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昨日は996カップの次期オーナーさんへのお引渡しの日でした。 今回の次期オーナーさんは、関西方面でのレースやS耐でも有名な、 大阪のARP(ACCS RACING PROJECT)の立花さん。 奥様同伴で大阪からわざわざ「電車」でお越しになられました。 ん??? 電車??? ローダーぢゃないの? そーなんです。 このカップカーでなんと大阪まで自走で帰られるそうです。 しかも奥さんを横に乗せて。。。 こんな車で奥さんを横に乗せて走ったところで、「ギャーン!」とドンガラの室内に響き渡るミッションノイズで 会話が成り立たないどころか、ヘルメットや耳栓なしで何時間もこの騒音の室内にいると、 きっと鼓膜がおかしくなってしまうと思います。。。 一応、何度も何度も「まぢで自走っスか?」って確認しましたけど、 ご夫婦揃って「慣れてますから」の一言。 このご夫婦、間違いなく極度の変態です。(爆) 今回は前オーナーのKさんのご好意で、足立ベースにずっと立ち会って頂けたので 取り扱いが難しいカップカーのお引渡しでしたけど、終始スムーズに事が進みました。 帰り際に耳栓もプレゼントさせて頂きましたので、きっと大阪まで無事に辿りつけると思います(笑)。 ご購入された立花さんのお話では、しばらくはご自身の戦闘機としてこのカップ君を使い、 とりあえずはお客様と一緒にユーロカップやRUSHCUPに参戦して楽しまれるご予定だそうですが、 立花さんとこのカップカーの今後の活躍が、マジでとても楽しみです。 出来るだけ早めにじゅんのすけ号も復活させますので、 その時は一緒に走ってくださいネ(後ろに付いて行くのはとてもムリですが・・・)。 今後またサーキットでちょくちょくお会い出来ると思いますので、今後とも宜しくお願い致します。(^^) この度はわざわざ遠方からご購入に駆けつけて頂きまして大変有難うございました!
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’01 996GT3カップ
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ボクの次期戦闘機になるはずだった996カップですが(爆)、先日めでたく嫁ぎ先が決まりました。 関西のレースでお馴染みのチューニングショップさんに嫁いで行く事になったので、 カップ君もこれからますます活躍の場が増えることになると思います。 ナンバー付き、修復歴なし、今年の2月にエンジンフルOH済、6スロ、フルコンのカップカーなんて どこ探してもこの車以外見つからないと思うので、マジで自分でも欲しかったのですが、 ボクみたいなヘタクソでお金も持ってないヤツが乗るよりも、バリバリのプロのチューニングショップさんで 面倒を見て頂ける事になって、本当に良かったと思います。 このカップカーは、GARAGE−Jにとってはじめての本物のレーシングカーだった訳ですが、 この車からは本当に多くの事を学ばせてもらいました。 後から手を加えて作ったチューニングポルシェではなく、ポルシェが自らの手で作ったレーシングカーに 乗ってみれた事で、ポルシェの一つの究極の姿を肌で触れながら体感出来、 それはボクにとって素晴らしい経験になりましたし、そこから得られたものは大きかったと思います。 今回、このような素晴らしい車を手放すにあたり、当初見ず知らずだったボクにお声がけ頂いたオーナーさんにも とても感謝しています。 このカップに触れられるのも、お引渡しまでのあと少しの期間しか残ってませんが、 きちんと最後までスムーズにお渡し出来るよう、嫁入り完了まで気を抜かず頑張りたいと思います。
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昨日は大阪のチューニングショップさんが、わざわざ東京まで996カップの現車確認にお越し頂ける事に なっていたので、それに合わせてカップを久しぶりに現オーナーさんからお借りして足立ベースに持ってきました。 久しぶりの運転となりましたけど、この暑さにエアコンレス、、しかも窓は引き戸しか付いてないので タオルなしでは乗れません。(^^; それはさておき、やっぱこのカップは最高ッスね! 動き出した瞬間、「軽っ!」ってすぐ感じますし、レスポンスもまるで空冷みたいに鋭いので アドレナリンが出まくりです。 エアコンなんて男には必要ない!って思っちゃいますね。(変態) それと、しばらく見ないうちに↓こんな部分も変わってました。 以前はメガホンの直管でしたが、現オーナーさんが筑波や公道用にもう1本ワンオフで作ったそうです。 これだったらタイコもあるし、アイドリングは以前より静か(笑)です。(^^) 低速のトルクも直管より出ているので、更に街乗りがしやすくなりました。 ところで昨日お越し頂いたショップさんとは昨日が初対面だったんですが、 ボクの友人がレースで深い関わりを持っていたり、RUSHカップやユーロカップのサポートもされておられるので 共通の知り合いも多く、お会いした瞬間からえらい盛り上がってしまいました。 それだけ接点があるのなら、これまでにも知らず知らずのうちにサーキットでお会いしてるんだと思います。 つか、やっぱこの世界、必ずどっかで繋がっていて、世間が狭いッス。。(^^; この日は足立ベースで4時間ほど変態話をさせて頂きましたが、大阪からはるばるお越し頂いたのに ちゃんとした冷房設備もない所で大したお構いも出来ずにスイマセン。m(_ _)m カップをご購入頂くかどうかは、あくまでもこのショップさんのお客様がご検討されておられるので 最終的にはその方のご判断になるそうですが、その結果如何に関わらず、せっかく出来たご縁ですので これからも引き続き何かとお世話になるかも知れませんが、その時は宜しくお願いします。m(_ _)m
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昨日のシンリュウさんに行きましたという記事の続きです。 この日は本来の目的がカップの下回りの点検&撮影だったので、 当然シンリュウさんへはカップで向かいました。 全国交通安全運動中でおまわりさんがうじゃうじゃいる中、 こんなカップで走るのは少し気が気が退けましたが、 無事に止められる事もなく全然大丈夫でした。 つか、よくよく考えるとこの車はこれがノーマルですからね。(^^; レンシングカーなのにフツーに街中もトロトロ走れる柔軟性を持ってるのが このカップの凄いところです。 ミッションノイズと周囲の視線さえ気にしなければ(笑)、低速トルクも太いので 本当にフツーに走れてしまいます。 万が一渋滞にハマってしまったとしても、ラジエターに電動ファンも付けて対策済なので オーバーヒートの心配もありません。 ちなみにこの日は道が空いてたので、電動ファンは一度も使う事はありませんでした。 先日の記事にも書きましたけど、車から情報が全てダイレクトに伝わってくるので、 意外な事にこの車は法定速度内でフツーに公道を走っていても十分楽しめます。 そのへんの道を転がしてるだけでも、「ポルシェの本物のレーシングカーを運転している」 という悦びが感情的にこみ上げてきます。 公道を走ってるだけでもこんな感じだから、こんなものでサーキットを走ろうもんなら マジでやばいです。 ボクを含めたサーキット好きなポルシェ乗りなら、借金してでもどんな手使ってでも この車を手に入れたくなってしまうと思います。 そのくらい、この車には強烈な魔力があります。 シンリュウさんに着いてみると、本物の’73RSやターボ3.6など 滅多に見ることの出来ない激レアなポルシェが入庫してました。 どの車はオーラが凄いけど、カップだって負けてません。 本物のレーシングカーだけが持っている戦う車の一種独特な雰囲気は、周囲を圧倒します。 この日はピットが混んでてリフトを貸してもらえるまでに結構時間が掛かりましたが、 みなさんの作業を終わってからやっとピットに入れてもらいました。 このカップはリアバンパーを少しカットしてあるので、 リフトで上げただけでエンジンのかなりの部分がむき出しになります。 パッと見ただけでも「車」というより「マシーン」です。 足も超ショートストロークなので、タイヤがほとんど下にぷら〜んと落ちてきません。 それでも一般道ではちゃんとストロークして、想像できないほど乗り心地がいいのは驚きです。 ボディがとんでもなくしっかりしてるから、足が最大限に仕事をしてくれるんですね。 ↓これがエンジン周りです。 2月にフルOHしたばかりなので、当然ながらオイル漏れなどどこにも見当たりません。 つか、下回りカッコ良すぎ! このまま下から何時間でも眺めていたいです(変態)。 GT3系は水冷にも関わらず、クランクケースは964時代のM64ベースの、 いわゆる通称GT1クランクケースを使用しているのはあまりにも有名な話です。 なので、カレラ系の水冷ユニットとは違ってエンジン下にオイルパンがなく 空冷乗りにとっては馴染み深いお腹になっています。 ちなみにクランクケースの品番も、964品番なんですね。 当時、カレラカップを走ってた車両なので、↓コレはその当時の名残りですね。 ↓これがフロントから。 めちゃめちゃキレイでしょ? 車高は低いんですけど、アゴの部分も含めて擦った形跡やヒットした跡はありません。 足立ベースでは何度も地面に寝そべりながら下回りを覗き込んだ事はあったんですけど、 こうやってリフトで車を上げて真下から見ると、あらためてこの車がとんでもなくキレイな事が 再認識出来ました。 走ってなんぼのカップカーだからこそ、コンディション重視で選びたいですね。(^^) この車はエンジンフルOHやクラッチOH、6スロとフルコン、外装のお化粧直しなど、 明細を見てみると通常ではありえないほど、それこそポルシェがもう一台買えてしまうほど お金がかかっているので、フツーのカップやGT3系に比べるとお値段も少々張ってしまいますが、 その代わり、しばらくは通常のメンテ以外は何もお金がかかるところもないので めちゃめちゃ安心して乗れる車です。 しかもカップにはめずらしく、骨格に影響が出るような修復歴もないので、 その点も大きなポイントです。 個人的には後期のGT3クラブスポーツあたりを狙ってて、他に足車を持ってて、 ガレージ保管出来るような環境があって、しかも週末や平日の夜だけ別世界にトリップするような ポルシェの楽しみ方をするのであれば、絶対にこのカップだと思います。 乗っみても眺めてみても、他のポルシェでは味わえないような刺激がこのカップには存在します。 人間って不思議なもので、どんなに速くて魅力的なポルシェに乗ろうが、 時間の経過とともにだんだん慣れてきて、そのうちそれが当たり前になり、 そして次の刺激を求めはじめます。 新たな刺激を求めて、人によっては車をより過激な方向にイジったり、またある人は車を買い換えたり・・・ でも、このカップなら、常に満足出来るだけの刺激をオーナーに与え続けてくれるはずです。 「ポルシェの本物のレーシングカーを所有している」という優越感やとてつもない満足感も、 きっと持ってる間は一生途絶える事がないと思います。 最近、この車に触れるようになって思うようになったことなんですが、大袈裟でも何でもなく、 カップカーってポルシェ乗りにとっての一つの終着点だと思います。 |
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少し前に996カップで首都高を走ってみましたので、そんときのインプレです。 コースは足立ベース近くの千住新橋ICでC2に乗り、江北JCTからS1で東北道方面に向かって 川口JCTで外環を三郷方面に向かい、三郷JCTから6号経由でまたC2に戻って千住新橋まで 戻るというルートで、この日は空いてたのでかなりのハイペースで走る事が出来ました。 まずは運転席へ。 車に乗り込むこの瞬間からコップカーはフツーの車とは全く違います。 まず、ドアはFRP+ハメ殺しのアクリルになっていて、めちゃめちゃ軽いです。 ちなみに本物のレーシングカーなので、ドアロックは付いてません。(笑) FRPだけど建て付けがよくて、しっかりと閉まるこの造りの良さは、 さすが「ポルシェ純正」です。 で、この軽〜いドアを開けると、超ごついサイドバーが通せんぼしてます。 これを体を折り曲げながらヨッコイショって跨ぐと、やっと運転席に辿り着けます。 運転席に座ったら、脱着式のステアリングを取り付けます。 で、運転席は↓こんな感じ。 ココはまさに男の仕事場です。 当然、本物のレーシングカーだから、雰囲気がフツーの車とは全く異なります。 メッチャいいっすよ!コレ! 普段ガンガン仕事で頑張った男が、週末の息抜きに異次元の空間へトリップするにはもってこいです。 ココに座った瞬間から頭ん中が真っ白になり、このマシンを操縦する事以外、 余計な思考を寄せ付けません。 キルスイッチをONにし、スタートボタンを押すと、意外とあっさりエンジンが目覚めます。 フルコンで完璧に制御されているのでアイドリングも至って安定してます。 ただ、エンジン音と排気音とミッションノイズの音量がタダモノではありません。 少し暖気してからアクセルをちょっとだけ煽ってやると、「フォンフォン!」って感じで 異様なくらい敏感にエンジンが吹けます。 この車は6スロ+フルコンだから、ノーマルのカップカーとは比べようもないほどのレスポンスです。 これはまるでキャブの空冷ポルシェみたいです。 ん〜、たまんねぇ〜! こうやって空吹かししているだけでも脳ミソが耳から出てきそうで、めっちゃヤバすぎます。(^^) クラッチを繋いでみると、メタルの割りに意外とあっさり車が動き出します。 以前ウチにあったツインプレートが入ってたGT3CSや、ウチのじゅんのすけ号なんかと比べると 半クラは全然ラクチンだし、たやすくスタート出来ます。 車が動き出すと、その瞬間からこの車の軽さが体感できます。 ハンドルをククッと切ると、クイックイッと車体が反応します。 この感覚は、GT3のストリートやクラブスポーツとは全く別物です。 むしろ以前ウチに来た、軽量化された930SCに感覚的には近いです。 通りに出て、思いっきりアクセルを踏んでみます。 1速2速は一瞬で8000回転に到達し、「ギャーン!」というけたたましいミッションノイズと 排気音を伴って、とんでもない加速で飛んでいきます。 ただ、ボディが岩のように固くて車の動きもめちゃくちゃ安定してるので、 空冷ポルシェだと全身に力が入ってしまいそうなとんでもない速度域でも恐怖を感じる事はありません。 ベタベタのシャコタンの割りに足がよく動くので、信じられないかもしれませんが、 一般道でも想像出来ないくらいに乗り心地はイイです。 首都高に乗ってみると、そこから先は、も〜刺激的すぎます。 加速するのもヒラリヒラリとレーンチェンジするのも、ガツーンと減速するのもまさに自由自在。 ラインを見定めて、ヒール&トゥで減速しながらギリギリの状態をキープしてコーナーに突入し、 軽くカウンターを当てながら全開でコーナリングしてみると、これがまた限界が高い! 足がガチガチのじゅんのすけ号だと、とっくに吹っ飛んでしまいそうな速度域でも このカップは軽〜くコーナーをすり抜けてしまいます。 首都高の道路継ぎ目も、めちゃめちゃ足がしなやかに動いて段差を吸収してくれるから、 じゅんのすけ号だとアクセルを緩めてしまいそうなコーナーでも、全然踏みっぱでイケてしまいます。 本当にイイ足って、こういう足なんだと思い知らされますね。 それと凄いのは、ただでさえボディ剛性が高いポルシェに、更にこれでもかっ!ってくらいに ロールゲージでガチガチにボディが固められているので、路面からの情報や車の挙動が 全てダイレクトに伝わってきます。 これはレーシングカーならではですね。 他の車では絶対に同じ感覚は味わえません。 更にこのカップは単に速いだけではなく、エンジンのレスポンスがビンビンだから、 ヒール&トゥの時なんかのブリッピングがまた楽しい〜♪ 短いストロークでカチッカチッと入るシフトと、カミソリ的なエンジンレスポンスが 絶妙にタイミングが合うから、リズムに乗りながらシフトダウンしていけます。 こんなの、コーナーのたんびに気持ち良すぎてマジでイッてしまいそうです。(笑) それから高めにセットされたシフトノブの位置も絶妙で、操作しやすくてイイですね。 室内にこだまするノイズに包まれながらシフトダウンを繰り返し、 車の挙動や路面から伝わってくる情報をダイレクトに感じながら操るこの感覚は、 「運転」というよりは、まさに「操縦」です。 これを一度味わってしまうと、麻酔が効いたように洗脳されてしまいます。 個人的にはこんな車でサーキットなんかを走ってしまおうもんなら、 借金しようがどんな手使おうが、後先考えずに何が何でもこの車を手に入れたく なってしまいそうです。 それくらい麻酔が強烈でヤバイ車です(笑) この車に乗った感覚は、文章でいくら書き表そうとしてもお伝えするのは絶対にムリで、 どんな比喩を使っても表現できないほど、乗った瞬間から強烈に五感が刺激されます。 この刺激は、カップに乗ったことがある人でないと、絶対に理解不能だと思います。 外装や内装を眺めても、操作系を触っても、運転してみても、エンジン音を聞いても、 排気ガスを嗅いでも・・・全てがとんでもなく強烈なこの刺激は、 本物のレーシングカーであるがゆえのインパクトで、これだけでもこの車を所有する価値は 十分すぎるほどあると思います。 ポルシェの本物のレーシングカーを所有しているという満足感と、 ひとたび走り出せば、普段の生活とは全く異次元の世界にトリップできるこんな車を 手にする事が出来るのは、環境的に恵まれたごく一部の人に限られると思いますが、 こういう究極の大人のオモチャを手元に置いておける人は、本当に幸せ者だと思います。
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