のインパネです。


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小学生の頃、この5連メーターにめっちゃ憧れました。

その頃はスーパーカーブームの真っ只中。

カウンタックやロータスヨーロッパ、フェラーリBBやミウラ・・・

色々のスーパーカーがもてはやされていましたが、ボクにとってはポルシェだけは特別の存在でした。

他のどの車にも似ていないあのカエルのようなスタイルやドコドコ言う排気音。

930だけが他のスーパーカーとはどこか雰囲気が違っていて、何か惹き付けるものがありました。

スーパーカー消しゴムやスーパーカーカードを集めながら、

大人になったら絶対ポルシェに乗ってやるゾと決めてました。

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あれから30年以上経ち、幸いにも子供の頃の夢が叶って今ポルシェに乗らせてもらってますが、

大人になって自分で所有するようになった今でも、やはりポルシェだけは別格です。

「ポルシェ所有している」という事だけでも毎日にハリが出る事はもちろんの事、

運転するたびにポルシェという車の奥深さに驚かされ、新しい発見が絶えません。

車って特にサーキットへ持ち込むと、その車の本来の性能や持ち味がハッキリわかります。

大抵のノーマルの車は、何週か走ってみるとブレーキやボディがヘロヘロになってしまうもんなんですが、

ポルシェだけは何週走ろうが、様相の変化はほとんど見られません。

岩のようなボディ剛性や世界一のブレーキ、鬼のようなトラクション等々・・・

極限状態に追い込めば追い込むほど、ポルシェのその懐の深さに驚かされます。

そして、なかなか壊れないという頑丈さもまたポルシェの美点の一つです。


それは、この930でも全く同じ事。

少々ボディにキズありで値段は安いけど、930が本来持っている魅力は全て備わっています。

そんな「憧れの名車930」が新車時の10分の1の値段で購入出来てしまい、

子供の頃からの夢を夢で終わらせなくてもよい時代になりました。

本当にいい時代になったもんですよね。
昨日は岐阜のYさんの964の記事を書きましたが、実はもう1台930があってこちらも売却希望です。


↓’84年式911カレラ(930)5MT(ヨーロッパ231ps仕様)
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この930、84年式の前期型ですので915ミッション(ポルシェシンクロ)になります。

シフトレバーの操作をするとき、よく「熱いナイフでバターを切る」とか

「スプーンで蜂蜜をかき回す」とよく形容されるアレです。

ご存知の方も多いと思いますが、930は87年式からボルグワーナー式の

ゲトラグ製G50ミッションを採用し、シフトチェンジはフツーの感覚になりましたが、

この915型はグニャグニャしてて馴れるまでは、いま何速に入っているのかわかりません(笑)。

でもミッションそのものの重量がG50と比べて極めて軽量な事や、

このシフトチェンジの時のグニャグニャがたまらん!という変態さん(笑)には相変わらず根強い人気がある事も事実で、

「930乗るなら915ミッション!」というこだわりを持っている方もたくさんいます。


前置きが長くなってしまいましたが、この930も試乗してきましたので早速インプレです。

シート以外はフルオリジナルのドノーマル。

パッと見た感じですが、決して極上のバリモンという感じではありません。

ボディには↓こんなキズもあり、見てくれを気にする人には板金修理が必要な箇所もあります。
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元々レーシングカーのベース車両として数年前にYさんが購入し、

たまにエンジン掛けたり動かしたりして状態を維持してきた車両という事で、

正直、最初は「ちゃんと動くのか?」って少し心配でした(笑)。

でも、キーを捻ると一発始動。

アイドリングも極めて安定しています。

ギアを1速にギュッと押し込む感じも915にしては節度があり、シンクロのヘタリも無さそうです。

アイドリングのまんま、恐る恐る半クラを繋いでみると、難なくアイドリングスタートが出来ました。

オイルが温まってきたところで空ぶかししてみると、3.2フラット6はカミソリのようなレスポンスで

アクセルに追従してきます。

おや?めっちゃ調子イイ!!

気分が良くなってきたので一般道をかなりのペースで飛ばしてみました。

すると、ノーマルの930が元々持っている素晴らしい特性がすぐに体感出来ます。

加速した時の後ろからググッと押し出されるような強大なトラクション、コーナー入り口でドーンとブレーキングした時に

4輪で路面をグッととらえて減速するポルシェ独特のRRのブレーキ特性や、

コーナーではロールしながらリアの挙動に気を遣いながら出口ではトラクションにものをいわせて

一気にドーンと加速してクリアしていくようなコーナリング感覚・・・etc...

忘れかけてたフルノーマルの930の、空冷ポルシェが本来持っている素晴らしい感覚を

思い出す事が出来ました。

ボクのポルシェも含めて、最近はフルオリジナルの空冷ポルシェってほとんど見かける事もないし、

乗る機会もめったに無いので、この930の感覚は逆にとても新鮮です。
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ボディもにキズがあり見た目は決して極上とは言えませんが、

この車は機関がめっちゃ調子が良く(クーラー以外は)、中身はとっても素晴らしい状態です。

試乗のあと、一応リフトに載せて下回りのチェックをしてみましたが、これがまたビックリ!

オイルの漏れどころか滲みすら見当たらず、サラッサラの状態でした。
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’84カレラでこの状態を維持している個体は、正直めっちゃめずらしいです。

生産されてから25年、よほどキッチリ整備してきてないとこの状態を保つ事は不可能です。

オドメーターは6万キロ台を指してますが、これはおそらく実走でしょう。

試乗した時に「この930は中身が素晴らしい!」と感じた感覚は、どうやら間違いではなかったようです。


この930、これからポルシェを経験してみたいと企んでいらっしゃる方には、

お手軽に楽しんでいただける、まさにうってつけの材料だと思います。

価格については、ちゃんと整備が行き届いている個体が店頭に並んだ時の相場の半額程度で考えています。

最近の立派な軽四買うよりも安いです。

ボディの細かいキズ一つ一つを気にする、ピッカピカの超極上930をお探しの方には無理ですが、

930本来の、他の車では決して味わえないポルシェの魅力を手軽に味わいたいという中身重視の方には

十分以上にオススメできる車です。

このブログを日頃からご覧になって頂いてて、これからポルシェの入り口に一歩踏み出そうと考えられてる方、

いかかでしょうか?

ポルシェは意外とリーズナブルに楽しめます。

決して夢ではありませんよ!



この930にご興味をお持ちの方は、↓こちらまでメール下さい。

junnosuke911@yahoo.co.jp

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