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浜松市内の個人系の某うどん店。 それなりに美味しいのですが、ボリューム感が
うどん県香川のエース、おか泉のほぼ半分。 おか泉の看板メニュー『ひや天おろし』
と同じようなメニューなので、どうしても比べてしまいます。 価格は両者ほぼ同じです。
まあ、香川と浜松を比べるのはナンセンスですが、知っているだけに・・・・
麺の質、汁の味、天婦羅を含めたボリューム感。 おか泉は本当に偉大です。
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うどん
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評判の讃岐うどんの店、と言われると確認しておかないと。 というわけで、旧豊岡村の
佐和へ。 しばらく待った後、店内に入ります。 店内は讃岐風とはいえ、一般店ですね。
むしろ、少し高級店風で、回転ではなく品質で勝負の模様。
麺は軟らかめですが、浜松の某さぬきうどん店よりはずっと上質。 これなら某チェーン店
よりもさぬきのS級店に近い感じです。 そして、驚くのが天ぷら、これはてんぷら専門店で
十分通用します。 さすが、高いだけのことはある。
そうです、味は良いのですが結構なお値段ですので・・・・・
それから、ぶっかけの汁はもっと濃くしてね、これじゃジャブジャブに掛けないと味がしません
が、それではぶっかけとは言わないので。 それに、せっかくの天ぷらを出汁に沈めるのは
勿体ない。
それにしても、女房殿の食べた出汁の旨い事。 見事なイリコ味です。 あの出汁は讃岐でも
上位じゃないかな。 次回は掛けを頂こうと思います。
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前述の宮武の解説員との会話で、『次は何処行くの?』と訊かれて、
「大円と五右衛門かな〜」、大円は意外だったらしく、ちょっと間があって
『高級なとこ行くね』 ハテ、大円が高級?
曰く、『安部首相が行って新聞にも載ったよ』
確かに、壁に安倍首相の写真が掲げてありました、何箇所にも。
こんな小さな店に首相と取り巻きと報道記者が入ったら、さぞかし
大変だったでしょうね、お客さん20人も入るとほぼ一杯ですから。
それはさておき、私にとって大円は大事な店。 うどんのコシというか、
うどんの食感・質感が根本的に違うことをハッキリ教えてくれた店なの
です。 クニャクニャの麺なのに、伊勢うどんの柔らかさとは全く違い、
噛み切ろうとすると押し返してくる不思議な食感。 これがぶっかけに
すると麺の食感が前面に出てきて愉しいのです。
初めてお邪魔してから15年以上経ちますが、店の構えも味も全く
ぶれる事がない、名店だと思います。 ビルの一角で目立たないので
超人気店と比べると地味な存在ですが、実力派だと思います。
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惜しまれつつ閉店した宮武、恐るべきさぬきうどんのS級店でしたが
駐車場問題と大将の疲労のせいで閉店に追い込まれてしまいました。
でも、その後お弟子さんが高松に店を開き、大将もしばらく面倒を見て
開店後も指導・監視?していたそうです。 もうじき満9年になりますが、
今でも不定期にいらっしゃるとか。
メニューは琴平町当時のままとのことですので、迷わず『ひやあつ』
を注文します。ストロング系の麺をひやあつで、天ぷらを載せて頂くのが
宮武での私の流儀でしたので。
見ると見覚えのある価格表、そうか〜と見ていると、うどんツアーを
見抜いた関係者が近寄ってきて解説してくれました。 琴平町から椅子、
テーブルをはじめ、色々な備品をこちらに持ってきたとか。 道理で。
ひとしきり解説を聞かせて頂いた後で帰ろうとすると、不思議な板が。
そう、宮武一郎氏が毎日うどんを切っていたまな板だそうです。 水回し〜
踏み〜こね〜切りの全ての行程を手作業でやるのが宮武流。 TVに何度も
出たので覚えている方も多いのでは。 そのまな板ですが、怖ろしいくらい擦り
減っています。 こんなに減るんだ・・・と一同感嘆。 気を良くした解説者さんは、
9年使い続けているプラスチックのまな板が、同じように擦り減っているのを
見せてくれました。
このまな板が全てを語っている気がします。 普通の店は何処でも麺切り
カッターを使っていますから。 ここまで拘るのは、麺がよじれる効果があり、
出汁が絡むからとのこと。 出汁の絡みは良く分かりませんが、捻れることで
食感が変わるのは分かります。 ストロング系の麺の店が人気店の上位を
占めていた時代もありましたが、宮武、あたりや、松岡と閉店してしまい、残る
のは山下だけかと思っていたので、新生宮武が元気なのは心強いです。
讃岐うどんの重要な系譜を継いだ、貴重なお店です。
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3時集合だったのですが、集まりが良かったので2時50分に発車できました。
しっかり3回休憩して、9時には坂出に到着。現地集合の2名を拾って、うどん
ツアーの始まりです。
した名店です。 今でも薪で焚いている窯はここと山内しか知りません。
個人的には写真右端のおばあちゃんのファン。 いつも、片肘をついて
天ぷらを揚げています。 今日も元気そうだったので安心しました。
なかなかノーベル賞を頂けない村上春樹氏、芥川賞も直木賞も受けて
いない巨匠です。 恐るべきさぬきうどんが刊行されたのが1993年4月
ですが、「讃岐・超ディーブうどん紀行」が雑誌ハイファッションに掲載された
のは1991年の3月号。 「うどん針の穴場探訪記・ゲリラうどん通ごっこ」が
TJかがわで連載が開始されたのは1988年12月なので、最初ではないの
ですが、それにしても超早いタイミング。 おそるべし、村上春樹。
さぬきうどん歴史倉庫 https://www.sanukiudon-mirai.jp/year_chart/
その中で「郵便局集配職員休憩所」として紹介されている山下。 今でも
その看板が掛かっていて、村上春樹と挿絵を描いた安西水丸の色紙が飾って
あるのが素晴らしい。 30年近く時間が止まっています。 私の前のお客さんは
蕎麦を持ち帰りました。 地域に密着している点でも素敵なお店です。 |



