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拙者、寛保元年(一七四一年)生まれでござる。
名は、梶野平九郎。梶野家の次男坊でござる。
今、明和五年でござる故、27歳になり申した。まだ、独身。
でも彼女はおりまする。
女は十代で嫁に行きますが、男は三十でも独り者がごろごろおります。
しかし、彼女はとっくに二十歳を過ぎております故、ちと焦っているのが実情でござる。
彼女の名は、村垣佳苗。
同じ御庭番の村垣家の次女でござる。
これが可愛い女で、いずれ祝言を挙げるつもりでござるが、このところ仕事が忙しいもので(^_^;)。
続きの記事修正はまた後日。
実は只今、この御庭番平九郎シリーズ第三作を執筆中で、ちょっと追われております故、早く執筆に戻らなければ……という次第。
では、途中で御免。
明和元年(一七六四年)十月から
「御庭番平九郎・白桜の剣」(廣済堂文庫)(http://7andy.yahoo.co.jp/books/detail?accd=31494224)の物語は始まる。
その日から、平九郎の運命が変わり始める。
水練の名手、兄源太郎が、将軍家治の命を受け、江戸城の御濠を探索中に潜水病で倒れたのだ。
療養を続ける源太郎は、なかなか快方には向かわない。ある日、突如、失踪する。
そして、父氏友の突然死のダブルパンチ。
平九郎は、部屋住みの身が一転、梶原家の家督を継ぐことになる。職は御庭番。
そして、平九郎が最初に家治から下された仕事は皮肉にも行方不明となった兄源太郎を探し出すことであった……。
将軍家にとって、戦略の要害、お濠の詳細を知る源太郎を野放しにしておくことは危険なことであった。
平九郎は、神保町の裏長屋を住まいとし、浪人に身をやつして江戸の盛り場を徘徊、兄の行方を探し出す。
なんと、兄は歌舞伎役者夢川獅子之助となり、人気をはくしていた。
兄の人生を考え、将軍には兄は亡くなったと報告する。母も、兄の許嫁も、平九郎以外、誰もがそう信じてこそ、兄の身の安全が保障されるのだ。
そんな時、江戸の八丁堀に勤王倒幕論者の山県大弐が塾を開く。塾の剣術指南として単身、乗り込んだ平九郎は、大弐から多大な信頼を得て……。
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