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じゃむまるのシネマデイズ
猫&映画&マイ フェイバリット シングス

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「ノーカントリー」「ファーゴ」のジョエル&イーサン・コーエン兄弟が、ジョシュ・ブローリン、ジョージ・クルーニー、スカーレット・ヨハンソン、チャニング・テイタムら豪華スターを迎えて描いた監督作。1950年代のハリウッド。あるメジャースタジオの命運を賭けた超大作映画「ヘイル、シーザー!」の撮影中、主演俳優で世界的大スターのウィットロックが何者かに誘拐されてしまう。撮影スタジオは混乱し、事態の収拾を任された何でも屋が、セクシー若手女優やミュージカルスター、演技がヘタなアクション俳優ら個性あふれる俳優たちを巻き込み、事件解決に向けて動いていく。コーエン兄弟監督作常連のフランシス・マクドーマンドやティルダ・スウィントン、レイフ・ファインズ、ジョナ・ヒルらも出演。
                        映画、comより


誰もが映画を愛してる。
先入観を捨てて白紙の状態で豪華キャストを楽しむ、という姿勢、そしてコーエン兄弟という偉大な才能を信じて観賞すると、シニカルな笑い、芸達者なスターの役に嵌った演技に・・・

フフフッやっぱりこの笑いはたまらんな〜。
とか、まあ、ゴージャスなキャストだわ、それにしてもみなさん、出番は決して多くないのに強烈な魅力を感じるな〜、とか、唐突であってもしっかり位置づけがあり、どれもが繋がりがある凄い脚本・・・・とか。

すっかりコーエン兄弟の術中に嵌って、カリカチュアされた中からにじみ出る映画愛に胸を熱くする映画です。
映画人の映画愛と観客の映画愛は立ち位置は違っても、根本は変わらない、そんな心に訴えかけてきます。

1951年ハリウッド、華やかな夢の工場。
映画製作をめぐる小ネタがばかばかしくも上質で、フランシス・マクドーマンドやティルダ・スウィントンが時代の雰囲気むんむんで強烈な個性を見せてくれますし、ジョージ・クルーニーの大重量の軽みという突き抜けたバカぶりがお見事。
豪華俳優陣の、出番は多くはないが、その魅力を引き出す力が素晴らしい。
夢の工場で作られるハリウッドの売る夢、スカーレット・ヨハンソン、アルデン・エーレンライク、あるある感がいっぱい。
チャニング・テイタムの当時のミュージカルシーンには嬉しさに高揚します。
そんな彼が、実は〜、という当時のハリウッドの内情を描いた荒唐無稽にも妙なおかしさが、ストーリーの大もとはここにつながってくるのだけれど。


そういう表の顔のスターたちを裏で束ねている何でも屋、がジョシュ・ブローリン、夢を売る映画界も彼のような陰で支える人物があってこそ。
それでも押し寄せる時代の波に、心揺らぐときもある。
もっと楽な仕事もあるだろう、ではなぜこの世界にとどまるのか・・・・
ジョシュ・ブローリン、当代きってのスターたちを束ね、堂々たる主役です。
行間こもごも、ちゃんとテーマはあるが、当然野暮な演出はしません。

「映画とは作り話だ」、その作り話に人生を懸ける、人生は虚構だ、その虚構を信じればまた真実、という何やら切なさまで感じる、やはりコーエン兄弟の映画は見逃せない。

イメージ 1

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    1・・・(*゚▽゚*)

    1kurage

    2016/5/20(金) 午前 9:53

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    家族のことを思うと、転職をした方がいいのかな?迷っている姿の助手が可愛かったですが、一転してジョージへのビンタが、爽快でした(^^)
    くすくす笑いが止まらない楽しく、映画愛に満ちた作品でしたね。
    豪華キャストを贅沢に使う監督ならではでした。
    TBお願いします。

    atts1964

    2016/5/20(金) 午前 10:18

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    この映画、映画館でトレイラーをみたとき、みたい〜っておもったんですよ。だってエスター・ウィリアムズみたいだったりジーン・ケリーみたいだったり、大好きな50年代ハリウッド映画のオマージュみたいだし、コーエン兄弟だし。ちょうど日本旅行出発をひかえていて、どうにも映画館にいけなくて、見逃しました(涙)でも絶対機会があったらみます!待ち遠しい^^

    Shoko

    2016/5/20(金) 午後 1:41

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    盛り込まれた様々な要素、しっかり楽しませていただきました!個人的にはF・マクドーマンドとR・ファインズのシーンが受けました
    TBさせてくださいね。

    アンダンテ

    2016/5/20(金) 午後 3:04

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    未見なので斜め読みしました。俄然観たくなりました。

    シーラカンス

    2016/5/20(金) 午後 3:35

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  • > クラゲさんへ
    ナイスありがとうございます、面白かったですよ。
    今日は中之島バラ園へ行ってきました、スケッチの方もたくさんいらっしゃいました。

    じゃむとまるこ

    2016/5/20(金) 午後 7:40

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  • > atts1964さんへ
    ロッキード社ですね〜、おーー!ロッキードなんて思ってしまいました。
    あのビンタ、ちょっと胸が熱くなりましたね。
    どのシーンも映画的魅力にあふれ、魅力的でしたね〜。

    じゃむとまるこ

    2016/5/20(金) 午後 7:48

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  • > Shokoさんへ
    これはおすすめです!
    ぜひぜひご覧ください。

    じゃむとまるこ

    2016/5/20(金) 午後 7:49

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  • > アンダンテさんへ
    どのシーンも魅力的でしたが、フランシス・マクドーマンドには笑えましたね。
    この映画は予想通り、好みでした。
    TBありがとうございます、私の方からもお願いいたします。

    じゃむとまるこ

    2016/5/20(金) 午後 7:53

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  • > shi_rakansuさんへ
    巷の評価は低いようですが、自信を持っておすすめいたします。
    ぜひぜひご覧ください。あ

    じゃむとまるこ

    2016/5/20(金) 午後 7:56

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  • へぇ〜、評価低いんですか?!判らないもんですねぇ.
    私は大好き!映画愛に溢れまくってますよね.ジョシュがよい仕事に声がかかっても辞められない映画への愛がみっちり描かれていますよね♪トラバさせて下さいね.

    チャコティ副長

    2016/5/21(土) 午後 11:18

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  • > チャコティ副長さんへ
    そうなんですよ、コーエン兄弟の映画で、この豪華キャスト、大阪のTOHOでは100席くらいの箱半分も埋まっていませんでした。
    映画愛に溢れています、が、大人の映画ですね。
    TBありがとうございます、私の方からもお願いいたします。

    じゃむとまるこ

    2016/5/21(土) 午後 11:25

    返信する
  • 私も当然、期待してたので、わざとここへは来ませんでした。Yahoo!も、「見えないようにしていた」(笑)のに、さっき「見えて」しまって、ええい!読んでしまえ!って、思って、読みました。さすが!じゃむまるさん。映画愛の同士よ! 当然でんがな! わたいも★五つ!だけど、レビューが遅れているのは、「それなり」リキをいれているからです。『マクベス』、『シビル・ウォー:キャプテンアメリカ』『ヘイル、シーザー』と続けて観たとも! あれですね、『ヘイル』は、結構上級者向けなんですね。だって、あの頃、ニューディール政策とかで、独占禁止法が、ハリウッドでは大目に見られていたからの「黄金期」なんです。そこを踏まえないと、おおかたのレビューにあるように、「イマイチの喜劇」になってしまうんです。それにしても、往復ビンタ!よくぞやってくれました!です(笑)。あと、マクドーマンドですね、ああいう役はやりたいですね〜!!!(つづく)

    vraifleurbleu39

    2016/5/23(月) 午後 4:28

    返信する
  • (つづき)
    「観ずに死ねるか」!です。あ、ダンナがいま、おフランス旅行中なので、私も朝から映画三昧でした(爆)。
    ところで、あの橋下が、また、米兵暴行事件で、「やっぱ風俗必要」てなことを言ったらしいですね。何往復ビンタ?!

    vraifleurbleu39

    2016/5/23(月) 午後 4:29

    返信する
  • > 山下さんへ
    「マクベス」はちょっと残念でした、予想はしていたんですが。
    「キャプテンアメリカ」はシリーズ全く観ていないので、いまさら観てもね〜、です。
    「ヘイル・シーザー」びっくりするほど評価が低いですね、日本人にひねったジョークは無理ってところがあるのでしょうか?
    マクドーマンドは傑作でしたね。

    橋下ね〜、米兵様のために日本人女性を用意しろ、とは、終戦直後の自虐ですね。
    風俗が必要と思うならアメリカから連れてこいってなものですが・・・それ以前に女性蔑視完全アウトですがね〜、この考えを良しとする高齢者けっこういるのですよ。

    東京都知事、どこのアンケートか知りませんけど・・・なってほしい人、1番橋下、2番東国原らしいですよ

    じゃむとまるこ

    2016/5/23(月) 午後 7:07

    返信する
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    余計なことを考えず、ハリウッドを楽しんでしまうと良いですね。
    間抜けなジョージ・クルーニーが何とも愛しく、ジョシュ・ブローリンがきちんと締める作品だったと思います。

    やっくるママ

    2016/6/10(金) 午後 9:56

    返信する
  • > やっくるママさんへ

    映画友さんのお話ではレイフ・ファインズさんの役、女性映画の巨匠ジョージ・キューカーさんらしいです、ウィキで調べたらやっぱりそうで、似てはいないのですがダンディでしかも何やら・・・な所やはり。
    キューカーさんはゲイだったんですね、なので女性の”美”を見出す眼力はただならぬものがあったようです。
    そのあたりレイフ・ファインズさん上手かったですね。
    みんな映画が好きなんだよ・・という、ニマニマ笑える映画でした。

    じゃむとまるこ

    2016/6/10(金) 午後 10:42

    返信する

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