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グリーンバックと呼ばれる国家通貨を発行することは、エイブラハム・リンカーンにとって、死刑執行令状にみずから署名したも同然だった。
エイブラハム・リンカーンは、身の危険は十分承知していたが、国家の危機を憂う気持ちのほうが強かった。
エイブラハム・リンカーンは、次の文章を書き残した数週間後に暗殺された。

「わが国の安全に対する危機が近い将来に迫っているのが見えて、私は狼狽し震えている。
いまや企業中心の世の中となってしまったが、やがては政府高官たちの腐敗の時代がやってくるであろう。
わが国の金融勢力は人々の偏見を助長しながら、富が少数の者の手に集中し、共和国が崩壊するまで必死に支配の維持をはかるだろう。」

エイブラハム・リンカーン暗殺実行役のジョン・ウィルクス・ブースのトランクから暗号文が発見された。
しばらく後に、その暗号解読用のキーがユダ・ベンジャミンの持ち物から発見された。
ユダ・ベンジャミンは、ロスチャイルド家の親戚であり、南部連邦の財務長官を務めたユダヤ人だった。

数年後、ジェームズ・ガーフィールドは大統領に就任してすぐ、「一国の通貨の量をコントロールする者が、工業と商業の絶対的支配者なのである」と言った。
そして、ジェームズ・ガーフィールドは国際銀行家たちが求めた法案に署名するのを拒否した。
その数日後、ジェームズ・ガーフィールドも暗殺された。

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